ドイツ西部のコブレンツを拠点とするバイクブランド、キャニオン。同社がタイトルスポンサーを務め、UCIウィメンズワールドツアーに参戦する強豪チームのキャニオン・スラムのレプリカバイク「Ultimate CF SLX 9.0 WMN TEAM CSR」が登場した。



キャニオン Ultimate CF SLX 9.0 WMN TEAM CSRキャニオン Ultimate CF SLX 9.0 WMN TEAM CSR (c)キャニオン
今回登場した「Ultimate CF SLX 9.0 WMN TEAM CSR」は、UCIウィメンズワールドツアーに参戦する強豪プロチームのキャニオン・スラムが使用するバイクをベースとした1台だ。黒地に赤、ピンク、青、ターコイズのカラフルなペイントが施されたフレームはもちろんのこと、パーツアッセンブルもチーム仕様に忠実で、全てチームサプライヤーのアイテムで固められている。

フレームには、フラッグシップのオールラウンドロード「Ultimate CF SLX」を採用。キャニオン・スラムの他にも、男子の強豪チームであるモビスターとカチューシャが使用する1台で、昨年のフルモデルチェンジによって、エアロ性能と快適性の向上を果たしている(詳細はこちらから)。

女性専用設計のセライタリアSLS Lady Flowサドルによって、快適性を高めている女性専用設計のセライタリアSLS Lady Flowサドルによって、快適性を高めている (c)キャニオンステム一体式のカーボン製エアロハンドル「H36 Aerocockpit CF」を装備ステム一体式のカーボン製エアロハンドル「H36 Aerocockpit CF」を装備 (c)キャニオン

コンポーネントはスラムRED22の機械式とし、11-32Tのスプロケットを使用可能としたコンポーネントはスラムRED22の機械式とし、11-32Tのスプロケットを使用可能とした (c)キャニオンホイールは汎用性に長けるジップ303クリンチャーだホイールは汎用性に長けるジップ303クリンチャーだ (c)キャニオン


標準装備されるステム一体式のカーボン製エアロハンドルは、キャニオン独自の「H36 Aerocockpit CF」。Ultimate CF SLXに合わせて設計された専用品で、フレームのエアロダイナミクスと合わせて、前作よりも14%ものパワーセーブを実現。加えて、カーボン製のシートポストもキャニオン製としている。

Ultimate CF SLXを駆るキャニオン・スラムUltimate CF SLXを駆るキャニオン・スラム photo:CANYON//SRAM RACINGコンポーネントには機械式のスラム RED 22を採用。キャニオン・スラムは無線変速のRED eTapを使用するが、レプリカモデルでは一般の女性サイクリストの脚力に合わせたギヤ比を実現するために、11-32Tのワイドレシオなスプロケットが使用可能な機械式となっている。

ホイールはジップで、汎用性に長けるリムハイト45mmの「303」のクリンチャー仕様をアッセンブル。組み合わせるタイヤは、耐パンク性とグリップ力に定評のあるコンチネンタル GP4000S II。サドルは、女性専用設計により快適性を高めたセライタリア SLS Lady Flowだ。

サイズは2XS、XS、S、Mの4種類をラインアップ。完成車重量は6.5kgをマークしている。ストイックに競技に取り組むレーサーから、キャニオン・スラムのファン、カラーリングが好みという方まで、様々な女性ライダーにオススメだ。



キャニオン Ultimate CF SLX 9.0 WMN TEAM CSR
フレーム:Ultimate CF SLX
コンポーネント:スラム Red 22 WiFli
クランク:スラム Red 50x34T
スプロケット:スラム Red 11-32T
ホイール:ジップ 303 Firecrest Carbon Clincher
ステム一体型ハンドル:キャニオン H36 Aerocockpit
シートポスト:キャニオン S13 VCLS
サドル:セライタリア SLS Lady Flow
サイズ:2XS、XS、S、M
完成車重量: 6.5kg
カラー:Canyon//SRAM Racing Team
価 格: 759,000 円(送料、税金等除く)

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