2009/09/19(土) - 11:26
冷たい雨が降る中行なわれたブエルタ・ア・エスパーニャ最後の山岳ステージ。山岳で絞られたマイヨオログループから、ラスト3kmで飛び出したファンホセ・コーボ(スペイン、フジ・セルヴェット)が優勝と掴み取った。またこの日、ロバート・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク)が失速して総合2位から6位まで転落した。
3級山岳レオン峠、1級山岳ナバセラーダ峠、1級山岳ラ・モルクエラ峠、そして1級山岳ナバセラーダ峠。断続的に標高1800mクラスの山岳が登場する179.8kmの難関コースが、今年のブエルタにおける最後の山岳バトルの舞台。山岳を得意とする選手にとっては、攻撃を仕掛ける最後のチャンスだ。
レースは最初の1時間の平均スピードが45.9km/hをマークするほどのハイペースな幕開け。30km地点で3名の飛び出しが決まると、メイン集団はようやく落ち着きを取り戻した。
逃げを試みたのはエドゥアルト・ヴォルガノフ(ロシア、シャコベオ・ガリシア)、クリストフ・リブロン(フランス、アージェードゥーゼル)、ダニエル・マーティン(アイルランド、ガーミン)の3名。総合ではすでに大きく遅れているが、これまで山岳コースで好成績を残す選手たちだ。
ケースデパーニュとエウスカルテルがコントロールするメイン集団が、このエスケープトリオに許したリードは最大7分。レースが動き始めたのは、この日3つ目のカテゴリー山岳、徐々に天候が崩れ始めた1級山岳ラ・モルクエラ峠の上りだった。
リクイガスがペースを上げ始めたメイン集団から、なんと総合2位のヘーシンクが脱落してしまう。色めき立つライバルたち。ケースデパーニュとサイレンス・ロットが、畳み掛けるように集団ペースアップに参加した。
ヘーシンクを振るい落としたメイン集団は、先頭3名から3分30秒遅れでラ・モルクエラ峠の頂上を通過した。上りで40秒の遅れを被ったヘーシンクは、チームメイトの手厚いサポートを受けて下りで何とか集団に復帰。しかしヘーシンクの不調は明らかだった。
やがて先頭を逃げ続けていた3名は、この日最後の1級山岳ナバセラーダ峠の手前、ゴールまで30kmを残して吸収。エウスカルテルとケースデパーニュが牽くメイン集団はハイスピードのままナバセラーダ峠に突入した。
スタート前に「昨日より少しは回復している。何とかこのステージを乗り切りたい」と語っていたヘーシンクだったが、ナバセラーダ峠突入後すぐ、再びメイン集団から脱落。完全にブレーキがかかってしまった。
エウスカルテルがペースを作るメイン集団は、徐々に人数を減らしながら冷たい雨が降るナバセラーダ峠を駆け上がった。エヴァンスは上り中腹でパンクしたが無事に復帰。平均勾配7%のこの上りで、シルヴェスタ・シュミット(ポーランド、リクイガス)がペースを作り始めると、メイン集団は瞬く間に総合上位陣+αに絞られた。
シュミットの強力な牽きは、ライバルたちのアタックを許さなかった。ナバセラーダ峠の頂上まで距離を残してサムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル)が2度アタックを仕掛けたが、いずれもシュミットによって封印。決定的なアタックが決まらないまま、総合上位の選手ひしめくメイングループはナバセラーダ峠頂上に達した。
峠の頂上寸前で踏み込み、ライバルたちを引き離して下り区間に突入したのは、世界屈指のダウンヒラーとして知られる総合3位のサンチェスだ。これにはすぐさまマイヨオロのアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、ケースデパーニュ)がチェックに入った。
ウェットで、テクニカルで、それでいてハイスピードでデンジャラスなナバセラーダ峠の下り。頂上からゴールまで18kmしかないため、この下り区間だけで大きなタイム差がつく可能性は大いにある。
しかし、ここでサンチェスのダウンヒル能力は影を潜めた。サンチェスとバルベルデには総合ライバルたちが合流し、下りが苦手なイヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス)も何とかこの先頭グループに合流。結局この下り区間でタイム差はつかなかった。
先頭グループを形成したのは、総合1位バルベルデ、総合3位サンチェス、総合4位バッソ、総合5位エヴァンス、総合6位モスケラ、総合8位ティラロンゴ、総合10位コーボ、総合13位モレーノ。
モレーノが牽く先頭グループからアタックを仕掛けたのは総合6位以下の選手たち。つまりモスケラ、ティラロンゴ、コーボの3名。モスケラの2回目のアタックがラスト3kmで封じ込められるとコーボがカウンターアタック。
