2015/10/16(金) - 07:26
ジャパンカップを皮切りに、Raphaの移動式店舗「モバイルサイクルクラブ」が走り出す。チームスカイの選手たちを迎えて行われた発表会で、Raphaの思いが詰まった新しいコンセプトの車両が正式に発表された。
すでにツアー・オブ・ジャパンを始めとするサイクルイベントで仮デビューし、各地でエスプレッソを振舞っていたRaphaのモバイルサイクルクラブが装い新たに登場した。
モバイルサイクルクラブすなわち移動式サイクルクラブ。東京と大阪をはじめ、世界中で営業をしている直営店が日本各地を移動する。移動図書館として活躍していた車両を使用しており、サイクリストの拠点になるよう改造が施された。ウェアの試着や販売を行う移動式ショップとしての機能だけではなく、カフェやイベントの拠点としてサイクリストが集うコミュニケーションの場を目指している。
なお、世界各地で活躍中のモバイルサイクルにはそれぞれ愛称がつけられており、日本のモバイルサイクルは1950年代に活躍したルイゾン・ボベにちなんで「ルイゾン」の愛称で呼ばれる。Instagramアカウントは@rapha_louison。
ラ・マルゾッコ製のエスプレッソマシーンを装備しており、オールプレスのコーヒー豆を使ってエスプレッソを提供するサービスも。ジャパンカップで来日中のチームスカイ一行が渋谷区の住宅展示場「TBSハウジング渋谷 東京ホームズコレクション(渋谷区神宮前5丁目53-7)」で行われた発表会に登場し、メンバーの顔とも言えるバーニーことベルンハルト・アイゼルがエスプレッソを来場した報道陣にエスプレッソを振舞った。
スタッフに手取り足取り教わりながらスタートしたバーニーはやがて作業に没頭。飲み込みが早く、10杯目を淹れる頃には手慣れた手つきですっかりとバリスタに。「これで今の仕事にあぶれてもバリスタとしてやっていける」と笑った。
テーブルや椅子、そしてRapha製品をかけるハンガーラックは建築家ユニット「トラフアーキテクツ」がデザインし、宮城県石巻市の木工家具メーカー「石巻工房」が製作したもの。単体では椅子として、組み合わせればベンチになって収納効率も上がる仕掛けが実用的かつ効率的で面白い。
Rapha Japanの代表を務める矢野大介さん曰く「サイクルクラブが日本中を旅して、各地のサイクリストと時間を過ごすこと」が目標だ。「自分たちから地方都市に出向いて、地元のサイクリストとライドを行い、新しい道を走り、写真をシェアし、話をするために作りました」。
自転車コミュニティーのハブとして文字通り日本中を旅するモバイルサイクルクラブ。旅の最初の目的地はジャパンカップで、発表会後は宇都宮に直行した。土曜日と日曜日はブース出展エリアにて営業し、エスプレッソサービス(メール登録が必要)も行われる。
text:Kei Tsuji
すでにツアー・オブ・ジャパンを始めとするサイクルイベントで仮デビューし、各地でエスプレッソを振舞っていたRaphaのモバイルサイクルクラブが装い新たに登場した。
モバイルサイクルクラブすなわち移動式サイクルクラブ。東京と大阪をはじめ、世界中で営業をしている直営店が日本各地を移動する。移動図書館として活躍していた車両を使用しており、サイクリストの拠点になるよう改造が施された。ウェアの試着や販売を行う移動式ショップとしての機能だけではなく、カフェやイベントの拠点としてサイクリストが集うコミュニケーションの場を目指している。
なお、世界各地で活躍中のモバイルサイクルにはそれぞれ愛称がつけられており、日本のモバイルサイクルは1950年代に活躍したルイゾン・ボベにちなんで「ルイゾン」の愛称で呼ばれる。Instagramアカウントは@rapha_louison。
ラ・マルゾッコ製のエスプレッソマシーンを装備しており、オールプレスのコーヒー豆を使ってエスプレッソを提供するサービスも。ジャパンカップで来日中のチームスカイ一行が渋谷区の住宅展示場「TBSハウジング渋谷 東京ホームズコレクション(渋谷区神宮前5丁目53-7)」で行われた発表会に登場し、メンバーの顔とも言えるバーニーことベルンハルト・アイゼルがエスプレッソを来場した報道陣にエスプレッソを振舞った。
スタッフに手取り足取り教わりながらスタートしたバーニーはやがて作業に没頭。飲み込みが早く、10杯目を淹れる頃には手慣れた手つきですっかりとバリスタに。「これで今の仕事にあぶれてもバリスタとしてやっていける」と笑った。
テーブルや椅子、そしてRapha製品をかけるハンガーラックは建築家ユニット「トラフアーキテクツ」がデザインし、宮城県石巻市の木工家具メーカー「石巻工房」が製作したもの。単体では椅子として、組み合わせればベンチになって収納効率も上がる仕掛けが実用的かつ効率的で面白い。
Rapha Japanの代表を務める矢野大介さん曰く「サイクルクラブが日本中を旅して、各地のサイクリストと時間を過ごすこと」が目標だ。「自分たちから地方都市に出向いて、地元のサイクリストとライドを行い、新しい道を走り、写真をシェアし、話をするために作りました」。
自転車コミュニティーのハブとして文字通り日本中を旅するモバイルサイクルクラブ。旅の最初の目的地はジャパンカップで、発表会後は宇都宮に直行した。土曜日と日曜日はブース出展エリアにて営業し、エスプレッソサービス(メール登録が必要)も行われる。
text:Kei Tsuji
Amazon.co.jp