2013/01/16(水) - 10:27
昨年の11月22日、東京・自由が丘にオープンしたビアンキ・カフェ&サイクルズは、バイクショップにカフェを併設した「イタリア的なライフスタイルを感じられる」場所。オープンから1ヶ月が経ったお店を訪ねてみた。
1885年に北イタリア・ミラノで創業した老舗自転車ブランド、ビアンキ。特にブランドカラーである"チェレステ"と呼ばれる青緑色はその長い歴史と共に歩み、イタリアではファウスト・コッピやマルコ・パンターニなどを知らずとも幅広く一般的に親しまれている。
Bianchi Cafè & Cycles(ビアンキ・カフェ&サイクルズ)は、ビアンキの正規取り扱いを行うサイクルヨーロッパジャパンが、昨年の11月22日にオープンさせたカフェ併設のバイクショップ。ビアンキの直営店としては千代田区にある「Bianchi MARUNOUCHI」に続く5店舗目で、直営カフェとしてはスウェーデンのストックホルム店に続く2店舗目となる。
ビアンキのバイクに触れるだけでなく、ビアンキが大切にする「イタリア的でおおらかなライフスタイル」を提供する場所に選ばれたのは、東京都目黒区にある自由が丘。雑貨店やカフェ・レストランが多く集まる文化の発信地だ。自由が丘駅から徒歩5分という好立地にビアンキ・カフェ&サイクルズはある。
1階にサイクルショップ、2階にカフェを設けたカフェ&サイクルズ。ここを訪れる人の多くがそうするように、まず2階のカフェから訪ねてみた。ガラス扉をくぐり展示車を横目に階段を上がったその先は、広い空間にゆったりとテーブルが配置され、通り面は全てガラス張りとなっているため開放感も抜群だ。
店内はホワイトを基調としたモダンなイメージで、壁にはビアンキをモチーフとした写真や、ヘルマン・ヘッセやアインシュタインの自転車にちなんだ一言が。シンプルな中にも、マニアならニヤッとできる粋なアクセントが添えられる。レースで育ったブランドだからと、レースを押し出さない。ここはカフェ文化の根付くイタリアの雰囲気を伝える場所なのだ。
「カフェ」ということで気になるメニューの中身は、前菜からパスタ、肉料理やドルチェなど、イタリアンにこだわった料理はかなり本格派。シモネリのエスプレッソマシンを使うカフェの豆は、ビアンキ本社と歴史や土地柄を同じくする老舗ロースターのものと深いこだわりも。イタリアンリキュールやグラッパなどアルコール類も豊富に取り揃えられるため、ランチやカフェユースのみならず、ディナーを楽しみに訪れるのも良いだろう。
4台分のバイクラックが店内に設置されているので、サイクリング中にふらっとカフェに立ち寄るのにもベスト。そんな時のオススメは、ビアンキならではの「アボカドのチェレステスムージー」だ。少し驚く組み合わせだが、オレンジジュースと割っているため青っぽさが無く、まろやかな味わいでとても美味しかった。
「仕事の打ち合わせや、待ち合わせなど、気が向いた時に気軽に使える空間を目指しています。ゆったりとくつろいて頂けるようテーブルは広く配置し、パソコン作業ができるようAC電源やフリーWiFiも備えました」とサイクルヨーロッパジャパン広報の近藤悠子さん。
カフェでは「チェレステ」や「自転車」、「イタリア」をキーワードにした雑貨やレースのDVDが取り揃えられ、その一角にはお洒落ゴコロをくすぐる模型や、カフェで使用しているBianchiロゴ入りのカップ&ソーサーも。
カフェで喉を潤したら1階のショップスペースへ向かおう。カフェのコンセプトと共通し、タウンユースバイク中心のラインナップだが、最大/最小サイズを在庫するなど、直営店ならではのこだわりも。オリジナルアパレルやチェレステのアクセサリー類もラインナップされ、豊富なバリエーションは見ているだけで楽しくなってしまうほどだ。
ビアンキ・カフェ&サイクルズでは、ビアンキのコンセプトストアからカフェまで自転車に乗って来店した方に、ドリンクをサービスするキャンペーンをこれまでに開催。今後も講師を招いての講習会や、レースの模様を店内で映すパブリックビューイングなど、カフェとショップを絡めたイベントが多く企画されているという。
「スポーツサイクルは、知らない方からすると敷居が高いように感じてしまいますが、もっと生活に取り入れやすいアイテムだし、実用性もありますよね。カフェと繋げることで幅広い方に知ってもらい、楽しんで頂きたいと思います」(サイクルヨーロッパジャパン広報 近藤悠子さん)
Bianchi Cafè & Cycles(ビアンキ・カフェ&サイクルズ)
住 所:〒152-0035 東京都目黒区自由ヶ丘2-17-1 ラピスA.S.B1F/1F
電話番号:(Cafe) 03-5726-8237, (Cycles) 03-6421-4357(電話の受付は11月22日より)
アクセス:東急東横線・大井町線]自由ヶ丘駅 正面口より徒歩5分
営業時間:Cycles 11:00〜20:00/ Cafe 11:30〜21:30(L.O. 21:00)
