ジャパンカップクリテリウムに先立って行なわれたレジェンドクリテリウム。今年初開催の闘いに、ジャパンカップを語る上で欠かせない10名のレジェンドたちが挑んだ。ガールズケイリンの模様を含めてお伝えします。



レジェンドクリテリウムに出場するレジェンドたちレジェンドクリテリウムに出場するレジェンドたち photo:Kei Tsuji


独走で最終周回に入る安原昌弘(1993年大会9位)独走で最終周回に入る安原昌弘(1993年大会9位) photo:Kei Tsuji1周1.55kmの直線的なコースを2周するレジェンドクリテリウム。

阿部良之(1997年大会優勝)や新保光起(2002年大会7位)を先頭に追走阿部良之(1997年大会優勝)や新保光起(2002年大会7位)を先頭に追走 photo:Kei Tsuji出場したのは過去にジャパンカップ本戦で10位以内に入った日本人選手8名にチーム右京の片山右京監督、そして栃木県が生んだ競輪界のスーパースター神山雄一郎を加えた合計10名。その中にはもちろん日本人選手として唯一ジャパンカップで優勝している阿部良之の姿もある。

スタートするやいなや出場選手の中で唯一ジャパンカップクリテリウム出場経験のある片山右京監督や最年少の新保光起らが抜け出し、そこからマトリックスパワータグの安原昌弘監督が先行。最終周回に入ると再び片山監督やインターマックスの今中大介代表が仕掛けるシーンも。

しかし最後はスプリントになり、加速力で他の追随を許さない神山雄一郎が先着。G1レースで競輪史上最多の16勝を飾っている神山だが、地元宇都宮で大声援を受けての勝利に「G1レースで優勝した時よりも嬉しい」とコメントした。

レジェンドクリテリウム同様、ガールズケイリンも地元栃木出身の荒牧聖未が勝利している。



今中大介(1997年大会4位)を振り切ってフィニッシュする神山雄一郎今中大介(1997年大会4位)を振り切ってフィニッシュする神山雄一郎 photo:Kei Tsuji
ガールズケイリンのスタートに並んだ7名ガールズケイリンのスタートに並んだ7名 photo:Kei Tsuji
最終周回に入る荒牧聖未(1期/栃木)ら最終周回に入る荒牧聖未(1期/栃木)ら photo:Kei Tsuji色とりどりのバイクが宇都宮大通りを駆ける色とりどりのバイクが宇都宮大通りを駆ける photo:Kei Tsuji
宇都宮市の佐藤栄一市長を先頭に宇都宮大通りをパレード宇都宮市の佐藤栄一市長を先頭に宇都宮大通りをパレード photo:Kei Tsuji


ジャパンカップ2014レジェンドクリテリウム
1位 神山雄一郎(地元出身GI16勝)         4'49"
2位 今中大介(1997年4位)
3位 片山右京(チーム右京監督)
4位 新保光起(2002年7位)             +04"
5位 藤野智一(1994年6位)
6位 阿部良之(1997年優勝)
7位 安原昌弘(1993年9位)             +06"
8位 橋詰一也(1992年8位)             +24"
9位 田中光輝(2000年6位)             +41"
10位 渋谷淳一(2000年10位)            +56"

ガールズケイリン
1位 荒牧聖未(栃木)

text:Kei Tsuji

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