2015/01/26(月) - 09:02
スコットの軽量フルサスXCバイク「SPARK 700」に、電動コンポーネントXTR Di2にいち早く対応した「SPARK 700 ULTIMATE Di2」が登場した。スコットとフォックスが共同開発した電子制御サスペンションを装備する最新テクノロジー満載の1台だ。
「SPARK(スパーク)700」はスコットが誇るカーボン技術を駆使し軽さを追求した27.5インチフルサスXCバイクのハイエンド。素材には、下位グレードと比較して20%高い強度を有しながら化粧カーボンを廃して軽量化を図ったHMXカーボンを採用している。
さて、今回登場した「ULTIMATE Di2」は、SPARK 700をベースとした電動XTR対応モデル。ケーブル類の内蔵やリアディレーラーマウントなどDi2対応の各種取付規格を備えるほか、スコットとフォックスが共同開発した電子制御サスペンションを搭載したことが最大の特徴である。
サス調整機構は、スコットとフォックスが共同開発した「Twinloc Lever System」をワイヤー式より踏襲。手元のスイッチを動かすことでワイヤー式よりも素早く前後のエアーボリュームやサスペンションの効き具合を変更することができる。
なお予め設定されているのは、空気量を減らしダンピングをロックアウトする「登坂」モードと、空気量を減少させた一方でダンピングを増加させ、トラベルとジオメトリーを変化させる「トラクションコントロールモード」、空気量を最大にしダンパーをアクティブにする「下りモード」の3モードだ。
搭載されるサスペンションはフロントが32 Floatを、リアがNUDEをベースとしている。いずれも日本のアルマイト加工メーカーのミヤキが開発した「カシマコート」によって滑らかな動作を実現している。
そして、サスペンションの性能を最大限に活かすのが27.5インチ専用ジオメトリーだ。433mmと短めなチェーンステーや68.3°のヘッドアングル、330mmのBBハイトなど27.5インチ専用ジオメトリーによってクイックなハンドリングを可能に。一方で120mmトラベルによって29er並の転がり性能との両立に成功した。
また、スコット独自の「ジオメトリーアジャストメントチップ」テクノロジーによって、コースに合わせたジオメトリー調整を可能としている。リアショックマウント部のパーツの向きを入れ替えることでBB高さを6mm、ヘッド角を0.5°変更することができる。
リアエンドにはパーツ交換を行うことで142x12mm、135x12mm、135x5mmの各種リアアクスルに変換可能で、電動ディレーラーによる強力な負荷にも対応する「IDS-SLドロップアウト」を採用。リアブレーキ台座はチェーンステーの一部に組み込まれ、リア部分の剛性と軽量性の向上に貢献している。
販売パッケージはサスペンションと電子制御ユニットが付属するフレームセットと、XTR Di2とフルカーボンホイールを始めとするシンクロスパーツで組み上げられた完成車の2種類。サイズはS、M、L、XLの4種類が揃う。MTBの未来を感じさせる最新技術満載のSPARK 700 ULTIMATE Di2は、勝利を渇望するリアルレーサーにオススメだ。
スコット SPARK 700 ULTIMATE Di2
フレーム:Spark Carbon / IMP technology / HMX net BB 92 / Carbon swingarm with 160PM U-Mono Link /Tapered Headtube
フォーク:フォックス 32 Float Factory iCTD Air / Kashima CTD damper with 3 modes 15mm QR axle / tapered steerer reb. Adj.
リアショック:フォックス iNude / SCOTT custom w. travel / geo adj CTCD 3 modes: Climb - Traction Control -end / Kashima / reb. Adj.
コンポーネント:シマノ XTR Di2
ホイール:シンクロス XR1.0 CL
タイヤ:シュワルベ Rocket Ron EVO / 2.25 127EPI Kevlar Bead Tubeless Easy / Pace star compound
サイズ:S、M、L、XL
価 格:1,380,000(税別、完成車)、850,000円(税別、フレームセット)
「SPARK(スパーク)700」はスコットが誇るカーボン技術を駆使し軽さを追求した27.5インチフルサスXCバイクのハイエンド。素材には、下位グレードと比較して20%高い強度を有しながら化粧カーボンを廃して軽量化を図ったHMXカーボンを採用している。
さて、今回登場した「ULTIMATE Di2」は、SPARK 700をベースとした電動XTR対応モデル。ケーブル類の内蔵やリアディレーラーマウントなどDi2対応の各種取付規格を備えるほか、スコットとフォックスが共同開発した電子制御サスペンションを搭載したことが最大の特徴である。
サス調整機構は、スコットとフォックスが共同開発した「Twinloc Lever System」をワイヤー式より踏襲。手元のスイッチを動かすことでワイヤー式よりも素早く前後のエアーボリュームやサスペンションの効き具合を変更することができる。
なお予め設定されているのは、空気量を減らしダンピングをロックアウトする「登坂」モードと、空気量を減少させた一方でダンピングを増加させ、トラベルとジオメトリーを変化させる「トラクションコントロールモード」、空気量を最大にしダンパーをアクティブにする「下りモード」の3モードだ。
搭載されるサスペンションはフロントが32 Floatを、リアがNUDEをベースとしている。いずれも日本のアルマイト加工メーカーのミヤキが開発した「カシマコート」によって滑らかな動作を実現している。
そして、サスペンションの性能を最大限に活かすのが27.5インチ専用ジオメトリーだ。433mmと短めなチェーンステーや68.3°のヘッドアングル、330mmのBBハイトなど27.5インチ専用ジオメトリーによってクイックなハンドリングを可能に。一方で120mmトラベルによって29er並の転がり性能との両立に成功した。
また、スコット独自の「ジオメトリーアジャストメントチップ」テクノロジーによって、コースに合わせたジオメトリー調整を可能としている。リアショックマウント部のパーツの向きを入れ替えることでBB高さを6mm、ヘッド角を0.5°変更することができる。
リアエンドにはパーツ交換を行うことで142x12mm、135x12mm、135x5mmの各種リアアクスルに変換可能で、電動ディレーラーによる強力な負荷にも対応する「IDS-SLドロップアウト」を採用。リアブレーキ台座はチェーンステーの一部に組み込まれ、リア部分の剛性と軽量性の向上に貢献している。
販売パッケージはサスペンションと電子制御ユニットが付属するフレームセットと、XTR Di2とフルカーボンホイールを始めとするシンクロスパーツで組み上げられた完成車の2種類。サイズはS、M、L、XLの4種類が揃う。MTBの未来を感じさせる最新技術満載のSPARK 700 ULTIMATE Di2は、勝利を渇望するリアルレーサーにオススメだ。
スコット SPARK 700 ULTIMATE Di2
フレーム:Spark Carbon / IMP technology / HMX net BB 92 / Carbon swingarm with 160PM U-Mono Link /Tapered Headtube
フォーク:フォックス 32 Float Factory iCTD Air / Kashima CTD damper with 3 modes 15mm QR axle / tapered steerer reb. Adj.
リアショック:フォックス iNude / SCOTT custom w. travel / geo adj CTCD 3 modes: Climb - Traction Control -end / Kashima / reb. Adj.
コンポーネント:シマノ XTR Di2
ホイール:シンクロス XR1.0 CL
タイヤ:シュワルベ Rocket Ron EVO / 2.25 127EPI Kevlar Bead Tubeless Easy / Pace star compound
サイズ:S、M、L、XL
価 格:1,380,000(税別、完成車)、850,000円(税別、フレームセット)
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