2011/10/28(金) - 14:18
10月9・10日に福井和泉スキー場MTBパークで開催されたJagaround(ジャグアラウンド)。ダウンヒルレース・デュアルスラローム・ダートジャンプ・BMXフラットライドに、夜はDJによるアフターパーティーと盛りだくさんの内容で、参加者がMTBフリーライドを多いに楽しんだ二日間となった。
FFCとMAD-MAXが企画した壮大なイベント
福井和泉MTBパークを運営するMAD-MAXのお二人・濱口さん・鵜山さんと、インテンス等を取り扱うFFC(ファンファンシー)の世良社長のスポンサードにより開催されたJagaroundは、ギザギザ(ぐちゃぐちゃ)なJAGとあちこちを(取り囲む)AROUNDと、自転車を中心に音楽と融合したイベントとして構想されて、3年の時を経てついに実現することになった。
多くの競技種目やライブを取り入れたのはカナダ・ウィスラーで開催されていたフリーライドイベント「クランクワークス」を意識したようだ。
今回のイベント開催にあたり、MAD-MAXは新たにデュアルスラロームコースとダートジャンプコースを増設。FFCはワールドカップで活躍するJD Swanguen(X-Fusion INTENSE)とダートジャンプのAndrew.Tailor(MARIN.Bikes)を招待選手として日本に呼び寄せるといった力の入れよう。
開催初日はJ1瀬女から移動してきたダウンヒル系の選手も多く、80名ものエントリーのデュアルスラロームから始まり、熱戦が繰り広げられた。
陽が沈んでもここからダートシャンプが開催され、海外招待選手と国内選手が競ってのジャムセクションに歓声が沸いた。夜は近くのキャンプ場に場所を移しての北陸で活動するDJを呼んでの野外ライブと、深夜まで音楽で酔いしれた。
二日目は初日で消化しきれなかったデュアルスラロームの決勝からスタート。日本人選手は健闘するものの、JD Swanguenの他を圧倒する速さで優勝となった。
昼には前日の埼玉のイベントから夜通し車で走って駆けつけたBMXチーム、ARESBYKESxSUPERBのフラットショーも行われ、フランスから来日している世界チャンピオンも交えての華麗なライディングに多くの拍手が鳴り響く。
最後に71名のエントリーとなったダウンヒルは、予選なしの一発勝負となり、常設のインターセプターの短いコースにも関わらず、2位の和田良平選手を8秒も離す2.11.171で、ここでもJD Swanguenの圧勝となった。
MTBを愛する人たちが集い、レースやジャンプ・フラットショーで存分に走る。ここ福井和泉MTBパークを作り上げたMAD-MAX二人の情熱で成し得た、熱い気持ちを感じたイベントだった。
また地元福井でもTVニュースや新聞でも取り上げられて、MTBの世界を地元の人に理解してもらえるはず。ライダーと観客も大いに楽しんだ二日間だった。
MAD-MAX濱口龍也さんのコメント
「イベントの企画から開催までの約半年間、時間はあるようで、無いような感じでした。過去10年の経験でイベント慣れしていたMAD-MAXですが、ここ3年ばかりイベントから遠ざかっていたこともあり、初心に返った半年間でした。
印象に残っているのは、JD来日正式決定の、世良社長からのメール。選手のエントリーがのんびりで、イベント1週間前にようやく、申し込みファックスが鳴りやまなかった夜。JDとA.Tが福井和泉の地に足を踏み入れた瞬間の喜びといったら。この時、世良社長と「やる前から、やって良かったと思える」と話しました。
そして、レース当日のライダーの笑顔!、笑顔!、笑顔! 色々大変なこともありましたが、最後の表彰式が終了した瞬間は、達成感と、お世話になった方々への感謝の気持ちで、熱いモノがこみ上げてきました。
出場したライダー、東京から駆けつけてくれたBMXライダー、ダートジャンプのディグを手伝ってくれたライダー、MCをかってでてくれた塚本さん、協賛各社&ブースを出店してくれた方々、パーティーの出演者、観戦してくれた皆さん、福井和泉スキー場の皆様、その他JAGAROUNDに関わってくれた全ての方々ありがとうございました。来年は更にパワーアップして、JAGAROUND-2012を開催したいと思います。」
