2016/01/22(金) - 09:10
欧米を中心に高い人気を集める下り系MTBレース「エンデューロ」。その専用シューズを積極的に展開するイタリアンブランドのノースウェーブより、ソールにミシュラン製ラバーを採用するハイエンドモデル「ENDURO MID」を紹介しよう。取り扱いはウィンクレルが行う。
「エンデューロ」は、ダウンヒルのタイムを競う計測区間「スペシャルステージ」と、そのスペシャルステージの間をつなぐ非計測区間「リエゾン」からなる、モータースポーツのラリーの様なMTBレース。今回紹介するノースウェーブのエンデューロ向けシューズ「ENDURO MID」は、グラヴィティ系MTBのレジェンド的ライダーであるセドリック・グラシアが開発に全面協力したハイエンドモデルだ。
最大の特徴は、自転車用でもお馴染みの総合タイヤメーカー「ミシュラン」のラバー素材を採用すること。「X-Fire」と名付けられたアウターソールは、ミシュランの定番MTBタイヤであるWild Dig’RとCountry Rockにインスパイアされた2種類のラバーを使用。内側にはショック吸収性に優れるソフトなラバーを、外側には耐摩耗性に優れるハードなラバーを配した。
アッパーには、縫製のかわりに熱溶着を用いてマイクロファイバーとメッシュを接合した「Multilayer Thermowelded Construction」を採用。縫い目と足の擦れをがなくなることで、快適性を向上させている。加えて余分な重量増や厚みの増加を抑えることに成功している。
ノースウェーブが独自に開発したダイヤル式クロージャー「SLW2」は細やかな調整が可能。ベルクロを組み合わせたフィッティングシステムは快適な履き心地に貢献している。SLW2クロージャーには、専用の保護カバーをあしらい信頼性を確保した。
アッパーのつま先部にはモトクロス用シューズに着想を得たという補強を施し、タンやくるぶしの内側はクッション量を豊富とすることで、プロテクション性能を高めている。踵にはペダリング効率を高めるヒールカップを配した。ペダルは、シマノSPDなどのMTB用ビンディングタイプや、DH用のフラットペダルなどに対応する。
サイズは39~45の7種類展開。ロード用のレーサーシューズでは43が多い筆者の場合、ENDURO MIDは42が最もフィットした。つまりは表記よりも1サイズ小さめが良さそうだ。実際に試着した印象では、履き心地はソフト過ぎずタイト過ぎずで、タンが厚いことからクロージャーをキツくしめげても快適であった。
42サイズの実測重量は515g。カラーのラインアップは、セドリック・グラシアのシグネチャーモデルであるCAMO/WHITE/BLACKと、BLACK/REDの2種類。2016モデルよりウィンクレルが取り扱いを行う。
[img_assist|nid=188993|title=ノースウェーブ ENDURO MID(BLACK/RED)|desc=(c)northwave.com|link=node|align=center|width=730|height=]
ノースウェーブ ENDURO MID
ソール: X-Fire Michelin
アッパー:Multilayer Thermowelded construction with thermowelded reinforcements
クロージャー:Speed Lace System 2/ベルクロ×1
サイズ:39~45
実測重量:515g(42サイズ)
カラー:CAMO/WHITE/BLACK、BLACK/RED
価 格:27,000円(税抜)
「エンデューロ」は、ダウンヒルのタイムを競う計測区間「スペシャルステージ」と、そのスペシャルステージの間をつなぐ非計測区間「リエゾン」からなる、モータースポーツのラリーの様なMTBレース。今回紹介するノースウェーブのエンデューロ向けシューズ「ENDURO MID」は、グラヴィティ系MTBのレジェンド的ライダーであるセドリック・グラシアが開発に全面協力したハイエンドモデルだ。
最大の特徴は、自転車用でもお馴染みの総合タイヤメーカー「ミシュラン」のラバー素材を採用すること。「X-Fire」と名付けられたアウターソールは、ミシュランの定番MTBタイヤであるWild Dig’RとCountry Rockにインスパイアされた2種類のラバーを使用。内側にはショック吸収性に優れるソフトなラバーを、外側には耐摩耗性に優れるハードなラバーを配した。
アッパーには、縫製のかわりに熱溶着を用いてマイクロファイバーとメッシュを接合した「Multilayer Thermowelded Construction」を採用。縫い目と足の擦れをがなくなることで、快適性を向上させている。加えて余分な重量増や厚みの増加を抑えることに成功している。
ノースウェーブが独自に開発したダイヤル式クロージャー「SLW2」は細やかな調整が可能。ベルクロを組み合わせたフィッティングシステムは快適な履き心地に貢献している。SLW2クロージャーには、専用の保護カバーをあしらい信頼性を確保した。
アッパーのつま先部にはモトクロス用シューズに着想を得たという補強を施し、タンやくるぶしの内側はクッション量を豊富とすることで、プロテクション性能を高めている。踵にはペダリング効率を高めるヒールカップを配した。ペダルは、シマノSPDなどのMTB用ビンディングタイプや、DH用のフラットペダルなどに対応する。
サイズは39~45の7種類展開。ロード用のレーサーシューズでは43が多い筆者の場合、ENDURO MIDは42が最もフィットした。つまりは表記よりも1サイズ小さめが良さそうだ。実際に試着した印象では、履き心地はソフト過ぎずタイト過ぎずで、タンが厚いことからクロージャーをキツくしめげても快適であった。
42サイズの実測重量は515g。カラーのラインアップは、セドリック・グラシアのシグネチャーモデルであるCAMO/WHITE/BLACKと、BLACK/REDの2種類。2016モデルよりウィンクレルが取り扱いを行う。
[img_assist|nid=188993|title=ノースウェーブ ENDURO MID(BLACK/RED)|desc=(c)northwave.com|link=node|align=center|width=730|height=]
ノースウェーブ ENDURO MID
ソール: X-Fire Michelin
アッパー:Multilayer Thermowelded construction with thermowelded reinforcements
クロージャー:Speed Lace System 2/ベルクロ×1
サイズ:39~45
実測重量:515g(42サイズ)
カラー:CAMO/WHITE/BLACK、BLACK/RED
価 格:27,000円(税抜)
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