2013/11/11(月) - 13:51
ホノルルセンチュリーライドへと、トップツアーのゲストライダーとして参加した日向涼子さん。自他ともに"坂バカ"を認めるほどにヒルクライム好きな彼女が、160kmを走るイベントを走ることに。女性ならではの視点でハワイを感じた、本人直筆レポートをお届けします。
ロードバイクに乗り始めて3年。ポタリング好きが高じて様々な出会いとともに「登り坂」に目覚め、気づけば招待されるイベントもヒルクライムレースばかり(笑)。“モデルで坂バカ”と言われることに何の疑問も感じなくなっていたある日のこと…。
パソコンを開くと、「ホノルルセンチュリーライドにゲストとして走りませんか?」というメール。
取り急ぎ、「私でよろしければ」と返信をしたものの、自分がヒルクライム以外のイベント…?ましてや海外のロングライドイベントに呼ばれるはずがない!!
きっと送り先を間違えたんだな。今頃は焦っているに違いないだろう(笑)。
そう言えば、ホノルルセンチュリーライドと言えば、ママチャリしか乗ったことがない頃から、そのイベント名だけは聞き覚えがあった。確かキャッチフレーズは通常の観光旅行では訪れる機会の少ない、一味違ったハワイを誰もが楽しめるライドイベント、だったかな。リピーターが多いとも聞いたことがある。
なんだか考えれば考えるほど「ヒルクライム好きだって、大好きな自転車でハワイを走ってみたいよ!」という思いが強くなり、いつしか本来お誘いメールが届くはずだった誰かに嫉妬していました(笑)。
ところが送ったメールのお返事は、「すみません、送り先を間違えました!」ではなく、「今回はよろしくお願いします」と…。??半信半疑で話を聞けば、毎年ゲスト参加をしていた絹代さんが出産して間もないことから、私にお誘いが来た、というワケ。なるほど、納得。間違ってなかったんだと安心しながら、とても嬉しく感じた。
正確な仕事で定評のある絹代さんの代役が務まるか不安も感じたが、こんなに魅力的なオファーを断る理由はちっともない!「こちらこそ、よろしくお願いします!」と、所属事務所に確認する前に勢い良く返事をして、後で怒られたのはここだけの話。(笑)
それから数ヵ月。
年内に予定していたレースをすべて終え、「日が短くなってきたな〜」と感じ始めた頃に、いよいよハワイへ出発。到着すると、自転車乗りまくりの幸せな毎日が待っていたのです!寝不足だって、時差ボケだって、旅の疲れがあったって、自転車にまたがれば、あっという間に力がみなぎり、『私、やっぱり自転車が好きなんだな』と気づかせてくれる。様々な感覚を呼び起こす力がハワイにはあるのかもしれない。
その話は改めて書くつもりだが、ハワイにいる間、俯瞰から自分を眺めていることが何回もあった。
話を戻して、ホノルルセンチュリーライド前日。午前中は翌日のスタート/ゴール会場となるカピオラニ公園にて、今中大介さんと私によるホノルルセンチュリーライド直前講習会が開かれた。さすがに今中さんは喋り慣れていて、さすがツール・ド・フランス出場経験があるだけに、説得力も本当にすごい!本格的なレースにも使える"生きた"内容が散りばめられていて、進行役の私すら、ペダリングを見れば目が釘づけだし、参加者に混じってメモを取りたいくらい!
一方の私は日焼け対策について、基本的なことからアフターケアまで、現役モデルならではであろうプロヘアメイクさん直伝の技や、自身が気を付けていることを紹介させて頂いた。
女性にも、“走る前に日焼け止めを塗ってそれっきり”という方がいるけれど、どんなに強力な日焼け止めでも塗り直しが必要だということ、出来れば1~2時間毎にした方が良いのです。これ、かなり使えるワザですので是非お試しあれ!
講習の後には軽く試走に出かけました。今中さんを先頭に、最後尾は湘南ベルマーレの選手たちがお客様をエスコート。私は右側走行に慣れていないので、まんなかあたりで安全運転。
日本人で初めてツール・ド・フランスに出た今中さんと現役プロ選手達のケアが付いた贅沢なこのオプショナルツアーが、トップツアーで申し込めば無料だというのだからお得すぎるでしょ!なんとも贅沢なライドツアーなのです。
試走はあっという間に終了し、ランチとメイク直しとスキンキア(←ここ重要です!)を終えたら午後はプラクティスライドへが待っています。初・中級者と上級者に分かれ、今中さんとベルマーレの辻選手は上級者コース。同じくベルマーレの内山監督と橘田選手、そして私は初・中級者を担当しました。
一行はホテルからスタートし、カピオラニ公園を経由してサンディ・ビーチ・パークへ。このサンディ・ビーチ・パークは、ホノルルセンチュリーライド当日には、25マイル(40km)コースの折り返し地点になるところ。到着した途端、「わーっ!こんなのテレビで見たことあるよ!」と、自分でもビックリするくらいの大声で叫んでしまうほどの、青い、青い、ほんとーーーーーに青い海が視界に飛び込んできた。
贅沢すぎるほど最高の景色の中で、トップツアーの方が用意してくれた冷たい飲み物とアイスで、疲れが一気に吹き飛んだ。
今日はコース序盤までしか走らなかったけれど、明日はきっと、この先にも美しい景色が待っているのだろう。日本では100マイル(160km)も走れるか不安だったはずなのに、この後は「早く明日が来ないかな」と胸の高鳴りを抑えるのが大変で、なかなか寝付けないまま(笑)ホノルルセンチュリーライド当日を迎えたのだった。
Report:日向涼子
ロードバイクに乗り始めて3年。ポタリング好きが高じて様々な出会いとともに「登り坂」に目覚め、気づけば招待されるイベントもヒルクライムレースばかり(笑)。“モデルで坂バカ”と言われることに何の疑問も感じなくなっていたある日のこと…。
パソコンを開くと、「ホノルルセンチュリーライドにゲストとして走りませんか?」というメール。
取り急ぎ、「私でよろしければ」と返信をしたものの、自分がヒルクライム以外のイベント…?ましてや海外のロングライドイベントに呼ばれるはずがない!!
