国内のシクロクロスシーンで急激にシェアを高めているIRCのCXチューブレスタイヤ「SERAC CX」。その砂地向けモデル「SERAC CX SAND」に、トレーニング用として、そしてグラベルロードやツーリングバイクに最適なクリンチャー仕様が追加された。



IRC SERAC CX SAND クリンチャーIRC SERAC CX SAND クリンチャー (c)Makoto.AYANO
サイドウォールをはじめ、全体的に薄手だサイドウォールをはじめ、全体的に薄手だ 3bar充填時の幅は31.9mm(ホイールはシマノWH-RS81-C24-CL)3bar充填時の幅は31.9mm(ホイールはシマノWH-RS81-C24-CL)


「SERAC CX SAND」は、砂地やハードパックコースでのレースを想定し開発されたシクロクロス用タイヤ。密に配置されたダイヤ状の小さなノブが全体を覆うトレッドパターンにより、グリップしにくい砂地での優れたトラクション性能と、ハードパックコースな路面での高い転がり性能を両立している。

ダイヤ状の小さなノブが全体を覆うトレッドパターンにより、砂地での優れたトラクション性能と、ハードパックでの転がり抵抗の低さを両立ダイヤ状の小さなノブが全体を覆うトレッドパターンにより、砂地での優れたトラクション性能と、ハードパックでの転がり抵抗の低さを両立 今回紹介するクリンチャー仕様は、チューブレス仕様のSERAC CX SANDの中にチューブを詰めてクリンチャー化し使用していたユーザー達からのリクエストを基に誕生。チューブレスの基本設計を受け継ぎつつも、クリンチャー向けに各部に仕様変更を施した。

中でも特徴的なのが非常に薄手とされたサイドウォール。120TPIケーシングの採用とあわせて、耐パンク性を確保しつつも実測257gとロードタイヤに迫る軽さを実現した。また、オフロード走行時の振動吸収にも貢献。製造は全て日本国内で行われている。

サイズは700×32Cの1種類展開。シマノWH-RS81-C24(リム内幅15.1mm)に装着し、エアーを3barまで充填した際の実測幅は31.9mmとほぼ表記通り。指定空気圧は3bar~5bar。トレーニング用やツーリング用としてシクロクロスバイクに、そして世界的に広まりを見せているグラべルロードにもオススメだ。

IRC SERAC CX SAND クリンチャー
ビード:フォルディング
サイズ:700X32C
実測幅:32.1mm(リム内幅15.1mm/空気圧3bar)
実測重量:257g
指定空気圧:3bar~5bar(300~500kPa)
価 格:6,200円

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