2016/02/29(月) - 12:14
海も山も高原も、自転車で走って楽しいロケーションがぎっしり詰まったエリアが大分県だ。山海の幸や豊富な温泉などを楽しみながら、ツーリングを満喫できる大分の魅力を3回にわたって紹介しよう。
大分県といえば何だろう?やはり最初にくるのは温泉だろうか。別府や湯布院といえば、全国的に有名な温泉だし、魚介類がおいしいのも大分らしさかもしれない。佐賀関で水揚げされる「関あじ」「関さば」といえば最高級のブランドであるし、城下カレイやフグなども名産品。
つまり、おいしいグルメと、最高の温泉があるのが大分県ということだ。ちなみに、道路トンネル数が全国で一番多いのは大分県らしい。トンネルを抜けるワクワク感は、サイクリストならば誰でも覚えがあるのではないだろうか。そんな魅力たっぷりの大分であるが、実は自転車で走るにも絶好のエリアなのだ。
ロングライドに欠かせないものと言えば、栄養満点でおいしいご飯と、疲れを癒せる温泉である。これって、大分の名物そのものではないか。しかも、聞くところによれば、最近はサイクリスト向けの拠点も整備され始めているんだとか。これは、一度走ってみずにはいられない!というわけで、編集部から3名が大分へと飛んだ。
今回の旅の玄関口である大分空港までは、羽田空港からおよそ1時間半。空港の到着ロビーを出ると、なんと驚くべきことに、すぐ目の前に輪行してきたサイクリスト向けの更衣室とバイク組み立てスペースが用意されているのだ。
普通の空港であれば、ゴソゴソとトイレで着替え、バスを待つ人たちからの奇異の目線にさらされながら輪行解除するという、人によってはかなりストレスを感じるシチュエーションである。しかし、この「大分空港サイクル・ハブ」では、ゆっくり落ち着いてライドの準備を整えることができるのだ。
きちんと着替えて、自転車を組み立てたらいざ出発である。とはいえ、どういったコースを走ればいいのか、わからないという人が大半だろう。そんなサイクリストたちのために、大分ではいくつかのサイクリングコースをモデルコースとして用意している。
モデルコースはサイクリング大分(外部リンク)内で公開されており、現在はやまなみハイウェイや由布院ライドといった大分らしさを詰め込んだ魅力的なコースが8つ紹介されている。ルートラボ経由となるが、各コースのGPXデータをダウンロードすることもできるのでGPSサイクルコンピューターを使用している人は、事前に準備していくのも良いだろう。
モデルコース沿いには、休憩に便利な「サイクル・ハブ」と名付けられた施設が配置されているのも嬉しいポイントだ。バイクスタンドはもちろんのこと、施設によってはフロアポンプや自転車用工具が用意されているので、パンクをはじめとしたトラブルが起きても安心である。
さて、どういった経緯で、大分県はこのように自転車フレンドリーな環境を整備することとなったのだろうか?このプロジェクトの県担当者である、大分県交通政策課の渡辺さんにお話を伺ってみた。
「九州の東の玄関口である大分空港を通して、全国のサイクリストの方々に大分の魅力を味わってほしいというのが、この企画の出発点なんです。特に、別府や由布院という超有名スポット以外の場所も、自転車に乗って訪れてもらえば、新たな魅力が発掘頂けると思っています。」
「ビギナーや女性の方には、海沿いのルートが景色もきれいなうえ、サイクリングコースも整備されている区間もあるのでとってもオススメですし、ベテランライダーには、起伏に富んだ国東半島の内陸部は走り応えがあっていいと思います!」と渡辺さん。
県外のサイクリストにとっても、非常に魅力的なエリアとして成長しつつある大分県。今回は、温暖で冬でも走りやすい県北東に位置する国東(くにさき)半島のモデルコースを元に走ってみた。続編ではローカルであたたかい、サイクリストに抜群の環境が揃うその魅力をお伝えしようと思う。
大分県といえば何だろう?やはり最初にくるのは温泉だろうか。別府や湯布院といえば、全国的に有名な温泉だし、魚介類がおいしいのも大分らしさかもしれない。佐賀関で水揚げされる「関あじ」「関さば」といえば最高級のブランドであるし、城下カレイやフグなども名産品。
つまり、おいしいグルメと、最高の温泉があるのが大分県ということだ。ちなみに、道路トンネル数が全国で一番多いのは大分県らしい。トンネルを抜けるワクワク感は、サイクリストならば誰でも覚えがあるのではないだろうか。そんな魅力たっぷりの大分であるが、実は自転車で走るにも絶好のエリアなのだ。
ロングライドに欠かせないものと言えば、栄養満点でおいしいご飯と、疲れを癒せる温泉である。これって、大分の名物そのものではないか。しかも、聞くところによれば、最近はサイクリスト向けの拠点も整備され始めているんだとか。これは、一度走ってみずにはいられない!というわけで、編集部から3名が大分へと飛んだ。
今回の旅の玄関口である大分空港までは、羽田空港からおよそ1時間半。空港の到着ロビーを出ると、なんと驚くべきことに、すぐ目の前に輪行してきたサイクリスト向けの更衣室とバイク組み立てスペースが用意されているのだ。
普通の空港であれば、ゴソゴソとトイレで着替え、バスを待つ人たちからの奇異の目線にさらされながら輪行解除するという、人によってはかなりストレスを感じるシチュエーションである。しかし、この「大分空港サイクル・ハブ」では、ゆっくり落ち着いてライドの準備を整えることができるのだ。
きちんと着替えて、自転車を組み立てたらいざ出発である。とはいえ、どういったコースを走ればいいのか、わからないという人が大半だろう。そんなサイクリストたちのために、大分ではいくつかのサイクリングコースをモデルコースとして用意している。
モデルコースはサイクリング大分(外部リンク)内で公開されており、現在はやまなみハイウェイや由布院ライドといった大分らしさを詰め込んだ魅力的なコースが8つ紹介されている。ルートラボ経由となるが、各コースのGPXデータをダウンロードすることもできるのでGPSサイクルコンピューターを使用している人は、事前に準備していくのも良いだろう。
モデルコース沿いには、休憩に便利な「サイクル・ハブ」と名付けられた施設が配置されているのも嬉しいポイントだ。バイクスタンドはもちろんのこと、施設によってはフロアポンプや自転車用工具が用意されているので、パンクをはじめとしたトラブルが起きても安心である。
さて、どういった経緯で、大分県はこのように自転車フレンドリーな環境を整備することとなったのだろうか?このプロジェクトの県担当者である、大分県交通政策課の渡辺さんにお話を伺ってみた。
「九州の東の玄関口である大分空港を通して、全国のサイクリストの方々に大分の魅力を味わってほしいというのが、この企画の出発点なんです。特に、別府や由布院という超有名スポット以外の場所も、自転車に乗って訪れてもらえば、新たな魅力が発掘頂けると思っています。」
「ビギナーや女性の方には、海沿いのルートが景色もきれいなうえ、サイクリングコースも整備されている区間もあるのでとってもオススメですし、ベテランライダーには、起伏に富んだ国東半島の内陸部は走り応えがあっていいと思います!」と渡辺さん。
県外のサイクリストにとっても、非常に魅力的なエリアとして成長しつつある大分県。今回は、温暖で冬でも走りやすい県北東に位置する国東(くにさき)半島のモデルコースを元に走ってみた。続編ではローカルであたたかい、サイクリストに抜群の環境が揃うその魅力をお伝えしようと思う。
提供:サイクリングおおいた 取材:CW編集部