多くの参加者に満足してもらうことをコンセプトにするカクタスカップinスキージャム勝山では、レース以外にビギナー向けのツーリングも企画されている。ここ勝山市は、歴史を体験する施設・史跡が多くあり、またグルメも充実していてサイクリングにはもってこいの町なのだ。
くいだおれツーリングに参加した皆さん「誰でも楽しめますよ!」
スキージャム勝山からスタート地点まで搬送してもらえる
食べる前にまずは太古の歴史を学ぶことから
今回はツーリングを楽しみに来た家族連れや、ヒルクライムが終わってから続いて参加した年配夫婦と13名の参加者が集まった。自転車に乗れる小学生と自転車カートに乗って親子連れでの参加もあって、家族と楽しむことができるツーリングになっている。一日、帯同しながら走った筆者の実走レポートでお届けします。
当日、可愛いゲストが一人。フォーカスのサポートライダーであるやまめ工房の堂城賢(たかぎ・まさる)さんの息子さん、純君もカートに乗って参加した。快晴の天気で楽しいツーリングになりそうで、楽しみだ。
堂城賢さん指導のもと準備体操を行う
当日は快晴で絶好のツーリング日和
今回の勝山市内を約12km走るコースは、恐竜博物館見学~ソースカツ丼を食べる~ゆめおーれ勝山で越前おろしそばを食べる~勝山城でソフトクリームを食べる、という、美味しそうなあらすじ。
ツーリングのスタートは有料道路の入り口まで車で搬送してもらい、堂城さんの指導のもと準備体操から始まる。そしてツアーコンダクターの誘導で、子供に合わせてゆっくりとしたペースで走りだし、まずは福井県恐竜博物館を見学する。
恐竜博物館の内部は未来の建物のような空間
多くの恐竜達に子供は目が離せない
勝山市は日本国内有数の恐竜化石産地で、なんと国内の80%の化石が発掘されているそうだ。
福井県恐竜博物館は数多くの恐竜骨格が展示されていて、太古の恐竜のバーチャル映像・化石の実演クリーニング風景なども見ることができる。
期間限定の特別展示されている本物のティラノサウルスの化石や本物のように動くアニマトロニクスと、大人から子供まで見ていて飽きない。子供達もとにかく大きい恐竜達に釘付けでした。
トリケラトプスの全身骨格
展示品は見るもの全て、恐竜に関する知らない事ばかり
福井のソースカツ丼を食らう
次に向かったのは「西洋料理やまだ」で食べる福井名物のソースカツ丼。カツ丼といえば卵でとじたものが一般的だが、福井は薄い肉と細かいパン粉で揚げた数枚のカツをどんぶりご飯の上にのせ、ソースをかけて頂く。とてもボリューム満点で参加者はここで食べるのは満足したようで、次のそばまでにお腹を減らすべく次の目的地へ。
このご一家はソースカツ丼がお目当てだったそうです
ソースカツ丼は見た目と違ってさくさく食べれます
絹織物の歴史を見る
次の見学は、はたや記念館「ゆめおーれ勝山」。明治37年(1904)から平成10年(1988)まで操業していた繊維工場を保存・活用したミュージアムで、近代化産業遺産にも登録されている。
建物自体改築などしておらず、案内人の方の説明で窓のガラスも建てられたそのままの状態で使われており、如何に大切にされているのかがよく分かる。1階は糸織りの実演、2階は機械の展示で昔のままの状態で稼働しており、実演している織子さんの手織りの動きに皆さん興味深く見ていました。
はたや記念館「ゆめおーれ勝山」
昔の機械が今でも動いている
また、同じ施設にあるカフェ「たまご工房 エグエグ」は、御子柴頼信さんの勝山土産購入立ち寄りスポットとして定番だそうです。
織子さんによる絹織物の実演
ツアーコンダクターが皆さんのペースに合わせて走ります
冷たい越前おろしそばとソフトクリーム
お腹が空いたところで次は越前おろしそばの「めん工房 きふね」へ。まず皆さんに振る舞われたのは水槽に入ったミニトマト。冷えていてなおかつ甘いトマトに子供達はたくさん食べて、大根おろしののったおろしそばも食べる。
野菜は自家製でそばも福井県産のそば粉を使用した、地元の食材を大切にしているお店で、素朴な味が印象的でした。
冷やしトマトが甘くて美味しい
大根が辛くておいしい越前おろしそば
最後は勝山のシンボル勝山城にある「ラブリー牧場みるく茶屋」のソフトクリームで、今回のツーリングは終わる。水を使わないジャージー牛乳から作られるソフトクリームは、しつこくなくて甘さも控えめ。福井県で一番美味しいソフトクリームと言われるだけあって、お客さんで一杯でした。
堂城賢さんは食べる「プロ」でもあるそうです
冷たいアイスクリームが暑い体を冷やします
勝山城をバックに皆さんで記念撮影後、再び搬送の車でスキージャム勝山に戻って終了となりました。
最後は勝山城へ
楽しくて美味しい食い倒れツーリングでした
カクタスカップではこのように自転車に乗る楽しみ方を教えてくれるイベントとして、地域に根付いた企画が盛りだくさんで開催されている。土曜と日曜のイベントを組み合わせて、レースからツーリングと子供連れの家族でも楽しめるはず。
興味を持った皆さんは、ぜひ来年、自転車を愛する人を楽しませてくれるカクタスカップに参加してみてください。
text&photo:Akihiro.NAKAO


