2017/06/19(月) - 09:55
ツール・ド・スイスを締めくくる28.6kmの個人TTでBMCレーシングがトップスリーを独占。ローハン・デニス(オーストラリア、BMCレーシング)が2勝目を飾り、シモン・スピラク(スロベニア、カチューシャ・アルペシン)が自身2度目の総合優勝を達成した。
前日に引き続きスタートとフィニッシュ地点はスイス北部のシャフハウゼンの町。ツール・ド・スイスを締めくくるのは28.6kmの個人タイムトライアルだ。後半にかけて高低差200mの登りを含むアップダウンコースで再びオーストラリアのTTナショナルチャンピオンがトップタイムをマークした。
中間計測ポイントでトップタイムを連発したローハン・デニス(オーストラリア、BMCレーシング)は、それまで暫定トップを維持していたライアン・ミューレン(アイルランド、キャノンデール・ドラパック)のタイムを2分近く更新。チームメイトのシュテファン・キュング(スイス、BMCレーシング)が好ペースで走ったものの、デニスのトップタイムには29秒届かなかった。
ダミアーノ・カルーゾ(イタリア、BMCレーシング)に対して52秒、ステフェン・クライスヴァイク(オランダ、ロットNLユンボ)に対して1分08秒の総合リードで最終個人TTを迎えたスピラクは第1計測ポイントでデニスから僅か7秒遅れというハイペースでスタート。後半にかけて失速したスピラクはカルーゾにタイムを奪われる結果となったが、総合リードを守りきるには十分なステージ5位の成績で競技を終えた。
デニス、キュング、カルーゾのBMC三人衆が最終個人TTのトップスリーを独占。初日の個人TTに続く2勝目を飾ったデニスは「28.6kmにわたる苦痛だった。今日はペース配分が勝利につながったと思う。極力エアロダイナミックなポジションをキープして平地をやり過ごし、登りでペースを上げたんだ。厳しいロードステージと落車の影響で完調とは言えない状態だったけど、家に帰らず最終日まで走りきった甲斐があった」とコメント。落車で幕を閉じたジロ・デ・イタリアから見事に復活を遂げた。
安定した走りでライバルたちを寄せ付けなかったスピラクは2015年に続く2度目の総合優勝を達成。「予想よりもずっと難しいTTだった。朝に試走したものの午後になって気温が上がったので苦戦したよ。毎年このスイスでは気温が自分の最大になるけど、今回はうまく対処することができた。チームメイトたちと達成した2度目の総合優勝。1週間にわたってチームは全力でサポートしてくれた」と、暑さを克服しながらの勝利を振り返る。
ランプレ時代の2010年にはツール・ド・ロマンディでも総合優勝を果たしている30歳のスピラク。「次はシーズン第2の目標レースであるツール・ド・ポローニュに集中したい。グランツールには2014年以降出場していないけど、これは自分の意向なんだ。もちろんツール・ド・フランスでステージ優勝したり世界チャンピオンになる夢はあるけど、自分には6〜10日間のステージレースが合っている」と、今後もグランツールではなく中規模のステージレースに照準を合わせる。
前日に引き続きスタートとフィニッシュ地点はスイス北部のシャフハウゼンの町。ツール・ド・スイスを締めくくるのは28.6kmの個人タイムトライアルだ。後半にかけて高低差200mの登りを含むアップダウンコースで再びオーストラリアのTTナショナルチャンピオンがトップタイムをマークした。
中間計測ポイントでトップタイムを連発したローハン・デニス(オーストラリア、BMCレーシング)は、それまで暫定トップを維持していたライアン・ミューレン(アイルランド、キャノンデール・ドラパック)のタイムを2分近く更新。チームメイトのシュテファン・キュング(スイス、BMCレーシング)が好ペースで走ったものの、デニスのトップタイムには29秒届かなかった。
ダミアーノ・カルーゾ(イタリア、BMCレーシング)に対して52秒、ステフェン・クライスヴァイク(オランダ、ロットNLユンボ)に対して1分08秒の総合リードで最終個人TTを迎えたスピラクは第1計測ポイントでデニスから僅か7秒遅れというハイペースでスタート。後半にかけて失速したスピラクはカルーゾにタイムを奪われる結果となったが、総合リードを守りきるには十分なステージ5位の成績で競技を終えた。
デニス、キュング、カルーゾのBMC三人衆が最終個人TTのトップスリーを独占。初日の個人TTに続く2勝目を飾ったデニスは「28.6kmにわたる苦痛だった。今日はペース配分が勝利につながったと思う。極力エアロダイナミックなポジションをキープして平地をやり過ごし、登りでペースを上げたんだ。厳しいロードステージと落車の影響で完調とは言えない状態だったけど、家に帰らず最終日まで走りきった甲斐があった」とコメント。落車で幕を閉じたジロ・デ・イタリアから見事に復活を遂げた。
