2015/09/16(水) - 21:32
9月16日、ジャパンカップサイクルロードレースの記者発表会が都内で開催され、海外・国内出場全16チームが発表された。BMCのテイラーフィニーやNIPPOヴィーニファンティーニのダミアーノ・クネゴ、別府史之らの参戦が発表された。
台風18号の豪雨被害によりコース短縮 ショートコース周回に変更に
東京・恵比寿のスバルSTAR SQUAREで開催された「SUBARU presents 2015JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE」記者発表会。
まず冒頭に主催者を代表して佐藤栄一宇都宮市長、競技主管を代表して日本自転車競技連盟の大島研一副会長が挨拶に立った。その中で、過日の台風18号の豪雨によりコースの一部が荒れており、補修が間に合わないため、やむなくコース変更されることが発表された。
栃木・茨城県近隣に甚大な被害をもたらした台風18号による大雨被害は、ジャパンカップのコースにも深刻な打撃を与えた。コースの一部である下野萩の道が土砂崩れにより使用できない状況となり、主催者と競技主管であるJCF(日本自転車競技連盟)で協議した結果、周回距離を縮小したコースで大会を開催することを発表会前日になって決めたと言う。
ショートコースは通常大会の最終周回コースと同じで、本来の14.1km×10周+1周=151.3kmから、変更後は10.3km×14周=144.2kmでのレースとなる。なおこのショートコースでの周回レースはジャパンカップ第1回〜第4回大会でも開催前例がある。
海外/国内チームの出場全16チーム発表
クリテリウムおよびジャパンカップの概要説明に続き、大会オブザーバー今中大介さん、そしてツアー・オブ・ジャパンイベントディレクターでもある栗村修さんによるトークを交えながら海外チーム及び国内チームの出場全16チームが発表された。
国内チーム、UCIワールドチーム5チームを始めとしたジャパンカップ出場15チームおよびクリテリウムスペシャルチームを加えた16チームを紹介。
国内チームとしては先日閉幕したツール・ド・北海道を含む選考対象の国内指定5大会の結果を踏まえ、最終的に宇都宮ブリッツェン、ブリヂストンアンカー、チーム右京、マトリックスパワータグ、愛三工業レーシングチームが。そして主催者推薦枠として那須ブラーゼンの初出場が決まった。
5つのワールドツアーチームはすでに発表済みだが、出場予定メンバーとして一部の選手の名前が公表された。
初出場となるBMCレーシングチームはテイラー・フィニー(アメリカ)が出場リストに入った。ランプレ・メリダは今年のジロ・デ・イタリア第7ステージで優勝したディエゴ・ウリッシ(イタリア)、2007年ジャパンカップ覇者マヌエーレ・モーリ(イタリア)らがリスト入り。トレックファクトリーレーシングは別府史之が出場意思を表明。今年のツール・ド・フランスで総合7位となったバウク・モレマ(オランダ)もリストに入っている。
現在リストに入っている出場予定の選手は以下の一覧で確認して欲しい。
■UCIワールドツアーチーム
・キャノンデール・ガーミン 選手未発表
・BMCレーシング
テイラー・フィニー(アメリカ)
ミヒャエル・シェアー(スイス)
マヌエル・センニ(イタリア)
ペーター・ベリトス(スロバキア)
フローリス・ゲルツ(オランダ)
・ランプレ・メリダ
フェン・チュンカイ(台湾)
マヌエーレ・モーリ(イタリア)
エドワルド・ラヴァージ(イタリア)
ディエゴ・ウリッシ(イタリア)
シュー・ガン(中国)
・チームスカイ 選手未発表
・トレックファクトリーレーシング
別府史之
ローラン・ディディエ(ルクセンブルク)
バウク・モレマ(オランダ)
ヤロスラフ・ポポヴィッチ(ウクライナ)
■UCIプロコンチネンタルチーム
・ヴィーニファンティーニNIPPO
ダミアーノ・クネゴ(イタリア)
ジャコモ・ベルラート(イタリア)
ピエール・デネグリ(イタリア)
アントニオ・ニーバリ(イタリア)
山本元喜
・チーム・ノボ ノルディスク
ニコラ・ルフランソワ(フランス)
アンドレア・ペロン(イタリア)
ハビエル・メヤス(スペイン)
シャルル・プラン(フランス)
マルティン・フェルスホール(オランダ)
