2017/07/17(月) - 19:40
今回のプロバイク特集では、未だ情報が明らかにされていないラピエールの新型AIRCODEを紹介。大幅に生まれ変わった、スプリンターやルーラーに愛される次代のエアロロードだ。
第4ステージの集団スプリントで勝利し、当初マイヨヴェール争いに名乗りを上げたアルノー・デマール(フランス)らエフデジの選手たちが平坦ステージで駆るのが、ラピエールの新型AIRCODE。従来モデルから大幅な進化を遂げ、ツール・ド・フランスで投入された未発表モデルだ。
前作からの大きな違いが、よりボリュームを増したシートチューブ周辺のフォルムだろう。リアホイールに沿ってリアブレーキ部分までシートチューブが後方に伸びており、その様子はTTバイクのようだ。その他シートポストはエアロ断面に生まれ変わり、ブレーキはダイレクトマウントに変更されているものの、最近のエアロロードバイクに採用されているような専用(orディスク)ブレーキやワイヤー内装ハンドル/ステムなどは使われておらず、コンサバティブな設計はレース現場での整備性を重視するヨーロッパブランドならではか。
ラピエールはエース級選手に対してスペシャルペイントのフレームを渡しており、例えばティボー・ピノ(フランス)には従来使っているブルーカモフラを、アルテュール・ヴィショ(フランス)は赤青白のフレンチトリコロールカモフラを、デマールは他メンバーと違いブルー部分をメタリックに、ロゴをホワイトに変更したフレームを渡した他、マイヨヴェールを獲得した後は蛍光グリーンのスペシャルバイクを投入した。
シマノヨーロッパが長年サポートしているチームだけに、R9150系DURA-ACEもしくはPROのパーツ類でまとめられている。ただしデマールは深いポジションを実現するために、ロゴを消したFSA製のステムを投入していた。シーズン当初、サドルとバーテープはフィジークだったものの、今ツールではPRO製バーテープに改められている。タイヤはコンチネンタルのCOMPETITION PRO LTD(25c)で、ボトルとボトルケージはエリート。
新型AIRCODEはまだ未発表であるものの、当然UCI認証リストには載っているため情報公開は間も無くだと思われる。各種数値や価格にも期待したい。
text:So.Isobe
photo:Makoto.Ayano
第4ステージの集団スプリントで勝利し、当初マイヨヴェール争いに名乗りを上げたアルノー・デマール(フランス)らエフデジの選手たちが平坦ステージで駆るのが、ラピエールの新型AIRCODE。従来モデルから大幅な進化を遂げ、ツール・ド・フランスで投入された未発表モデルだ。
前作からの大きな違いが、よりボリュームを増したシートチューブ周辺のフォルムだろう。リアホイールに沿ってリアブレーキ部分までシートチューブが後方に伸びており、その様子はTTバイクのようだ。その他シートポストはエアロ断面に生まれ変わり、ブレーキはダイレクトマウントに変更されているものの、最近のエアロロードバイクに採用されているような専用(orディスク)ブレーキやワイヤー内装ハンドル/ステムなどは使われておらず、コンサバティブな設計はレース現場での整備性を重視するヨーロッパブランドならではか。
ラピエールはエース級選手に対してスペシャルペイントのフレームを渡しており、例えばティボー・ピノ(フランス)には従来使っているブルーカモフラを、アルテュール・ヴィショ(フランス)は赤青白のフレンチトリコロールカモフラを、デマールは他メンバーと違いブルー部分をメタリックに、ロゴをホワイトに変更したフレームを渡した他、マイヨヴェールを獲得した後は蛍光グリーンのスペシャルバイクを投入した。
シマノヨーロッパが長年サポートしているチームだけに、R9150系DURA-ACEもしくはPROのパーツ類でまとめられている。ただしデマールは深いポジションを実現するために、ロゴを消したFSA製のステムを投入していた。シーズン当初、サドルとバーテープはフィジークだったものの、今ツールではPRO製バーテープに改められている。タイヤはコンチネンタルのCOMPETITION PRO LTD(25c)で、ボトルとボトルケージはエリート。
新型AIRCODEはまだ未発表であるものの、当然UCI認証リストには載っているため情報公開は間も無くだと思われる。各種数値や価格にも期待したい。
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