独走に持ち込んだコーボは、牽制によりペースの上がらない有力グループを振り切ってゴールへ。ボーナスタイムを狙うバルベルデがスプリントでライバルたちを引き離すその前で、勝利を確信したコーボがガッツポーズ。コーボが、実質的にグランツール最後のステージ優勝のチャンスを力技で掴み取った。
「ビックリするぐらいハッピーな気分だ!チームはこれまで何度も何度もアタックを仕掛けて勝利を狙ってきた。困難なシーズンを乗り越えてきたチームに値する勝利だと思う!」ゴール後、チームの鬱憤を晴らすかのように、コーボは喜びを爆発させた。
サウニエルドゥバル・スコット時代の相次ぐドーピングスキャンダルを受け、今年心機一転再スタートを切ったフジ・セルヴェット。しかしツール・ド・フランスを始め、多くのビッグレースに招待されず、不本意なシーズンを送っていた。
「今日は一日中脚が冴えていたんだ。シュミットがハイペースで引き続けていたから、ナバセラーダ峠ではアタックすること自体馬鹿げていた。ゴール前は出来る限り長く待ち続けて、いいタイミングで飛び出せたと思う。短い上りを利用して一気に有力グループを引き離したんだ。ライバルたちも自力で追走をせざるを得ない状況だったので、こっちも全力で踏み続けた」。
フジ・セルヴェットにグランツール初勝利をもたらしたコーボ。「このブエルタにおけるチームの目標は、ステージ優勝を飾ることと総合トップ10に選手を送り込むことだった。今、その両方が実現しつつあるんだ」。チームはツール・ド・ロマンディ第1ステージ(セラノ優勝)に続くワールドツアー2勝目。コーボはブエルタ・ア・カスティーリャ・イ・レオン頂上ゴールに続く今シーズン2勝目だ。
この日、ステージ2位に入ったバルベルデは貴重なボーナスタイム12秒を獲得。ライバルたちとのタイム差を広げることに成功し、マイヨオロを着て翌日の個人タイムトライアルに挑むこととなった。初のグランツール制覇が見えてきた。
遅れたヘーシンクに代わってサンチェスが総合2位に浮上。総合3位のバッソと総合4位エヴァンスのタイム差は僅かに14秒であり、個人タイムトライアルでは総合表彰台をかけた闘いにも注目が集まる。
結局ヘーシンクはチームメイトに守られて、トップから4分43秒遅れでゴールにやってきた。ヘーシンクは総合2位から総合6位にダウン。2日前の落車で肘と膝を痛めたヘーシンクが、総合争いから脱落してしまった。
ラボバンクのエリック・ブロイキンク監督は「ヘーシンクは失速してしまったが、精神的な強さで総合6位を守った。ラ・モルクエラ峠で遅れたときは、下りで何とか集団に追いついた。だが最後のナバセラーダ峠で総合争いが関係した本格的なペースアップが図られると、もうヘーシンクはついていけなかった。タイムロスは最小限に抑え込めたと思っている。結果はともあれ、選手たちの走りには敬意を表したい」とコメントしている。
選手/監督コメントはフジ・セルヴェット、ならびにラボバンクのチーム公式サイトより。
ブエルタ・ア・エスパーニャ2009第19ステージ結果
1位 ファンホセ・コーボ(スペイン、フジ・セルヴェット)4h37'35"
2位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、ケースデパーニュ)+02"
3位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、サイレンス・ロット)
4位 サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル)
5位 ダニエル・モレーノ(スペイン、ケースデパーニュ)
6位 エセキエル・モスケラ(スペイン、シャコベオ・ガリシア)
7位 パオロ・ティラロンゴ(イタリア、ランプレ)
8位 イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス)
9位 マヌエル・バスケス(スペイン、コンテントポリス・アンポ)+1'34"
10位 レミ・ディグレゴリオ(フランス、フランセーズデジュー)
マイヨオロ(個人総合成績)
1位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、ケースデパーニュ)83h56'42"
2位 サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル)+1'26"
3位 イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス)+1'45"
