2017/07/30(日) - 09:13
イタリアンバイクブランド、カレラより18年モデルより新たにラインアップに加わったミドルグレードエアロロード「TD01-AIR」をインプレッション。エアロ性能を追求したデザインを細部まで盛り込みながら、24万円というプライスを実現した1台を紹介しよう。
ジロ・デ・イタリアでのマリアローザ着用経験もあるダビデ・ボイファーヴァ氏と、名門チーム”イノックスプラン”にも所属していたルチアーノ・バラキ氏によって設立されたカレラ。1989年に設立された同社は、自転車文化の盛んなイタリアに拠点を置き、まわりの老舗ブランドに比べ歴史こそ浅いものの、通算500勝を超えるプロレースでの優勝を誇る生粋のレーシングブランドである。
カーボンが自転車の素材として使われ始めた時代に、他社に先駆けアルミのカーボンバックフレームを開発したり、曲線を多用した独創的なフォルムが特徴的なフィブラを発表したりと、革新的なシステムやデザインを積極的に取り入れてきたカレラ。そんな同社が近年積極的に取り組んでいるカテゴリーの一つがエアロバイクだ。ミドルグレードにまでエアロ形状を落とし込んだ新作が今回インプレッションを行った「TD01-AIR」である。
モデル名のTDは優れた空力性能を発揮する形状である「TearDrop(ティアドロップ)」のイニシャル。その名の通り、各所にエアロフォルムを纏ったTD01-AIRは同社エアロロードラインアップのボトムラインを担いつつも、上位モデルであるERAKLE AIRにも似たルックスに仕上がっている。
まず注目したいのが直線的な造形をメインに使用した、いかにもエアロロードといったフレーム形状だろう。ホリゾンタルのトップチューブと小さくまとめられたリア三角という近年のエアロロードのトレンドを反映した形状で、ミドルレンジとは感じさせない高級感のあるデザインとなっている。
チューブにはティアドロップ形状の後端を切り落としたカムテール断面を各所に使用。シートポストにまでカムテール形状を用いたのは同ブランドでは今作が初となる試みだ。またキャリパー剛性とともに空力性能の向上にも効果があるダイレクトマウントブレーキや、フォーククラウンとヘッドチューブ下部のインテグレーテッドデザイン、シートポストの固定にはフレーム内蔵の臼タイプを使用するなど細かいエアロへの配慮も忘れていない。
フレーム素材はMRC MR 60 40Tカーボンを3Kで織り上げた高弾性カーボンを使用。BB部分やヘッドチューブのベアリング受けもフルカーボンで成形することで軽量化を進めている。なおかつエアロロードにありがちな硬い乗り味のバイクにならないよう、リアバックとBB部のカーボン積層を煮詰めることで乗りやすい剛性バランスを目指したのもトピックだ。
チューブの交点を下げコンパクトなリア三角を実現するシートステーは、縦方向に扁平化され振動吸収性能を高める設計に。なおかつシートステーに直接装着されるダイレクトマウントブレーキを採用することで、ブレーキブリッジは廃されており、よりシートステーの変形量を大きくし快適性を追求している。反対に、駆動力を司るチェーンステーはパワー伝達効率を上げるために太くマッシブなデザインが採用されている。
フロントフォークは厚みを持たせ剛性を高めつつ、ストレート形状とすることでレーシーなハンドリングを追求している。BBはプレスフィットタイプを採用。イタリアンブランドらしい洒落たカラーリングも特徴で、フォークからダウンチューブ、シートチューブ、シートステーに渡って1本のラインが繋がったグラフィックとなっている。
今回はA8-142 MATTカラーのフレームにDURA-ACE R9100をアッセンブルしたテストバイクを用意。ホイールにはカンパニョーロのBORA ULTRA 50を組み合わせる。優れた性能と魅力的なプライスを実現したイタリアンレーシングブランドの新モデルTD01-AIR。それではインプレッションに移ろう。
― インプレッション
「上級グレードかと思わせる高級感のあるデザインが魅力」鈴木卓史(スポーツバイクファクトリー北浦和スズキ)
