2012/05/22(火) - 10:12
東京・原宿においてルコックスポルティフのブランド誕生130年記念パーティが行われ、2012年からルコックがスポンサードする新マイヨジョーヌがお披露目された。
5月16日、ルコックスポルティフ原宿店で、同ブランド誕生130年記念パーティ&プレスビューが行われた。会場では今年のツール・ド・フランスで授与される各賞ジャージが飾られ、東京での一般公開となった。
お馴染みの「ルコック スポルティフ」は、フランスに生まれた、いちばん古くて、いつも新しい総合スポーツメーカー。フットボール、テニス、サイクリングをはじめ数多くの競技で愛され、アスリートの信頼を得てきた。
スポーツウェアの世界で、その高いファッション性から「もっとも着たいブランドのひとつ」として不動の人気を誇るルコックスポルティフ。
「130年の長い伝統を持ちつつも、伝統に負けない、単に新しさに逃げない、フランス生まれのエスプリ=絶妙のバランス感覚で、スポーツとファッションを、伝統と斬新を、繊細さと大胆さを融合。いまはまだないもの、試されていないことをいつも創造し、挑み、新たな価値を生み出してきた(ブランドポリシーより)」。
2012年はブランド誕生130周年にあたり、ツール・ド・フランス主催者A.S.O(アモリー・スポール・オルガニザシヨン)と協賛契約を結んだことはお伝えしたとおり。つまり今年からツール・ド・フランスではルコック製の各賞ジャージが着用されることになる。
このパーティではブランド誕生130年のお祝いと、マイヨジョーヌを始めとしたツール・ド・フランスの新しいマイヨジョーヌ、マイヨヴェール、マイヨアポワ、マイヨブランの「4賞ジャージ」がお披露目された。楽しくお洒落なパーティの様子と、ルコックとツールの関係を改めて紹介しょう。
新マイヨジョーヌはレトロなデザインのハイテクウェア
2012年マイヨジョーヌは、単にスポンサーが変わるだけでなく、新たな素材とカッティングが採用された。特徴的なのはレトロなデザインの「襟」がついていること。これは1950年代のオマージュとしてのデザインで、同社がかつてジャージ制作を担当していた時代を象徴しているという。
新ジャージはレトロを感じる外観と裏腹に、素材には高性能なポリエステルとポリウレタンを採用。軽量化された素材により、2011年のものより約14%軽い147グラム(XLサイズ)に仕上がっている。そして圧着無縫製で組み合わされるベンチレーションパネル、裾から袖口までにわたるシリコーンバンド等により、通気性に優れ、軽くてフィット感が高いジャージになっている。長く伸びる袖は肘付近まであり、エアロ効果を発揮するデザインだ。
パーティでは、各賞ジャージとともに、ツール・ド・フランスをデザインした遊びココロあふれるTシャツや、気軽に着られるライフスタイル系ウェアや小物類も発表された。これらは6月から一般販売が開始されるという。
ルコックとツール・ド・フランスのかかわり
ルコックスポルティフは日本においては2007年秋冬シーズンよりサイクリングウェアの世界に進出。“スポーツとファッションの融合”をキーワードに、機能性とファッション性を備えたカジュアルサイクリングウェアを展開してきた。サイクリングをライフスタイルに取り込むファッション性の高いサイクリングウェアを提案。ビギナーをはじめとするサイクルスポーツに新規参入するユーザー層から好評を得てきた。そして2010年春夏シーズンより競技用サイクリングウェアへ本格参入した。
日本でのサイクリングウェアの市販の歴史が浅いものの、プロサイクリング界とルコックの結びつきは古い。
ツール・ド・フランスは1951年に初めてルコックスポルティフ社のジャージを採用し、12のナショナルチームがルコックスポルティフのジャージを着て走った。1966年に同社はマイヨジョーヌのオフィシャルサプライヤーとして採用されている。
それから同社は40年間に渡ってツールのサプライヤーを務め、ジャック・アンクティル、エディ・メルクス、ベルナール・イノーらがルコックスポルティフのロゴ入りジャージを着用した。
そして2012年、同ブランド誕生130年を記念し、再びツールの4賞ジャージを手がけることに。ツールだけでなく、A.S.Oと運営上深い関係のブエルタ・ア・エスパーニャやパリ~ルーベ、パリ~ニース、クリテリウム・ドゥ・ドーフィネでもパートナーを務めるというわけだ。
パーティでは新しいサイクリングウェアのラインナップが披露されたのに加え、ローラー台上でパワーを競うコンテストなどの余興で盛り上がった。出されたケーキはおしゃれな飾りつき。そしておつまみやカクテルもツールの4賞ジャージのデザインをあしらったもので、お洒落な雰囲気に包まれていた。
ウェアやパーティの様子はフォトギャラリーをご覧ください。
