UCI(国際自転車競技連合)が2014年シーズンに向けた各チームのライセンス申請状況を発表した。事前にチームから発表されていた通り、ユーロップカーがUCIワールドツアーライセンスを申請済みだ。

UCIプロチーム入りを目指すユーロップカーUCIプロチーム入りを目指すユーロップカー photo:Makoto AYANO2014年度のUCIワールドツアーライセンス(ファーストディビジョン)をすでに保有しているのは12チームで、更新の申請を行なったのが5チーム、新規申請したのが1チーム。トレック社がタイトルスポンサーにつく現レディオシャック・レオパードは「トレックファクトリーレーシング」として申請を行なっているが、今後チーム名が変わる可能性もある。

日本レースでもお馴染みのドラパック日本レースでもお馴染みのドラパック photo:Sonoko Tanaka一度はUCIプロコンチネンタルチームとして登録されたカチューシャがCAS(スポーツ仲裁裁判所)で勝訴したため、特例の19チームで運営されている2013年度のUCIプロチーム(UCIワールドツアーライセンス保有チーム)。2014年は規定通りの18チームに戻されるが、エウスカルテル・エウスカディとヴァカンソレイユ・DCMが解散し、ユーロップカーがライセンスを新規申請したため、上限の18チームに収まっている。

今後、UCIのライセンス委員会が各チームの提出書類を審査し、ライセンス更新&申請の可否を判断。UCIワールドツアーライセンスを保有しているチームに関しても、ランキングを基にした競技性の評価が行われる。

UCIは同時にUCIプロコンチネンタルチーム(セカンドディビジョン)のライセンス申請状況も発表した。申請を行なったのは16チーム。2013年比で4チーム減少している。

オーストラリアのドラパックが新たにUCIプロコンチネンタルチーム入りを目指す一方で、スポンサーが撤退するチャンピオンシステム、クレラン・ユーフォニー、ソジャサンの3チームは申請を行なわず。ブルターニュ・セシェは書類不備のためリストから外れている。ルーカ・シント監督率いるヴィーニファンティーニは、スポンサー変更に伴い、蛍光イエローを意味する「イエローフルオ」の名前で申請済みだ。

・2014年度UCIワールドツアーライセンスを保有するチーム
アージェードゥーゼル
ベルキンプロサイクリング
BMCレーシングチーム
キャノンデールプロサイクリング
FDJ.fr
ガーミン・シャープ
ロット・ベリソル
オメガファーマ・クイックステップ
アルゴス・シマノ
カチューシャ
サクソバンク
トレックファクトリーレーシング

・2014年度UCIワールドツアーライセンス更新&新規申請するチーム
アスタナ
ランプレ・メリダ
モビスター
オリカ・グリーンエッジ
ユーロップカー
チームスカイ

・UCIプロコンチネンタルチーム
アクセントジョブス・ワンティ
アンドローニジョカトリ
バルディアーニ・CSF
カハルーラル・セグロスRGA
CCCポルサットポルコウィチェ
コフィディスソリューションズクレディ
コロンビア
ドラパック
IAMサイクリング
MTN・キュベカ
ルスヴェロ
ネットアップ・エンドゥーラ
ノヴォノルディスク
トップスポートフラーンデレン・バロワーズ
ユナイテッドヘルスケア
イエローフルオ

text:Kei Tsuji
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