2014/06/19(木) - 10:02
MTBジャパンシリーズで今季負けなしの4連覇を達成した斉藤 亮(ブリヂストン・アンカー)の愛車、アンカーXR9を紹介する。日本人のためのスポーツバイクを追求するアンカーが今季より投入する650Bホイール系MTBのトップモデルだ。
斉藤亮のマシンはフルカーボンのクロスカントリー系ハードテイルMTBのトップモデル、アンカーXR9だ。今季のアンカーMTBチームは650B(27.5インチ)に機材統一し、このXR9一本に絞って戦っている。ゼッケンはすでに斉藤の固定ナンバーのようにNo.1をつける。コンポはシマノXTRを基本に、PRO XCRのハンドル&ポスト周りで固める。
特徴的なのはエンドバーを使用することだろう。斉藤は「僕はクライミングにおいてエンドバーを必要とする走りなんです」と言う。ハンドル幅も狭めだ。エンドバー無し&幅広ハンドルが主流となった今のXCシーンにおいてはトラディショナルなセッティングに見える。
FサスはカーボンレッグのSRサンツアーのAXON WERXを使用。タイヤはシュワルベで、天候にあわせチョイス。ドライならRACING RALPH、雨の日はROCKET RONなどだ。シマノ製の650完組ホイールの供給が遅れているため、今のところはスポンサー外のリムを使用している。チューブレスレディリムにシーラントを用いてチューブレス化していることも要注目だ。
なお斉藤にはケミカルブランドのホルメンコールがサポートについており、天候やコンディションに合わせたチェーンルブ、オイル類、フレームへの泥の付着を防ぐコーティング剤などがバイクに施されている。また、ウェアやシューズ、サングラスなどにもホルメンコールのケアラインを使用し、代名詞でもあるナノコーティングが施されているという。これは元クロスカントリースキーヤーだった斉藤の、スキー板チューニングを施してきた中村 肇氏が継続してサポートを担当している。そのアドバンテージもレースで戦う上で非常に大きいという。
photo&text:Makoto.AYANO
(JシリーズXCO第3戦 富士見で取材)
斉藤亮のマシンはフルカーボンのクロスカントリー系ハードテイルMTBのトップモデル、アンカーXR9だ。今季のアンカーMTBチームは650B(27.5インチ)に機材統一し、このXR9一本に絞って戦っている。ゼッケンはすでに斉藤の固定ナンバーのようにNo.1をつける。コンポはシマノXTRを基本に、PRO XCRのハンドル&ポスト周りで固める。
特徴的なのはエンドバーを使用することだろう。斉藤は「僕はクライミングにおいてエンドバーを必要とする走りなんです」と言う。ハンドル幅も狭めだ。エンドバー無し&幅広ハンドルが主流となった今のXCシーンにおいてはトラディショナルなセッティングに見える。
FサスはカーボンレッグのSRサンツアーのAXON WERXを使用。タイヤはシュワルベで、天候にあわせチョイス。ドライならRACING RALPH、雨の日はROCKET RONなどだ。シマノ製の650完組ホイールの供給が遅れているため、今のところはスポンサー外のリムを使用している。チューブレスレディリムにシーラントを用いてチューブレス化していることも要注目だ。
なお斉藤にはケミカルブランドのホルメンコールがサポートについており、天候やコンディションに合わせたチェーンルブ、オイル類、フレームへの泥の付着を防ぐコーティング剤などがバイクに施されている。また、ウェアやシューズ、サングラスなどにもホルメンコールのケアラインを使用し、代名詞でもあるナノコーティングが施されているという。これは元クロスカントリースキーヤーだった斉藤の、スキー板チューニングを施してきた中村 肇氏が継続してサポートを担当している。そのアドバンテージもレースで戦う上で非常に大きいという。
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(JシリーズXCO第3戦 富士見で取材)
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