2013/10/23(水) - 22:32
ジャパンカップレース翌日の10月21日、月曜の夜に、レディオシャック・レオパードの選手達と交流できるパーティーがトレック・ジャパンの主催により六本木ヒルズで開催された。ちょっと豪華でセレブなパーティだ。
会場となったのは六本木ヒルズ52階のMADO LOUNGE。お洒落なラウンジでの開催で、窓からはメトロポリスの夜景が楽しめるゴージャス空間だ。入場してすぐ、パーティ参加者たちはこの美しさに釘付けだった。
パーティは白戸太朗さんの司会でスタート。ジャパンカップ出場選手のベン・ヘルマンス(ベルギー)、ボブ・ユンゲルス(ルクセンブルグ)、ネルソン・オリヴェイラ(ポルトガル)、ヘイデン・ルールストン(ニュージーランド)、ジョージ・ベネット(ニュージーランド)ら選手と、ルーカ・グエルチレーナ監督、マッサーとメカニックが拍手に迎えられて登場した。
パーティ参加者募集当初にアナウンスされたブエルタ・ア・エスパーニャ覇者クリス ホーナーの来日がキャンセルされてしまったのは残念だが、ホーナーのマイヨ・ロホ色に塗られたブエルタ優勝バイクが届き、窓際にディスプレイされた。
選手たちはパーティまでは東京観光を楽しんだ模様。オークリーストア原宿や、明治神宮を訪れたとのこと。オークリーはチームのスポンサーでもある。「明治神宮は大きなシュラインだったなぁ!」(ユンゲルス)。
選手が揃うと、フランクなトークショーが始まった。主なやりとりをあげてみよう。
ジャパンカップはどうだった?と訊かれて、12位だったヘルマンスが「体調は良かったんだけど、雨で寒くて本来の走りができなかった」と答えると、白戸さんからは「ベルジャンなのに寒さに弱いってどういうこと?」とのツッコミが。「僕はあんまり寒いレースは走らないんだ。天気のいい時だけ走るよ!」(もちろん冗談)と返す。
クリテリウムで1周目から終盤まで長い逃げを披露したオリヴェイラ。「観客の声援が励みになった。逃げは最初から狙っていたんだ。良いレースだったよ」。日本の印象を訪ねられたルールストン。「日本は素晴らしい国だね。人もスーパーフレンドリーで、北京から来たけど、違いは大きいね」(と、ちょっときわどいコメント)。
食べ物について訊かれたジョージ・ベネットは「スシが好き。ルクセンブルグに居る時も2週間に一度ぐらいはスシを食べに行くよ」。どんな国が好き? と訊かれたヘルマンス。「ヨーロッパの気候の悪いところへは行きたくないね。(雨の降った)昨日の日本は好きじゃない(笑)。だけど東京は楽しいところだね」。
そして、白戸さんが用意した質問は「ロードレーサーになって良かったと思う時、辛いなと思う時は?」。
ヘルマンス「辛いのは3週間のグランツールで序盤で体調を崩した時。長い日が残っているときはこれ以上ないほど憂鬱だね。ひどいのは怪我をした時」。ユンゲルス「自転車選手のいいところは食べものを美味しくたくさん食べられることだね。いっぱい走っていっぱい食べるのは幸せ。辛いのは、世界中旅行しなければいけないのは楽しい面もあるけど、移動が大変で疲れるね。でも勝った時の喜びがそんなこと吹き飛ばしてくれる」。
ベネット「自転車レーサーの辛いところは、なんの補償もないということ。怪我をして乗れなければ何も仕事ができない。結果が残せたとしても、スポンサーの状況でチームが突然解散して無くなってしまったりもする」。ルールストン「辛いのは、長い期間家族と離れて暮らさなければいけないことだね。好きなニュージーランドを長く離れて、ヨーロッパに暮らすのは辛いね」。ベネット「楽しいのは、レースでこうして他のいろいろな国を訪問して、たくさんの人と会えること。辛いのは怪我をしたら仕事ができなくなってしまうこと」。
