今年のインターハイが山梨県笛吹市で8月6日から行われている。4kmチームパーシュートで京都・北桑田高が4分24秒908の大会新で優勝。チームスプリントは和歌山北が制覇。スプリント予選の200mTTは太田竜馬(徳島・小松島西)が10秒596の大会新で優位に立つ。
4kmチームパーシュート 1位 北桑田 photo:Hideaki TAKAGI
全国高体連所属校の選手たちが目指す頂点の戦いが全国高校総体、通称インターハイだ。今年は山梨県笛吹市でトラックは8月6日から8日まで境川自転車競技場(400m)で、ロードは8月9日に笛吹市内の周回コースで行なわれる。ここでは初日の予選からトピックを、8月7日の2日目から決勝種目をフォトレポートでお届けする。
チームスプリント
チームスプリント 1位 和歌北 photo:Hideaki TAKAGI
チームスプリント 2位 暁 photo:Hideaki TAKAGI予選で1位タイムの三重・暁と2位タイムの和歌山・和歌山北との決勝戦。和歌山北が予選タイムをより上回る走りで優勝。布居大地、南潤、永橋湧也の3人はいずれも2年生。同校には短距離選手の3年布居翼が居るが、同日程のジュニアトラック世界選手権へ出場のため、メンバーを入れ替えての参戦。
「来年の和歌山国体へ向けて、この種目で勝つことを目標にしていた。インターハイも重要だが、東京オリンピックへ向けてナショナルチームへ選手を送り出すことも大事なことと考えている」と上野孝監督は、重要な戦力を世界選へ送り出した経緯を語る。
結果
1位 和歌北 1分18秒718
2位 暁 1分19秒453 予選時タイム
3位 川越工 1分19秒117
4位 朝明 1分19秒737
5位 新庄神室 1分20秒585 以下予選時タイム
6位 千原台 1分20秒747
7位 伊豆総合 1分20秒830
8位 作新学院 1分21秒206
4kmチームパーシュート
4kmチームパーシュート 2位 岡山工 photo:Hideaki TAKAGI
4kmチームパーシュート 3位 南大隅 photo:Hideaki TAKAGI予選で4分26秒029の大会記録を作った京都・北桑田が、決勝でそれをさらに上回る4分24秒908の驚異的な大会記録を作った。同校は6月14日に行われた近畿大会(京都向日町競輪場400m)で4分24秒980を出していたがそれをも上回る。
草場啓吾、村田瑞季、孫崎大樹、安田開の3年生メンバー。草場と孫崎は直前までカナダで行われていたツール・ド・ラビティビに出場。草場の好アシストで孫崎がステージ優勝する快挙を達成したが、帰国して中3日でのインターハイだった。体調と当日の高温(会場で41度)が懸念されたが見事に大記録を挙げた。
「ほぼ目標どおりのタイムで走れた。全員が1周交代で、後半できつくなれば半周牽いて切れてもいいという指示をしていた。交代のタイミングは選手自身が判断して、後半は逆にタイムを上げていたのでそれが記録に繋がったと思う」
「レースだけでない海外遠征の過密なスケジュールの経験が生きた。4人での脚合わせをしておらず自分は不安があったが、選手たちのほうが頑張ってくれた」と上田敬史チーム監督は語る。まだまだタイムを縮められそうな勢いがある。
結果
1位 北桑田 4分24秒908 大会新
2位 岡山工 4分31秒456 予選時タイム
3位 南大隅 4分30秒235
4位 八戸工 4分30秒545
5位 岐南工 4分34秒738 以下予選時タイム
6位 学法石川 4分35秒067
7位 昭和一学園 4分35秒814
8位 水島工 4分37秒229
女子500mタイムトライアル 1位 平井杏奈(祐誠) photo:Hideaki TAKAGI女子500mタイムトライアル
今後の正式種目化を目指し公開競技として行なわれた種目。平井杏奈(福岡・祐誠)が38秒391で優勝。
結果
1位 平井杏奈(祐誠)38秒391
2位 佐々木美郁(古川工)38秒478
3位 伊藤花歩(倉吉西)38秒820
女子スクラッチ ゴール photo:Hideaki TAKAGI女子スクラッチ
同じく公開競技として実施。元砂水咲美(榛生昇陽)、八木梓(北桑田)、古山稀絵(昭和一学園)、伊藤真生(東北)、内村舞織(南大隅)らがそれぞれ抜け出す場面もあったが終盤は集団となり、大谷杏奈(桜丘)が制した。
結果 6km
1位 大谷杏奈(桜丘)8分16秒250
2位 内村舞織(南大隅)
3位 田村ひろみ(城東工科)
スプリント予選 1位タイム 太田竜馬(小松島西) photo:Hideaki TAKAGIスプリント予選で太田竜馬が大会記録
1日目スプリント予選の200mFTTで、太田竜馬(徳島・小松島西)が10秒596の大会記録を樹立。太田はその後もすべて圧倒的なストレート勝ちで決勝へ進出決定している。