photo&text:Makoto.AYANO
5月16日、ルコックスポルティフ原宿店で、同ブランド誕生130年記念パーティ&プレスビューが行われた。会場では今年のツール・ド・フランスで授与される各賞ジャージが飾られ、東京での一般公開となった。
お馴染みの「ルコック スポルティフ」は、フランスに生まれた、いちばん古くて、いつも新しい総合スポーツメーカー。フットボール、テニス、サイクリングをはじめ数多くの競技で愛され、アスリートの信頼を得てきた。
スポーツウェアの世界で、その高いファッション性から「もっとも着たいブランドのひとつ」として不動の人気を誇るルコックスポルティフ。
「130年の長い伝統を持ちつつも、伝統に負けない、単に新しさに逃げない、フランス生まれのエスプリ=絶妙のバランス感覚で、スポーツとファッションを、伝統と斬新を、繊細さと大胆さを融合。いまはまだないもの、試されていないことをいつも創造し、挑み、新たな価値を生み出してきた(ブランドポリシーより)」。
2012年はブランド誕生130周年にあたり、ツール・ド・フランス主催者A.S.O(アモリー・スポール・オルガニザシヨン)と協賛契約を結んだことはお伝えしたとおり。つまり今年からツール・ド・フランスではルコック製の各賞ジャージが着用されることになる。
このパーティではブランド誕生130年のお祝いと、マイヨジョーヌを始めとしたツール・ド・フランスの新しいマイヨジョーヌ、マイヨヴェール、マイヨアポワ、マイヨブランの「4賞ジャージ」がお披露目された。楽しくお洒落なパーティの様子と、ルコックとツールの関係を改めて紹介しょう。
新マイヨジョーヌはレトロなデザインのハイテクウェア
2012年マイヨジョーヌは、単にスポンサーが変わるだけでなく、新たな素材とカッティングが採用された。特徴的なのはレトロなデザインの「襟」がついていること。これは1950年代のオマージュとしてのデザインで、同社がかつてジャージ制作を担当していた時代を象徴しているという。
新ジャージはレトロを感じる外観と裏腹に、素材には高性能なポリエステルとポリウレタンを採用。軽量化された素材により、2011年のものより約14%軽い147グラム(XLサイズ)に仕上がっている。そして圧着無縫製で組み合わされるベンチレーションパネル、裾から袖口までにわたるシリコーンバンド等により、通気性に優れ、軽くてフィット感が高いジャージになっている。長く伸びる袖は肘付近まであり、エアロ効果を発揮するデザインだ。
パーティでは、各賞ジャージとともに、ツール・ド・フランスをデザインした遊びココロあふれるTシャツや、気軽に着られるライフスタイル系ウェアや小物類も発表された。これらは6月から一般販売が開始されるという。
ルコックとツール・ド・フランスのかかわり
ルコックスポルティフは日本においては2007年秋冬シーズンよりサイクリングウェアの世界に進出。“スポーツとファッションの融合”をキーワードに、機能性とファッション性を備えたカジュアルサイクリングウェアを展開してきた。サイクリングをライフスタイルに取り込むファッション性の高いサイクリングウェアを提案。ビギナーをはじめとするサイクルスポーツに新規参入するユーザー層から好評を得てきた。そして2010年春夏シーズンより競技用サイクリングウェアへ本格参入した。
日本でのサイクリングウェアの市販の歴史が浅いものの、プロサイクリング界とルコックの結びつきは古い。
ツール・ド・フランスは1951年に初めてルコックスポルティフ社のジャージを採用し、12のナショナルチームがルコックスポルティフのジャージを着て走った。1966年に同社はマイヨジョーヌのオフィシャルサプライヤーとして採用されている。
それから同社は40年間に渡ってツールのサプライヤーを務め、ジャック・アンクティル、エディ・メルクス、ベルナール・イノーらがルコックスポルティフのロゴ入りジャージを着用した。
そして2012年、同ブランド誕生130年を記念し、再びツールの4賞ジャージを手がけることに。ツールだけでなく、A.S.Oと運営上深い関係のブエルタ・ア・エスパーニャやパリ~ルーベ、パリ~ニース、クリテリウム・ドゥ・ドーフィネでもパートナーを務めるというわけだ。
パーティでは新しいサイクリングウェアのラインナップが披露されたのに加え、ローラー台上でパワーを競うコンテストなどの余興で盛り上がった。出されたケーキはおしゃれな飾りつき。そしておつまみやカクテルもツールの4賞ジャージのデザインをあしらったもので、お洒落な雰囲気に包まれていた。
ウェアやパーティの様子はフォトギャラリーをご覧ください。
photo&text:Makoto.AYANO
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