■UCIコンチネンタルチーム(海外)
・アタック・チームガスト
リュウ・シュウ・ミン(台湾)
ヤン・イン・ホン(香港)
ルー・シァオ・シュアン(台湾)
エリック・シェパード(オーストラリア)
トマス・ラボウ(オランダ)
■ナショナルチーム
・日本ナショナルチーム 選手未発表
■クリテリウムスペシャルチーム(クリテリウムにのみ出場する特別結成チーム)
スティール・ヴォンホフ(オーストラリア、NFTO)
小坂光(那須ブラーゼン)
橋本英也(鹿屋体育大学)
浅井康太(競輪選手)
金子幸央(競輪選手)
3人の監督と土井雪広選手たちによるトークショー
後半のアトラクションとしてジャパンカップ出場国内チームの監督らが登壇。チームの状態や意気込みなどのトークショーを繰り広げた。登場したのはマトリックスパワータグ・安原監督、宇都宮ブリッツェン・清水監督、那須ブラーゼン・清水監督、そしてチーム右京の監督代行として土井雪広選手の4人。絹代さん、栗村さん、今中さんらとともに、それぞれのチームの意気込みや抱負をコミカルに語り合った。
また新コースについて土井雪広選手は「例年のコースに比べて鶴カントリーの登りが無くなることで、コースは短くなるが勝負は古賀志林道での争いに比重が高まり、より厳しくなると思う」などと感想を話した。
オフィシャルグッズやファンクラブの紹介
発表会の最後にはジャパンカップオフィシャルグッズや、今年度より新設されるオフィシャルファンクラブも紹介された。
2015 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE(2015ジャパンカップサイクルロードレース)日程
・10/16(金)TEAM PRESENTATION オリオンスクエア
・10/17(土)一般レース、2015 JAPAN CUP CRITERIUM 宇都宮市大通り周回コース(1周1.55km×23周=35.65km)
・10/18(日)2015 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE 宇都宮市森林公園周回コース(10.3km×14周=144.2km)
photo&text:MakotoAYANO
台風18号の豪雨被害によりコース短縮 ショートコース周回に変更に
東京・恵比寿のスバルSTAR SQUAREで開催された「SUBARU presents 2015JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE」記者発表会。
まず冒頭に主催者を代表して佐藤栄一宇都宮市長、競技主管を代表して日本自転車競技連盟の大島研一副会長が挨拶に立った。その中で、過日の台風18号の豪雨によりコースの一部が荒れており、補修が間に合わないため、やむなくコース変更されることが発表された。
栃木・茨城県近隣に甚大な被害をもたらした台風18号による大雨被害は、ジャパンカップのコースにも深刻な打撃を与えた。コースの一部である下野萩の道が土砂崩れにより使用できない状況となり、主催者と競技主管であるJCF(日本自転車競技連盟)で協議した結果、周回距離を縮小したコースで大会を開催することを発表会前日になって決めたと言う。
ショートコースは通常大会の最終周回コースと同じで、本来の14.1km×10周+1周=151.3kmから、変更後は10.3km×14周=144.2kmでのレースとなる。なおこのショートコースでの周回レースはジャパンカップ第1回〜第4回大会でも開催前例がある。
海外/国内チームの出場全16チーム発表
クリテリウムおよびジャパンカップの概要説明に続き、大会オブザーバー今中大介さん、そしてツアー・オブ・ジャパンイベントディレクターでもある栗村修さんによるトークを交えながら海外チーム及び国内チームの出場全16チームが発表された。
国内チーム、UCIワールドチーム5チームを始めとしたジャパンカップ出場15チームおよびクリテリウムスペシャルチームを加えた16チームを紹介。
国内チームとしては先日閉幕したツール・ド・北海道を含む選考対象の国内指定5大会の結果を踏まえ、最終的に宇都宮ブリッツェン、ブリヂストンアンカー、チーム右京、マトリックスパワータグ、愛三工業レーシングチームが。そして主催者推薦枠として那須ブラーゼンの初出場が決まった。
