2009/09/06(日) - 01:05
9月5日(土)、実業団ロード最高峰の大会でついにCHISAKOが女子クラスを制しJフェミニンリーダーに。そしてBR-1を制したのはラスト30kmを独走で逃げ切った17歳の榊原健一。
実業団最高ランキングのロードレース、第43回全日本実業団対抗サイクルロードレース大会が兵庫県播磨中央公園で行われた。各クラスともに実業団のナンバーワンを決める大会だ。コースは緩やかなアップダウンとカーブの連続する1周7.8km。スピード、テクニック、そして普段より長丁場のためスタミナも要求される。
ERは2組に分けられ、8周62.4kmで行われた。コースの特性もあり、活発にアタック、逃げができる。1組は黒田篤司(バルバクラブ)が終盤に単独で逃げ吸収されるが、ゴール前で再び抜け出して圧勝。
2組は中盤から3人が逃げてそのままゴール、佐々木俊輔(TEAM DEVELTEAD)が優勝した。
FR(女子)は6周46.8kmで行われた。序盤から終始アタックがかかるが決まらない。実業団タイトルがかかるだけにアタックと吸収の繰り返しの戦いとなる。結局集団のまま最終コーナーを立ち上がる。CHISAKO(UTSUNOMIYA BLITZEN FR)が先行してそのままゴール、見事栄冠を手にした。CHISAKOは春先に鎖骨骨折でシーズン前半、思うような結果を出すことができなかった。ようやくここで結果を出し、全日本選手権の雪辱を果たした。
BR-1は12周93.6kmで行われた。序盤に12人の逃げが決まる。積極的なローテーションでメイン集団との差を広げていく。そして9周目に入って榊原健一(BREZZAカミハギRT)がアタック。見る見る差を広げていく。後続も全開で追うが届かない。榊原は深いクラウチングで下ハンドルを握り、後ろを振り返ることなく逃げ続ける。その差は広がり続け、ついにゴール、見事30kmを逃げ切って優勝。
榊原はインターハイロードでもアタックをかけまくって2位入賞。だが大きな優勝はなかった。アタックを掛けまくるためゴールまで続かないことがしばしば。ようやくそのアタックがゴールまで届き、見事ビッグタイトルを手にした。
優勝の榊原は「うれしいです。最初は抑えてラスト4周で動こうと思いました。予定通り、常に全開で踏みました。来年は進学希望です」と語る。
TRクラスは翌6日(日)に行われる。
結果
FR
1位 CHISAKO(UTSUNOMIYA BLITZEN FR)1時間23分19秒
2位 森田正美(チームブリヂストン・アンカーFR)
3位 森本朱美(スミタ・ラバネロ)
4位 西加南子(TEAM FOCUS-OUTDOOR PRODUCTS)
5位 智野真央(MUUR ZERO)
6位 星川恵利奈(MUUR ZERO)+01秒
Jフェミニンリーダー CHISAKO(UTSUNOMIYA BLITZEN FR)
ER
1組
1位 黒田篤司(バルバクラブ)1時間40分44秒
2位 原川浩介(Team Comrade)
3位 守屋清国(SPADE・ACE)
4位 伊藤隼人(HAYATE)+01秒
5位 長濱孝一(岩井商会レーシング)+02秒
6位 野々川祐也(BREZZAカミハギRT)
ER
2組
1位 佐々木俊輔(TEAM DEVELTEAD)1時間42分25秒
2位 三浦健一(エルドラード)
3位 濱由嵩(MUUR ZREO)+01秒
4位 守口海(ミタニサイクルマインド)+35秒
5位 岩崎友幸(SQUADRA CORSA cicli HIDE)+44秒
6位 田森誠規(BREZZAカミハギRT)+45秒
BR-1
1位榊原健一(BREZZAカミハギRT)2時間27分47秒
2位佐野伸弥(MINOURA大垣レーシング)+2分34秒
3位佐藤成彦(spacebikes.com)
4位高塚亮輔(spacebikes.com)
5位若杉厚仁(spacebikes.com)
