2016/08/27(土) - 10:14
デローザの2017ラインアップより「SK Pininfarina」「KING XS」「IDOL」という3種類のレーシングモデルをピックアップ。フレームデザインとグラフィックが調和した、イタリアンブランドならではの艶めかしい仕上がりとなっている。
デローザ SK Pininfarina
85年以上もの歴史を誇り、フェラーリのスポーツカーから2006年トリノ五輪の聖火台まで、幅広い品目を手がけ、デザインと機能を兼ね備えるプロダクトを世に送り出してきた「ピニンファリーナ」。このイタリア最大の工業デザイナー集団と、デローザとのタッグにより誕生したのが「SK Pininfarina」である。2016シーズンからNIPPOヴィー二ファンティーニにメインバイクの1つとして供給され、ダミアーノ・クネゴ(イタリア)や山本元喜らの走りを支えている。
その開発コンセプトは「Aerodynamic、Fast、Elegant」。ホリゾンタルスタイルのロードバイク然としたフォルムは、風洞実験施設でのテスト結果に、ピニンファリーナとデローザの両社が持つデザインのノウハウを組み合わせることで誕生したもの。優れた空力性能を持ちながらも、イタリアンバイクらしい気品を兼ね備えた1台となっている。
フレーム素材には60T、40T、30T、24Tという4グレードのカーボンを適材適所に配置。成型には、3Dプリントによる特別な樹脂製インナーモールドを用いた「Inner Mold Tooling」法を用いる。BBシェルにはBB86規格を採用することでシェル幅を目一杯拡幅し、ペダリング剛性を強化。下側1-1/4インチのテーパードヘッドチューブや、制動力に優れるダイレクトマウントブレーキは、デローザの長所である高速ダウンヒルやカーブでの安定感に貢献している。
2017年モデルではカラーバリエーションが増加。イタリア本国などでは2016年からラインアップされていたRed Fuoco GlossyとBlack Terra Mattが新たに加わり、6カラーでの展開となる。いずれも、フレーム形状を引き立てるシンプルなカラーリングと繊細な塗り分けが施されており、老若男女を問わないビジュアルに仕上がっている。
販売はフレームセットにて行われ、サイズは46、48、50、52、54、56の6種類をラインアップ。最小サイズ46はトップチューブ長は503mmと、女性サイクリストを含む小柄なライダーでも乗車可能だ。
デローザ SK Pininfarina(フレームセット)
フレーム素材:60T、40T、30T、24Tカーボン
BBシェル:BB86
サイズ:46、48、50、52、54、56
カラー:Red Fuoco Glossy、Black Terra Matt、Blue Black Glossy、White Black Glossy、Black Red Matt、Blue Gold Glossy(日本限定)
価 格:348,000円(税別)
デローザ KING XS
2001年に初代が登場して以来、ハイエンドレーシングモデルの1つとして数々のプロに愛用されてきた「KING」シリーズ。歴代モデルの特長である優れた運動性能に、空力性能や快適性をミックスさせたのが、6代目にあたる「KING XS」だ。
フレーム設計上の特徴は、他に先駆けていち早くダイレクトマウントブレーキを採用したことにある。フロントは、フォークショルダー周りのインテグレーテッド設計と合わせて空気抵抗を低減。リアはBB下にマウント位置を移動することによってシートステーの柔軟性が高まり、衝撃吸収性やトラクション性能が向上。もちろん、制動力も強化されている。
素材には、T1000、T800、XN10という3種類の厳選されたカーボンを採用し、これを適材適所に組み合わせている。BB386規格のボリューミーなBBシェルや左右非対称設計のチェーンステー、下側1-1/4"のテーパードヘッドチューブとあわせて、プロレベルのライダーに対応する優れた走行性能を実現した。
2017年モデルでは、フレームのグラフィックが大きく変更となり、パッチのような塗り分けがユニークな、デザイン性高い仕上がりとなっている。カラーはBord White Glossy、Black Black Matt、Lime Black Glossyの3種類だ。販売はフレームセットにて行われ、9サイズが用意される。
デローザ KING XS(フレームセット)
フレーム素材:T1000、T800、XN10
BBシェル:BB386
