2017/03/12(日) - 10:34
序盤ステージの横風で総合チャンスを失ったリッチー・ポート(オーストラリア、BMCレーシング)がクイーンステージで有言実行の優勝。総合成績にもシャッフルがかかり、セルジオルイス・エナオ(コロンビア、チームスカイ)が首位に立った。
最終日を翌日に控えた第7ステージは今大会のクイーンステージ。レースの終着地ニースをスタートし、1級山岳ヴァンス峠(9.7㎞/6.6%)を越えて内陸の山岳地帯に歩み入る。残り37km地点に位置する1級山岳サンマルタン峠(7.5㎞/7.2%)を越えると、大会史上最も高い場所となる標高1,678mの1級山岳クイヨール峠(15.1㎞/7.1%)の登坂がスタート。177kmコースの獲得標高差は4,000mの大台だ。
1級山岳ヴァンス峠で形成されたアクセル・ドモン(フランス、アージェードゥーゼール)やリリアン・カルメジャーヌ(フランス、ディレクトエネルジー)を含む逃げグループが5分リードで先行。状況が大きく変わらないままレースは後半の山岳地帯に入る。
独走に持ち込んだカルメジャーヌが1級山岳サンマルタン峠に単独で挑む中、メイン集団からは総合18位のヤコブ・フルサング(デンマーク、アスタナ)が攻撃を仕掛けた。フルサングはカルメジャーヌを除く逃げグループに追いついたものの、メイン集団に追いつかれてしまう。メイン集団から1分リードで1級山岳サンマルタン峠をクリアしたカルメジャーヌは山岳賞トップに立った。
メイン集団からカウンターアタックで飛び出したディエゴ・ウリッシ(イタリア、UAEチームエミレーツ)やシリル・ゴティエ(フランス、アージェードゥーゼール)らが先頭カルメジャーヌを捉え、そのまま最後の1級山岳クイヨール峠に突入。しかしチームスカイが率いるメイン集団が後方から猛烈な勢いで迫り、上り前半で逃げはすべて吸収される。
チームスカイのフィリップ・ダイグナン(アイルランド)、セバスティアン・エナオ(コロンビア)、ミケル・ニエベ(スペイン)の3名が強力なペースを作ると、前日のステージ優勝者で総合8位につけるサイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット)や総合2位トニー・ガロパン(フランス、ロット・ソウダル)が相次いで脱落する。
続いてヤルリンソン・パンタノ(コロンビア、トレック・セガフレード)がさらにもう一段ペースを上げると、ついに総合首位ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ)が遅れ始めた。「スタートの時点で今日は厳しい戦いになることが分かっていた。沿道からの熱い声援が力になったし、全力を尽くした」と語るアラフィリップが歯を食いしばり、苦悶の表情を浮かべながら登坂を続けたが、総合ライバルたちの背中は遠ざかっていった。
パンタノのペースは強力で、イルヌール・ザカリン(ロシア、カチューシャ・アルペシン)やゴルカ・イサギレ(スペイン、モビスター)も犠牲に。やがて先頭はパンタノ、アルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード)、セルジオルイス・エナオ(コロンビア、チームスカイ)、ダニエル・マーティン(アイルランド、クイックステップフロアーズ)、ホン・イサギレ(スペイン、バーレーン・メリダ)、ポート、フルサングに絞り込まれた。
残り5kmでパンタノが下がるといよいよエースの間の戦いに。総合争いに関係しないフルサングとポートが揺さぶりのアタックを仕掛け、数回目の加速を成功させたポートが残り3kmから独走。総合争いに徹したコンタドールとエナオが互いの様子を伺いながらポートを追走した。
沿道に雪が残る寒々しい峠道を単独で駆け上がったポートが勝利。力強いダンシングでエナオを振り切ったコンタドールが21秒差のステージ2位に入り、マーティンとエナオが32秒差でフィニッシュに飛び込んだ。
第2ステージの横風による集団分裂で事実上総合争いから脱落したポート。自身が住むモナコに近いプロヴァンスのクイーンステージで勝機をつかんだ。「試走も済ませていたし、この上りのことはよく知っていた。この標高(1,678m)まで上ることができたのも天候のおかげ。総合上位の選手たちが自分を追う必要がなかったとは言え、残り3kmは地獄のような苦しさだった」と振り返る。
「今週初めに災難(横風による脱落)があったので、この勝利の喜びは一段と大きい。信頼してアシストを続けてくれたチームメイトには脱帽だ。自分が好きなこのレースで成績を残す満足感は言葉で表現しにくい。今シーズンは新しいトレーニングコーチをつけていて、今日は自分の登坂力が世界トップクラスであることを確認できたよ」。ポートはオールラウンダーの中で最多となる今シーズン4勝目。総合12位まで順位を上げている。
総合上位陣の中で最も早く1級山岳クイヨール峠の頂上にやってきたコンタドールは「今日のステージは昨日よりも自分向きだった。パンタノが素晴らしい働きを見せてくれた。彼の強力なペースアップが集団を破壊し、セレクションをかけてくれたんだ」と、今シーズンから新たにタッグを組むパンタノを讃える。
