2016/01/19(火) - 08:54
レース主催者RCSスポルトは、1月18日、プレスリリースにて2016年度のジロ・デ・イタリア、ティレーノ〜アドリアティコ、ミラノ〜サンレモのワイルドカード獲得チームを発表した。NIPPOヴィーニファンティーニはジロへの出場権を得ている。
5月6日から29日まで開催されるジロ・デ・イタリアに出場するのは合計22チーム(9名ずつ)。自動的に出場権を得る18のUCIワールドチームに加え、主催者がセレクトするワイルドカード枠のバルディアーニCSF、ガスプロム・ルスヴェロ、NIPPOヴィーニファンティーニ、サウスイースト・ベネズエラのUCIプロコンチネンタル4チームだ。同時にティレーノ〜アドリアティコとミラノ〜サンレモのワイルドカードも発表されている。
ロシアのガスプロム・ルスヴェロがジロ初出場を果たす一方で、アンドローニジョカトリは出場権を逃している。全日本チャンピオンの窪木一茂を含めて4名の日本人選手が所属するNIPPOヴィーニファンティーニは2年連続のワイルドカード獲得だ。
2004年ジロの覇者で、NIPPOヴィーニファンティーニのエースを担うダミアーノ・クネゴ(イタリア)は、チームのプレスリリースの中で「高いモチベーションをもって、イタリア最高峰の大会に挑みたい。そして、みんなをワッと驚かせるために、今から準備をしている」とコメントしている。
以下は同チームの大門宏監督/マネージャーのコメントだ。「ジロ・デ・イタリア、ワイルドカード獲得の発表を聞いて、チーム運営のトップであるゼネラルマネージャーのペロージ、ワインのマーケティングを重視するショッティ氏(ファルネーゼヴィー二社CEO)にとって、今年もジロへの出場は悲願だったので、まずは参加が叶い、彼らのパートナーの1人としてとホッとしている。そして、デローザ氏(デローザ社CEO)からも昨年以上の成績を強く求められているので、気を引き締めて臨みたい。
目標としては、チーム発足2年目を迎え、2回目の参加となるため、チームが成長してることをハッキリとアピールできる大会にしたい。チームのエースは必然的に実績の豊富なクネゴとボーレになる。アシストの要はベルラート、アンドローニから登りの力を期待されて移籍したジリオーリになるが、残りのメンバーに関しては昨年以上に、同時期に参加する他の主要レースの詳細、重要度を分析し、より適材適所にメンバーを分散し、成績を重視するべき選考を考えている。
日本人選手エントリーの可能性については、未だ白紙だが、昨年同様3月から4月中盤までの成績、およびチームへの貢献度が選考の第1条件になってくると思うが、基本的には4名の所属する日本人選手は実績、実力的にもジロを走る前に、まだまだ経験すべきレース、やるべきミッションが多いと思っている。そういう意味では、あえてジロには誰も選ばない可能性もありえる。
それでも誰か名前を挙げるとすれば、基本的には昨年すでに走っている石橋にアドバンテージがある。あと山本も昨シーズン中盤から後半に掛け著しく成長を遂げてきたので、今シーズン序盤からチーム内で力強くアピールできれば、可能性は見えてくると思う」
RCSスポルト主催レース ワイルドカード獲得チーム
ジロ・デ・イタリア(5月6日〜29日)
バルディアーニCSF(イタリア)
ガスプロム・ルスヴェロ(ロシア)
NIPPOヴィーニファンティーニ(イタリア)
サウスイースト・ベネズエラ(イタリア)
ティレーノ〜アドリアティコ(3月9日〜15日)
アンドローニジョカトリ(イタリア)
バルディアーニCSF(イタリア)
ボーラ・アルゴン18(ドイツ)
カハルーラル(スペイン)
CCCスプランディポルコウィチェ(ポーランド)
ミラノ〜サンレモ(3月19日)
アンドローニジョカトリ(イタリア)
バルディアーニCSF(イタリア)
ボーラ・アルゴン18(ドイツ)
CCCスプランディポルコウィチェ(ポーランド)