2018年モデルとして新たに登場したミドルグレードバイクですが、上級グレードかなと思わせるデザインで高級感があります。ですが、実際に乗ってみると剛性が高いわけではなく、扱いやすいレベルに仕上がっていますね。その上、エアロフォルムでありながらダンシング時の振りが軽いのも特徴的です。
一般的にエアロデザインを採用したフレームと言うのは剛性が高めに仕上がってしまうものですが、このフレームは誰でも扱いやすい剛性バランスに収まっています。ハイエンドフレームと比べると、反応性や加速性という面では穏やかで、24万円という価格を考えれば妥当な性能だと感じました。
ミドルグレードではありますが、重量に関しては思った以上に軽い印象を受けました。今回は軽量なホイールを装着していましたので、その影響もあるかもしれませんが、それを差し引いても走りの軽さというのは体感できますね。一見エアロフォルムで平地を巡航するような走りに特化しているように見えますが、登りなども含めたコースでオールラウンドに使用できる走行性能を有しています。
少し荒れた路面も走ってみたのですが、快適性も高く振動を抑えてくれる印象でした。フレーム全体でバイブレーションを抑えてくれるようなイメージですかね。カーボン素材そのものの振動吸収性もあると思いますし、コンパクトな後ろ三角のフレーム造形も関係しているように思います。ですので路面からの突き上げ感は少なめですね。
レーシーな見た目ですが、この乗り味であればロングライドにも使用できますし、サーキットで行われるエンデューロにも良いでしょう。バランス良く様々なシーンで使用できるので、ロードバイクで何がしたいか、まだ目的がはっきりしない方にもいいと思います。デザインが好みで購入してもいいですね。
この性能で24万円というプライスは非常にコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。30万円台でも納得できる完成度ですね。シマノ105組のアルミ完成車を購入した方が、次のステップのカーボンバイクとして狙うのにいいグレード帯です。コンポーネントやホイールを持っている方の組み換え候補としても良いと思います。
「非常に乗りやすくオールラウンドに使用できる扱いやすさが印象的」三宅尚徳(カミハギサイクル 緑店)
エアロフォルムを身に纏ったバイクですが、非常に乗りやすくオールラウンドに使用できる扱いやすさが印象的ですね。その上でエアロロードらしい空力性能もしっかりあるので、スピードを維持しやすく、巡航性能も高いです。
ミドルグレードのバイクですから、トップモデルのバイクと比べてしまうと踏み込んだときの反応に少しだけ遅れを感じる部分もありますが、20万円台のフレームということを考えると妥当だと思います。むしろ40Tハイモジュラスカーボンを使用しているのもあり、上位モデルと似た雰囲気の踏み味を実現できているので、レーシングフレームとして完成度は高いですね。
フロント部の振動吸収性能に関してはダイレクトに路面状況が伝わってくるような印象です。ストレ―トフォークがロードインフォメーションを手に取るように伝えてくれますので、人によってはそれが嫌だと感じることもあるかもしれませんが、レースをする方にとってはより直感的なバイク操作を可能にさせてくれると思います。
一方リア部分はシートステーが細身にできており、しなることで快適性を増す設計になっています。なおかつダイレクトマウントブレーキを採用し、シートステーのブリッジを省略することで、柔軟性を高め乗り心地を向上させているように感じます。フロント部の突き上げ感をリアでいなしているような印象ですね。
様々なシーンに使用できる走行性能を有していますが、エアロロード寄りのオールラウンドモデルといった立ち位置ですので、サーキットで行われるエンデューロイベントなどには最適でしょう。エアロ性能を活かしつつ、高速巡航を楽しめます。純粋なヒルクライムイベントなどでは軽量バイクと比べればフレームの重さが少しだけ気になるところではありますが、価格を鑑みれば相応といったところですね。