「ステージ優勝を狙うべきか総合成績に集中すべきか悩んでいると、その躊躇の隙を突いてリッチー(ポート)がアタックした。彼のアタックは強力で、誰も追いつけないと判断して総合ライバルたちの動きに集中。マーティンやエナオを引き離すことができたし、脚の感覚もとても良いので満足しているよ」と、総合3位にジャンプアップしたコンタドールは語る。
グランツールレーサーに肩を並べる走りでステージ3位に入ったマーティンは「冬場のトレーニングは完璧だったものの、2月に体調を崩してしまい、思うようなトレーニングができていなかった。だから今日のパフォーマンスには自分でも驚いている。まだ戦いは終わっていないので明日の最終ステージに向けてリカバリーしないと。まだ総合逆転のチャンスは残されている」とコメント。トップと30秒差の総合2位につけている。
そして、リーダージャージはエナオの手に。チームスカイのニコラ・ポルタル監督は「コロンビア選手権の勝利からも分かるように、彼のコンディションはとても良かった。苦しいキャリアを経験した彼にとってこの成功は何物にも代えがたいはず」とコロンビアンクライマーの活躍を喜ぶ。チームスカイは過去5年間で4度総合優勝を飾っており、大会3連覇に王手をかけた。
この日、ポイント賞トップのアルノー・デマール(フランス、エフデジ)は途中リタイア。総合1位から総合5位まで順位を下げたアラフィリップがポイント賞トップに返り咲いている。
パリ〜ニース2017第7ステージ結果
1位 リッチー・ポート(オーストラリア、BMCレーシング) 5h01'35"
2位 アルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード) +21"
3位 ダニエル・マーティン(アイルランド、クイックステップフロアーズ) +32"
4位 セルジオルイス・エナオ(コロンビア、チームスカイ)
5位 ホン・イサギレ(スペイン、バーレーン・メリダ) +55"
6位 ヤコブ・フルサング(デンマーク、アスタナ) +1'07"
7位 ピエール・ラトゥール(フランス、アージェードゥーゼール) +1'11"
8位 イルヌール・ザカリン(ロシア、カチューシャ・アルペシン) +1'21"
9位 マルク・ソレール(スペイン、モビスター)
10位 ゴルカ・イサギレ(スペイン、モビスター)
13位 ワレン・バルギル(フランス、サンウェブ) +2'17"
14位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ) +2'40"
19位 トニー・ガロパン(フランス、ロット・ソウダル) +4'04"
21位 サイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット) +4'20"
個人総合成績
1位 セルジオルイス・エナオ(コロンビア、チームスカイ) 27h01'15"
2位 ダニエル・マーティン(アイルランド、クイックステップフロアーズ) +30"
3位 アルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード) +31"
4位 ゴルカ・イサギレ(スペイン、モビスター) +1'00"
5位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ) +1'22"
6位 イルヌール・ザカリン(ロシア、カチューシャ・アルペシン) +1'34"
7位 ホン・イサギレ(スペイン、バーレーン・メリダ) +1'41"
8位 トニー・ガロパン(フランス、ロット・ソウダル) +3'22"
9位 ワレン・バルギル(フランス、サンウェブ) +4'07"
10位 サイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット) +4'39"
ポイント賞
1位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ) 36pts
2位 ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、トレック・セガフレード) 30pts
3位 アルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード) 27pts
山岳賞
1位 リリアン・カルメジャーヌ(フランス、ディレクトエネルジー) 42pts
2位 アクセル・ドモン(フランス、アージェードゥーゼール) 32pts
3位 セルジオルイス・エナオ(コロンビア、チームスカイ) 19pts
ヤングライダー賞
1位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ)27h02'37"
2位 サイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット) +3'17"
3位 サム・オーメン(オランダ、サンウェブ) +17'53"
チーム総合成績