パーティ途中には、来季トレックファクトリーチーム(仮称)に加入する別府史之もスーツ姿で登場。リクエストに応え一言あいさつをした。「本当にこのチームで走るのが待ちきれない」と話し、拍手喝采。グエルチレーナ監督ともがっちり握手を交わした。この握手シーンはまだアンオフィシャル画像だが、初お披露目には違いない。
フミの熱狂が一段落すると、トークショー第2部が始まる。質問は「自転車に乗ってない時は何をしている?」
ヘルマンス「あんまり何をするというのがなく、なるべく身体を休めて、次のレースに備えるんだ」(これについては白戸さんが「無趣味」と指摘)。ユンゲルス「家を空けることが多いので、家族や友人と一緒の時間を過ごすよ」。
ジョージ「ギターやピアノを弾いたりしている。ハンティングも好き。ウサギやイノシシ猟をするんだ」。ロールストン「ゴルフなんかもするけど、何もせずに過ごすことがいちばんのリラックスだね」。オリヴェイラ「人生を楽しんでいる」。野口さんに耳打ちして「ポルトガルの田舎でニワトリを飼っているので、餌の野菜をあげたりしているんだ(笑)」
このパーティにはお忍びでこっそりと新城幸也(ユーロップカー)の姿もあった。会場が暗いから目立たないが、見つけた人はサインをゲット。なぜここに? の問いに「ジャージ姿だったらまずいけど、パーティはプライベートな場だから大丈夫。楽しんでいますよ!」と、ニコニコだ。
パーティ後半は抽選会が用意された。選手たちがジャパンカップで着たゼッケン付きジャージと、オークリーのサングラスが全選手から提供された。それぞれ抽選であたった人が、その選手からサングラスを手渡され、ジャージは着せてもらって記念撮影。最高の瞬間だ。
そして、トレック・ジャパンからはパーティ最大の目玉として今季モデルとして話題のマドン4が提供された。プロジェクトワンにも対応した完成車の目録を手にした参加者は狂喜乱舞。「羨ましい!」の声が六本木の夜にこだました。
会場が六本木ヒルズということで、ここに名前を書かないほうが良いセレブな方たちの姿もこの会場にあった。他のチームとはちょっと雰囲気の違うスノッブなパーティだった。
photo&text:Makoto.AYANO
会場となったのは六本木ヒルズ52階のMADO LOUNGE。お洒落なラウンジでの開催で、窓からはメトロポリスの夜景が楽しめるゴージャス空間だ。入場してすぐ、パーティ参加者たちはこの美しさに釘付けだった。
パーティは白戸太朗さんの司会でスタート。ジャパンカップ出場選手のベン・ヘルマンス(ベルギー)、ボブ・ユンゲルス(ルクセンブルグ)、ネルソン・オリヴェイラ(ポルトガル)、ヘイデン・ルールストン(ニュージーランド)、ジョージ・ベネット(ニュージーランド)ら選手と、ルーカ・グエルチレーナ監督、マッサーとメカニックが拍手に迎えられて登場した。
パーティ参加者募集当初にアナウンスされたブエルタ・ア・エスパーニャ覇者クリス ホーナーの来日がキャンセルされてしまったのは残念だが、ホーナーのマイヨ・ロホ色に塗られたブエルタ優勝バイクが届き、窓際にディスプレイされた。
選手たちはパーティまでは東京観光を楽しんだ模様。オークリーストア原宿や、明治神宮を訪れたとのこと。オークリーはチームのスポンサーでもある。「明治神宮は大きなシュラインだったなぁ!」(ユンゲルス)。
選手が揃うと、フランクなトークショーが始まった。主なやりとりをあげてみよう。
ジャパンカップはどうだった?と訊かれて、12位だったヘルマンスが「体調は良かったんだけど、雨で寒くて本来の走りができなかった」と答えると、白戸さんからは「ベルジャンなのに寒さに弱いってどういうこと?」とのツッコミが。「僕はあんまり寒いレースは走らないんだ。天気のいい時だけ走るよ!」(もちろん冗談)と返す。
クリテリウムで1周目から終盤まで長い逃げを披露したオリヴェイラ。「観客の声援が励みになった。逃げは最初から狙っていたんだ。良いレースだったよ」。日本の印象を訪ねられたルールストン。「日本は素晴らしい国だね。人もスーパーフレンドリーで、北京から来たけど、違いは大きいね」(と、ちょっときわどいコメント)。