6位中西昭夫(竹芝サイクルレーシング)+2分35秒
photo&text:高木秀彰
実業団最高ランキングのロードレース、第43回全日本実業団対抗サイクルロードレース大会が兵庫県播磨中央公園で行われた。各クラスともに実業団のナンバーワンを決める大会だ。コースは緩やかなアップダウンとカーブの連続する1周7.8km。スピード、テクニック、そして普段より長丁場のためスタミナも要求される。
ERは2組に分けられ、8周62.4kmで行われた。コースの特性もあり、活発にアタック、逃げができる。1組は黒田篤司(バルバクラブ)が終盤に単独で逃げ吸収されるが、ゴール前で再び抜け出して圧勝。
2組は中盤から3人が逃げてそのままゴール、佐々木俊輔(TEAM DEVELTEAD)が優勝した。
FR(女子)は6周46.8kmで行われた。序盤から終始アタックがかかるが決まらない。実業団タイトルがかかるだけにアタックと吸収の繰り返しの戦いとなる。結局集団のまま最終コーナーを立ち上がる。CHISAKO(UTSUNOMIYA BLITZEN FR)が先行してそのままゴール、見事栄冠を手にした。CHISAKOは春先に鎖骨骨折でシーズン前半、思うような結果を出すことができなかった。ようやくここで結果を出し、全日本選手権の雪辱を果たした。
BR-1は12周93.6kmで行われた。序盤に12人の逃げが決まる。積極的なローテーションでメイン集団との差を広げていく。そして9周目に入って榊原健一(BREZZAカミハギRT)がアタック。見る見る差を広げていく。後続も全開で追うが届かない。榊原は深いクラウチングで下ハンドルを握り、後ろを振り返ることなく逃げ続ける。その差は広がり続け、ついにゴール、見事30kmを逃げ切って優勝。
榊原はインターハイロードでもアタックをかけまくって2位入賞。だが大きな優勝はなかった。アタックを掛けまくるためゴールまで続かないことがしばしば。ようやくそのアタックがゴールまで届き、見事ビッグタイトルを手にした。
優勝の榊原は「うれしいです。最初は抑えてラスト4周で動こうと思いました。予定通り、常に全開で踏みました。来年は進学希望です」と語る。
TRクラスは翌6日(日)に行われる。
結果
FR
1位 CHISAKO(UTSUNOMIYA BLITZEN FR)1時間23分19秒
2位 森田正美(チームブリヂストン・アンカーFR)
3位 森本朱美(スミタ・ラバネロ)
4位 西加南子(TEAM FOCUS-OUTDOOR PRODUCTS)
5位 智野真央(MUUR ZERO)
6位 星川恵利奈(MUUR ZERO)+01秒
Jフェミニンリーダー CHISAKO(UTSUNOMIYA BLITZEN FR)
ER
1組
1位 黒田篤司(バルバクラブ)1時間40分44秒
2位 原川浩介(Team Comrade)
3位 守屋清国(SPADE・ACE)
4位 伊藤隼人(HAYATE)+01秒
5位 長濱孝一(岩井商会レーシング)+02秒
6位 野々川祐也(BREZZAカミハギRT)
ER
2組
1位 佐々木俊輔(TEAM DEVELTEAD)1時間42分25秒
2位 三浦健一(エルドラード)
3位 濱由嵩(MUUR ZREO)+01秒
4位 守口海(ミタニサイクルマインド)+35秒
5位 岩崎友幸(SQUADRA CORSA cicli HIDE)+44秒
6位 田森誠規(BREZZAカミハギRT)+45秒
BR-1
1位榊原健一(BREZZAカミハギRT)2時間27分47秒
2位佐野伸弥(MINOURA大垣レーシング)+2分34秒
3位佐藤成彦(spacebikes.com)
4位高塚亮輔(spacebikes.com)
5位若杉厚仁(spacebikes.com)
6位中西昭夫(竹芝サイクルレーシング)+2分35秒
photo&text:高木秀彰
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