2度の落車で戦列を離れていたホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)がプレスリリースで声明を発表。順調に回復しており、ツール・ド・フランスのステージ優勝と、ブエルタ・ア・エスパーニャの総合優勝を狙いたい構えだ。



ジロで怪我を負ったホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ)ジロで怪我を負ったホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) photo:Kei Tsuji好調を発揮しながらアムステル・ゴールドレースで肋骨2本、ジロ・デ・イタリア2014第6ステージで肋骨1本と手首を骨折し、レースからの離脱を余儀なくされていたホアキン・ロドリゲス。

ロドリゲスはカチューシャが発表したプレスリリース上にて、順調に回復が進んでいること、そして次の目標について語った。

ホアキン・ロドリゲスのコメント

シーズン序盤は好調を維持していたシーズン序盤は好調を維持していた photo:Tim de Waele「シーズン序盤はとても良いパフォーマンスを出すことができていた。大きな希望を持っていたけれど、アムステルとジロの落車によってクラシックとシーズン最初のグランツールを棒に振ってしまった。でも、シーズン序盤に用意したブエルタという目標がまだ残っている。コースも自分向きだし、勝ちたいと思っている。けれどブエルタの準備をするためだけにツールに参加する訳ではない。

ツールでは総合順位を狙わない代わりにステージ優勝を狙いたい。第3週目に僕に向いたステージが続くから、1勝か、もしくはそれ以上の勝ち星を挙げたいと思っている。

それに、レースの舞台に立たずテレビを眺めているのは面白くない。ジロと同じようにツールも苦しむだろうけれど、ジロもツールも"僕のレース"。さみしい思いをせずにテレビを眺めることができるのは、パリ〜ルーベのようなレースだけ。まだ(折れた)肋骨は痛むけれど、日に日に良くなっているし落車した時よりもだいぶ楽になってきた。まだツールまでは3週間もある。」

コメントはカチューシャのプレスリリースより。

text:So.Isobe

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