2014/11/26(水) - 09:34
マキノ高原の2日目は関西シクロクロス。C1とCL1はともにスタートから先頭を走った島田真琴(シマノドリンキング)と宮内佐季子(Team CHAINRING)が圧勝。CJは竹内遼(WESTBERG/ProRide)がC1をも上回るラップタイムで優勝を飾った。
11月24日(月)、滋賀県マキノ高原で関西シクロクロス第4戦が行われた。前日はUCIレースがメインで、関西クロスではCM1のみが行なわれていた。2日間通じての第4戦のため、UCIレース出場者はこの日のレースとのダブルエントリーはできず、CL1のみ特例措置で可能に。2日目のマキノも朝から好天に恵まれ、青空と紅葉が美しいゲレンデの芝生メインのレースが行なわれた。
C1 島田真琴(シマノドリンキング)がスタートから圧倒
前日のUCIレースに出場していない選手で行われたレース。それだけに上位陣の実力が拮抗し、各所で熱いレースが繰り広げられた。スタートから島田真琴(シマノドリンキング)が先頭で舗装路から芝生エリアへ。これに伊澤優大(岩井商会RACING)、村田憲治(taurino.net)らが続く。1周目の立体交差では村田がトップで階段を上り島田が続いたが島田はその後再びトップに立つ。
島田先頭のまま、後方で上がってきたのは中根英登(愛三工業レーシングチーム)。2周目には先頭の島田とほぼ並んで走る。3番手以降は熊崎祥太(R2 SPORTS CYCLING TEAM)、豊田勝徳(シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAサイクリングチーム)、松木健治((有)村上建具)、藤川正人(岩井商会RACING)らが続く。
3周目には島田が先頭単独となり中根は下がる。代わって2番手には伊澤が上がり、3番手を中根は熊崎の2人が走る。島田はその後もペースを落とさず走りきって優勝。これに1分21秒差で伊澤が、さらに1分あけて熊崎が続いた。
優勝した島田は今シーズン初優勝。開幕からリタイアや8位など出遅れていたが、この日は島田本来の力とテクニックを見せて圧倒。「ここは去年も勝てた得意なコース。今日は自分の走りができました。前半は押さえて後半上げようと。今年は出遅れているのでこれから出るレースは勝って、シリーズ戦タイトルを狙いたいですね」と語る。序盤に見せ場を作った6位の中根は「島田さんについていこうと思ったのですがテクニックが無くて無理でした」と脱帽。コース次第で優勝争いをする力を持つ。
CL1は前日のUCIレースとのダブルエントリーが可能となり、宮内佐季子(Team CHAINRING)が優勝。これに坂口楓華(パナソニックレディース)、上田順子(BC.ANELLO獣遊ダム部)らが続いた。
CJは竹内遼(WESTBERG/ProRide)と日野竜嘉(松山聖陵高校)の2人だけの参戦となったがこの2人はC2全員よりも速く周回し先にゴール。優勝の竹内の5周回ゴールのタイムは37分03秒と、C1で優勝した島田の5周目ラップ(全8周)37分51秒よりも速いもの。
結果
C1
1位 島田真琴(シマノドリンキング)1時間00分49秒
2位 伊澤優大(岩井商会RACING)+1分21秒
3位 熊崎祥太(R2 SPORTS CYCLING TEAM)+2分24秒
4位 松木健治((有)村上建具) +2分39秒
5位 豊田勝徳(シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAサイクリングチーム)+3分20秒
6位 中根英登(愛三工業レーシングチーム)+3分40秒
7位 藤川正人(岩井商会RACING)+3分54秒
8位 菅原成典(八ヶ岳CYCLOCROSS CLUB) +4分16秒
9位 野島遊(Cycle☆Love's)+4分29秒
10位 松村孝一(KAMOGAWA TC) +4分31秒
CL1
1位 宮内佐季子(Team CHAINRING)43分32秒
2位 坂口楓華(パナソニックレディース)+2分43秒
3位 上田順子(BC.ANELLO獣遊ダム部)+7分30秒
CJ
1位 竹内遼(WESTBERG/ProRide)37分03秒
2位 日野竜嘉(松山聖陵高校)+2分31秒
C2
1位 山本雅之(シルクロード)40分44秒
2位 西山知宏(tacurino.net)+11秒
3位 多端亮 +13秒
C3
1位 佐藤英樹
2位 橘田淳一郎(TEAMユキリン)+03秒
3位 藤田耕志((有)村上建具・工房ハイランダー)+57秒
CM2
1位 林宏憲(Isnet fukui Cycling team)
2位 山本良広(どろいろクロッサーZ) +09秒
3位 河原徳(DISTANZA) +36秒
U17
1位 山内渓太(Team DADDY)
2位 細田悠太(チーム野寺)+1分26秒
CL2
1位 平田千枝(まほロバRC) 26分31秒
2位 藤野直美(まんま-AO・HANI CyclingTeam) +1分13秒