安定した走りでライバルたちを寄せ付けなかったスピラクは2015年に続く2度目の総合優勝を達成。「予想よりもずっと難しいTTだった。朝に試走したものの午後になって気温が上がったので苦戦したよ。毎年このスイスでは気温が自分の最大になるけど、今回はうまく対処することができた。チームメイトたちと達成した2度目の総合優勝。1週間にわたってチームは全力でサポートしてくれた」と、暑さを克服しながらの勝利を振り返る。
ランプレ時代の2010年にはツール・ド・ロマンディでも総合優勝を果たしている30歳のスピラク。「次はシーズン第2の目標レースであるツール・ド・ポローニュに集中したい。グランツールには2014年以降出場していないけど、これは自分の意向なんだ。もちろんツール・ド・フランスでステージ優勝したり世界チャンピオンになる夢はあるけど、自分には6〜10日間のステージレースが合っている」と、今後もグランツールではなく中規模のステージレースに照準を合わせる。
H3
ツール・ド・スイス2017第9ステージ結果
ステージ成績
1位 | ローハン・デニス(オーストラリア、BMCレーシング) | 0:36:31 |
2位 | シュテファン・キュング(スイス、BMCレーシング) | 0:00:29 |
3位 | ダミアーノ・カルーゾ(イタリア、BMCレーシング) | 0:00:47 |
4位 | ヨン・イサギレ(スペイン、バーレーン・メリダ) | 0:00:51 |
5位 | シモン・スピラク(スロベニア、カチューシャ・アルペシン) | |
6位 | ステフェン・クライスヴァイク(オランダ、ロットNLユンボ) | 0:00:54 |
7位 | マルク・ソレル(スペイン、モビスター) | 0:00:58 |
8位 | ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、アージェードゥーゼール) | 0:01:00 |
9位 | ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング) | 0:01:02 |
10位 | パトリック・ベヴィン(ニュージーランド、キャノンデール・ドラパック) | 0:01:04 |
個人総合成績
1位 | シモン・スピラク(スロベニア、カチューシャ・アルペシン) | 28:37:11 |
2位 | ダミアーノ・カルーゾ(イタリア、BMCレーシング) | 0:00:48 |
3位 | ステフェン・クライスヴァイク(オランダ、ロットNLユンボ) | 0:01:08 |
4位 | ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、アージェードゥーゼール) | 0:02:37 |
5位 | ルイ・コスタ(ポルトガル、UAEチームエミレーツ) | 0:03:09 |
6位 | ヨン・イサギレ(スペイン、バーレーン・メリダ) | 0:03:51 |
7位 | マティアス・フランク(スイス、アージェードゥーゼール) | 0:04:00 |
8位 | マルク・ソレル(スペイン、モビスター) | 0:04:14 |
9位 | ミケル・ニエベ(スペイン、チームスカイ) | 0:04:47 |
10位 | ペリョ・ビルバオ(スペイン、アスタナ) | 0:05:30 |
ポイント賞
1位 | ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ) | 37pts |
2位 | ダミアーノ・カルーゾ(イタリア、BMCレーシング) | 25pts |
3位 | シュテファン・キュング(スイス、BMCレーシング) | 21pts |
山岳賞
1位 | ラーセ・ノーマンハンセン(デンマーク、アクアブルースポート) | 54pts |
2位 | ニック・ファンデルライク(オランダ、ルームポット) | 45pts |
3位 | ダミアーノ・カルーゾ(イタリア、BMCレーシング) | 31pts |
スイスライダー賞
1位 | マティアス・フランク(スイス、アージェードゥーゼール) | 28:41:11 |
2位 | ミヒャエル・シェア(スイス、BMCレーシング) | 0:30:39 |
3位 | シュテファン・キュング(スイス、BMCレーシング) | 0:50:37 |
チーム総合成績
1位 | アージェードゥーゼール | 86:12:42 |
2位 | モビスター | 0:03:36 |
3位 | カチューシャ・アルペシン | 0:18:37 |
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