2013/08/14(水) - 09:52
メリダのXCO/XCマラソン向けフルサス29erバイクがBIG NINETY-NINEシリーズ。今回のインプレッションではワークスチーム使用バイクと同じメインフレームを採用したミドルグレードモデル「PRO XT EDITION」にフォーカスを当てる。
メリダ BIG NINETY-NINE PRO XT EDITION(UDカーボン/ホワイト) (c)MakotoAYANO/cyclowired.jp
世界における自転車製造の1大拠点として数えられる台湾。多くの有名ブランドのOEMを手掛けながら自社の生産技術やノウハウを貯え、ジャイアントに次ぐ世界第2位の規模を誇るのがメリダである。加えて12年前からは設計・開発の拠点をドイツのシュトゥットガルトに設置し、日進月歩で変化するヨーロッパのトレンドをいち早くキャッチ出来る体制を敷いている。
レースの現場では、2010年のMTB世界選手権XCO優勝のホセ・ヘルミダ(スペイン)や世界選手権XCOを5回制したガンリタ・ダール(ノルウェー)などを擁するマルチバン・メリダ・バイキングチームにバイクを供給している。2004年からの約10年の間に30以上のワールドカップレースで優勝を飾るなど輝かしい戦績を誇り、その経験を自社の製品にフィードバックしている。
ステムに加え固定バンドを追加してヘッド周り固定力を強化
下側のベアリングを1.5インチとした上下異径ヘッドチューブ
フロントフォークはFOXのFloat 29 CTD
今回インプレッションを行うBIG NINETY-NINE PROは、メリダのMTB XCO/XCマラソン向けのフルサス29erとして2013年から新たに登場したバイクである。カーボン製メインフレームはフラッグシップモデルと同様で、リアのスイングアームをアルミ製とすることで耐久性とコストパフォーマンスを向上させている。
フレームは分割式モノコック構造でトップ~ヘッド~ダウンチューブ、シートチューブ+BBシェル、リアバックの3ピースのモジュールを成型後に接着し製造される。これによってBB周辺やヘッド周りなどのストレスのかかる部分への負担を下げつつ、軽量化を実現。また、ヘッドチューブは高剛性化のために外部バテッドしたヘッドチューブ形状と下側が1.5インチの大径ベアリングを持つ「Xテーパーヘッドチューブ」だ。
スクエア形状のトップチューブとダウンチューブ
接合部の径を拡大することによって剛性を高める
ケーブル類の固定にはタイラップが用いられる
ハイドロフォーミングによって成型されたアルミ製のスイングアーム
素材はモジュール成型時に使用するエポキシ素材にナノテクノロジー素材を配合し、石などのヒットに対して従来比で40%の強度アップに成功した「ナノマトリックスカーボン」を使用。また、チューブ内部のシワによる強度や剛性のバラつきを低減する工法「AWS」や、チューブ内にリブを設けることにより曲げや捻れに対する剛性を向上させる「ダブルチャンバーテクノロジー」を採用するなど、メリダのカーボンテクノロジーが凝縮されている。
リアスイングアームの素材はメリダが使用するアルミ合金の中で最もグレードが高い6066合金の「プロライト66」。強度や剛性が必要な箇所のみを肉厚として無駄な部分を薄肉化したトリプルバテッドとして、油ではなく水を用いた水圧ハイドロフォーミング成型を用いることが特徴だ。
サスペンションはフロントにFOXのFloat 29、リアにDTスイスのM212を採用。滑りやすい路面におけるヒルクライムでの高いトラクションを実現し、29erフルサスペンションならではのダウンヒル性能と26インチ並の俊敏さを両立している。リアエンドは142mm×12mmのスルーアクスル仕様である。
メインコンポーネントはシマノXT
リアは142×12mmのスルーアクスル
ジオメトリーは26インチのフルサスMTB XCO/XCマラソン向けバイク「NINETY-NINE」を基準に設計され、ヘッドチューブを20mm、チェーンステーを可能な限り短くしている。サスペンションのストローク量はフロントが100mm、リアが106mmで、リアサスペンションを的確に作動させるためにピボット位置の最適化が施された。
コンポーネントはシマノのデオーレXTをメインにアッセンブル。ホイールは高い回転性能を期待出来るシマノのSLXのハブを使用した手組ホイール。ハンドルやステム、シートポストはメリダオリジナルのオーソドックスなパーツを採用した。また、フレーム単体での販売も行われている。
フロントディレーラーはダイレクトマウント方式を採用
リアサスペンションはDTスイスのM212
メリダのロゴが入ったカーボンシートポスト
既に2012年のMTB世界選手権XCOのU23で世界チャンピオン獲得した実績を持つBIG NINETY-NINEシリーズのミドルグレード「PRO XT EDITION」は果たしてどの様な走りを見せてくれるのだろうか。早速インプレッションに移ろう。
ーインプレッション
「下りが得意なオールマウンテン系のバイク リアの剛性感が良好」戸津井俊介(OVER-DOバイカーズサポート)
BIG NINTY-NINEはXC向けバイクとのことでしたが試乗してみると下りが得意なバイクで、オールマウンテン系のバイクだと感じました。特にアルミ製スイングアームの剛性感が良好で、思った通りのラインをトレースしてくれるため、非常に安心感が高いですね。DHバイクやXCバイクも含め、長年蓄積してきたノウハウが生かされていると感じます。
