2015/05/08(金) - 09:06
パリ~ルーベとミラノ~サンレモを制したジョン・デゲンコルブ(ドイツ)を筆頭に今季も勝利を重ねているジャイアント・アルペシン。そのチームモデルを筆頭に、より拡充されたジャイアントの2016年ヘルメットラインアップが、アメリカで開催されたシーオッタークラシックにて正式発表された。ロード用のみならず、近年欧州で流行中のMTBエンデューロに向けたオフロードモデルも登場している。
国内での認知度はまだまだ低いものの、豊富なバリエーションのヘルメットを展開しているジャイアント。シーオッタークラシックの会場であるマツダレースウェイ(通称ラグナ・セカ)で発表されたのは、ハイエンドモデル「Performance Collection」に位置付けられる 「RIVET」、「RIVET TT」、改良が加えられた「REV」、そしてMTBエンデューロ/オールマウンテン系モデル「RAIL」の4種類だ。
そして、世界的に急成長を遂げているウイメンズブランド「Liv」のラインアップとして「Attacca」「Attacca TT」「Rev Liv」「Infinita」も用意される。男性用モデルと異なり、帽体などが女性専用設計とされ、各部にテーマカラーのパープルをあしらっている。
「RIVET(リベット)」は、ジョン・デゲンコルブらジャイアント・アルペシンのスプリンターが中心に使用し注目を集めているロード用エアロモデル。空力性能とベンチレーションを追求しつつ、軽さにも配慮したことが特徴である。フロントに設けられたの5つのポートから取り入れた空気は、負圧効果によって内部に留まることなく排出されるという。また、空力性能へのこだわりはストラップの素材にまで及んでいるとのこと。
重量はMサイズで300gで、アジアンフィットが用意される予定。カラーは国内でも先行して発売がアナウンスされているチームカラーに加え、ジャイアントに限らず様々なブランドのバイクと組み合わせることができるシンプルデザインも用意される。
タイムトライアルやトライアスロン用として開発された「RIVET TT(リベットTT)」は昨今トレンドとなっているショートテールデザインを採用。フランスの元F1エンジニアによる技術集団「エアロ・コンセプト・エンジニアリング」の協力のもと、エアロダイナミクスを追求。約2年間の開発期間を経て完成した。
その特徴は「ラディアス・シェイプ」と呼ばれる前面の形状と後部の凹みにあり、これにより最適なエアフローが得られるという。また、他社が採用している「シールド」については「ライダーの顔によっては適切なフィットが得られず、かえって乱流を発生させることがわかった」とのことで採用を見送っている。重量はMサイズで300gとTT/トライアスロン用としては軽量。アジアンフィットも用意される予定だ。
2015モデルで既にラインアップされているロード用モデル「REV(レヴ)」はポリカーボネートの積層と内部チャンネルデザインを改良。より軽く、快適なエアフローが得られるようになったという。ロードのみならず、ラース・ファンデルハール(オランダ)らはシクロクロスでも使用している。
オフロード用として唯一Performance Collectionに加わった「RAIL(レイル)」は、ジャイアント・ファクトリー・オフロードチームの協力を得て開発したエンデューロ/オールマウンテン向けモデル。ヘルメット以外の装備との相性を考慮し、使い勝手を高めたデサインが特徴だ。
バイザーは可動範囲を大きくとることで、ゴーグルの着脱を容易とした。GoProやシマノCM-1000などのウェアラブルカメラの取り付けに対応し、かつベースが目立たないようなデザインを採用。また後頭部にゴーグルベルト固定用クリップを備えている。重量はMサイズで275g。ジャイアント以外のバイクとの組み合わせても違和感のない、モノカラーのシンプルなカラーリングとされている。
ジャイアント Performance Collection
ジャイアント RIVET
重 量:300g(Mサイズ)
ジャイアント RIVET TT
重 量:300g(Mサイズ)
ジャイアント REV
重 量:245g(Mサイズ)
ジャイアント RAIL
重 量:275g(Mサイズ)