4位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、サイレンス・ロット)+1'59"
5位 エセキエル・モスケラ(スペイン、シャコベオ・ガリシア)+2'11"
6位 ロバート・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク)+5'30"
7位 パオロ・ティラロンゴ(イタリア、ランプレ)+6'49"
8位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、ケースデパーニュ)+7'42"
9位 フィリップ・ダイグナン(アイルランド、サーヴェロ)+9'37"
10位 ファンホセ・コーボ(スペイン、フジ・セルヴェット)+10'40"
モンターニャ(山岳賞)
1位 ダヴィ・モンクティエ(フランス、コフィディス)186pts
2位 ダビ・デラフエンテ(スペイン、フジ・セルヴェット)99pts
3位 フリアン・サンチェス(スペイン、コンテントポリス・アンポ)73pts
プントス(ポイント賞)
1位 アンドレ・グライペル(ドイツ、チームコロンビア・HTC)123pts
2位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、ケースデパーニュ)102pts
3位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、サイレンス・ロット)83pts
コンビナーダ(複合賞)
1位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、ケースデパーニュ)7pts
2位 エセキエル・モスケラ(スペイン、シャコベオ・ガリシア)16pts
3位 サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル)17pts
チーム総合成績
1位 シャコベオ・ガリシア 250h30'58"
2位 ケースデパーニュ +23'13"
3位 アスタナ +27'25"
リタイア(DNS=未出走・DNF=途中リタイア)
DNF セルジオ・ドミンゲス(スペイン、コンテントポリス・アンポ)
DNF マッテーオ・トザット(イタリア、クイックステップ)
text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos, Unipublic
3級山岳レオン峠、1級山岳ナバセラーダ峠、1級山岳ラ・モルクエラ峠、そして1級山岳ナバセラーダ峠。断続的に標高1800mクラスの山岳が登場する179.8kmの難関コースが、今年のブエルタにおける最後の山岳バトルの舞台。山岳を得意とする選手にとっては、攻撃を仕掛ける最後のチャンスだ。
レースは最初の1時間の平均スピードが45.9km/hをマークするほどのハイペースな幕開け。30km地点で3名の飛び出しが決まると、メイン集団はようやく落ち着きを取り戻した。
逃げを試みたのはエドゥアルト・ヴォルガノフ(ロシア、シャコベオ・ガリシア)、クリストフ・リブロン(フランス、アージェードゥーゼル)、ダニエル・マーティン(アイルランド、ガーミン)の3名。総合ではすでに大きく遅れているが、これまで山岳コースで好成績を残す選手たちだ。
ケースデパーニュとエウスカルテルがコントロールするメイン集団が、このエスケープトリオに許したリードは最大7分。レースが動き始めたのは、この日3つ目のカテゴリー山岳、徐々に天候が崩れ始めた1級山岳ラ・モルクエラ峠の上りだった。
リクイガスがペースを上げ始めたメイン集団から、なんと総合2位のヘーシンクが脱落してしまう。色めき立つライバルたち。ケースデパーニュとサイレンス・ロットが、畳み掛けるように集団ペースアップに参加した。
ヘーシンクを振るい落としたメイン集団は、先頭3名から3分30秒遅れでラ・モルクエラ峠の頂上を通過した。上りで40秒の遅れを被ったヘーシンクは、チームメイトの手厚いサポートを受けて下りで何とか集団に復帰。しかしヘーシンクの不調は明らかだった。
やがて先頭を逃げ続けていた3名は、この日最後の1級山岳ナバセラーダ峠の手前、ゴールまで30kmを残して吸収。エウスカルテルとケースデパーニュが牽くメイン集団はハイスピードのままナバセラーダ峠に突入した。
スタート前に「昨日より少しは回復している。何とかこのステージを乗り切りたい」と語っていたヘーシンクだったが、ナバセラーダ峠突入後すぐ、再びメイン集団から脱落。完全にブレーキがかかってしまった。