「下りが得意なオールマウンテン系のバイク リアの剛性感が良好」戸津井俊介(OVER-DOバイカーズサポート) 短い上りと下りを繰り返す里山よりも、1時間以上かけて上ってからシングルトラックのダウンヒルに入る様な大きな山で最も魅力を感じます。下りで神経を使うことが少ないバイクなので、長時間の下りも難なくこなしてくれるでしょう。王滝の100km完走を目標としているライダーには特におススメですね。
ですが、サスペンションの動きによる漕ぎの重さはなかったですね。上りと下り、平坦の3モードに切り替えられるCTDシステムを搭載したFOX製のフロントフォークと、手元のレバーでロックアウト出来るDTスイス製のリアサスペンションによってボビングを最小限に抑えることが出来ました。物理的には重いですが決して上れないわけではなく、サスペンションのセッティング次第でしっかり上りをこなすことが出来ますし、急勾配にも問題なく対応出来るでしょう。ただXCレースとなると、コースを選んでしまいますね。
パーツのアッセンブルですが、コンポーネントはシマノXTをメインに採用しているので変速とブレーキ共に様々なレベルのライダーが満足出来ると感じました。変速関係についてですが、クランクにトリプルを採用しているために幅広いスピードレンジに対応してますね。29erの慣性力を生かして遠くの山へ舗装路でアプローチする際にも、デイパックを背負いながらゆっくりと坂を上る際にも苦になることは少ないでしょう。
ブレーキに関しては29erは26インチに比べると制動力が甘いバイクが多いですが、このバイクはしっかりと止まってくれます。得意の下りをさらに攻めたい場合にはフロントのローター径を大きくする、もしくはパッドとローターの組み合わせを変更することで充分に対応出来るでしょう。加えてタイヤの幅を太くして空気圧を低めにすることで、より下りが楽しくなると思います。完成車ではマキシスのCrossmark 29er 2.1が標準装備されていますが、恐らく2.25インチまでは装着することが出来ますね。
29erで問題になるポジションの出しずらさですが、このバイクはヘッドチューブが短い上に一般的な規格のステムを使用出来るため、特に気にする必要はないですね。
上りを楽に走りたい場合には軽量化をするべきでしょう。特に車輪径の大きい29erではホイールの軽さが走りの軽さに直結するため、私ならばマヴィックのクロスマックスやシマノXTRに交換します。ステムやハンドルにも軽量化の余地が十分に残されているため、走りを向上させる余地は十分にあります。リアのサスペンションをアップグレードすればボビングをより低減することが出来るため、フレームの性能をより引き出すことが出来るでしょう。
「下りが得意なオールマウンテン系のバイク リアの剛性感が良好」戸津井俊介(OVER-DOバイカーズサポート)
メリダ BIG NINETY-NINE PRO XT EDITION
フレーム:BIG NINETY-NINE Carbon/Hydra-D R12
フォーク:FOX 32 Float 29 CTD O/C- Evolution 100 Taper
リアサスペンション:DTスイス M212 38 ABS w/Remote
BBセット:Attached
クランク:シマノ Deore XT 42-32-24T L:170mm(39/44cm)/175mm(48/53cm)
チェーン:KMC X10 10s
フロントディレーラ:シマノ Deore XT high direct Triple
リアディレーラ:シマノ Deore XT
シフター:シマノ Deore XT 3/10S
ブレーキセット:シマノ Deore M596 180/180 mm
ブレーキレバー:Attached
スプロケット:シマノ CS-HG62-10 11-36
ヘッドセット:FSA No.9-55 HBS
ハンドルバー:メリダ Pro OS Flat, 680 mm
ハンドルステム:メリダ Pro K OS, -16°EXT:70mm(39/44cm)/90mm(48/53cm)
サドル:セライタリア X1
シートピラー:MERIDA Carbon K SB0, 31.6 mm
シートクランプ:Aluminium φ34.9mm
ペダル:シマノ M520
フロントハブ:シマノ SLX QR / centerlock
リアハブ:シマノ SLX centerlock / 12mm thru axle
リム:Big Nine Pro D
スポーク:STAINLESS #304 ED 14G
タイヤ:マキシス Crossmark 29er 2.1 fold
サイズ:39cm、44cm、48cm、53cm
重 量:12.9kg(39cmサイズ、カタログ値)
カラー:UDカーボン/ホワイト(ECW6)
価 格:359,000円(税込、完成車)、199,000円(税込、フレーム単体)
インプレライダーのプロフィール
戸津井俊介(OVER-DOバイカーズサポート) 戸津井俊介(OVER-DOバイカーズサポート)