きっと送り先を間違えたんだな。今頃は焦っているに違いないだろう(笑)。
そう言えば、ホノルルセンチュリーライドと言えば、ママチャリしか乗ったことがない頃から、そのイベント名だけは聞き覚えがあった。確かキャッチフレーズは通常の観光旅行では訪れる機会の少ない、一味違ったハワイを誰もが楽しめるライドイベント、だったかな。リピーターが多いとも聞いたことがある。
なんだか考えれば考えるほど「ヒルクライム好きだって、大好きな自転車でハワイを走ってみたいよ!」という思いが強くなり、いつしか本来お誘いメールが届くはずだった誰かに嫉妬していました(笑)。
ところが送ったメールのお返事は、「すみません、送り先を間違えました!」ではなく、「今回はよろしくお願いします」と…。??半信半疑で話を聞けば、毎年ゲスト参加をしていた絹代さんが出産して間もないことから、私にお誘いが来た、というワケ。なるほど、納得。間違ってなかったんだと安心しながら、とても嬉しく感じた。
正確な仕事で定評のある絹代さんの代役が務まるか不安も感じたが、こんなに魅力的なオファーを断る理由はちっともない!「こちらこそ、よろしくお願いします!」と、所属事務所に確認する前に勢い良く返事をして、後で怒られたのはここだけの話。(笑)
それから数ヵ月。
年内に予定していたレースをすべて終え、「日が短くなってきたな〜」と感じ始めた頃に、いよいよハワイへ出発。到着すると、自転車乗りまくりの幸せな毎日が待っていたのです!寝不足だって、時差ボケだって、旅の疲れがあったって、自転車にまたがれば、あっという間に力がみなぎり、『私、やっぱり自転車が好きなんだな』と気づかせてくれる。様々な感覚を呼び起こす力がハワイにはあるのかもしれない。
その話は改めて書くつもりだが、ハワイにいる間、俯瞰から自分を眺めていることが何回もあった。
話を戻して、ホノルルセンチュリーライド前日。午前中は翌日のスタート/ゴール会場となるカピオラニ公園にて、今中大介さんと私によるホノルルセンチュリーライド直前講習会が開かれた。さすがに今中さんは喋り慣れていて、さすがツール・ド・フランス出場経験があるだけに、説得力も本当にすごい!本格的なレースにも使える"生きた"内容が散りばめられていて、進行役の私すら、ペダリングを見れば目が釘づけだし、参加者に混じってメモを取りたいくらい!
一方の私は日焼け対策について、基本的なことからアフターケアまで、現役モデルならではであろうプロヘアメイクさん直伝の技や、自身が気を付けていることを紹介させて頂いた。
女性にも、“走る前に日焼け止めを塗ってそれっきり”という方がいるけれど、どんなに強力な日焼け止めでも塗り直しが必要だということ、出来れば1~2時間毎にした方が良いのです。これ、かなり使えるワザですので是非お試しあれ!
講習の後には軽く試走に出かけました。今中さんを先頭に、最後尾は湘南ベルマーレの選手たちがお客様をエスコート。私は右側走行に慣れていないので、まんなかあたりで安全運転。
日本人で初めてツール・ド・フランスに出た今中さんと現役プロ選手達のケアが付いた贅沢なこのオプショナルツアーが、トップツアーで申し込めば無料だというのだからお得すぎるでしょ!なんとも贅沢なライドツアーなのです。
試走はあっという間に終了し、ランチとメイク直しとスキンキア(←ここ重要です!)を終えたら午後はプラクティスライドへが待っています。初・中級者と上級者に分かれ、今中さんとベルマーレの辻選手は上級者コース。同じくベルマーレの内山監督と橘田選手、そして私は初・中級者を担当しました。
一行はホテルからスタートし、カピオラニ公園を経由してサンディ・ビーチ・パークへ。このサンディ・ビーチ・パークは、ホノルルセンチュリーライド当日には、25マイル(40km)コースの折り返し地点になるところ。到着した途端、「わーっ!こんなのテレビで見たことあるよ!」と、自分でもビックリするくらいの大声で叫んでしまうほどの、青い、青い、ほんとーーーーーに青い海が視界に飛び込んできた。
贅沢すぎるほど最高の景色の中で、トップツアーの方が用意してくれた冷たい飲み物とアイスで、疲れが一気に吹き飛んだ。
今日はコース序盤までしか走らなかったけれど、明日はきっと、この先にも美しい景色が待っているのだろう。日本では100マイル(160km)も走れるか不安だったはずなのに、この後は「早く明日が来ないかな」と胸の高鳴りを抑えるのが大変で、なかなか寝付けないまま(笑)ホノルルセンチュリーライド当日を迎えたのだった。
Report:日向涼子
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