text&photo:Akihiro.NAKAO/Katsuya NAKAMURA
FFCとMAD-MAXが企画した壮大なイベント
福井和泉MTBパークを運営するMAD-MAXのお二人・濱口さん・鵜山さんと、インテンス等を取り扱うFFC(ファンファンシー)の世良社長のスポンサードにより開催されたJagaroundは、ギザギザ(ぐちゃぐちゃ)なJAGとあちこちを(取り囲む)AROUNDと、自転車を中心に音楽と融合したイベントとして構想されて、3年の時を経てついに実現することになった。
多くの競技種目やライブを取り入れたのはカナダ・ウィスラーで開催されていたフリーライドイベント「クランクワークス」を意識したようだ。
今回のイベント開催にあたり、MAD-MAXは新たにデュアルスラロームコースとダートジャンプコースを増設。FFCはワールドカップで活躍するJD Swanguen(X-Fusion INTENSE)とダートジャンプのAndrew.Tailor(MARIN.Bikes)を招待選手として日本に呼び寄せるといった力の入れよう。
開催初日はJ1瀬女から移動してきたダウンヒル系の選手も多く、80名ものエントリーのデュアルスラロームから始まり、熱戦が繰り広げられた。
陽が沈んでもここからダートシャンプが開催され、海外招待選手と国内選手が競ってのジャムセクションに歓声が沸いた。夜は近くのキャンプ場に場所を移しての北陸で活動するDJを呼んでの野外ライブと、深夜まで音楽で酔いしれた。
二日目は初日で消化しきれなかったデュアルスラロームの決勝からスタート。日本人選手は健闘するものの、JD Swanguenの他を圧倒する速さで優勝となった。
昼には前日の埼玉のイベントから夜通し車で走って駆けつけたBMXチーム、ARESBYKESxSUPERBのフラットショーも行われ、フランスから来日している世界チャンピオンも交えての華麗なライディングに多くの拍手が鳴り響く。
最後に71名のエントリーとなったダウンヒルは、予選なしの一発勝負となり、常設のインターセプターの短いコースにも関わらず、2位の和田良平選手を8秒も離す2.11.171で、ここでもJD Swanguenの圧勝となった。
MTBを愛する人たちが集い、レースやジャンプ・フラットショーで存分に走る。ここ福井和泉MTBパークを作り上げたMAD-MAX二人の情熱で成し得た、熱い気持ちを感じたイベントだった。
また地元福井でもTVニュースや新聞でも取り上げられて、MTBの世界を地元の人に理解してもらえるはず。ライダーと観客も大いに楽しんだ二日間だった。
MAD-MAX濱口龍也さんのコメント
「イベントの企画から開催までの約半年間、時間はあるようで、無いような感じでした。過去10年の経験でイベント慣れしていたMAD-MAXですが、ここ3年ばかりイベントから遠ざかっていたこともあり、初心に返った半年間でした。
印象に残っているのは、JD来日正式決定の、世良社長からのメール。選手のエントリーがのんびりで、イベント1週間前にようやく、申し込みファックスが鳴りやまなかった夜。JDとA.Tが福井和泉の地に足を踏み入れた瞬間の喜びといったら。この時、世良社長と「やる前から、やって良かったと思える」と話しました。
そして、レース当日のライダーの笑顔!、笑顔!、笑顔! 色々大変なこともありましたが、最後の表彰式が終了した瞬間は、達成感と、お世話になった方々への感謝の気持ちで、熱いモノがこみ上げてきました。
出場したライダー、東京から駆けつけてくれたBMXライダー、ダートジャンプのディグを手伝ってくれたライダー、MCをかってでてくれた塚本さん、協賛各社&ブースを出店してくれた方々、パーティーの出演者、観戦してくれた皆さん、福井和泉スキー場の皆様、その他JAGAROUNDに関わってくれた全ての方々ありがとうございました。来年は更にパワーアップして、JAGAROUND-2012を開催したいと思います。」
text&photo:Akihiro.NAKAO/Katsuya NAKAMURA
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