5つのワールドツアーチームはすでに発表済みだが、出場予定メンバーとして一部の選手の名前が公表された。
初出場となるBMCレーシングチームはテイラー・フィニー(アメリカ)が出場リストに入った。ランプレ・メリダは今年のジロ・デ・イタリア第7ステージで優勝したディエゴ・ウリッシ(イタリア)、2007年ジャパンカップ覇者マヌエーレ・モーリ(イタリア)らがリスト入り。トレックファクトリーレーシングは別府史之が出場意思を表明。今年のツール・ド・フランスで総合7位となったバウク・モレマ(オランダ)もリストに入っている。
現在リストに入っている出場予定の選手は以下の一覧で確認して欲しい。
■UCIワールドツアーチーム
・キャノンデール・ガーミン 選手未発表
・BMCレーシング
テイラー・フィニー(アメリカ)
ミヒャエル・シェアー(スイス)
マヌエル・センニ(イタリア)
ペーター・ベリトス(スロバキア)
フローリス・ゲルツ(オランダ)
・ランプレ・メリダ
フェン・チュンカイ(台湾)
マヌエーレ・モーリ(イタリア)
エドワルド・ラヴァージ(イタリア)
ディエゴ・ウリッシ(イタリア)
シュー・ガン(中国)
・チームスカイ 選手未発表
・トレックファクトリーレーシング
別府史之
ローラン・ディディエ(ルクセンブルク)
バウク・モレマ(オランダ)
ヤロスラフ・ポポヴィッチ(ウクライナ)
■UCIプロコンチネンタルチーム
・ヴィーニファンティーニNIPPO
ダミアーノ・クネゴ(イタリア)
ジャコモ・ベルラート(イタリア)
ピエール・デネグリ(イタリア)
アントニオ・ニーバリ(イタリア)
山本元喜
・チーム・ノボ ノルディスク
ニコラ・ルフランソワ(フランス)
アンドレア・ペロン(イタリア)
ハビエル・メヤス(スペイン)
シャルル・プラン(フランス)
マルティン・フェルスホール(オランダ)
■UCIコンチネンタルチーム(海外)
・アタック・チームガスト
リュウ・シュウ・ミン(台湾)
ヤン・イン・ホン(香港)
ルー・シァオ・シュアン(台湾)
エリック・シェパード(オーストラリア)
トマス・ラボウ(オランダ)
■ナショナルチーム
・日本ナショナルチーム 選手未発表
■クリテリウムスペシャルチーム(クリテリウムにのみ出場する特別結成チーム)
スティール・ヴォンホフ(オーストラリア、NFTO)
小坂光(那須ブラーゼン)
橋本英也(鹿屋体育大学)
浅井康太(競輪選手)
金子幸央(競輪選手)
3人の監督と土井雪広選手たちによるトークショー
後半のアトラクションとしてジャパンカップ出場国内チームの監督らが登壇。チームの状態や意気込みなどのトークショーを繰り広げた。登場したのはマトリックスパワータグ・安原監督、宇都宮ブリッツェン・清水監督、那須ブラーゼン・清水監督、そしてチーム右京の監督代行として土井雪広選手の4人。絹代さん、栗村さん、今中さんらとともに、それぞれのチームの意気込みや抱負をコミカルに語り合った。
また新コースについて土井雪広選手は「例年のコースに比べて鶴カントリーの登りが無くなることで、コースは短くなるが勝負は古賀志林道での争いに比重が高まり、より厳しくなると思う」などと感想を話した。
オフィシャルグッズやファンクラブの紹介
発表会の最後にはジャパンカップオフィシャルグッズや、今年度より新設されるオフィシャルファンクラブも紹介された。
2015 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE(2015ジャパンカップサイクルロードレース)日程
・10/16(金)TEAM PRESENTATION オリオンスクエア
・10/17(土)一般レース、2015 JAPAN CUP CRITERIUM 宇都宮市大通り周回コース(1周1.55km×23周=35.65km)
・10/18(日)2015 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE 宇都宮市森林公園周回コース(10.3km×14周=144.2km)
photo&text:MakotoAYANO
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