エウスカルテルがペースを作るメイン集団は、徐々に人数を減らしながら冷たい雨が降るナバセラーダ峠を駆け上がった。エヴァンスは上り中腹でパンクしたが無事に復帰。平均勾配7%のこの上りで、シルヴェスタ・シュミット(ポーランド、リクイガス)がペースを作り始めると、メイン集団は瞬く間に総合上位陣+αに絞られた。
シュミットの強力な牽きは、ライバルたちのアタックを許さなかった。ナバセラーダ峠の頂上まで距離を残してサムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル)が2度アタックを仕掛けたが、いずれもシュミットによって封印。決定的なアタックが決まらないまま、総合上位の選手ひしめくメイングループはナバセラーダ峠頂上に達した。
峠の頂上寸前で踏み込み、ライバルたちを引き離して下り区間に突入したのは、世界屈指のダウンヒラーとして知られる総合3位のサンチェスだ。これにはすぐさまマイヨオロのアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、ケースデパーニュ)がチェックに入った。
ウェットで、テクニカルで、それでいてハイスピードでデンジャラスなナバセラーダ峠の下り。頂上からゴールまで18kmしかないため、この下り区間だけで大きなタイム差がつく可能性は大いにある。
しかし、ここでサンチェスのダウンヒル能力は影を潜めた。サンチェスとバルベルデには総合ライバルたちが合流し、下りが苦手なイヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス)も何とかこの先頭グループに合流。結局この下り区間でタイム差はつかなかった。
先頭グループを形成したのは、総合1位バルベルデ、総合3位サンチェス、総合4位バッソ、総合5位エヴァンス、総合6位モスケラ、総合8位ティラロンゴ、総合10位コーボ、総合13位モレーノ。
モレーノが牽く先頭グループからアタックを仕掛けたのは総合6位以下の選手たち。つまりモスケラ、ティラロンゴ、コーボの3名。モスケラの2回目のアタックがラスト3kmで封じ込められるとコーボがカウンターアタック。
独走に持ち込んだコーボは、牽制によりペースの上がらない有力グループを振り切ってゴールへ。ボーナスタイムを狙うバルベルデがスプリントでライバルたちを引き離すその前で、勝利を確信したコーボがガッツポーズ。コーボが、実質的にグランツール最後のステージ優勝のチャンスを力技で掴み取った。
「ビックリするぐらいハッピーな気分だ!チームはこれまで何度も何度もアタックを仕掛けて勝利を狙ってきた。困難なシーズンを乗り越えてきたチームに値する勝利だと思う!」ゴール後、チームの鬱憤を晴らすかのように、コーボは喜びを爆発させた。
サウニエルドゥバル・スコット時代の相次ぐドーピングスキャンダルを受け、今年心機一転再スタートを切ったフジ・セルヴェット。しかしツール・ド・フランスを始め、多くのビッグレースに招待されず、不本意なシーズンを送っていた。
「今日は一日中脚が冴えていたんだ。シュミットがハイペースで引き続けていたから、ナバセラーダ峠ではアタックすること自体馬鹿げていた。ゴール前は出来る限り長く待ち続けて、いいタイミングで飛び出せたと思う。短い上りを利用して一気に有力グループを引き離したんだ。ライバルたちも自力で追走をせざるを得ない状況だったので、こっちも全力で踏み続けた」。
フジ・セルヴェットにグランツール初勝利をもたらしたコーボ。「このブエルタにおけるチームの目標は、ステージ優勝を飾ることと総合トップ10に選手を送り込むことだった。今、その両方が実現しつつあるんだ」。チームはツール・ド・ロマンディ第1ステージ(セラノ優勝)に続くワールドツアー2勝目。コーボはブエルタ・ア・カスティーリャ・イ・レオン頂上ゴールに続く今シーズン2勝目だ。
この日、ステージ2位に入ったバルベルデは貴重なボーナスタイム12秒を獲得。ライバルたちとのタイム差を広げることに成功し、マイヨオロを着て翌日の個人タイムトライアルに挑むこととなった。初のグランツール制覇が見えてきた。
遅れたヘーシンクに代わってサンチェスが総合2位に浮上。総合3位のバッソと総合4位エヴァンスのタイム差は僅かに14秒であり、個人タイムトライアルでは総合表彰台をかけた闘いにも注目が集まる。
結局ヘーシンクはチームメイトに守られて、トップから4分43秒遅れでゴールにやってきた。ヘーシンクは総合2位から総合6位にダウン。2日前の落車で肘と膝を痛めたヘーシンクが、総合争いから脱落してしまった。