食べ物について訊かれたジョージ・ベネットは「スシが好き。ルクセンブルグに居る時も2週間に一度ぐらいはスシを食べに行くよ」。どんな国が好き? と訊かれたヘルマンス。「ヨーロッパの気候の悪いところへは行きたくないね。(雨の降った)昨日の日本は好きじゃない(笑)。だけど東京は楽しいところだね」。
そして、白戸さんが用意した質問は「ロードレーサーになって良かったと思う時、辛いなと思う時は?」。
ヘルマンス「辛いのは3週間のグランツールで序盤で体調を崩した時。長い日が残っているときはこれ以上ないほど憂鬱だね。ひどいのは怪我をした時」。ユンゲルス「自転車選手のいいところは食べものを美味しくたくさん食べられることだね。いっぱい走っていっぱい食べるのは幸せ。辛いのは、世界中旅行しなければいけないのは楽しい面もあるけど、移動が大変で疲れるね。でも勝った時の喜びがそんなこと吹き飛ばしてくれる」。
ベネット「自転車レーサーの辛いところは、なんの補償もないということ。怪我をして乗れなければ何も仕事ができない。結果が残せたとしても、スポンサーの状況でチームが突然解散して無くなってしまったりもする」。ルールストン「辛いのは、長い期間家族と離れて暮らさなければいけないことだね。好きなニュージーランドを長く離れて、ヨーロッパに暮らすのは辛いね」。ベネット「楽しいのは、レースでこうして他のいろいろな国を訪問して、たくさんの人と会えること。辛いのは怪我をしたら仕事ができなくなってしまうこと」。
パーティ途中には、来季トレックファクトリーチーム(仮称)に加入する別府史之もスーツ姿で登場。リクエストに応え一言あいさつをした。「本当にこのチームで走るのが待ちきれない」と話し、拍手喝采。グエルチレーナ監督ともがっちり握手を交わした。この握手シーンはまだアンオフィシャル画像だが、初お披露目には違いない。
フミの熱狂が一段落すると、トークショー第2部が始まる。質問は「自転車に乗ってない時は何をしている?」
ヘルマンス「あんまり何をするというのがなく、なるべく身体を休めて、次のレースに備えるんだ」(これについては白戸さんが「無趣味」と指摘)。ユンゲルス「家を空けることが多いので、家族や友人と一緒の時間を過ごすよ」。
ジョージ「ギターやピアノを弾いたりしている。ハンティングも好き。ウサギやイノシシ猟をするんだ」。ロールストン「ゴルフなんかもするけど、何もせずに過ごすことがいちばんのリラックスだね」。オリヴェイラ「人生を楽しんでいる」。野口さんに耳打ちして「ポルトガルの田舎でニワトリを飼っているので、餌の野菜をあげたりしているんだ(笑)」
このパーティにはお忍びでこっそりと新城幸也(ユーロップカー)の姿もあった。会場が暗いから目立たないが、見つけた人はサインをゲット。なぜここに? の問いに「ジャージ姿だったらまずいけど、パーティはプライベートな場だから大丈夫。楽しんでいますよ!」と、ニコニコだ。
パーティ後半は抽選会が用意された。選手たちがジャパンカップで着たゼッケン付きジャージと、オークリーのサングラスが全選手から提供された。それぞれ抽選であたった人が、その選手からサングラスを手渡され、ジャージは着せてもらって記念撮影。最高の瞬間だ。
そして、トレック・ジャパンからはパーティ最大の目玉として今季モデルとして話題のマドン4が提供された。プロジェクトワンにも対応した完成車の目録を手にした参加者は狂喜乱舞。「羨ましい!」の声が六本木の夜にこだました。
会場が六本木ヒルズということで、ここに名前を書かないほうが良いセレブな方たちの姿もこの会場にあった。他のチームとはちょっと雰囲気の違うスノッブなパーティだった。
photo&text:Makoto.AYANO
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