2013/11/04(月) - 08:48
新型SLR01のデビューなどラインナップを拡充したBMCは、2014モデルからロードバイクをAltitude(SLR)とEndurance(GF)、Aero(TMR)の3つに分類し、シリーズごとの使用用途や特性を更に明確化。今回は登りを多く含むレースやロングライド、ヒルクライムなどに適するAltitudeシリーズのSLR01とSLR02をピックアップする。
BMC SLR02
SLR02は上位モデルのSLR01に採用された「ACEテクノロジー」を採用し、数万通りにも及ぶパターンの中から導き出されたデザインを採用するレーシングカーボンバイク。従来のミドルグレードモデル「SL01」と「RM01」の後継モデルながら、世界選手権制覇やツール・ド・フランスを制した2013モデルのSLR01に対して40%高い剛性重量比を達成したことがトピックスだ。
フレームはカーボン素材をSLR01と同等のグレードとしながらレイアップの見直しやドロップアウトのアルミ化によって、高い剛性を維持しつつも大幅なコストダウンを達成した。また重量増加は最小限に抑えられ、フレーム単体では1000gを切る970gを実現している。BBは上位モデル同様にBB86となる。
新型SLR01のトピックスの1つであったケーブルルーティングにも変更が加えられている。ブレーキケーブルは外装仕様に変更され、シフトケーブルは同社のエンデュランスモデルGF01同様にワイヤーガイドの取り外しによって機械式変速の場合には外装、電動式変速の場合には内装となる。シートポストはSLR01が台形に近い”D”型断面の専用品を採用するのに対して、SLR02では直径27.2mmの真円断面の汎用品を採用した。
販売パッケージは完成車のみとなり、コンポーネントはシマノ・アルテグラDi2と機械式アルテグラ、105の3種類の中から選択可能だ。アッセンブルされるパーツは3Tのステムやフィジークのサドルなど、UCIプロチームのBMCレーシングに準じたアイテムがチョイスされている。
BMC SLR02
フレーム:iSC フルカーボン、TCC、BB86
フォーク:SLR02専用、フルカーボン、TCC、1 1/8"-1 1/2"
ハンドル、ステム:3T
サドル:フィジーク
重 量:970g (フレーム単体サイズ54)、370g(フォーク、コラム長300mm)
価 格:
シマノ アルテグラDi2+シマノ WH-RS11仕様 490,000円
シマノ アルテグラ+シマノ WH-RS11仕様 400,000円
シマノ 105+シマノ WH-R501仕様 280,000円
BMC SLR01
5月末にフランス・プロヴァンス地方にてお披露目された新型SLR01。数々のビッグレースを制した従来モデルの車名やルックスなどを受け継ぐものの、カーボンレイアップの見直しや、ダウンチューブやトップチューブなどの大口径化によって運動性能を高めた完全なるブランニューマシンに仕上げらている。
製造技術や素材などと同様に、このバイクのトピックス1つが、「ACEテクノロジー」と名付けられた新たな設計手法を投入したことだ。カーボン積層やチューブ形状などが異なる34000通りものパターンをシミュレーションに掛けることで、強度・剛性・重量をより詳細に最適化し、従来モデルと比較して14%の軽量化と全体で25%の剛性強化を達成した。
フレーム重量はシートクランプやヘッドセットなどのスモールパーツを装着した状態で790g(塗装済み、540サイズ)を実現。ワイヤー類もフレーム内蔵化されるなど、細部までブラッシュアップされている。販売パッケージはフレームセットと完成車4タイプが設定され、コンポーネントはシマノ・デュラエースDi2と機械式デュラエース、機械式アルテグラ、スラムRED22から選択可能だ。
BMC SLR01
フレーム:iSC フルカーボン、TCC、カーボン ドロップアウト、BB86
フォーク:BMCコンプライアンスフォーク、フルカーボン、TCC、1 1/8"-1 1/2"
重 量:780g (フレーム単体サイズ54)、330g(フォーク、コラム長300mm)
価 格:
シマノ デュラエースDi2+シマノ WH-9000C24-TU仕様 1,200,000円
シマノ デュラエース+シマノ WH-9000C24-CL仕様 780,000円
スラム Red22+DTスイス R-1650 Tubeless仕様 680,000円
