2017/03/09(木) - 09:24
パリ〜ルーベに代表される石畳やグラベルロードへの耐久性を増し、外幅30mmという超ワイドリムを採用することでワイドタイヤ装着時の空力を向上させたディスクブレーキ用カーボンエアロホイール「SES4.5 AR DISC」がエンヴィより新登場。前後でリムハイトを変え、UCIワールドチームであるディメンションデータとの共同開発で生み出された意欲作だ。
アメリカ・ユタ州に居を構えるカーボン専業のサイクルパーツブランド、エンヴィ。創業は2007年と歴史は浅いメーカーながら、高い品質を誇るカーボンパーツはコアなサイクリストを魅了し、世界中に多くのファンを持つカリスマパーツブランドである。
そんな同社から今回新たに登場したホイールが「SES4.5AR DISC」。リム幅30mmの超ワイドリムを採用しディスクブレーキに対応させることで、昨今流行のグラベルロードやディスクロードでの使用を想定したモデルだ。パヴェでの走行やグラベルライドで使用される太いタイヤ幅とリム幅を近づけ、リム面とタイヤサイドウォール面をフラットにすることで空気抵抗を軽減。石畳等のオフロードでも優れたエアロダイナミクスと高い走破性を発揮するように開発された革新的なアイテムであり、名称の「AR」は「All Road」、つまりありとあらゆる路面で使えることを意味している。
クリンチャー/チューブレスモデルとチューブラーモデルがラインアップされ、それぞれのタイヤに合わせリム形状を最適化。特に、クリンチャー/チューブレスモデルでは従来のリムで設けられたビードフックが廃されることでタイヤとリムの密着度を上げ、チューブレスでの運用時に空気漏れを起こりにくくしている。そうすることで常に最適な空気圧を保つことができるという設計だ。
リムにはエンヴィ独自のモールド成形技術を使用。通常、スポークホールはリムを成形後ドリルによって穴を開けるものがほとんどだが、同社は最初から穴をあけた状態のリムを成形している。これによりカーボン繊維が切断されず、ホール周辺もカーボンが連続した状態で成形されるため、それぞれのスポークホール強度を高めることができる。結果として非常に高耐久なリムとなり、高いスポークテンションをかけられることで高強度・高精度なホイールが完成する。
またリムの成型時に内部で膨らみカーボン素材を型に押し付けるブラダと呼ばれる物がある。通常このブラダは成型後リム内部に残ってしまうが、エンヴィではこれを取り外し可能な素材にし、リム内から抜き取ることで軽量化と高品質を実現している。
前後のホイールで異なる断面形状・リムハイトに設計することでそれぞれの役割を明確にし、空力性能の最適化を図る「Smart ENVE System(SES)」も導入。フロントはリムハイト49mmで全体的にボリュームある造形となり、リアは55mmのハイトでスマートな形状を採用することで、横風からの影響を小さくしエアロ性能を向上させている。
使用が推奨されるタイヤ幅はクリンチャー/チューブレスモデルであれば28mm、チューブラーモデルであれば30mmとなっており、グラベルライドやシクロクロスでの使用に最適化されている。ハブのタイプが選択でき、DTスイス(セット価格370,000円)とクリスキング(セット価格430,000円)の2種類が用意される。取り扱いはアメアスポーツジャパン。
エンヴィ SES4.5AR DISC
リム素材:カーボン
リムハイト:フロント49mm、リア55mm
リム外幅:フロント31mm、リア30.5mm
リム重量(クリンチャー):フロント440g、リア450g
ホール数:24
価格:370,000円(DTスイスハブ前後セット)
430,000円(クリスキングハブ前後セット)
アメリカ・ユタ州に居を構えるカーボン専業のサイクルパーツブランド、エンヴィ。創業は2007年と歴史は浅いメーカーながら、高い品質を誇るカーボンパーツはコアなサイクリストを魅了し、世界中に多くのファンを持つカリスマパーツブランドである。
そんな同社から今回新たに登場したホイールが「SES4.5AR DISC」。リム幅30mmの超ワイドリムを採用しディスクブレーキに対応させることで、昨今流行のグラベルロードやディスクロードでの使用を想定したモデルだ。パヴェでの走行やグラベルライドで使用される太いタイヤ幅とリム幅を近づけ、リム面とタイヤサイドウォール面をフラットにすることで空気抵抗を軽減。石畳等のオフロードでも優れたエアロダイナミクスと高い走破性を発揮するように開発された革新的なアイテムであり、名称の「AR」は「All Road」、つまりありとあらゆる路面で使えることを意味している。
クリンチャー/チューブレスモデルとチューブラーモデルがラインアップされ、それぞれのタイヤに合わせリム形状を最適化。特に、クリンチャー/チューブレスモデルでは従来のリムで設けられたビードフックが廃されることでタイヤとリムの密着度を上げ、チューブレスでの運用時に空気漏れを起こりにくくしている。そうすることで常に最適な空気圧を保つことができるという設計だ。
リムにはエンヴィ独自のモールド成形技術を使用。通常、スポークホールはリムを成形後ドリルによって穴を開けるものがほとんどだが、同社は最初から穴をあけた状態のリムを成形している。これによりカーボン繊維が切断されず、ホール周辺もカーボンが連続した状態で成形されるため、それぞれのスポークホール強度を高めることができる。結果として非常に高耐久なリムとなり、高いスポークテンションをかけられることで高強度・高精度なホイールが完成する。
またリムの成型時に内部で膨らみカーボン素材を型に押し付けるブラダと呼ばれる物がある。通常このブラダは成型後リム内部に残ってしまうが、エンヴィではこれを取り外し可能な素材にし、リム内から抜き取ることで軽量化と高品質を実現している。
前後のホイールで異なる断面形状・リムハイトに設計することでそれぞれの役割を明確にし、空力性能の最適化を図る「Smart ENVE System(SES)」も導入。フロントはリムハイト49mmで全体的にボリュームある造形となり、リアは55mmのハイトでスマートな形状を採用することで、横風からの影響を小さくしエアロ性能を向上させている。
使用が推奨されるタイヤ幅はクリンチャー/チューブレスモデルであれば28mm、チューブラーモデルであれば30mmとなっており、グラベルライドやシクロクロスでの使用に最適化されている。ハブのタイプが選択でき、DTスイス(セット価格370,000円)とクリスキング(セット価格430,000円)の2種類が用意される。取り扱いはアメアスポーツジャパン。
エンヴィ SES4.5AR DISC
リム素材:カーボン
リムハイト:フロント49mm、リア55mm
リム外幅:フロント31mm、リア30.5mm
リム重量(クリンチャー):フロント440g、リア450g
ホール数:24
価格:370,000円(DTスイスハブ前後セット)
430,000円(クリスキングハブ前後セット)
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