駐輪所:あり
カフェ:38席、全面禁煙
text&photo:So.Isobe
1885年に北イタリア・ミラノで創業した老舗自転車ブランド、ビアンキ。特にブランドカラーである"チェレステ"と呼ばれる青緑色はその長い歴史と共に歩み、イタリアではファウスト・コッピやマルコ・パンターニなどを知らずとも幅広く一般的に親しまれている。
Bianchi Cafè & Cycles(ビアンキ・カフェ&サイクルズ)は、ビアンキの正規取り扱いを行うサイクルヨーロッパジャパンが、昨年の11月22日にオープンさせたカフェ併設のバイクショップ。ビアンキの直営店としては千代田区にある「Bianchi MARUNOUCHI」に続く5店舗目で、直営カフェとしてはスウェーデンのストックホルム店に続く2店舗目となる。
ビアンキのバイクに触れるだけでなく、ビアンキが大切にする「イタリア的でおおらかなライフスタイル」を提供する場所に選ばれたのは、東京都目黒区にある自由が丘。雑貨店やカフェ・レストランが多く集まる文化の発信地だ。自由が丘駅から徒歩5分という好立地にビアンキ・カフェ&サイクルズはある。
1階にサイクルショップ、2階にカフェを設けたカフェ&サイクルズ。ここを訪れる人の多くがそうするように、まず2階のカフェから訪ねてみた。ガラス扉をくぐり展示車を横目に階段を上がったその先は、広い空間にゆったりとテーブルが配置され、通り面は全てガラス張りとなっているため開放感も抜群だ。
店内はホワイトを基調としたモダンなイメージで、壁にはビアンキをモチーフとした写真や、ヘルマン・ヘッセやアインシュタインの自転車にちなんだ一言が。シンプルな中にも、マニアならニヤッとできる粋なアクセントが添えられる。レースで育ったブランドだからと、レースを押し出さない。ここはカフェ文化の根付くイタリアの雰囲気を伝える場所なのだ。
「カフェ」ということで気になるメニューの中身は、前菜からパスタ、肉料理やドルチェなど、イタリアンにこだわった料理はかなり本格派。シモネリのエスプレッソマシンを使うカフェの豆は、ビアンキ本社と歴史や土地柄を同じくする老舗ロースターのものと深いこだわりも。イタリアンリキュールやグラッパなどアルコール類も豊富に取り揃えられるため、ランチやカフェユースのみならず、ディナーを楽しみに訪れるのも良いだろう。
4台分のバイクラックが店内に設置されているので、サイクリング中にふらっとカフェに立ち寄るのにもベスト。そんな時のオススメは、ビアンキならではの「アボカドのチェレステスムージー」だ。少し驚く組み合わせだが、オレンジジュースと割っているため青っぽさが無く、まろやかな味わいでとても美味しかった。
「仕事の打ち合わせや、待ち合わせなど、気が向いた時に気軽に使える空間を目指しています。ゆったりとくつろいて頂けるようテーブルは広く配置し、パソコン作業ができるようAC電源やフリーWiFiも備えました」とサイクルヨーロッパジャパン広報の近藤悠子さん。
カフェでは「チェレステ」や「自転車」、「イタリア」をキーワードにした雑貨やレースのDVDが取り揃えられ、その一角にはお洒落ゴコロをくすぐる模型や、カフェで使用しているBianchiロゴ入りのカップ&ソーサーも。
カフェで喉を潤したら1階のショップスペースへ向かおう。カフェのコンセプトと共通し、タウンユースバイク中心のラインナップだが、最大/最小サイズを在庫するなど、直営店ならではのこだわりも。オリジナルアパレルやチェレステのアクセサリー類もラインナップされ、豊富なバリエーションは見ているだけで楽しくなってしまうほどだ。
ビアンキ・カフェ&サイクルズでは、ビアンキのコンセプトストアからカフェまで自転車に乗って来店した方に、ドリンクをサービスするキャンペーンをこれまでに開催。今後も講師を招いての講習会や、レースの模様を店内で映すパブリックビューイングなど、カフェとショップを絡めたイベントが多く企画されているという。
「スポーツサイクルは、知らない方からすると敷居が高いように感じてしまいますが、もっと生活に取り入れやすいアイテムだし、実用性もありますよね。カフェと繋げることで幅広い方に知ってもらい、楽しんで頂きたいと思います」(サイクルヨーロッパジャパン広報 近藤悠子さん)
Bianchi Cafè & Cycles(ビアンキ・カフェ&サイクルズ)
住 所:〒152-0035 東京都目黒区自由ヶ丘2-17-1 ラピスA.S.B1F/1F
電話番号:(Cafe) 03-5726-8237, (Cycles) 03-6421-4357(電話の受付は11月22日より)
アクセス:東急東横線・大井町線]自由ヶ丘駅 正面口より徒歩5分
営業時間:Cycles 11:00〜20:00/ Cafe 11:30〜21:30(L.O. 21:00)
駐輪所:あり
カフェ:38席、全面禁煙
text&photo:So.Isobe