ラボバンクのエリック・ブロイキンク監督は「ヘーシンクは失速してしまったが、精神的な強さで総合6位を守った。ラ・モルクエラ峠で遅れたときは、下りで何とか集団に追いついた。だが最後のナバセラーダ峠で総合争いが関係した本格的なペースアップが図られると、もうヘーシンクはついていけなかった。タイムロスは最小限に抑え込めたと思っている。結果はともあれ、選手たちの走りには敬意を表したい」とコメントしている。
選手/監督コメントはフジ・セルヴェット、ならびにラボバンクのチーム公式サイトより。
ブエルタ・ア・エスパーニャ2009第19ステージ結果
1位 ファンホセ・コーボ(スペイン、フジ・セルヴェット)4h37'35"
2位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、ケースデパーニュ)+02"
3位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、サイレンス・ロット)
4位 サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル)
5位 ダニエル・モレーノ(スペイン、ケースデパーニュ)
6位 エセキエル・モスケラ(スペイン、シャコベオ・ガリシア)
7位 パオロ・ティラロンゴ(イタリア、ランプレ)
8位 イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス)
9位 マヌエル・バスケス(スペイン、コンテントポリス・アンポ)+1'34"
10位 レミ・ディグレゴリオ(フランス、フランセーズデジュー)
マイヨオロ(個人総合成績)
1位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、ケースデパーニュ)83h56'42"
2位 サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル)+1'26"
3位 イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス)+1'45"
4位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、サイレンス・ロット)+1'59"
5位 エセキエル・モスケラ(スペイン、シャコベオ・ガリシア)+2'11"
6位 ロバート・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク)+5'30"
7位 パオロ・ティラロンゴ(イタリア、ランプレ)+6'49"
8位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、ケースデパーニュ)+7'42"
9位 フィリップ・ダイグナン(アイルランド、サーヴェロ)+9'37"
10位 ファンホセ・コーボ(スペイン、フジ・セルヴェット)+10'40"
モンターニャ(山岳賞)
1位 ダヴィ・モンクティエ(フランス、コフィディス)186pts
2位 ダビ・デラフエンテ(スペイン、フジ・セルヴェット)99pts
3位 フリアン・サンチェス(スペイン、コンテントポリス・アンポ)73pts
プントス(ポイント賞)
1位 アンドレ・グライペル(ドイツ、チームコロンビア・HTC)123pts
2位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、ケースデパーニュ)102pts
3位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、サイレンス・ロット)83pts
コンビナーダ(複合賞)
1位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、ケースデパーニュ)7pts
2位 エセキエル・モスケラ(スペイン、シャコベオ・ガリシア)16pts
3位 サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル)17pts
チーム総合成績
1位 シャコベオ・ガリシア 250h30'58"
2位 ケースデパーニュ +23'13"
3位 アスタナ +27'25"
リタイア(DNS=未出走・DNF=途中リタイア)
DNF セルジオ・ドミンゲス(スペイン、コンテントポリス・アンポ)
DNF マッテーオ・トザット(イタリア、クイックステップ)
text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos, Unipublic
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