コフィディス(フランス)
サウスイースト・ベネズエラ(イタリア)
ノボノルディスク(アメリカ)
text:Kei Tsuji
5月6日から29日まで開催されるジロ・デ・イタリアに出場するのは合計22チーム(9名ずつ)。自動的に出場権を得る18のUCIワールドチームに加え、主催者がセレクトするワイルドカード枠のバルディアーニCSF、ガスプロム・ルスヴェロ、NIPPOヴィーニファンティーニ、サウスイースト・ベネズエラのUCIプロコンチネンタル4チームだ。同時にティレーノ〜アドリアティコとミラノ〜サンレモのワイルドカードも発表されている。
ロシアのガスプロム・ルスヴェロがジロ初出場を果たす一方で、アンドローニジョカトリは出場権を逃している。全日本チャンピオンの窪木一茂を含めて4名の日本人選手が所属するNIPPOヴィーニファンティーニは2年連続のワイルドカード獲得だ。
2004年ジロの覇者で、NIPPOヴィーニファンティーニのエースを担うダミアーノ・クネゴ(イタリア)は、チームのプレスリリースの中で「高いモチベーションをもって、イタリア最高峰の大会に挑みたい。そして、みんなをワッと驚かせるために、今から準備をしている」とコメントしている。
以下は同チームの大門宏監督/マネージャーのコメントだ。「ジロ・デ・イタリア、ワイルドカード獲得の発表を聞いて、チーム運営のトップであるゼネラルマネージャーのペロージ、ワインのマーケティングを重視するショッティ氏(ファルネーゼヴィー二社CEO)にとって、今年もジロへの出場は悲願だったので、まずは参加が叶い、彼らのパートナーの1人としてとホッとしている。そして、デローザ氏(デローザ社CEO)からも昨年以上の成績を強く求められているので、気を引き締めて臨みたい。
目標としては、チーム発足2年目を迎え、2回目の参加となるため、チームが成長してることをハッキリとアピールできる大会にしたい。チームのエースは必然的に実績の豊富なクネゴとボーレになる。アシストの要はベルラート、アンドローニから登りの力を期待されて移籍したジリオーリになるが、残りのメンバーに関しては昨年以上に、同時期に参加する他の主要レースの詳細、重要度を分析し、より適材適所にメンバーを分散し、成績を重視するべき選考を考えている。
日本人選手エントリーの可能性については、未だ白紙だが、昨年同様3月から4月中盤までの成績、およびチームへの貢献度が選考の第1条件になってくると思うが、基本的には4名の所属する日本人選手は実績、実力的にもジロを走る前に、まだまだ経験すべきレース、やるべきミッションが多いと思っている。そういう意味では、あえてジロには誰も選ばない可能性もありえる。
それでも誰か名前を挙げるとすれば、基本的には昨年すでに走っている石橋にアドバンテージがある。あと山本も昨シーズン中盤から後半に掛け著しく成長を遂げてきたので、今シーズン序盤からチーム内で力強くアピールできれば、可能性は見えてくると思う」
RCSスポルト主催レース ワイルドカード獲得チーム
ジロ・デ・イタリア(5月6日〜29日)
バルディアーニCSF(イタリア)
ガスプロム・ルスヴェロ(ロシア)
NIPPOヴィーニファンティーニ(イタリア)
サウスイースト・ベネズエラ(イタリア)
ティレーノ〜アドリアティコ(3月9日〜15日)
アンドローニジョカトリ(イタリア)
バルディアーニCSF(イタリア)
ボーラ・アルゴン18(ドイツ)
カハルーラル(スペイン)
CCCスプランディポルコウィチェ(ポーランド)
ミラノ〜サンレモ(3月19日)
アンドローニジョカトリ(イタリア)
バルディアーニCSF(イタリア)
ボーラ・アルゴン18(ドイツ)
CCCスプランディポルコウィチェ(ポーランド)
コフィディス(フランス)
サウスイースト・ベネズエラ(イタリア)
ノボノルディスク(アメリカ)
text:Kei Tsuji