10月6日(日)、「ランカウイ・インターナショナル・マウンテンバイクバイク・チャレンジ」で山本幸平(スペシャライズド)が総合優勝を飾った。

ランカウィ島で開催されたランカウイ・インターナショナル・マウンテンバイクバイク・チャレンジ。左端が山本幸平(スペシャライズド)ランカウィ島で開催されたランカウイ・インターナショナル・マウンテンバイクバイク・チャレンジ。左端が山本幸平(スペシャライズド) (c)Oh!media/Langkawi International Mountain Bike Challenge

マレーシア・ランカウィ島で開催されたMTBの5日間ステージレース、「Langkawi International Mountain Bike Challenge 2013」。通称LIMBCと呼ばれる国際レースには、欧米のトップクラスの選手が多く参加。日本からも池田祐樹(トピーク・エルゴン)、斎藤亮(メリダ)、小野寺健(スペシャライズド・ジャパン)、中原義貴(キャノンデール)、沢田時(ブリヂストンアンカー)らが参戦した。

山本は第3ステージでステージ優勝して総合トップに立ち、それ以降リーダージャージを守った。最終ステージではスタート時点で2位の選手に2分42秒の差をつけていた山本は、先頭集団でリスクを冒さないよう走り続けて4位でゴールし、大会史上初のアジア出身の選手として初の表彰台の頂点に立った。優勝賞金として1万5000ドルも獲得した。

第3ステージで優勝しリーダーとなった山本幸平(スペシャライズド)第3ステージで優勝しリーダーとなった山本幸平(スペシャライズド) (c)Oh!media/Langkawi International Mountain Bike Challengeリーダージャージを着て走る山本幸平(スペシャライズド)リーダージャージを着て走る山本幸平(スペシャライズド) (c)Oh!media/Langkawi International Mountain Bike Challenge
ジャングルのなかの橋を渡る山本幸平(スペシャライズド)ジャングルのなかの橋を渡る山本幸平(スペシャライズド) (c)Oh!media/Langkawi International Mountain Bike Challenge総合優勝の表彰を受けた山本幸平(スペシャライズド)総合優勝の表彰を受けた山本幸平(スペシャライズド) (c)Oh!media/Langkawi International Mountain Bike Challenge


山本は「日本人、アジア圏出身の選手として初めての総合優勝です。夢がかなったようです。強敵が多く、簡単なレースではありませんでしたが、落ち着いて自分の走りを続けることができました。この優勝が、世界レベルのMTBレースでアジア人が活躍するきっかけになればいいと思います。今後のアジアMTB界に何か変化が起こる事を願います。次の狙いはワールドカップの表彰台に立つこと。2年以内にその目標を達成したいです」とコメントしている。

なお、日本勢は池田祐樹が18位、斎藤亮が21位、小野寺健が22位、中原義貴が30位。沢田時は第2ステージでメカトラブルに見舞われてリタイアし、規定により翌日以降もレース続行を認められずリタイア扱いとなった。

perak todayより


※本人コメントは本人Twitter,スペシャライズド・ジャパン配信リリースより編集

text:Makoto.AYANO
photo:(c)Oh!media/Langkawi International Mountain Bike Challenge

なおフォトギャラリーや最終ステージのダイジェスト映像「90 Seconds of LIMBC Stage 5 by Oh! Media」は大会Facebookページで閲覧できる。

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