2013/02/04(月) - 11:18
ベルギーやオランダ勢の活躍が目立ったシクロクロス世界選手権。世界の舞台に挑んだ7名の日本人選手たちのコメントをお届けします。
エリート男子
竹之内悠(コルバ・スペラーノハム) 31位 +5'47"
「世界選手権に入る前から、コンディションが悪く、1月始めはまったく自転車に乗ることができない状態が続いていて、自分の身体をレースに出れるようにもっていくことで必死で、こっちにきてから、ようやく世界選手権と向き合うことができました」
「レース自体は、膝を痛める前と同じ状態で走ることができましたが、やっぱり自分の強さは中途半端で、本来、今年の自分は1つ前のパックで走れないといけないと思うんですが、そこにいられなくて、単独で走るというカッコ悪いレースをしてしまいました。しかし、来年に向けて見えてきた部分もあるので、これからも思い描く自分になれるよう精進していきたいと思います」
小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム) 39位 -5LAPS
「スタートはスムーズにいっていい位置に入れましたが、付いていくことに必死でオーバーペースになってしまっていて、冷静になれず、2周目以降で一気に遅れてしまい単独になりました。そして集中力を切らしてしまい、落車し、降ろされてしまうという結果でした。今回は、もっと走れると思って、来ていただけにすごく悔しいです」
「2年前にベルギーに遠征に行っていたときも、エリートのレースでは、マイナス5ラップという結果ばかりで、そこから成長できていないと感じました。いまの自分の環境では、国内でできることをやって、そこから強くなるしかないと思うので、世界のことを意識しながら、国内のレースを走りたいと思います。今回の経験を忘れずにやっていきたいです」
女子
豊岡英子(パナソニックレディース) 26位 -1LAP
「今シーズン、これまで走ったヨーロッパのレースでは毎回完走できていたので、まさか完走できない、なんて思いませんでした。途中で少しビビりが入ってしまって、各セクションで遅れてしまったのが敗因だと思います。あとはオンロードの遅さも改めて痛感しました。そういうところを考えていかないとダメだな、と思いました。残念ながら完走はできなかったんですが、今シーズンは学ぶことの多いシーズンでした。来シーズンはもっと早い時期からシクロクロスに取り組んでいきたいと思います」
福本千佳(同志社大学) 30位 -2LAPS
「最初クラッシュに巻き込まれて遅れてしまいました。そこから追い上げて行こうと思って走っていましたが、焦りもあってどんどん集団から遅れてしまいました。今回、海外レースは世界選手権だけの参戦で、ぱっと出てきても、状況に揉まれてしまうなと思いました。理想としては、何レースか世界選手権の前に海外のレースを走ってから、世界選手権に出ることで、もっと自分の走りができるようになると思います。来年はなんとか頑張って、ヨーロッパのレースを走りたいと思います」
アンダー23
中井路雅(岩井商会レーシング) 34位 +6'02"
「今回はスタートから遅れてしまって、前に追いつこうと脚を使ってしまった。後半にかけてラップタイムを落としてしまったので、体力的な面でも世界との差を感じました。あとは経験も足りないと思いました。経験を積むためにも、これからも世界選手権には連続して出れるように頑張りたいと思います」
前田公平(Speedvagen Cyclocross Team) 36位 -1Lap
「誰よりもシクロクロスの競技の経験が浅く、試走の段階から空気圧の設定や難しい路面の走り方など勉強することが多くて、驚きの連続でした。スタートでは前に出れたんですが、そこからどんどん順位を落としてしまいました。あとは他の選手とのスピードの違いをとても感じました。今回から、自分のシクロクロスのキャリアはスタートすると思って、頑張りたいと思います」
ジュニア
山田誉史輝(HAPPY RIDE) 33位 -3LAPS
「スタートはうまくいきましたが、短い砂の手前でクラッシュしてしまったのが、大きなミスだったと思います。今回初めての海外遠征で、いろんなことを学んだので、それを今後に活かして、ここで見つかった自分の目標に向かって頑張っていきたいと思います」
photo & text : Sonoko Tanaka in Louisville, USA
