かつて世界選手権やツール・ド・フランスなどのビッグレースにおける幾多の勝利に貢献した1967年創業のイタリアンブランド、CIOCC(チョッチ)。城東輪業が正規代理店となり、日本への上陸を果たした。日本向けラインナップの2モデルを紹介する。

CIOCC RYDON
CIOCC RYDONCIOCC RYDON (c)城東輪業

RYDON(ライドン)はレースをターゲットとしたカーボンモノコックのロードフレーム。フレーム素材にT600カーボンを使用し、ヘッドチューブやダウンチューブ、チェーンステーを大径化し、レースに耐えうる剛性を実現した。同時に細身のチェーンステーやフレームエンド部のカーボン化、エンドへ向けて徐々に細くなるフォークによって振動吸収性を確保している。

ケーブル類はフレーム内蔵とし、ワイヤートラブルを軽減すると共に外観の美しさを演出。また、電動コンポーネントの内装にも対応している。BBは汎用性の高いJIS規格だ。カラーは流行の蛍光イエローを使用し、見た目にも美しいイタリアンバイクらしい仕上がりとされている。サイズはS、M、Lの3種類。


CIOCC RYDON
フレーム:T600 CARBON MONOCOQUE
フォーク:CARBON MONOCOQUE
BB:JIS
シートポスト径:31.6mm
サイズ:S、M、L
重 量:1040g(フレーム単体、Mサイズ)、390g(フォーク)
カラー:ホワイト/イエロー
価 格:283,500円(税込、フレームセット)



CIOCC SAN CRISTBAL
クラウディオ・コルティがCIOCCのバイクを駆り優勝した、1977年にベネズエラで行われた世界選手権。その
開催場所だった都市の名を冠したバイクがこのサンクリストバルだ。

CIOCC SAN CRISTBALCIOCC SAN CRISTBAL (c)城東輪業

フレームはコロンバス社のSL NIOBIUMパイプを使って組み上げられたもので、ヘッド周りのラグやシートステー、チェーンステー、フロントフォークにはメッキ加工が施されるなど、美しく、トラディショナルな雰囲気を漂わせる。製造は溶接から塗装までの全工程をイタリアの自社工房で行われる。イタリアンブランドのこだわりあふれる1台だ。


CIOCC SAN CRISTBAL
フレーム:COLUMBUS SL NIOBIUM
フォーク:FULL CHROMOLY 1" THREAD
BB:ITA
シートポスト径:27.2mm
サイズ:48、50、52、53cm
重 量:1600g(フレーム単体、50cm)
カラー:ホワイト
価 格:252,000円(税込、フレームセット)

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