2016/08/01(月) - 09:40
イタリア・ミラノ郊外を拠点とするバイクブランドのクォータより2017モデルが発表された。その中から、唯一の新機種となる「K-ALL ROAD DISC LFS」をピックアップ。ディスクブレーキや大きなタイヤクリアランスを備え、様々な用途に対応したトレンドのエンデュランスロードを紹介しよう。
今回登場した「K-ALL ROAD DISC LFS」は、ALL ROADの名が表す通り舗装路、林道、グラベルといった様々な路面に対応するフルカーボン製のエンデュランスロード。休日のモーニングライドから200kmを超えるロングライド、近場の林道探索、通勤通学まで、あらゆる用途をカバーする懐の深さが特徴の1台だ。
快適性やトラクション性能を担うのはフレーム上部。クォータバイクの特徴の1つにトップチューブが太いことが挙げられるが、K-ALL ROAD DISC LFSでは振動吸収性を優先して、薄い扁平形状とし、さらに緩やかなベンドを与えている。シートステーも薄い扁平形状としながら、ブリッジを設けることで、横剛性と縦方向の柔軟性との両立を図った。細かな部分ではシートクランプも快適性に貢献しており、シートポストの出代を大きくできる臼式としている。
一方で、剛性はフレーム下部が担う。ダウンチューブ~BBシェル~チェーンステーには、レーシングモデルにも劣らない程のボリュームをもたせ、ペダリングロスの原因となる変形を軽減。ダウンチューブはねじれにくいスクエア断面とし、BBには最もシェル幅の広い規格の1つであるBB386を採用した。
ヘッドチューブは、上端付近を円錐状とした独自の造形を上位モデルより踏襲。これに組み合わせられるのが、レーシングバイク「KOM」を連想させるマッシブなフロントフォーク。舗装の荒れた箇所やグラベルにおいても優れたハンドリングの安定性を発揮してくれることだろう。ジオメトリーはレーシングモデルに準じた寸法となっている。
前後共にエンドにはスルーアクスルを採用。アクスル径は前後とも12mmで、エンド幅はフロント100mm/リア142mmとなっている。ディスクブレーキのキャリパー台座はフラットマウント。ケーブルは全て内蔵とされており、もちろん油圧ディスクブレーキのオイルホースにも対応する。タイヤクリアランスは大きく取られており、700x32Cのセミブロックタイヤを履かせることもできる。
販売パッケージはフレームセット、シマノTIAGRA完成車、SORA完成車の3種類。完成車についてはシマノコンポーネントをメインとし、ブレーキは対向式ピストンを備えたワイヤー引きのTRP SPYRE、ホイールはマヴィックAksium Discとしている。
サイズはXS(460)、S(490)、M(510)、L(530)、XL(560)の5種類を用意。カラーはカモフラのグラフィックをあしらったカモフレッシュホワイトとカモフレッシュグリーンの2種類で、共にアーバンライドでも違和感のないカジュアルな仕上がりとなっている。取り扱いはインターマックス。
クオータ K-ALL ROAD DISC LFS
素材:カーボン
BB:BB386
メインコンポーネント:シマノTIAGRA、SORA
ブレーキ:TRP SPYRE
ホイール:マヴィック Aksium Disc
サイズ:XS(460)、S(490)、M(510)、L(530)、XL(560)
カラー:カモフレッシュホワイト、カモフレッシュグリーン
税抜価格:TIAGRA完成車 272,000円、SORA完成車 249,000円、フレームセット 175,000円
今回登場した「K-ALL ROAD DISC LFS」は、ALL ROADの名が表す通り舗装路、林道、グラベルといった様々な路面に対応するフルカーボン製のエンデュランスロード。休日のモーニングライドから200kmを超えるロングライド、近場の林道探索、通勤通学まで、あらゆる用途をカバーする懐の深さが特徴の1台だ。
快適性やトラクション性能を担うのはフレーム上部。クォータバイクの特徴の1つにトップチューブが太いことが挙げられるが、K-ALL ROAD DISC LFSでは振動吸収性を優先して、薄い扁平形状とし、さらに緩やかなベンドを与えている。シートステーも薄い扁平形状としながら、ブリッジを設けることで、横剛性と縦方向の柔軟性との両立を図った。細かな部分ではシートクランプも快適性に貢献しており、シートポストの出代を大きくできる臼式としている。
一方で、剛性はフレーム下部が担う。ダウンチューブ~BBシェル~チェーンステーには、レーシングモデルにも劣らない程のボリュームをもたせ、ペダリングロスの原因となる変形を軽減。ダウンチューブはねじれにくいスクエア断面とし、BBには最もシェル幅の広い規格の1つであるBB386を採用した。
ヘッドチューブは、上端付近を円錐状とした独自の造形を上位モデルより踏襲。これに組み合わせられるのが、レーシングバイク「KOM」を連想させるマッシブなフロントフォーク。舗装の荒れた箇所やグラベルにおいても優れたハンドリングの安定性を発揮してくれることだろう。ジオメトリーはレーシングモデルに準じた寸法となっている。
前後共にエンドにはスルーアクスルを採用。アクスル径は前後とも12mmで、エンド幅はフロント100mm/リア142mmとなっている。ディスクブレーキのキャリパー台座はフラットマウント。ケーブルは全て内蔵とされており、もちろん油圧ディスクブレーキのオイルホースにも対応する。タイヤクリアランスは大きく取られており、700x32Cのセミブロックタイヤを履かせることもできる。
販売パッケージはフレームセット、シマノTIAGRA完成車、SORA完成車の3種類。完成車についてはシマノコンポーネントをメインとし、ブレーキは対向式ピストンを備えたワイヤー引きのTRP SPYRE、ホイールはマヴィックAksium Discとしている。
サイズはXS(460)、S(490)、M(510)、L(530)、XL(560)の5種類を用意。カラーはカモフラのグラフィックをあしらったカモフレッシュホワイトとカモフレッシュグリーンの2種類で、共にアーバンライドでも違和感のないカジュアルな仕上がりとなっている。取り扱いはインターマックス。
クオータ K-ALL ROAD DISC LFS
素材:カーボン
BB:BB386
メインコンポーネント:シマノTIAGRA、SORA
ブレーキ:TRP SPYRE
ホイール:マヴィック Aksium Disc
サイズ:XS(460)、S(490)、M(510)、L(530)、XL(560)
カラー:カモフレッシュホワイト、カモフレッシュグリーン
税抜価格:TIAGRA完成車 272,000円、SORA完成車 249,000円、フレームセット 175,000円
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