2011/05/27(金) - 10:19
2011年5月21日、滋賀県高島市にオープンした「朽木マウンテンバイクパーク」。XCとDHを楽しめる総合MTBパークとしてスタートした。ここでは22日に行われた「朽木846マウンテンバイクカーニバル」の模様をお伝えしながらパークの特徴を説明しよう。
「朽木マウンテンバイクパーク」の概要
滋賀県高島市朽木は京都市内から鯖街道と呼ばれる国道367号を北上して約一時間、冬期は「朽木スキー場」となっているゲレンデを、夏季にMTBコースとして整備して本格的にMTBを楽しめる施設として開設されたのが「朽木マウンテンバイクパーク」だ。プロデューサーとして、黎明期からMTBレースを開催している846プロジェクトの八代正氏が指揮をしている。
「朽木マウンテンパーク」は、ゲレンデを使ったコースに、XCは周回コースとヒルクライム・トレーニングオーバルコース、DHは初心者向けのエキスストリームコースと上級者向けのアドベンチャーコース・スラロームコースとなっている。5月21日からオープンして、今後は開催日を設けてのオープンの予定だ。
「朽木846マウンテンバイクカーニバル」
22日に行われた「朽木846マウンテンバイクカーニバル」は、4時間エンデューロとDHコースの開放が行われた。エンデューロレースは33組の参加で、コースは速い人で一周7~8分程で周回できる。
当日は大雨で3時間に短縮された。コース全体は石で整地されているので、パンクに気をつけてリズムよく走るのがいいようだ。アップダウンはキツくは無いものの平地は少ないためあまり休めない。
今回はコースの終わりにスラロームコースが組み込まれ、バームの土が溶けてしまいどろどろになっているものの、コーナリングを楽しめる上にトロップオフもあってテクニックを要する。
レースは終始リードしていたソロの大西健一郎(岩井商会レーシング)が、終盤メカトラでストップしている間に中学生コンビのオレンジことソロの西村隆幸(のぼこん 宝塚線)が抜いて優勝した。参加者は自転車が泥で出来ている?ぐらいになるまで楽しんだ。
2つのDHコース
「朽木マウンテンバイクパーク」の目玉はこのDHコースかもしれない。トラック搬送でゲレンデ頂上まで行きコースを選択できる。ここでは山頂から見える琵琶湖が絶景。エキスストリームコースは初めの林間シングルトラックを抜けてゲレンデを下り大きなテーブルを超えて小さいギャップを何カ所か飛びながらスラロームコースに合流する。コースの変化とスピードを楽しめるレイアウトとなっていて、初心者はプロテクターを付けて走ればMTBの魅力を楽しめるだろう。
アドベンチャーコースは上級者コースとあってコーススタートからタイトコーナーと逆バンク・ドロップオフの連続で難易度はとても高い。ライダーから感想を聞くと「スピードが出ないためフルスペックのDHバイクより、軽量なバイクの方がいい」とのことで、テクニック重視の設定のようだ。雨の中でも多数のライダーがコースを攻略していた。
今後の開催と料金
「朽木マウンテンバイクパーク」の次のオープンは6月11日・12日。
通常料金(搬送料金を含む)は大人2,500円(小中学生1,500円)。搬送を必要としないXCトレーニングは1,500円(小中学生1,000円)。開場は9:00~16:00まで(搬送は9:30から15:30まで30分間隔)となっている。オープン情報は846サイトで確認して欲しい。
また7月は9日・10日オープンで、10日は「KUTSUKI 846 MTB CARNIVAL Think Cup だれでも Downhill」が開催される。
近くには温泉施設の「くつき温泉 てんくう」もあるので走った後の汗も流せる。
スタートしたばかりの「朽木マウンテンバイクパーク」。MTBを楽しみたい人はぜひ走りに来て欲しい。
レースの模様と表彰式、コースのディテールについてはフォトギャラリーをご覧ください。
photo&text:Akihiro.NAKAO
「朽木マウンテンバイクパーク」の概要
滋賀県高島市朽木は京都市内から鯖街道と呼ばれる国道367号を北上して約一時間、冬期は「朽木スキー場」となっているゲレンデを、夏季にMTBコースとして整備して本格的にMTBを楽しめる施設として開設されたのが「朽木マウンテンバイクパーク」だ。プロデューサーとして、黎明期からMTBレースを開催している846プロジェクトの八代正氏が指揮をしている。
「朽木マウンテンパーク」は、ゲレンデを使ったコースに、XCは周回コースとヒルクライム・トレーニングオーバルコース、DHは初心者向けのエキスストリームコースと上級者向けのアドベンチャーコース・スラロームコースとなっている。5月21日からオープンして、今後は開催日を設けてのオープンの予定だ。
「朽木846マウンテンバイクカーニバル」
22日に行われた「朽木846マウンテンバイクカーニバル」は、4時間エンデューロとDHコースの開放が行われた。エンデューロレースは33組の参加で、コースは速い人で一周7~8分程で周回できる。
当日は大雨で3時間に短縮された。コース全体は石で整地されているので、パンクに気をつけてリズムよく走るのがいいようだ。アップダウンはキツくは無いものの平地は少ないためあまり休めない。
今回はコースの終わりにスラロームコースが組み込まれ、バームの土が溶けてしまいどろどろになっているものの、コーナリングを楽しめる上にトロップオフもあってテクニックを要する。
レースは終始リードしていたソロの大西健一郎(岩井商会レーシング)が、終盤メカトラでストップしている間に中学生コンビのオレンジことソロの西村隆幸(のぼこん 宝塚線)が抜いて優勝した。参加者は自転車が泥で出来ている?ぐらいになるまで楽しんだ。
2つのDHコース
「朽木マウンテンバイクパーク」の目玉はこのDHコースかもしれない。トラック搬送でゲレンデ頂上まで行きコースを選択できる。ここでは山頂から見える琵琶湖が絶景。エキスストリームコースは初めの林間シングルトラックを抜けてゲレンデを下り大きなテーブルを超えて小さいギャップを何カ所か飛びながらスラロームコースに合流する。コースの変化とスピードを楽しめるレイアウトとなっていて、初心者はプロテクターを付けて走ればMTBの魅力を楽しめるだろう。
アドベンチャーコースは上級者コースとあってコーススタートからタイトコーナーと逆バンク・ドロップオフの連続で難易度はとても高い。ライダーから感想を聞くと「スピードが出ないためフルスペックのDHバイクより、軽量なバイクの方がいい」とのことで、テクニック重視の設定のようだ。雨の中でも多数のライダーがコースを攻略していた。
今後の開催と料金
「朽木マウンテンバイクパーク」の次のオープンは6月11日・12日。
通常料金(搬送料金を含む)は大人2,500円(小中学生1,500円)。搬送を必要としないXCトレーニングは1,500円(小中学生1,000円)。開場は9:00~16:00まで(搬送は9:30から15:30まで30分間隔)となっている。オープン情報は846サイトで確認して欲しい。
また7月は9日・10日オープンで、10日は「KUTSUKI 846 MTB CARNIVAL Think Cup だれでも Downhill」が開催される。
近くには温泉施設の「くつき温泉 てんくう」もあるので走った後の汗も流せる。
スタートしたばかりの「朽木マウンテンバイクパーク」。MTBを楽しみたい人はぜひ走りに来て欲しい。
レースの模様と表彰式、コースのディテールについてはフォトギャラリーをご覧ください。
photo&text:Akihiro.NAKAO
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