シマノ アルテグラ+DTスイス R-1650 Tubeless仕様 500,000円
フレームセット 420,000円
BMC SLR02
SLR02は上位モデルのSLR01に採用された「ACEテクノロジー」を採用し、数万通りにも及ぶパターンの中から導き出されたデザインを採用するレーシングカーボンバイク。従来のミドルグレードモデル「SL01」と「RM01」の後継モデルながら、世界選手権制覇やツール・ド・フランスを制した2013モデルのSLR01に対して40%高い剛性重量比を達成したことがトピックスだ。
フレームはカーボン素材をSLR01と同等のグレードとしながらレイアップの見直しやドロップアウトのアルミ化によって、高い剛性を維持しつつも大幅なコストダウンを達成した。また重量増加は最小限に抑えられ、フレーム単体では1000gを切る970gを実現している。BBは上位モデル同様にBB86となる。
新型SLR01のトピックスの1つであったケーブルルーティングにも変更が加えられている。ブレーキケーブルは外装仕様に変更され、シフトケーブルは同社のエンデュランスモデルGF01同様にワイヤーガイドの取り外しによって機械式変速の場合には外装、電動式変速の場合には内装となる。シートポストはSLR01が台形に近い”D”型断面の専用品を採用するのに対して、SLR02では直径27.2mmの真円断面の汎用品を採用した。
販売パッケージは完成車のみとなり、コンポーネントはシマノ・アルテグラDi2と機械式アルテグラ、105の3種類の中から選択可能だ。アッセンブルされるパーツは3Tのステムやフィジークのサドルなど、UCIプロチームのBMCレーシングに準じたアイテムがチョイスされている。
BMC SLR02
フレーム:iSC フルカーボン、TCC、BB86
フォーク:SLR02専用、フルカーボン、TCC、1 1/8"-1 1/2"
ハンドル、ステム:3T
サドル:フィジーク
重 量:970g (フレーム単体サイズ54)、370g(フォーク、コラム長300mm)
価 格:
シマノ アルテグラDi2+シマノ WH-RS11仕様 490,000円
シマノ アルテグラ+シマノ WH-RS11仕様 400,000円
シマノ 105+シマノ WH-R501仕様 280,000円
BMC SLR01
5月末にフランス・プロヴァンス地方にてお披露目された新型SLR01。数々のビッグレースを制した従来モデルの車名やルックスなどを受け継ぐものの、カーボンレイアップの見直しや、ダウンチューブやトップチューブなどの大口径化によって運動性能を高めた完全なるブランニューマシンに仕上げらている。
製造技術や素材などと同様に、このバイクのトピックス1つが、「ACEテクノロジー」と名付けられた新たな設計手法を投入したことだ。カーボン積層やチューブ形状などが異なる34000通りものパターンをシミュレーションに掛けることで、強度・剛性・重量をより詳細に最適化し、従来モデルと比較して14%の軽量化と全体で25%の剛性強化を達成した。
フレーム重量はシートクランプやヘッドセットなどのスモールパーツを装着した状態で790g(塗装済み、540サイズ)を実現。ワイヤー類もフレーム内蔵化されるなど、細部までブラッシュアップされている。販売パッケージはフレームセットと完成車4タイプが設定され、コンポーネントはシマノ・デュラエースDi2と機械式デュラエース、機械式アルテグラ、スラムRED22から選択可能だ。
BMC SLR01
フレーム:iSC フルカーボン、TCC、カーボン ドロップアウト、BB86
フォーク:BMCコンプライアンスフォーク、フルカーボン、TCC、1 1/8"-1 1/2"
重 量:780g (フレーム単体サイズ54)、330g(フォーク、コラム長300mm)
価 格:
シマノ デュラエースDi2+シマノ WH-9000C24-TU仕様 1,200,000円
シマノ デュラエース+シマノ WH-9000C24-CL仕様 780,000円
スラム Red22+DTスイス R-1650 Tubeless仕様 680,000円
シマノ アルテグラ+DTスイス R-1650 Tubeless仕様 500,000円
フレームセット 420,000円
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