1位 クイックステップフロアーズ 81h16'27"
2位 チームスカイ +10'40"
3位 トレック・セガフレード +25'43"
text:Kei Tsuji
photo:TDWsport
最終日を翌日に控えた第7ステージは今大会のクイーンステージ。レースの終着地ニースをスタートし、1級山岳ヴァンス峠(9.7㎞/6.6%)を越えて内陸の山岳地帯に歩み入る。残り37km地点に位置する1級山岳サンマルタン峠(7.5㎞/7.2%)を越えると、大会史上最も高い場所となる標高1,678mの1級山岳クイヨール峠(15.1㎞/7.1%)の登坂がスタート。177kmコースの獲得標高差は4,000mの大台だ。
1級山岳ヴァンス峠で形成されたアクセル・ドモン(フランス、アージェードゥーゼール)やリリアン・カルメジャーヌ(フランス、ディレクトエネルジー)を含む逃げグループが5分リードで先行。状況が大きく変わらないままレースは後半の山岳地帯に入る。
独走に持ち込んだカルメジャーヌが1級山岳サンマルタン峠に単独で挑む中、メイン集団からは総合18位のヤコブ・フルサング(デンマーク、アスタナ)が攻撃を仕掛けた。フルサングはカルメジャーヌを除く逃げグループに追いついたものの、メイン集団に追いつかれてしまう。メイン集団から1分リードで1級山岳サンマルタン峠をクリアしたカルメジャーヌは山岳賞トップに立った。
メイン集団からカウンターアタックで飛び出したディエゴ・ウリッシ(イタリア、UAEチームエミレーツ)やシリル・ゴティエ(フランス、アージェードゥーゼール)らが先頭カルメジャーヌを捉え、そのまま最後の1級山岳クイヨール峠に突入。しかしチームスカイが率いるメイン集団が後方から猛烈な勢いで迫り、上り前半で逃げはすべて吸収される。
チームスカイのフィリップ・ダイグナン(アイルランド)、セバスティアン・エナオ(コロンビア)、ミケル・ニエベ(スペイン)の3名が強力なペースを作ると、前日のステージ優勝者で総合8位につけるサイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット)や総合2位トニー・ガロパン(フランス、ロット・ソウダル)が相次いで脱落する。
続いてヤルリンソン・パンタノ(コロンビア、トレック・セガフレード)がさらにもう一段ペースを上げると、ついに総合首位ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ)が遅れ始めた。「スタートの時点で今日は厳しい戦いになることが分かっていた。沿道からの熱い声援が力になったし、全力を尽くした」と語るアラフィリップが歯を食いしばり、苦悶の表情を浮かべながら登坂を続けたが、総合ライバルたちの背中は遠ざかっていった。
パンタノのペースは強力で、イルヌール・ザカリン(ロシア、カチューシャ・アルペシン)やゴルカ・イサギレ(スペイン、モビスター)も犠牲に。やがて先頭はパンタノ、アルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード)、セルジオルイス・エナオ(コロンビア、チームスカイ)、ダニエル・マーティン(アイルランド、クイックステップフロアーズ)、ホン・イサギレ(スペイン、バーレーン・メリダ)、ポート、フルサングに絞り込まれた。
残り5kmでパンタノが下がるといよいよエースの間の戦いに。総合争いに関係しないフルサングとポートが揺さぶりのアタックを仕掛け、数回目の加速を成功させたポートが残り3kmから独走。総合争いに徹したコンタドールとエナオが互いの様子を伺いながらポートを追走した。
沿道に雪が残る寒々しい峠道を単独で駆け上がったポートが勝利。力強いダンシングでエナオを振り切ったコンタドールが21秒差のステージ2位に入り、マーティンとエナオが32秒差でフィニッシュに飛び込んだ。
第2ステージの横風による集団分裂で事実上総合争いから脱落したポート。自身が住むモナコに近いプロヴァンスのクイーンステージで勝機をつかんだ。「試走も済ませていたし、この上りのことはよく知っていた。この標高(1,678m)まで上ることができたのも天候のおかげ。総合上位の選手たちが自分を追う必要がなかったとは言え、残り3kmは地獄のような苦しさだった」と振り返る。
「今週初めに災難(横風による脱落)があったので、この勝利の喜びは一段と大きい。信頼してアシストを続けてくれたチームメイトには脱帽だ。自分が好きなこのレースで成績を残す満足感は言葉で表現しにくい。今シーズンは新しいトレーニングコーチをつけていて、今日は自分の登坂力が世界トップクラスであることを確認できたよ」。ポートはオールラウンダーの中で最多となる今シーズン4勝目。総合12位まで順位を上げている。
総合上位陣の中で最も早く1級山岳クイヨール峠の頂上にやってきたコンタドールは「今日のステージは昨日よりも自分向きだった。パンタノが素晴らしい働きを見せてくれた。彼の強力なペースアップが集団を破壊し、セレクションをかけてくれたんだ」と、今シーズンから新たにタッグを組むパンタノを讃える。
