2016/01/05(火) - 19:58
チームブリヂストンアンカーが2016年チーム体制を発表した。ロードチームにはスプリント力のある鈴木龍が加入し、MTBチーム共々UCIポイントの獲得を目指していく構えだ。
ロードチームとMTBチームを抱えるブリヂストンアンカーの選手陣は総勢11名。どちらも積極的にUCIレースに出場してポイントを重ねることが目標だ。
水谷壮宏監督率いるロードチームのメンバーは、井上和郎、トマ・ルバ、初山翔、ダミアン・モニエ、内間康平、椿大志、西薗良太、一丸尚伍、そして鈴木という9名。昨年いっぱいで寺崎武郎が現役を退いたが、那須ブラーゼンから移籍した若手の鈴木龍がその穴を埋めることとなる。
同チームが2016年シーズンに目指すのは、これまでと同じくアジアとヨーロッパ、そして日本国内のUCIレースを中心に転戦し、主要レースでの勝利を目指すこと。具体的には昨年トマ・ルバが総合優勝したツール・ド・フィリピン(UCI2.2)連覇や、全日本選手権、ツール・ド・北海道、ツアー・オブ・ジャパンでの活躍が目標だ。
エースを担うのはツアー・オブ・タイランド総合2位に入った内間康平と、独走力に長ける西薗良太、そして安定した強さを見せる初山翔の3名。トマ・ルバ、ダミアン・モニエという強力なフランス人選手がこれを後押しする。
新加入の鈴木龍は、2015年シーズンを那須ブラーゼンで走った1992年生まれの23歳。明治学院大学在学中にユーラシアのメンバーとしてヨーロッパ経験を積み、昨年はツール・ド・熊野(UCI2.2)第3ステージで3位に入りUCIポイントを獲得したことや、Jプロツアー美浜クリテリウムで2位、ツール・ド・おきなわでも最後までトップグループに残るなど頭角を現した。即戦力を見込まれての加入であり、これまでチームが欠いていたスプリント力を埋める存在となるだろう。
鈴木龍コメント
「国内トップチームのブリヂストンアンカーに移籍できたことはとても嬉しく思うと同時に、ヨーロッパツアーを含める海外でのレース経験を積めることが非常に楽しみです。今年はUCIレースでの優勝を目標にしています。そのためにまず、チーム内でのアピール。自分ができる仕事をきっちりとこなし、多くのレースでチームに貢献できる走りをしたい。また、チームメイトは全員が非常に強く、意識の高さもプロフェッショナルです。ここから多くのことを吸収したいと考えてます。
シーズンは2月のフィリピンから始まり、去年までと同じくアジアやヨーロッパでの多くのレースが予定されています。国内では主にUCIレースが予定されています。もちろん全日本選手権での優勝はチームとして大きな目標にあるため、そこにも標準を合わせようと考えてます。
このオフシーズンからシクロクロスを本格的に始め、ダートを走ることでのバイクコントロールの向上はもちろんのこと、レース中繰り返されるダッシュが良いトレーニングになってると実感しています。このままトレーニングを続け、シーズン開幕での最高のスタートダッシュを切りたいです」
小林輝紀監督が率いるMTBチームは斉藤亮が現役から退き、Coupe du japon総合優勝を獲得した平野星矢と、U23の沢田時という2名体制となる。しかし平野が低迷から復調していることや、沢田のU23シクロクロス全日本王座獲得など、チームとして2年連続のCJ総合タイトル獲得は明るいという。
シーズン前半はUCIレースへと積極的に参加することでポイントを重ね、リオ五輪の日本代表選手枠を2とすることが最大の目標。並行して全日本選手権のエリート、U23タイトルを狙う。
ブリヂストンアンカー ロードチーム
監督:水谷壮宏
選手:井上和郎
ルバ・トマ
初山翔
ダミアン・モニエ
内間康平
椿大志
西薗良太
一丸尚伍
鈴木龍(那須ブラーゼンから加入)
ブリヂストンアンカー クロスカントリーチーム
監督:小林輝紀
選手:平野星矢
沢田時
