2014/12/18(木) - 09:00
世界でも有数の規模を誇る台湾のサイクルブランド、メリダ。その2015ラインナップより新型トライアスロンバイク「WARP TRI」をピックアップする。TTバイク「WARP TT」をベースとし、エアロダイナミクスと快適性を同時に向上させたロングディスタンス向けの1台だ。
メリダ WARP TRI 7000-E photo:Yuya.Yamamoto
ブレーキはダイレクトマウント。リアはBB下に設けられている
WARP TTから踏襲するコンパクトなリア三角のデザイン。ダウンチューブにはエアロボトルに対応するデザインを採用
WARP TRIはUCIの車両規則にとらわれることなくエアロダイナミクスと快適性を高めたロングディスタンス向けのトライアスロンバイク。TTバイク「WARP TT」がベースの1台で、翼断面状のチューブの後ろを切り落としたような「NACA FASTBACK」チューブ形状やコンパクトなリア三角のデザインなどを踏襲する。
一方で、ヘッドチューブ後端のフィンが後方へ延長するなどのアップデートや、付属する翼断面形状のヘッドスペーサーによって、更に空気抵抗を低減すると同時に横風に対する安定性を高めている。
ヘッドスペーサーなどエアロダイナミクスの追求は細部にも (c)ミヤタサイクル
76°~80°の間でシート角を調整可能とした「FLIP-FLOP HEAD」テクノロジー (c)ミヤタサイクル
翼断面状のチューブの後ろを切り落としたような「NACA FASTBACK」チューブ形状 (c)ミヤタサイクル
タイヤとのクリアランスをギリギリまで詰めたシートチューブのデザイン (c)ミヤタサイクル
素材にはNANO MATRIXテクノロジーを用いたピュアレーシングモデルと共通のカーボンを使用。しかしながら、チューブ内にリブを設けるメリダの独自技術「ダブルチャンバーテクノロジー」を不採用とするなど、ランへ疲労を残さないために適度な硬さを追求した。
ジオメトリーはシート角を起こし、ヘッド角を寝かせ、ヘッドチューブを長くすることで、TTよりも前乗りなポジションが取りやすい寸法に。一方で76°~80°の間でシート角を調整可能とした「FLIP-FLOP HEAD」テクノロジーや、汎用品のステムが使用可能なことからセッティングの幅が広く、アグレッシブなポジションも実現可能だ。
メリダ WARP TRI 5000 (c)ミヤタサイクル
また、遠征時を含めた扱いやすさを重視したこともWARP TRIの特徴の1つ。ブレーキは制動力に優れるダイレクトマウントタイプでリアはBB下に配置。ステムは前述の通り、アヘッドタイプの汎用品でポジション調整を容易としている。リアエンドはロードバイクと同じく脱着が容易な逆爪タイプとしている。
ラインナップは共通のフレーム&フォークの完成車が2種類。シンプルなグラフィックの上位グレード「7000-E」はシマノULTEGRA Di2をメインコンポーネントに、ローターのクランク「Flow」やプロファイルデザインのカーボンエアロホイールを組み合わせたハイカテゴリーのレースにも即実戦投入できる1台。メリダのコーポレートカラーであるグリーンを纏った「5000」は機械式のULTEGRAをメインコンポーネントとしながらも「7000-E」の半額以下という価格で、重量増は僅か100g程。サイズは51cm、54cmと2種類が展開される。54cmの重量は7000-Eが8.8kg、5000が8.9kg。取り扱いはミヤタサイクル。
メリダ WARP TRI 7000-E
フレーム:Warp TRI CF2
フォーク:Warp TRI-direct-E
メインコンポーネント:シマノ ULTEGRA Di2
クランク:ローター Flow / no-Qチェーンリング(54-42)
ホイール:プロファイルデザイン Profile carbon(リムハイト:フロント58mm/リア78mm)
タイヤ:コンチネンタル Grand Prix 4000S 25 KV
ハンドル:FSA KO-MIC-Si base+aero clip
ステム:プロファイルデザイン Aeria
サドル:プロロゴ Nago Evo Tri40 STN
サイズ:51cm、54cm
重 量:8.8kg(54cm)
価 格:800,000円(税込)
メリダ WARP TRI 5000
フレーム:Warp TRI CF2
フォーク:Warp TRI-direct-E
メインコンポーネント:シマノ ULTEGRA