「ステージ優勝を狙うべきか総合成績に集中すべきか悩んでいると、その躊躇の隙を突いてリッチー(ポート)がアタックした。彼のアタックは強力で、誰も追いつけないと判断して総合ライバルたちの動きに集中。マーティンやエナオを引き離すことができたし、脚の感覚もとても良いので満足しているよ」と、総合3位にジャンプアップしたコンタドールは語る。
グランツールレーサーに肩を並べる走りでステージ3位に入ったマーティンは「冬場のトレーニングは完璧だったものの、2月に体調を崩してしまい、思うようなトレーニングができていなかった。だから今日のパフォーマンスには自分でも驚いている。まだ戦いは終わっていないので明日の最終ステージに向けてリカバリーしないと。まだ総合逆転のチャンスは残されている」とコメント。トップと30秒差の総合2位につけている。
そして、リーダージャージはエナオの手に。チームスカイのニコラ・ポルタル監督は「コロンビア選手権の勝利からも分かるように、彼のコンディションはとても良かった。苦しいキャリアを経験した彼にとってこの成功は何物にも代えがたいはず」とコロンビアンクライマーの活躍を喜ぶ。チームスカイは過去5年間で4度総合優勝を飾っており、大会3連覇に王手をかけた。
この日、ポイント賞トップのアルノー・デマール(フランス、エフデジ)は途中リタイア。総合1位から総合5位まで順位を下げたアラフィリップがポイント賞トップに返り咲いている。
パリ〜ニース2017第7ステージ結果
1位 リッチー・ポート(オーストラリア、BMCレーシング) 5h01'35"
2位 アルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード) +21"
3位 ダニエル・マーティン(アイルランド、クイックステップフロアーズ) +32"
4位 セルジオルイス・エナオ(コロンビア、チームスカイ)
5位 ホン・イサギレ(スペイン、バーレーン・メリダ) +55"
6位 ヤコブ・フルサング(デンマーク、アスタナ) +1'07"
7位 ピエール・ラトゥール(フランス、アージェードゥーゼール) +1'11"
8位 イルヌール・ザカリン(ロシア、カチューシャ・アルペシン) +1'21"
9位 マルク・ソレール(スペイン、モビスター)
10位 ゴルカ・イサギレ(スペイン、モビスター)
13位 ワレン・バルギル(フランス、サンウェブ) +2'17"
14位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ) +2'40"
19位 トニー・ガロパン(フランス、ロット・ソウダル) +4'04"
21位 サイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット) +4'20"
個人総合成績
1位 セルジオルイス・エナオ(コロンビア、チームスカイ) 27h01'15"
2位 ダニエル・マーティン(アイルランド、クイックステップフロアーズ) +30"
3位 アルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード) +31"
4位 ゴルカ・イサギレ(スペイン、モビスター) +1'00"
5位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ) +1'22"
6位 イルヌール・ザカリン(ロシア、カチューシャ・アルペシン) +1'34"
7位 ホン・イサギレ(スペイン、バーレーン・メリダ) +1'41"
8位 トニー・ガロパン(フランス、ロット・ソウダル) +3'22"
9位 ワレン・バルギル(フランス、サンウェブ) +4'07"
10位 サイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット) +4'39"
ポイント賞
1位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ) 36pts
2位 ジョン・デゲンコルブ(ドイツ、トレック・セガフレード) 30pts
3位 アルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード) 27pts
山岳賞
1位 リリアン・カルメジャーヌ(フランス、ディレクトエネルジー) 42pts
2位 アクセル・ドモン(フランス、アージェードゥーゼール) 32pts
3位 セルジオルイス・エナオ(コロンビア、チームスカイ) 19pts
ヤングライダー賞
1位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ)27h02'37"
2位 サイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット) +3'17"
3位 サム・オーメン(オランダ、サンウェブ) +17'53"
チーム総合成績
1位 クイックステップフロアーズ 81h16'27"
2位 チームスカイ +10'40"
3位 トレック・セガフレード +25'43"
text:Kei Tsuji
photo:TDWsport