text:So.Isobe,Hideaki.Takagi
ロードチームとMTBチームを抱えるブリヂストンアンカーの選手陣は総勢11名。どちらも積極的にUCIレースに出場してポイントを重ねることが目標だ。
水谷壮宏監督率いるロードチームのメンバーは、井上和郎、トマ・ルバ、初山翔、ダミアン・モニエ、内間康平、椿大志、西薗良太、一丸尚伍、そして鈴木という9名。昨年いっぱいで寺崎武郎が現役を退いたが、那須ブラーゼンから移籍した若手の鈴木龍がその穴を埋めることとなる。
同チームが2016年シーズンに目指すのは、これまでと同じくアジアとヨーロッパ、そして日本国内のUCIレースを中心に転戦し、主要レースでの勝利を目指すこと。具体的には昨年トマ・ルバが総合優勝したツール・ド・フィリピン(UCI2.2)連覇や、全日本選手権、ツール・ド・北海道、ツアー・オブ・ジャパンでの活躍が目標だ。
エースを担うのはツアー・オブ・タイランド総合2位に入った内間康平と、独走力に長ける西薗良太、そして安定した強さを見せる初山翔の3名。トマ・ルバ、ダミアン・モニエという強力なフランス人選手がこれを後押しする。
新加入の鈴木龍は、2015年シーズンを那須ブラーゼンで走った1992年生まれの23歳。明治学院大学在学中にユーラシアのメンバーとしてヨーロッパ経験を積み、昨年はツール・ド・熊野(UCI2.2)第3ステージで3位に入りUCIポイントを獲得したことや、Jプロツアー美浜クリテリウムで2位、ツール・ド・おきなわでも最後までトップグループに残るなど頭角を現した。即戦力を見込まれての加入であり、これまでチームが欠いていたスプリント力を埋める存在となるだろう。
鈴木龍コメント
「国内トップチームのブリヂストンアンカーに移籍できたことはとても嬉しく思うと同時に、ヨーロッパツアーを含める海外でのレース経験を積めることが非常に楽しみです。今年はUCIレースでの優勝を目標にしています。そのためにまず、チーム内でのアピール。自分ができる仕事をきっちりとこなし、多くのレースでチームに貢献できる走りをしたい。また、チームメイトは全員が非常に強く、意識の高さもプロフェッショナルです。ここから多くのことを吸収したいと考えてます。
シーズンは2月のフィリピンから始まり、去年までと同じくアジアやヨーロッパでの多くのレースが予定されています。国内では主にUCIレースが予定されています。もちろん全日本選手権での優勝はチームとして大きな目標にあるため、そこにも標準を合わせようと考えてます。
このオフシーズンからシクロクロスを本格的に始め、ダートを走ることでのバイクコントロールの向上はもちろんのこと、レース中繰り返されるダッシュが良いトレーニングになってると実感しています。このままトレーニングを続け、シーズン開幕での最高のスタートダッシュを切りたいです」
小林輝紀監督が率いるMTBチームは斉藤亮が現役から退き、Coupe du japon総合優勝を獲得した平野星矢と、U23の沢田時という2名体制となる。しかし平野が低迷から復調していることや、沢田のU23シクロクロス全日本王座獲得など、チームとして2年連続のCJ総合タイトル獲得は明るいという。
シーズン前半はUCIレースへと積極的に参加することでポイントを重ね、リオ五輪の日本代表選手枠を2とすることが最大の目標。並行して全日本選手権のエリート、U23タイトルを狙う。
ブリヂストンアンカー ロードチーム
監督:水谷壮宏
選手:井上和郎
ルバ・トマ
初山翔
ダミアン・モニエ
内間康平
椿大志
西薗良太
一丸尚伍
鈴木龍(那須ブラーゼンから加入)
ブリヂストンアンカー クロスカントリーチーム
監督:小林輝紀
選手:平野星矢
沢田時
text:So.Isobe,Hideaki.Takagi
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