フォトギャラリー トラック1日目 もご覧ください。
photo&text:高木秀彰
4kmチームパーシュート 1位 北桑田 photo:Hideaki TAKAGI全国高体連所属校の選手たちが目指す頂点の戦いが全国高校総体、通称インターハイだ。今年は山梨県笛吹市でトラックは8月6日から8日まで境川自転車競技場(400m)で、ロードは8月9日に笛吹市内の周回コースで行なわれる。ここでは初日の予選からトピックを、8月7日の2日目から決勝種目をフォトレポートでお届けする。
チームスプリント
チームスプリント 1位 和歌北 photo:Hideaki TAKAGI
チームスプリント 2位 暁 photo:Hideaki TAKAGI予選で1位タイムの三重・暁と2位タイムの和歌山・和歌山北との決勝戦。和歌山北が予選タイムをより上回る走りで優勝。布居大地、南潤、永橋湧也の3人はいずれも2年生。同校には短距離選手の3年布居翼が居るが、同日程のジュニアトラック世界選手権へ出場のため、メンバーを入れ替えての参戦。「来年の和歌山国体へ向けて、この種目で勝つことを目標にしていた。インターハイも重要だが、東京オリンピックへ向けてナショナルチームへ選手を送り出すことも大事なことと考えている」と上野孝監督は、重要な戦力を世界選へ送り出した経緯を語る。
結果
1位 和歌北 1分18秒718
2位 暁 1分19秒453 予選時タイム
3位 川越工 1分19秒117
4位 朝明 1分19秒737
5位 新庄神室 1分20秒585 以下予選時タイム
6位 千原台 1分20秒747
7位 伊豆総合 1分20秒830
8位 作新学院 1分21秒206
4kmチームパーシュート
4kmチームパーシュート 2位 岡山工 photo:Hideaki TAKAGI
4kmチームパーシュート 3位 南大隅 photo:Hideaki TAKAGI予選で4分26秒029の大会記録を作った京都・北桑田が、決勝でそれをさらに上回る4分24秒908の驚異的な大会記録を作った。同校は6月14日に行われた近畿大会(京都向日町競輪場400m)で4分24秒980を出していたがそれをも上回る。草場啓吾、村田瑞季、孫崎大樹、安田開の3年生メンバー。草場と孫崎は直前までカナダで行われていたツール・ド・ラビティビに出場。草場の好アシストで孫崎がステージ優勝する快挙を達成したが、帰国して中3日でのインターハイだった。体調と当日の高温(会場で41度)が懸念されたが見事に大記録を挙げた。
「ほぼ目標どおりのタイムで走れた。全員が1周交代で、後半できつくなれば半周牽いて切れてもいいという指示をしていた。交代のタイミングは選手自身が判断して、後半は逆にタイムを上げていたのでそれが記録に繋がったと思う」
「レースだけでない海外遠征の過密なスケジュールの経験が生きた。4人での脚合わせをしておらず自分は不安があったが、選手たちのほうが頑張ってくれた」と上田敬史チーム監督は語る。まだまだタイムを縮められそうな勢いがある。
結果
1位 北桑田 4分24秒908 大会新
2位 岡山工 4分31秒456 予選時タイム
3位 南大隅 4分30秒235
4位 八戸工 4分30秒545
5位 岐南工 4分34秒738 以下予選時タイム
6位 学法石川 4分35秒067
7位 昭和一学園 4分35秒814
8位 水島工 4分37秒229
女子500mタイムトライアル 1位 平井杏奈(祐誠) photo:Hideaki TAKAGI女子500mタイムトライアル今後の正式種目化を目指し公開競技として行なわれた種目。平井杏奈(福岡・祐誠)が38秒391で優勝。
結果
1位 平井杏奈(祐誠)38秒391
2位 佐々木美郁(古川工)38秒478
3位 伊藤花歩(倉吉西)38秒820
女子スクラッチ ゴール photo:Hideaki TAKAGI女子スクラッチ 同じく公開競技として実施。元砂水咲美(榛生昇陽)、八木梓(北桑田)、古山稀絵(昭和一学園)、伊藤真生(東北)、内村舞織(南大隅)らがそれぞれ抜け出す場面もあったが終盤は集団となり、大谷杏奈(桜丘)が制した。
結果 6km
1位 大谷杏奈(桜丘)8分16秒250
2位 内村舞織(南大隅)
3位 田村ひろみ(城東工科)
スプリント予選 1位タイム 太田竜馬(小松島西) photo:Hideaki TAKAGIスプリント予選で太田竜馬が大会記録1日目スプリント予選の200mFTTで、太田竜馬(徳島・小松島西)が10秒596の大会記録を樹立。太田はその後もすべて圧倒的なストレート勝ちで決勝へ進出決定している。
フォトギャラリー トラック1日目 もご覧ください。
photo&text:高木秀彰
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