レーシングバイクとしての基本性能は十分ですので、やはりレースで使用するのがオススメですね。100km以内の厳しいコースプロフィールでその真価を発揮すると思います。コストパフォーマンスも非常に高いので、クリテリウムなどのリスクのあるレースで乗り倒すような使い方もアリではないでしょうか。
カレラ TD01-AIR
フレーム素材:MRC MR 60 40Tカーボン
カラー:A8-142 MATT、A8-143 GLOSSY、A8-144 MATT、A8-145 GLOSSY
サイズ:XS(470mm)、S(500mm)、M(520mm)、L(540mm)、XL(570mm)
価格:240,000円(税抜)
インプレッションライダーのプロフィール
鈴木卓史(スポーツバイクファクトリー北浦和スズキ)
スポーツバイクファクトリー北浦和スズキの店長兼代表取締役を務める。大手自転車ショップで修行を積んだ後、独立し現在の店舗を構える。週末はショップのお客さんとのライドやトライアスロンに力を入れている。「買ってもらった方に自転車を長く続けてもらう」ことをモットーに、ポジションやフィッティングを追求すると同時に、ツーリングなどのイベントを開催することで走る場を提供し、ユーザーに満足してもらうことを第一に考える。
CWレコメンドショップページ
ショップHP
三宅尚徳(カミハギサイクル 緑店)
名古屋市緑区にあるカミハギサイクル 緑店店長。お店はロードバイク始め、クロスバイクやトライアスロンバイクとオンロードに重きを置いて展開。ショップスタッフとして10年以上の経歴になり、長年フィッティングを担当していた経験を元に、お客さんにマッチしたバイク選びやセッティングのアドバイスを提供している。ポタリングやツーリングを好み、よりエントリー層に近い目線での接客を心がける。
CWレコメンドショップページ
ショップHP
ウェア協力:ルコックスポルティフ
ヘルメット協力:ジロ
アイウェア協力:ボレー
text:Kosuke.Kamata
photo:Makoto.AYANO
ジロ・デ・イタリアでのマリアローザ着用経験もあるダビデ・ボイファーヴァ氏と、名門チーム”イノックスプラン”にも所属していたルチアーノ・バラキ氏によって設立されたカレラ。1989年に設立された同社は、自転車文化の盛んなイタリアに拠点を置き、まわりの老舗ブランドに比べ歴史こそ浅いものの、通算500勝を超えるプロレースでの優勝を誇る生粋のレーシングブランドである。
カーボンが自転車の素材として使われ始めた時代に、他社に先駆けアルミのカーボンバックフレームを開発したり、曲線を多用した独創的なフォルムが特徴的なフィブラを発表したりと、革新的なシステムやデザインを積極的に取り入れてきたカレラ。そんな同社が近年積極的に取り組んでいるカテゴリーの一つがエアロバイクだ。ミドルグレードにまでエアロ形状を落とし込んだ新作が今回インプレッションを行った「TD01-AIR」である。
モデル名のTDは優れた空力性能を発揮する形状である「TearDrop(ティアドロップ)」のイニシャル。その名の通り、各所にエアロフォルムを纏ったTD01-AIRは同社エアロロードラインアップのボトムラインを担いつつも、上位モデルであるERAKLE AIRにも似たルックスに仕上がっている。
まず注目したいのが直線的な造形をメインに使用した、いかにもエアロロードといったフレーム形状だろう。ホリゾンタルのトップチューブと小さくまとめられたリア三角という近年のエアロロードのトレンドを反映した形状で、ミドルレンジとは感じさせない高級感のあるデザインとなっている。
チューブにはティアドロップ形状の後端を切り落としたカムテール断面を各所に使用。シートポストにまでカムテール形状を用いたのは同ブランドでは今作が初となる試みだ。またキャリパー剛性とともに空力性能の向上にも効果があるダイレクトマウントブレーキや、フォーククラウンとヘッドチューブ下部のインテグレーテッドデザイン、シートポストの固定にはフレーム内蔵の臼タイプを使用するなど細かいエアロへの配慮も忘れていない。