※日本国内発売モデルや価格、デリバリーの開始時期など詳細は後日発表される
text&photo:Hideyuki Suzuki in Monterey
国内での認知度はまだまだ低いものの、豊富なバリエーションのヘルメットを展開しているジャイアント。シーオッタークラシックの会場であるマツダレースウェイ(通称ラグナ・セカ)で発表されたのは、ハイエンドモデル「Performance Collection」に位置付けられる 「RIVET」、「RIVET TT」、改良が加えられた「REV」、そしてMTBエンデューロ/オールマウンテン系モデル「RAIL」の4種類だ。
そして、世界的に急成長を遂げているウイメンズブランド「Liv」のラインアップとして「Attacca」「Attacca TT」「Rev Liv」「Infinita」も用意される。男性用モデルと異なり、帽体などが女性専用設計とされ、各部にテーマカラーのパープルをあしらっている。
「RIVET(リベット)」は、ジョン・デゲンコルブらジャイアント・アルペシンのスプリンターが中心に使用し注目を集めているロード用エアロモデル。空力性能とベンチレーションを追求しつつ、軽さにも配慮したことが特徴である。フロントに設けられたの5つのポートから取り入れた空気は、負圧効果によって内部に留まることなく排出されるという。また、空力性能へのこだわりはストラップの素材にまで及んでいるとのこと。
重量はMサイズで300gで、アジアンフィットが用意される予定。カラーは国内でも先行して発売がアナウンスされているチームカラーに加え、ジャイアントに限らず様々なブランドのバイクと組み合わせることができるシンプルデザインも用意される。
タイムトライアルやトライアスロン用として開発された「RIVET TT(リベットTT)」は昨今トレンドとなっているショートテールデザインを採用。フランスの元F1エンジニアによる技術集団「エアロ・コンセプト・エンジニアリング」の協力のもと、エアロダイナミクスを追求。約2年間の開発期間を経て完成した。
その特徴は「ラディアス・シェイプ」と呼ばれる前面の形状と後部の凹みにあり、これにより最適なエアフローが得られるという。また、他社が採用している「シールド」については「ライダーの顔によっては適切なフィットが得られず、かえって乱流を発生させることがわかった」とのことで採用を見送っている。重量はMサイズで300gとTT/トライアスロン用としては軽量。アジアンフィットも用意される予定だ。
2015モデルで既にラインアップされているロード用モデル「REV(レヴ)」はポリカーボネートの積層と内部チャンネルデザインを改良。より軽く、快適なエアフローが得られるようになったという。ロードのみならず、ラース・ファンデルハール(オランダ)らはシクロクロスでも使用している。
オフロード用として唯一Performance Collectionに加わった「RAIL(レイル)」は、ジャイアント・ファクトリー・オフロードチームの協力を得て開発したエンデューロ/オールマウンテン向けモデル。ヘルメット以外の装備との相性を考慮し、使い勝手を高めたデサインが特徴だ。
バイザーは可動範囲を大きくとることで、ゴーグルの着脱を容易とした。GoProやシマノCM-1000などのウェアラブルカメラの取り付けに対応し、かつベースが目立たないようなデザインを採用。また後頭部にゴーグルベルト固定用クリップを備えている。重量はMサイズで275g。ジャイアント以外のバイクとの組み合わせても違和感のない、モノカラーのシンプルなカラーリングとされている。
ジャイアント Performance Collection
ジャイアント RIVET
重 量:300g(Mサイズ)
ジャイアント RIVET TT
重 量:300g(Mサイズ)
ジャイアント REV
重 量:245g(Mサイズ)
ジャイアント RAIL
重 量:275g(Mサイズ)
※日本国内発売モデルや価格、デリバリーの開始時期など詳細は後日発表される
text&photo:Hideyuki Suzuki in Monterey
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