トレックの軽量ヒルクライムバイク「ÉMONDA(エモンダ) SLR」に、今シーズンからトレック・セガフレードに加入したアルベルト・コンタドールを称えるスペシャルペイントが施された限定モデルが登場した。



トレック ÉMONDA SLR Alberto Contador Grand Tour Celebraciónトレック ÉMONDA SLR Alberto Contador Grand Tour Celebración (c)トレック・ジャパン
2007年のツール・ド・フランス、2008年のジロ・デ・イタリアとブエルタ・ア・エスパーニャで総合優勝し、史上5人目となるグランツール完全制覇達成者となったアルベルト・コンタドール(スペイン)。昨年所属していたチームティンコフは解散となり、今シーズンからトレック・セガフレードに加入し、バイクもトレックにスイッチしている。

今回、3大ツールを制した経験のある偉大なるサイクリストの加入を記念してとりわけ登りに強いコンタドールに合わせ、トレックの軽量ヒルクライムバイクである「ÉMONDA SLR」にスペシャルペイントモデルが登場。実際にコンタドールも使用するものと同じグラフィックが施された限定モデルとなる。

フレーム内側沿ってレッド、ピンク、イエローのグラデーションカラーが施されるフレーム内側沿ってレッド、ピンク、イエローのグラデーションカラーが施される (c)トレック・ジャパントップチューブ裏にはチームのスローガンである「go and Take It(トップチューブ裏にはチームのスローガンである「go and Take It( (c)トレック・ジャパン


ペイントテーマはトレックのグラフィックデザイナーにより、3つのグランツールそれぞれのレースで象徴となるカラーリングと建造物、そしてコンタドール自身が最も大切にしている指針が文字として描かれたものになる。

カラーリングはホワイトのベースに、グランツールでのリーダージャージの色であるレッド、ピンク、イエローの3色で彩られた。シートチューブには、下からミラノのデュオモ(大聖堂)、マドリードのシベーレス広場、パリのエッフェル塔、コンタドールの故郷であるスペインのピントに経つ塔と、グランツールを象徴する歴史的な建築物が繊細なアートとして表現されている。

そのグラフィックに合わせて入る文字は「Querer es poder」。スペイン語で「意志あるところに道は拓ける」という意味をもつこの言葉は、コンタドール自身が自分を表す言葉として選んだものだ。

シートチューブにはグランツールをモチーフとしたグラフィックが入るシートチューブにはグランツールをモチーフとしたグラフィックが入る (c)トレック・ジャパンフロントフォークの裏側にも入るグラデーションカラーフロントフォークの裏側にも入るグラデーションカラー (c)トレック・ジャパン


「Alberto Contador Grand Tour Celebración」と名付けられたこちらのスペシャルペイントモデルは、トレックのカスタムバイクプログラム「Project One」にて選択可能となっている。対象となるモデルは「ÉMONDA SLR」のみだ。ÉMONDAシリーズの最上位グレードとなり、重量は690gの超軽量フレームに仕上がったモデルとなっている。

Project Oneではコンポーネントの種類やジオメトリー、付随するパーツまで細かく変更が可能となっており、その選択に応じて金額も変わってくる。こちらのスペシャルモデルは最低価格870,000円(税込)~の金額だ。期間限定販売となるため、気になる方は早めにチェックしてほしい。取り扱いはトレック・ジャパン。




トレック ÉMONDA SLR Alberto Contador Grand Tour Celebración
モデル:ÉMONDA SLR 9、ÉMONDA SLR 8、ÉMONDA SLR 6
価 格:870,000円(税込)~

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