1990年代から2000年代にかけて、日本を代表するマウンテンバイクライダーとして世界を舞台に活躍した経歴を持つ。1999年アジア大陸マウンテンバイク選手権チャンピオン。MTBレースと並行してロードでも活躍しており、2002年の3DAY CYCLE ROAD熊野BR-2 第3ステージ優勝など、数多くの優勝・入賞経験を持つ。現在はOVER-DOバイカーズサポート代表。ショップ経営のかたわら、お客さんとのトレーニングやツーリングなどで飛び回り、忙しい毎日を送っている。09年からは「キャノンデール・ジャパンMTBチーム」のメカニカルディレクターも務める。
OVER-DOバイカーズサポート
ウエア協力:ビエンメ
text:Yuya.Yamamoto
photo:Makoto.AYANO
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世界における自転車製造の1大拠点として数えられる台湾。多くの有名ブランドのOEMを手掛けながら自社の生産技術やノウハウを貯え、ジャイアントに次ぐ世界第2位の規模を誇るのがメリダである。加えて12年前からは設計・開発の拠点をドイツのシュトゥットガルトに設置し、日進月歩で変化するヨーロッパのトレンドをいち早くキャッチ出来る体制を敷いている。
レースの現場では、2010年のMTB世界選手権XCO優勝のホセ・ヘルミダ(スペイン)や世界選手権XCOを5回制したガンリタ・ダール(ノルウェー)などを擁するマルチバン・メリダ・バイキングチームにバイクを供給している。2004年からの約10年の間に30以上のワールドカップレースで優勝を飾るなど輝かしい戦績を誇り、その経験を自社の製品にフィードバックしている。
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今回インプレッションを行うBIG NINETY-NINE PROは、メリダのMTB XCO/XCマラソン向けのフルサス29erとして2013年から新たに登場したバイクである。カーボン製メインフレームはフラッグシップモデルと同様で、リアのスイングアームをアルミ製とすることで耐久性とコストパフォーマンスを向上させている。
フレームは分割式モノコック構造でトップ~ヘッド~ダウンチューブ、シートチューブ+BBシェル、リアバックの3ピースのモジュールを成型後に接着し製造される。これによってBB周辺やヘッド周りなどのストレスのかかる部分への負担を下げつつ、軽量化を実現。また、ヘッドチューブは高剛性化のために外部バテッドしたヘッドチューブ形状と下側が1.5インチの大径ベアリングを持つ「Xテーパーヘッドチューブ」だ。
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素材はモジュール成型時に使用するエポキシ素材にナノテクノロジー素材を配合し、石などのヒットに対して従来比で40%の強度アップに成功した「ナノマトリックスカーボン」を使用。また、チューブ内部のシワによる強度や剛性のバラつきを低減する工法「AWS」や、チューブ内にリブを設けることにより曲げや捻れに対する剛性を向上させる「ダブルチャンバーテクノロジー」を採用するなど、メリダのカーボンテクノロジーが凝縮されている。
リアスイングアームの素材はメリダが使用するアルミ合金の中で最もグレードが高い6066合金の「プロライト66」。強度や剛性が必要な箇所のみを肉厚として無駄な部分を薄肉化したトリプルバテッドとして、油ではなく水を用いた水圧ハイドロフォーミング成型を用いることが特徴だ。
サスペンションはフロントにFOXのFloat 29、リアにDTスイスのM212を採用。滑りやすい路面におけるヒルクライムでの高いトラクションを実現し、29erフルサスペンションならではのダウンヒル性能と26インチ並の俊敏さを両立している。リアエンドは142mm×12mmのスルーアクスル仕様である。
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コンポーネントはシマノのデオーレXTをメインにアッセンブル。ホイールは高い回転性能を期待出来るシマノのSLXのハブを使用した手組ホイール。ハンドルやステム、シートポストはメリダオリジナルのオーソドックスなパーツを採用した。また、フレーム単体での販売も行われている。
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ーインプレッション
「下りが得意なオールマウンテン系のバイク リアの剛性感が良好」戸津井俊介(OVER-DOバイカーズサポート)
BIG NINTY-NINEはXC向けバイクとのことでしたが試乗してみると下りが得意なバイクで、オールマウンテン系のバイクだと感じました。特にアルミ製スイングアームの剛性感が良好で、思った通りのラインをトレースしてくれるため、非常に安心感が高いですね。DHバイクやXCバイクも含め、長年蓄積してきたノウハウが生かされていると感じます。
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ですが、サスペンションの動きによる漕ぎの重さはなかったですね。上りと下り、平坦の3モードに切り替えられるCTDシステムを搭載したFOX製のフロントフォークと、手元のレバーでロックアウト出来るDTスイス製のリアサスペンションによってボビングを最小限に抑えることが出来ました。物理的には重いですが決して上れないわけではなく、サスペンションのセッティング次第でしっかり上りをこなすことが出来ますし、急勾配にも問題なく対応出来るでしょう。ただXCレースとなると、コースを選んでしまいますね。