クランク:Vision Trimax pro TT(53-39)
ホイール:フルクラム Quattro 35
タイヤ:コンチネンタル Grand Sport Race 23 fold
ハンドル:プロファイルデザイン Ozero TT base -T2+ aero clip
ステム:メリダ pro OS-5
サドル:セラリタリア SL T1
サイズ:51cm、54cm
重 量:8.9kg(54cm)
価 格:399,000円(税込)
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WARP TRIはUCIの車両規則にとらわれることなくエアロダイナミクスと快適性を高めたロングディスタンス向けのトライアスロンバイク。TTバイク「WARP TT」がベースの1台で、翼断面状のチューブの後ろを切り落としたような「NACA FASTBACK」チューブ形状やコンパクトなリア三角のデザインなどを踏襲する。
一方で、ヘッドチューブ後端のフィンが後方へ延長するなどのアップデートや、付属する翼断面形状のヘッドスペーサーによって、更に空気抵抗を低減すると同時に横風に対する安定性を高めている。
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ジオメトリーはシート角を起こし、ヘッド角を寝かせ、ヘッドチューブを長くすることで、TTよりも前乗りなポジションが取りやすい寸法に。一方で76°~80°の間でシート角を調整可能とした「FLIP-FLOP HEAD」テクノロジーや、汎用品のステムが使用可能なことからセッティングの幅が広く、アグレッシブなポジションも実現可能だ。
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また、遠征時を含めた扱いやすさを重視したこともWARP TRIの特徴の1つ。ブレーキは制動力に優れるダイレクトマウントタイプでリアはBB下に配置。ステムは前述の通り、アヘッドタイプの汎用品でポジション調整を容易としている。リアエンドはロードバイクと同じく脱着が容易な逆爪タイプとしている。
ラインナップは共通のフレーム&フォークの完成車が2種類。シンプルなグラフィックの上位グレード「7000-E」はシマノULTEGRA Di2をメインコンポーネントに、ローターのクランク「Flow」やプロファイルデザインのカーボンエアロホイールを組み合わせたハイカテゴリーのレースにも即実戦投入できる1台。メリダのコーポレートカラーであるグリーンを纏った「5000」は機械式のULTEGRAをメインコンポーネントとしながらも「7000-E」の半額以下という価格で、重量増は僅か100g程。サイズは51cm、54cmと2種類が展開される。54cmの重量は7000-Eが8.8kg、5000が8.9kg。取り扱いはミヤタサイクル。
メリダ WARP TRI 7000-E
フレーム:Warp TRI CF2
フォーク:Warp TRI-direct-E
メインコンポーネント:シマノ ULTEGRA Di2
クランク:ローター Flow / no-Qチェーンリング(54-42)
ホイール:プロファイルデザイン Profile carbon(リムハイト:フロント58mm/リア78mm)
タイヤ:コンチネンタル Grand Prix 4000S 25 KV
ハンドル:FSA KO-MIC-Si base+aero clip
ステム:プロファイルデザイン Aeria
サドル:プロロゴ Nago Evo Tri40 STN
サイズ:51cm、54cm
重 量:8.8kg(54cm)
価 格:800,000円(税込)
メリダ WARP TRI 5000
フレーム:Warp TRI CF2
フォーク:Warp TRI-direct-E
メインコンポーネント:シマノ ULTEGRA
クランク:Vision Trimax pro TT(53-39)
ホイール:フルクラム Quattro 35
タイヤ:コンチネンタル Grand Sport Race 23 fold
ハンドル:プロファイルデザイン Ozero TT base -T2+ aero clip
ステム:メリダ pro OS-5
サドル:セラリタリア SL T1
サイズ:51cm、54cm
重 量:8.9kg(54cm)
価 格:399,000円(税込)
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