2021/01/20(水) - 17:25
本格的なステージレースを経験できることでアマチュアレーサーから厚い支持を受けてきた"2days race in 木祖村"が5月22~23日に復活開催を告知。崩落したコースが復旧し、2016年以来5年ぶりとなる。なお、2days race in 木島平村も10月2~3日に開催を予定している。
2005年の初開催から、2016年まで12回にわたって開催されてきたアマチュアレーサー向けのステージレース「2days race in 木祖村」。味噌川ダムを周回するコースで、1日目は個人TTと短めのロードレース、2日目には長距離のロードレースと、2日間で3ステージを行う本格的なステージレースであること、UCIコンチネンタル登録をする有力チームが原則的に出場しないことなどから、アマチュアレーサーにとっては非常に貴重なレースとして、高い人気を集めていた。
そんな2days race in 木祖村だったが、2007年にコースの一部となる道路が崩落。それ以来、今年に至るまで開催場所を長野県北東部の木島平へと移し、「2days race in 木島平村」として開催されてきた。
一方、長らく復旧されることのなかった木祖村の崩落個所だが、ついに今シーズン復旧工事が完了し、通行可能な状態となったという。それに伴い、4年の休止期間となっていた2days race in 木祖村が再び復活することとなった。
開催予定日は5月22~23日。1日目に8.5kmの個人タイムトライアルと81kmのロードレース、2日目には126kmのロードレース、3ステージ合計215kmのレースとして開催される。なお1日目のロードレースを完走できなかった選手にもコンソレーション(残念レース)として72kmのロードレースが用意されているため、最低でも合計161kmを走ることが出来るのは、休日に遠征するアマチュアレーサーにとっては嬉しいポイントだ。
出場にあたっては、5人~4人の選手から構成されるチームでの参加が必須となっているため、リーダージャージを狙うチームは必然的にチームプレーが重要となる。なお、メンバーが揃わない場合は、ジャージを揃えれば普段は別のチームで走る選手との混成チームも認められる。
味噌川ダムを周回するコースは平坦基調で、ほぼアウターギアでこなすことが出来るような高速コース。そういったコースプロファイルもあり、チームワークが重要になる。賞金も用意されているが、チームへの貢献に応じた配分を意識し、優勝選手ではなく優勝チーム監督の口座に振り込まれるというのもユニークなポイントだ、
ステージレースの醍醐味を味わうため、様々な仕掛けも施されている。個人TTを最初に持ってくることでタイム差を意識した駆け引きを味わえるほか、ボーナスタイム付きのスプリントポイントといった勝敗に関しても考えられた構成となっている。
その他にも、ラインレースの雰囲気を味わえるようにとあえて補給タイミングを1回にしたり、共通機材車からボトルを受け取りチームメートへ運ぶことが出来たりと、テレビの向こう側で繰り広げられたステージレースの空気を楽しむことができるのが、2days race in 木祖村だ。
また、全日本選手権参加資格を獲得できることも魅力の一つ。エリートとU-23の上位3名、ジュニアは上位10名が全日本選手権への参加資格を与えられることとなっている。参加資格を取得できる大会の多くがUCIレース、もしくはか国体のような都道府県代表の形で参加するレースが占める中にあって、2days race in 木祖村はホビーレーサーたちにとって、憧れの舞台へのチケットを獲得できる貴重な機会となる。
雪解け後に開催が正式決定 テクニカルガイドは2月10日公開。木島平は10月開催へ
久しぶりの開催へ向けて準備が進む2days race in 木祖村。正式な開催決定は、今年の春の雪解け後に、復旧工事個所が崩落していないことを確認した後となるとのことだ。なお、テクニカルガイドは大会HPにて2月10日に公開予定だという。
なお、2days race in 木祖村の復活に伴い、休止期間中に開催されていた2days race in 木島平村は10月2~3日に開催予定となる。春と秋、最高のサイクリングシーズンに長野県にて2つのステージレースが開催される初めての年となりそうだ。
2days race in 木祖村 2021
開催地:長野県木曽郡木祖村味噌川ダム周回コース
開催予定日:5月22~23日(土~日)