サイズ:41.7SL、45SL、47SL、49SL、51SL、53SL、55SL、57SL、59SL
カラー:Bord White Glossy、Black Black Matt、Lime Black Glossy
価 格:410,000円(税別)
デローザ IDOL
デローザのミドルグレードを牽引するモデルとして人気を集める「IDOL」は、2014年に現行の3代目が登場してから初めてグラフィックが大幅変更に。曲線を多用したフレームワークが人気を集めた初代IDOLを思い起こさせるシンプルなカラーリングとなった。
フレーム素材はT1000とT800の2種類のハイモジュラスカーボンで、これを7:3の割合でミックス。モノコック構造やBB386規格の採用、下側1‐1/4インチのテーパードヘッドチューブなどと合わせて、剛性と軽量性を両立。同時に、初代IDOLに倣ってトップチューブやシートステーをベンドさせることで衝撃吸収性を高めている。
IDOLはフレームセットと完成車で販売され、ともにサイズは6種類が用意される。フレームセットはWhite Black Glossy、Blue Black Glossy、Red Black Glossy(日本限定)、Black Flou Pink Matt(日本限定)の4色での展開となる。
完成車はカンパニョーロのパーツで組み上げられており、新型コンポーネント「POTENZA」と、35mmハイトのセミエアロホイール「SIROCCO35」をアッセンブル。カラーはBlack Terra Mattだ。
デローザ IDOL
フレーム素材:T1000(70%)、T800(30%)
BBシェル:BB386
サイズ:47SL、49.5SL、52SL、54.5SL、57SL、59.5SL
カラー:White Black Glossy、Blue Black Glossy、Black Terra Matt、Red Black Glossy(日本限定)、Black Flou Pink Matt(日本限定)
税抜価格:
フレームセット 268,000円(カラーはBlack Terra Mattを除く4種類)
カンパニョーロ POTENZA+SIROCCO35 420,000円(カラーはBlack Terra Mattの1種類)
photo:So.Isobe, Makoto.AYANO
デローザ SK Pininfarina
85年以上もの歴史を誇り、フェラーリのスポーツカーから2006年トリノ五輪の聖火台まで、幅広い品目を手がけ、デザインと機能を兼ね備えるプロダクトを世に送り出してきた「ピニンファリーナ」。このイタリア最大の工業デザイナー集団と、デローザとのタッグにより誕生したのが「SK Pininfarina」である。2016シーズンからNIPPOヴィー二ファンティーニにメインバイクの1つとして供給され、ダミアーノ・クネゴ(イタリア)や山本元喜らの走りを支えている。
その開発コンセプトは「Aerodynamic、Fast、Elegant」。ホリゾンタルスタイルのロードバイク然としたフォルムは、風洞実験施設でのテスト結果に、ピニンファリーナとデローザの両社が持つデザインのノウハウを組み合わせることで誕生したもの。優れた空力性能を持ちながらも、イタリアンバイクらしい気品を兼ね備えた1台となっている。
フレーム素材には60T、40T、30T、24Tという4グレードのカーボンを適材適所に配置。成型には、3Dプリントによる特別な樹脂製インナーモールドを用いた「Inner Mold Tooling」法を用いる。BBシェルにはBB86規格を採用することでシェル幅を目一杯拡幅し、ペダリング剛性を強化。下側1-1/4インチのテーパードヘッドチューブや、制動力に優れるダイレクトマウントブレーキは、デローザの長所である高速ダウンヒルやカーブでの安定感に貢献している。
2017年モデルではカラーバリエーションが増加。イタリア本国などでは2016年からラインアップされていたRed Fuoco GlossyとBlack Terra Mattが新たに加わり、6カラーでの展開となる。いずれも、フレーム形状を引き立てるシンプルなカラーリングと繊細な塗り分けが施されており、老若男女を問わないビジュアルに仕上がっている。
販売はフレームセットにて行われ、サイズは46、48、50、52、54、56の6種類をラインアップ。最小サイズ46はトップチューブ長は503mmと、女性サイクリストを含む小柄なライダーでも乗車可能だ。