3位 岡村桃花(ステラ☆シルベスト) +1分39秒
photo&text:高木秀彰
11月24日(月)、滋賀県マキノ高原で関西シクロクロス第4戦が行われた。前日はUCIレースがメインで、関西クロスではCM1のみが行なわれていた。2日間通じての第4戦のため、UCIレース出場者はこの日のレースとのダブルエントリーはできず、CL1のみ特例措置で可能に。2日目のマキノも朝から好天に恵まれ、青空と紅葉が美しいゲレンデの芝生メインのレースが行なわれた。
C1 島田真琴(シマノドリンキング)がスタートから圧倒
前日のUCIレースに出場していない選手で行われたレース。それだけに上位陣の実力が拮抗し、各所で熱いレースが繰り広げられた。スタートから島田真琴(シマノドリンキング)が先頭で舗装路から芝生エリアへ。これに伊澤優大(岩井商会RACING)、村田憲治(taurino.net)らが続く。1周目の立体交差では村田がトップで階段を上り島田が続いたが島田はその後再びトップに立つ。
島田先頭のまま、後方で上がってきたのは中根英登(愛三工業レーシングチーム)。2周目には先頭の島田とほぼ並んで走る。3番手以降は熊崎祥太(R2 SPORTS CYCLING TEAM)、豊田勝徳(シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAサイクリングチーム)、松木健治((有)村上建具)、藤川正人(岩井商会RACING)らが続く。
3周目には島田が先頭単独となり中根は下がる。代わって2番手には伊澤が上がり、3番手を中根は熊崎の2人が走る。島田はその後もペースを落とさず走りきって優勝。これに1分21秒差で伊澤が、さらに1分あけて熊崎が続いた。
優勝した島田は今シーズン初優勝。開幕からリタイアや8位など出遅れていたが、この日は島田本来の力とテクニックを見せて圧倒。「ここは去年も勝てた得意なコース。今日は自分の走りができました。前半は押さえて後半上げようと。今年は出遅れているのでこれから出るレースは勝って、シリーズ戦タイトルを狙いたいですね」と語る。序盤に見せ場を作った6位の中根は「島田さんについていこうと思ったのですがテクニックが無くて無理でした」と脱帽。コース次第で優勝争いをする力を持つ。
CL1は前日のUCIレースとのダブルエントリーが可能となり、宮内佐季子(Team CHAINRING)が優勝。これに坂口楓華(パナソニックレディース)、上田順子(BC.ANELLO獣遊ダム部)らが続いた。
CJは竹内遼(WESTBERG/ProRide)と日野竜嘉(松山聖陵高校)の2人だけの参戦となったがこの2人はC2全員よりも速く周回し先にゴール。優勝の竹内の5周回ゴールのタイムは37分03秒と、C1で優勝した島田の5周目ラップ(全8周)37分51秒よりも速いもの。
結果
C1
1位 島田真琴(シマノドリンキング)1時間00分49秒
2位 伊澤優大(岩井商会RACING)+1分21秒
3位 熊崎祥太(R2 SPORTS CYCLING TEAM)+2分24秒
4位 松木健治((有)村上建具) +2分39秒
5位 豊田勝徳(シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAサイクリングチーム)+3分20秒
6位 中根英登(愛三工業レーシングチーム)+3分40秒
7位 藤川正人(岩井商会RACING)+3分54秒
8位 菅原成典(八ヶ岳CYCLOCROSS CLUB) +4分16秒
9位 野島遊(Cycle☆Love's)+4分29秒
10位 松村孝一(KAMOGAWA TC) +4分31秒
CL1
1位 宮内佐季子(Team CHAINRING)43分32秒
2位 坂口楓華(パナソニックレディース)+2分43秒
3位 上田順子(BC.ANELLO獣遊ダム部)+7分30秒
CJ
1位 竹内遼(WESTBERG/ProRide)37分03秒
2位 日野竜嘉(松山聖陵高校)+2分31秒
C2
1位 山本雅之(シルクロード)40分44秒
2位 西山知宏(tacurino.net)+11秒
3位 多端亮 +13秒
C3
1位 佐藤英樹
2位 橘田淳一郎(TEAMユキリン)+03秒
3位 藤田耕志((有)村上建具・工房ハイランダー)+57秒
CM2
1位 林宏憲(Isnet fukui Cycling team)
2位 山本良広(どろいろクロッサーZ) +09秒
3位 河原徳(DISTANZA) +36秒
U17
1位 山内渓太(Team DADDY)
2位 細田悠太(チーム野寺)+1分26秒
CL2
1位 平田千枝(まほロバRC) 26分31秒
2位 藤野直美(まんま-AO・HANI CyclingTeam) +1分13秒
3位 岡村桃花(ステラ☆シルベスト) +1分39秒
photo&text:高木秀彰
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