食べる前にまずは太古の歴史を学ぶことから
今回はツーリングを楽しみに来た家族連れや、ヒルクライムが終わってから続いて参加した年配夫婦と13名の参加者が集まった。自転車に乗れる小学生と自転車カートに乗って親子連れでの参加もあって、家族と楽しむことができるツーリングになっている。一日、帯同しながら走った筆者の実走レポートでお届けします。
当日、可愛いゲストが一人。フォーカスのサポートライダーであるやまめ工房の堂城賢(たかぎ・まさる)さんの息子さん、純君もカートに乗って参加した。快晴の天気で楽しいツーリングになりそうで、楽しみだ。


今回の勝山市内を約12km走るコースは、恐竜博物館見学~ソースカツ丼を食べる~ゆめおーれ勝山で越前おろしそばを食べる~勝山城でソフトクリームを食べる、という、美味しそうなあらすじ。
ツーリングのスタートは有料道路の入り口まで車で搬送してもらい、堂城さんの指導のもと準備体操から始まる。そしてツアーコンダクターの誘導で、子供に合わせてゆっくりとしたペースで走りだし、まずは福井県恐竜博物館を見学する。


勝山市は日本国内有数の恐竜化石産地で、なんと国内の80%の化石が発掘されているそうだ。
福井県恐竜博物館は数多くの恐竜骨格が展示されていて、太古の恐竜のバーチャル映像・化石の実演クリーニング風景なども見ることができる。
期間限定の特別展示されている本物のティラノサウルスの化石や本物のように動くアニマトロニクスと、大人から子供まで見ていて飽きない。子供達もとにかく大きい恐竜達に釘付けでした。


福井のソースカツ丼を食らう
次に向かったのは「西洋料理やまだ」で食べる福井名物のソースカツ丼。カツ丼といえば卵でとじたものが一般的だが、福井は薄い肉と細かいパン粉で揚げた数枚のカツをどんぶりご飯の上にのせ、ソースをかけて頂く。とてもボリューム満点で参加者はここで食べるのは満足したようで、次のそばまでにお腹を減らすべく次の目的地へ。


絹織物の歴史を見る
次の見学は、はたや記念館「ゆめおーれ勝山」。明治37年(1904)から平成10年(1988)まで操業していた繊維工場を保存・活用したミュージアムで、近代化産業遺産にも登録されている。
建物自体改築などしておらず、案内人の方の説明で窓のガラスも建てられたそのままの状態で使われており、如何に大切にされているのかがよく分かる。1階は糸織りの実演、2階は機械の展示で昔のままの状態で稼働しており、実演している織子さんの手織りの動きに皆さん興味深く見ていました。


また、同じ施設にあるカフェ「たまご工房 エグエグ」は、御子柴頼信さんの勝山土産購入立ち寄りスポットとして定番だそうです。


冷たい越前おろしそばとソフトクリーム
お腹が空いたところで次は越前おろしそばの「めん工房 きふね」へ。まず皆さんに振る舞われたのは水槽に入ったミニトマト。冷えていてなおかつ甘いトマトに子供達はたくさん食べて、大根おろしののったおろしそばも食べる。
野菜は自家製でそばも福井県産のそば粉を使用した、地元の食材を大切にしているお店で、素朴な味が印象的でした。


最後は勝山のシンボル勝山城にある「ラブリー牧場みるく茶屋」のソフトクリームで、今回のツーリングは終わる。水を使わないジャージー牛乳から作られるソフトクリームは、しつこくなくて甘さも控えめ。福井県で一番美味しいソフトクリームと言われるだけあって、お客さんで一杯でした。


勝山城をバックに皆さんで記念撮影後、再び搬送の車でスキージャム勝山に戻って終了となりました。


カクタスカップではこのように自転車に乗る楽しみ方を教えてくれるイベントとして、地域に根付いた企画が盛りだくさんで開催されている。土曜と日曜のイベントを組み合わせて、レースからツーリングと子供連れの家族でも楽しめるはず。
興味を持った皆さんは、ぜひ来年、自転車を愛する人を楽しませてくれるカクタスカップに参加してみてください。
text&photo:Akihiro.NAKAO
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