種目:1日目 個人タイムトライアル(8.5km)、ロードレース(81km)
2日目 ロードレース(126km)、コンソレーションレース(72km)
2005年の初開催から、2016年まで12回にわたって開催されてきたアマチュアレーサー向けのステージレース「2days race in 木祖村」。味噌川ダムを周回するコースで、1日目は個人TTと短めのロードレース、2日目には長距離のロードレースと、2日間で3ステージを行う本格的なステージレースであること、UCIコンチネンタル登録をする有力チームが原則的に出場しないことなどから、アマチュアレーサーにとっては非常に貴重なレースとして、高い人気を集めていた。
そんな2days race in 木祖村だったが、2007年にコースの一部となる道路が崩落。それ以来、今年に至るまで開催場所を長野県北東部の木島平へと移し、「2days race in 木島平村」として開催されてきた。
一方、長らく復旧されることのなかった木祖村の崩落個所だが、ついに今シーズン復旧工事が完了し、通行可能な状態となったという。それに伴い、4年の休止期間となっていた2days race in 木祖村が再び復活することとなった。
開催予定日は5月22~23日。1日目に8.5kmの個人タイムトライアルと81kmのロードレース、2日目には126kmのロードレース、3ステージ合計215kmのレースとして開催される。なお1日目のロードレースを完走できなかった選手にもコンソレーション(残念レース)として72kmのロードレースが用意されているため、最低でも合計161kmを走ることが出来るのは、休日に遠征するアマチュアレーサーにとっては嬉しいポイントだ。
出場にあたっては、5人~4人の選手から構成されるチームでの参加が必須となっているため、リーダージャージを狙うチームは必然的にチームプレーが重要となる。なお、メンバーが揃わない場合は、ジャージを揃えれば普段は別のチームで走る選手との混成チームも認められる。
味噌川ダムを周回するコースは平坦基調で、ほぼアウターギアでこなすことが出来るような高速コース。そういったコースプロファイルもあり、チームワークが重要になる。賞金も用意されているが、チームへの貢献に応じた配分を意識し、優勝選手ではなく優勝チーム監督の口座に振り込まれるというのもユニークなポイントだ、
ステージレースの醍醐味を味わうため、様々な仕掛けも施されている。個人TTを最初に持ってくることでタイム差を意識した駆け引きを味わえるほか、ボーナスタイム付きのスプリントポイントといった勝敗に関しても考えられた構成となっている。
その他にも、ラインレースの雰囲気を味わえるようにとあえて補給タイミングを1回にしたり、共通機材車からボトルを受け取りチームメートへ運ぶことが出来たりと、テレビの向こう側で繰り広げられたステージレースの空気を楽しむことができるのが、2days race in 木祖村だ。
また、全日本選手権参加資格を獲得できることも魅力の一つ。エリートとU-23の上位3名、ジュニアは上位10名が全日本選手権への参加資格を与えられることとなっている。参加資格を取得できる大会の多くがUCIレース、もしくはか国体のような都道府県代表の形で参加するレースが占める中にあって、2days race in 木祖村はホビーレーサーたちにとって、憧れの舞台へのチケットを獲得できる貴重な機会となる。
雪解け後に開催が正式決定 テクニカルガイドは2月10日公開。木島平は10月開催へ
久しぶりの開催へ向けて準備が進む2days race in 木祖村。正式な開催決定は、今年の春の雪解け後に、復旧工事個所が崩落していないことを確認した後となるとのことだ。なお、テクニカルガイドは大会HPにて2月10日に公開予定だという。
なお、2days race in 木祖村の復活に伴い、休止期間中に開催されていた2days race in 木島平村は10月2~3日に開催予定となる。春と秋、最高のサイクリングシーズンに長野県にて2つのステージレースが開催される初めての年となりそうだ。
2days race in 木祖村 2021
開催地:長野県木曽郡木祖村味噌川ダム周回コース
開催予定日:5月22~23日(土~日)
種目:1日目 個人タイムトライアル(8.5km)、ロードレース(81km)
2日目 ロードレース(126km)、コンソレーションレース(72km)
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