2015/12/16(水) - 06:35
サーヴェロが、オールラウンドロード「R」エアロロード「S」に続く新たなるエンデュランスロードバイク「Cシリーズ」を発表。ディスクブレーキや前後スルーアクスルの投入、アップライトなジオメトリーを採用しながら、上級モデルのC5はフレーム重量850gという圧倒的な軽量性を達成した意欲作だ。カリフォルニアで開催されたプレスローンチの写真と共にお伝えする。
「ベテラン、グランフォンドライダー、かつて競技に熱中していた人、ハイレベルのフィットネスとして自転車を楽しむ人、裏道の開拓者…。そんな人々のためのバイクがCシリーズです。」と、サーヴェロのシニア製品ディレクターであるフィル・スピアマン氏は語る。そのキーワードは、「 #ConquerEveryRoad」。つまり全ての道を征服せよ、だ。
サーヴェロの完全なる新規ラインナップとしてデビューを飾ったCシリーズ。その際たる特徴は、サーヴェロが培ってきたレーシングスペックを落とし込んだエンデュランスロードバイクであることだ。
2015年に登場したR3 DISCとはディスクブレーキ・スルーアクスルという面は共通でこそあれど、長いヘッドチューブやホイールベース、71.1°(56サイズ)という寝たヘッドアングル、快適性を増すための湾曲した極薄シートステーなど、これまでレーススペックを追い求めてきたサーヴェロにとっての新機軸と言える製品だ。フレームの各チューブには独自形状「スクオーバル2」を発展させ、さらに柔軟性を高めた形状を採用した。
「アグレッシブなレースバイクと、”グラベルグラインダー”の中間的存在を求めた」というCシリーズだが、上級モデルのC5はディスクブレーキのエンデュランスロードとしては度肝を抜くフレーム850g(56サイズ、塗装/小物パーツ込み)という軽さを達成。軽快なライディングフィールを徹底的に求めている。
また、フロントフォークはサーヴェロが誇る最先端エンジニアリングチーム「プロジェクト・カリフォルニア」によって生み出されており、細く軽量でありながら振動吸収性と剛性、ディスクブレーキに対応する強度を非常に高いレベルでミックス。試作したプロトタイプは150本以上にものぼるという。
いかなる路面状況でもスムーズに走り抜けるべく、BBのスタックハイトをロードバイクとしては異例とも言える22mmに設定し、トレイル量の大きなフロントフォークとのマッチングによって低重心化と直線安定性を高めた。飛び石やチェーン暴れによるダメージを防ぐため、ダウンチューブ下側と右チェーンステーに設けられたガードの存在も目に止まる。対応タイヤ幅は21mmから32mmまでであり、完成車パッケージでは28mmがセットアップされる。
Cシリーズは上級モデルのC5と、兄弟分であるC3の2車種が登場し、日本国内ではそれぞれ完成車2種類(C5はデュラエースDi2とデュラエース、C3はアルテグラDi2とアルテグラ)とフレームセットが発売される予定。入荷時期は2016年初頭頃を見込んでいる。
アメリカ・カリフォルニアで非公開にて行われたプレスローンチの模様や詳細テクノロジー、開発者インタビュー、インプレッションなどはスペシャルコンテンツとして追って公開予定です。
「ベテラン、グランフォンドライダー、かつて競技に熱中していた人、ハイレベルのフィットネスとして自転車を楽しむ人、裏道の開拓者…。そんな人々のためのバイクがCシリーズです。」と、サーヴェロのシニア製品ディレクターであるフィル・スピアマン氏は語る。そのキーワードは、「 #ConquerEveryRoad」。つまり全ての道を征服せよ、だ。
サーヴェロの完全なる新規ラインナップとしてデビューを飾ったCシリーズ。その際たる特徴は、サーヴェロが培ってきたレーシングスペックを落とし込んだエンデュランスロードバイクであることだ。
2015年に登場したR3 DISCとはディスクブレーキ・スルーアクスルという面は共通でこそあれど、長いヘッドチューブやホイールベース、71.1°(56サイズ)という寝たヘッドアングル、快適性を増すための湾曲した極薄シートステーなど、これまでレーススペックを追い求めてきたサーヴェロにとっての新機軸と言える製品だ。フレームの各チューブには独自形状「スクオーバル2」を発展させ、さらに柔軟性を高めた形状を採用した。
「アグレッシブなレースバイクと、”グラベルグラインダー”の中間的存在を求めた」というCシリーズだが、上級モデルのC5はディスクブレーキのエンデュランスロードとしては度肝を抜くフレーム850g(56サイズ、塗装/小物パーツ込み)という軽さを達成。軽快なライディングフィールを徹底的に求めている。
また、フロントフォークはサーヴェロが誇る最先端エンジニアリングチーム「プロジェクト・カリフォルニア」によって生み出されており、細く軽量でありながら振動吸収性と剛性、ディスクブレーキに対応する強度を非常に高いレベルでミックス。試作したプロトタイプは150本以上にものぼるという。
いかなる路面状況でもスムーズに走り抜けるべく、BBのスタックハイトをロードバイクとしては異例とも言える22mmに設定し、トレイル量の大きなフロントフォークとのマッチングによって低重心化と直線安定性を高めた。飛び石やチェーン暴れによるダメージを防ぐため、ダウンチューブ下側と右チェーンステーに設けられたガードの存在も目に止まる。対応タイヤ幅は21mmから32mmまでであり、完成車パッケージでは28mmがセットアップされる。
Cシリーズは上級モデルのC5と、兄弟分であるC3の2車種が登場し、日本国内ではそれぞれ完成車2種類(C5はデュラエースDi2とデュラエース、C3はアルテグラDi2とアルテグラ)とフレームセットが発売される予定。入荷時期は2016年初頭頃を見込んでいる。
アメリカ・カリフォルニアで非公開にて行われたプレスローンチの模様や詳細テクノロジー、開発者インタビュー、インプレッションなどはスペシャルコンテンツとして追って公開予定です。
リンク
Amazon.co.jp