エリート男子
竹之内悠(コルバ・スペラーノハム) 31位 +5'47"
「世界選手権に入る前から、コンディションが悪く、1月始めはまったく自転車に乗ることができない状態が続いていて、自分の身体をレースに出れるようにもっていくことで必死で、こっちにきてから、ようやく世界選手権と向き合うことができました」
「レース自体は、膝を痛める前と同じ状態で走ることができましたが、やっぱり自分の強さは中途半端で、本来、今年の自分は1つ前のパックで走れないといけないと思うんですが、そこにいられなくて、単独で走るというカッコ悪いレースをしてしまいました。しかし、来年に向けて見えてきた部分もあるので、これからも思い描く自分になれるよう精進していきたいと思います」
小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム) 39位 -5LAPS
「スタートはスムーズにいっていい位置に入れましたが、付いていくことに必死でオーバーペースになってしまっていて、冷静になれず、2周目以降で一気に遅れてしまい単独になりました。そして集中力を切らしてしまい、落車し、降ろされてしまうという結果でした。今回は、もっと走れると思って、来ていただけにすごく悔しいです」
「2年前にベルギーに遠征に行っていたときも、エリートのレースでは、マイナス5ラップという結果ばかりで、そこから成長できていないと感じました。いまの自分の環境では、国内でできることをやって、そこから強くなるしかないと思うので、世界のことを意識しながら、国内のレースを走りたいと思います。今回の経験を忘れずにやっていきたいです」
女子
豊岡英子(パナソニックレディース) 26位 -1LAP
「今シーズン、これまで走ったヨーロッパのレースでは毎回完走できていたので、まさか完走できない、なんて思いませんでした。途中で少しビビりが入ってしまって、各セクションで遅れてしまったのが敗因だと思います。あとはオンロードの遅さも改めて痛感しました。そういうところを考えていかないとダメだな、と思いました。残念ながら完走はできなかったんですが、今シーズンは学ぶことの多いシーズンでした。来シーズンはもっと早い時期からシクロクロスに取り組んでいきたいと思います」
福本千佳(同志社大学) 30位 -2LAPS
「最初クラッシュに巻き込まれて遅れてしまいました。そこから追い上げて行こうと思って走っていましたが、焦りもあってどんどん集団から遅れてしまいました。今回、海外レースは世界選手権だけの参戦で、ぱっと出てきても、状況に揉まれてしまうなと思いました。理想としては、何レースか世界選手権の前に海外のレースを走ってから、世界選手権に出ることで、もっと自分の走りができるようになると思います。来年はなんとか頑張って、ヨーロッパのレースを走りたいと思います」
アンダー23
中井路雅(岩井商会レーシング) 34位 +6'02"
「今回はスタートから遅れてしまって、前に追いつこうと脚を使ってしまった。後半にかけてラップタイムを落としてしまったので、体力的な面でも世界との差を感じました。あとは経験も足りないと思いました。経験を積むためにも、これからも世界選手権には連続して出れるように頑張りたいと思います」
前田公平(Speedvagen Cyclocross Team) 36位 -1Lap
「誰よりもシクロクロスの競技の経験が浅く、試走の段階から空気圧の設定や難しい路面の走り方など勉強することが多くて、驚きの連続でした。スタートでは前に出れたんですが、そこからどんどん順位を落としてしまいました。あとは他の選手とのスピードの違いをとても感じました。今回から、自分のシクロクロスのキャリアはスタートすると思って、頑張りたいと思います」
ジュニア
山田誉史輝(HAPPY RIDE) 33位 -3LAPS
「スタートはうまくいきましたが、短い砂の手前でクラッシュしてしまったのが、大きなミスだったと思います。今回初めての海外遠征で、いろんなことを学んだので、それを今後に活かして、ここで見つかった自分の目標に向かって頑張っていきたいと思います」
photo & text : Sonoko Tanaka in Louisville, USA
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