デローザ SK Pininfarina(フレームセット)
フレーム素材:60T、40T、30T、24Tカーボン
BBシェル:BB86
サイズ:46、48、50、52、54、56
カラー:Red Fuoco Glossy、Black Terra Matt、Blue Black Glossy、White Black Glossy、Black Red Matt、Blue Gold Glossy(日本限定)
価 格:348,000円(税別)
デローザ KING XS
2001年に初代が登場して以来、ハイエンドレーシングモデルの1つとして数々のプロに愛用されてきた「KING」シリーズ。歴代モデルの特長である優れた運動性能に、空力性能や快適性をミックスさせたのが、6代目にあたる「KING XS」だ。
フレーム設計上の特徴は、他に先駆けていち早くダイレクトマウントブレーキを採用したことにある。フロントは、フォークショルダー周りのインテグレーテッド設計と合わせて空気抵抗を低減。リアはBB下にマウント位置を移動することによってシートステーの柔軟性が高まり、衝撃吸収性やトラクション性能が向上。もちろん、制動力も強化されている。
素材には、T1000、T800、XN10という3種類の厳選されたカーボンを採用し、これを適材適所に組み合わせている。BB386規格のボリューミーなBBシェルや左右非対称設計のチェーンステー、下側1-1/4"のテーパードヘッドチューブとあわせて、プロレベルのライダーに対応する優れた走行性能を実現した。
2017年モデルでは、フレームのグラフィックが大きく変更となり、パッチのような塗り分けがユニークな、デザイン性高い仕上がりとなっている。カラーはBord White Glossy、Black Black Matt、Lime Black Glossyの3種類だ。販売はフレームセットにて行われ、9サイズが用意される。
デローザ KING XS(フレームセット)
フレーム素材:T1000、T800、XN10
BBシェル:BB386
サイズ:41.7SL、45SL、47SL、49SL、51SL、53SL、55SL、57SL、59SL
カラー:Bord White Glossy、Black Black Matt、Lime Black Glossy
価 格:410,000円(税別)
デローザ IDOL
デローザのミドルグレードを牽引するモデルとして人気を集める「IDOL」は、2014年に現行の3代目が登場してから初めてグラフィックが大幅変更に。曲線を多用したフレームワークが人気を集めた初代IDOLを思い起こさせるシンプルなカラーリングとなった。
フレーム素材はT1000とT800の2種類のハイモジュラスカーボンで、これを7:3の割合でミックス。モノコック構造やBB386規格の採用、下側1‐1/4インチのテーパードヘッドチューブなどと合わせて、剛性と軽量性を両立。同時に、初代IDOLに倣ってトップチューブやシートステーをベンドさせることで衝撃吸収性を高めている。
IDOLはフレームセットと完成車で販売され、ともにサイズは6種類が用意される。フレームセットはWhite Black Glossy、Blue Black Glossy、Red Black Glossy(日本限定)、Black Flou Pink Matt(日本限定)の4色での展開となる。
完成車はカンパニョーロのパーツで組み上げられており、新型コンポーネント「POTENZA」と、35mmハイトのセミエアロホイール「SIROCCO35」をアッセンブル。カラーはBlack Terra Mattだ。
デローザ IDOL
フレーム素材:T1000(70%)、T800(30%)
BBシェル:BB386
サイズ:47SL、49.5SL、52SL、54.5SL、57SL、59.5SL
カラー:White Black Glossy、Blue Black Glossy、Black Terra Matt、Red Black Glossy(日本限定)、Black Flou Pink Matt(日本限定)
税抜価格:
フレームセット 268,000円(カラーはBlack Terra Mattを除く4種類)
カンパニョーロ POTENZA+SIROCCO35 420,000円(カラーはBlack Terra Mattの1種類)
photo:So.Isobe, Makoto.AYANO
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