パーツのアッセンブルですが、コンポーネントはシマノXTをメインに採用しているので変速とブレーキ共に様々なレベルのライダーが満足出来ると感じました。変速関係についてですが、クランクにトリプルを採用しているために幅広いスピードレンジに対応してますね。29erの慣性力を生かして遠くの山へ舗装路でアプローチする際にも、デイパックを背負いながらゆっくりと坂を上る際にも苦になることは少ないでしょう。
ブレーキに関しては29erは26インチに比べると制動力が甘いバイクが多いですが、このバイクはしっかりと止まってくれます。得意の下りをさらに攻めたい場合にはフロントのローター径を大きくする、もしくはパッドとローターの組み合わせを変更することで充分に対応出来るでしょう。加えてタイヤの幅を太くして空気圧を低めにすることで、より下りが楽しくなると思います。完成車ではマキシスのCrossmark 29er 2.1が標準装備されていますが、恐らく2.25インチまでは装着することが出来ますね。
29erで問題になるポジションの出しずらさですが、このバイクはヘッドチューブが短い上に一般的な規格のステムを使用出来るため、特に気にする必要はないですね。
上りを楽に走りたい場合には軽量化をするべきでしょう。特に車輪径の大きい29erではホイールの軽さが走りの軽さに直結するため、私ならばマヴィックのクロスマックスやシマノXTRに交換します。ステムやハンドルにも軽量化の余地が十分に残されているため、走りを向上させる余地は十分にあります。リアのサスペンションをアップグレードすればボビングをより低減することが出来るため、フレームの性能をより引き出すことが出来るでしょう。
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メリダ BIG NINETY-NINE PRO XT EDITION
フレーム:BIG NINETY-NINE Carbon/Hydra-D R12
フォーク:FOX 32 Float 29 CTD O/C- Evolution 100 Taper
リアサスペンション:DTスイス M212 38 ABS w/Remote
BBセット:Attached
クランク:シマノ Deore XT 42-32-24T L:170mm(39/44cm)/175mm(48/53cm)
チェーン:KMC X10 10s
フロントディレーラ:シマノ Deore XT high direct Triple
リアディレーラ:シマノ Deore XT
シフター:シマノ Deore XT 3/10S
ブレーキセット:シマノ Deore M596 180/180 mm
ブレーキレバー:Attached
スプロケット:シマノ CS-HG62-10 11-36
ヘッドセット:FSA No.9-55 HBS
ハンドルバー:メリダ Pro OS Flat, 680 mm
ハンドルステム:メリダ Pro K OS, -16°EXT:70mm(39/44cm)/90mm(48/53cm)
サドル:セライタリア X1
シートピラー:MERIDA Carbon K SB0, 31.6 mm
シートクランプ:Aluminium φ34.9mm
ペダル:シマノ M520
フロントハブ:シマノ SLX QR / centerlock
リアハブ:シマノ SLX centerlock / 12mm thru axle
リム:Big Nine Pro D
スポーク:STAINLESS #304 ED 14G
タイヤ:マキシス Crossmark 29er 2.1 fold
サイズ:39cm、44cm、48cm、53cm
重 量:12.9kg(39cmサイズ、カタログ値)
カラー:UDカーボン/ホワイト(ECW6)
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インプレライダーのプロフィール
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1990年代から2000年代にかけて、日本を代表するマウンテンバイクライダーとして世界を舞台に活躍した経歴を持つ。1999年アジア大陸マウンテンバイク選手権チャンピオン。MTBレースと並行してロードでも活躍しており、2002年の3DAY CYCLE ROAD熊野BR-2 第3ステージ優勝など、数多くの優勝・入賞経験を持つ。現在はOVER-DOバイカーズサポート代表。ショップ経営のかたわら、お客さんとのトレーニングやツーリングなどで飛び回り、忙しい毎日を送っている。09年からは「キャノンデール・ジャパンMTBチーム」のメカニカルディレクターも務める。
OVER-DOバイカーズサポート
ウエア協力:ビエンメ
text:Yuya.Yamamoto
photo:Makoto.AYANO
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