フレーム素材はMRC MR 60 40Tカーボンを3Kで織り上げた高弾性カーボンを使用。BB部分やヘッドチューブのベアリング受けもフルカーボンで成形することで軽量化を進めている。なおかつエアロロードにありがちな硬い乗り味のバイクにならないよう、リアバックとBB部のカーボン積層を煮詰めることで乗りやすい剛性バランスを目指したのもトピックだ。
チューブの交点を下げコンパクトなリア三角を実現するシートステーは、縦方向に扁平化され振動吸収性能を高める設計に。なおかつシートステーに直接装着されるダイレクトマウントブレーキを採用することで、ブレーキブリッジは廃されており、よりシートステーの変形量を大きくし快適性を追求している。反対に、駆動力を司るチェーンステーはパワー伝達効率を上げるために太くマッシブなデザインが採用されている。
フロントフォークは厚みを持たせ剛性を高めつつ、ストレート形状とすることでレーシーなハンドリングを追求している。BBはプレスフィットタイプを採用。イタリアンブランドらしい洒落たカラーリングも特徴で、フォークからダウンチューブ、シートチューブ、シートステーに渡って1本のラインが繋がったグラフィックとなっている。
今回はA8-142 MATTカラーのフレームにDURA-ACE R9100をアッセンブルしたテストバイクを用意。ホイールにはカンパニョーロのBORA ULTRA 50を組み合わせる。優れた性能と魅力的なプライスを実現したイタリアンレーシングブランドの新モデルTD01-AIR。それではインプレッションに移ろう。
― インプレッション
「上級グレードかと思わせる高級感のあるデザインが魅力」鈴木卓史(スポーツバイクファクトリー北浦和スズキ)
2018年モデルとして新たに登場したミドルグレードバイクですが、上級グレードかなと思わせるデザインで高級感があります。ですが、実際に乗ってみると剛性が高いわけではなく、扱いやすいレベルに仕上がっていますね。その上、エアロフォルムでありながらダンシング時の振りが軽いのも特徴的です。
一般的にエアロデザインを採用したフレームと言うのは剛性が高めに仕上がってしまうものですが、このフレームは誰でも扱いやすい剛性バランスに収まっています。ハイエンドフレームと比べると、反応性や加速性という面では穏やかで、24万円という価格を考えれば妥当な性能だと感じました。
ミドルグレードではありますが、重量に関しては思った以上に軽い印象を受けました。今回は軽量なホイールを装着していましたので、その影響もあるかもしれませんが、それを差し引いても走りの軽さというのは体感できますね。一見エアロフォルムで平地を巡航するような走りに特化しているように見えますが、登りなども含めたコースでオールラウンドに使用できる走行性能を有しています。
少し荒れた路面も走ってみたのですが、快適性も高く振動を抑えてくれる印象でした。フレーム全体でバイブレーションを抑えてくれるようなイメージですかね。カーボン素材そのものの振動吸収性もあると思いますし、コンパクトな後ろ三角のフレーム造形も関係しているように思います。ですので路面からの突き上げ感は少なめですね。
レーシーな見た目ですが、この乗り味であればロングライドにも使用できますし、サーキットで行われるエンデューロにも良いでしょう。バランス良く様々なシーンで使用できるので、ロードバイクで何がしたいか、まだ目的がはっきりしない方にもいいと思います。デザインが好みで購入してもいいですね。
この性能で24万円というプライスは非常にコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。30万円台でも納得できる完成度ですね。シマノ105組のアルミ完成車を購入した方が、次のステップのカーボンバイクとして狙うのにいいグレード帯です。コンポーネントやホイールを持っている方の組み換え候補としても良いと思います。
「非常に乗りやすくオールラウンドに使用できる扱いやすさが印象的」三宅尚徳(カミハギサイクル 緑店)
エアロフォルムを身に纏ったバイクですが、非常に乗りやすくオールラウンドに使用できる扱いやすさが印象的ですね。その上でエアロロードらしい空力性能もしっかりあるので、スピードを維持しやすく、巡航性能も高いです。
ミドルグレードのバイクですから、トップモデルのバイクと比べてしまうと踏み込んだときの反応に少しだけ遅れを感じる部分もありますが、20万円台のフレームということを考えると妥当だと思います。むしろ40Tハイモジュラスカーボンを使用しているのもあり、上位モデルと似た雰囲気の踏み味を実現できているので、レーシングフレームとして完成度は高いですね。
フロント部の振動吸収性能に関してはダイレクトに路面状況が伝わってくるような印象です。ストレ―トフォークがロードインフォメーションを手に取るように伝えてくれますので、人によってはそれが嫌だと感じることもあるかもしれませんが、レースをする方にとってはより直感的なバイク操作を可能にさせてくれると思います。
一方リア部分はシートステーが細身にできており、しなることで快適性を増す設計になっています。なおかつダイレクトマウントブレーキを採用し、シートステーのブリッジを省略することで、柔軟性を高め乗り心地を向上させているように感じます。フロント部の突き上げ感をリアでいなしているような印象ですね。
様々なシーンに使用できる走行性能を有していますが、エアロロード寄りのオールラウンドモデルといった立ち位置ですので、サーキットで行われるエンデューロイベントなどには最適でしょう。エアロ性能を活かしつつ、高速巡航を楽しめます。純粋なヒルクライムイベントなどでは軽量バイクと比べればフレームの重さが少しだけ気になるところではありますが、価格を鑑みれば相応といったところですね。
レーシングバイクとしての基本性能は十分ですので、やはりレースで使用するのがオススメですね。100km以内の厳しいコースプロフィールでその真価を発揮すると思います。コストパフォーマンスも非常に高いので、クリテリウムなどのリスクのあるレースで乗り倒すような使い方もアリではないでしょうか。
カレラ TD01-AIR
フレーム素材:MRC MR 60 40Tカーボン
カラー:A8-142 MATT、A8-143 GLOSSY、A8-144 MATT、A8-145 GLOSSY
サイズ:XS(470mm)、S(500mm)、M(520mm)、L(540mm)、XL(570mm)
価格:240,000円(税抜)
インプレッションライダーのプロフィール
鈴木卓史(スポーツバイクファクトリー北浦和スズキ)
スポーツバイクファクトリー北浦和スズキの店長兼代表取締役を務める。大手自転車ショップで修行を積んだ後、独立し現在の店舗を構える。週末はショップのお客さんとのライドやトライアスロンに力を入れている。「買ってもらった方に自転車を長く続けてもらう」ことをモットーに、ポジションやフィッティングを追求すると同時に、ツーリングなどのイベントを開催することで走る場を提供し、ユーザーに満足してもらうことを第一に考える。
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三宅尚徳(カミハギサイクル 緑店)
名古屋市緑区にあるカミハギサイクル 緑店店長。お店はロードバイク始め、クロスバイクやトライアスロンバイクとオンロードに重きを置いて展開。ショップスタッフとして10年以上の経歴になり、長年フィッティングを担当していた経験を元に、お客さんにマッチしたバイク選びやセッティングのアドバイスを提供している。ポタリングやツーリングを好み、よりエントリー層に近い目線での接客を心がける。
CWレコメンドショップページ
ショップHP
ウェア協力:ルコックスポルティフ
ヘルメット協力:ジロ
アイウェア協力:ボレー
text:Kosuke.Kamata
photo:Makoto.AYANO
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