2018/08/14(火) - 12:18
ミヤタサイクルが静岡県伊豆の国市に、サイクリングアクティビティの拠点となる「MERIDA X BASE」のオープンを発表。メリダバイクの試乗やサイクリングツアーなど、総合的な自転車レジャー施設として展開される。加えて御殿場市へのMTBパーク開設も合わせて発表された。
伊豆サイクリングの拠点として、ブランドと地域の活性化を目的に展開されるMERIDA X BASE
富士山や駿河湾など山から海まで幅広い観光スポットを有し、国内外から多くの人々が赴く静岡県。こと自転車に関しては、国内唯一の板張りバンク”ベロドローム”や自転車サーキットを併設する日本サイクルスポーツセンターを擁していることは皆さんご存知の通り。2020年の東京オリンピックではトラックとMTB種目が日本CSCで開催されることが決まっている他、ロードレースにおいても国際ロードサーキットの富士スピードウェイがフィニッシュ地点に設定されている。
そんな観光地として人気が高くサイクルスポーツとも関わりの深い静岡県を、さらに自転車を通して盛り上げていこうと、メリダの国内代理店を務めるミヤタサイクルが立ち上げたのが、今回発表された「MERIDA X BASE(メリダ エックス ベース)」である。メリダの国内取扱全車種を揃えた世界最大級の展示・試乗施設として、伊豆の国市のレジャー施設「IZU VILLAGE(伊豆ビレッジ)」内に9月1日オープン(予定)する。
広い展示スペースと大型のスクリーン、イベント用ステージを備えたMERIDA X BASE
ロードバイクもエントリー~トップモデルまで各グレードが全て並ぶ
MTBやキッズバイクも含めフルラインアップが揃う
一般公開に先立ち7月下旬には報道陣向けに発表会を開催。当日は自転車関係者のみならず、行政や新聞社といった各種メディアも集まり、メリダバイクのフルラインアップが展示された真新しい施設内がお披露目された。
新東名高速の長泉沼津IC、もしくは東名高速の沼津ICから伊豆縦貫道を通り、大仁中央ICで降りてすぐという立地のIZU VILLAGE。伊豆旅行の拠点として、ホテル・レストラン・植物園などの複合施設となっており、道の駅「伊豆のへそ」も敷地内に併設している。メリダゆかりのサイン入りプロチームジャージが随所に配置された植物園を抜けると、広々とした展示スペースと大型スクリーン、イベント用ステージを備えたMERIDA X BASEが現れる。
伊豆縦貫道からアクセスの良い複合施設「IZU VILLAGE」内にオープンする
MERIDA X BASE入り口 植物園を抜けて展示ホールへとアクセスする
世界チャンピオンも擁したMTBチーム、マルチバン・メリダバイキングチームのジャージがお出迎え
文字通りメリダの基地であるとともに、「XCITING(EXCTITING)」「XCELLENT(EXCELENT)」「XPERIENCE(EXPERIENCE)」という、3つのXに由来した意味合いを込めたエクスペリエンスセンターを目指す。つまりはメリダの”楽しさ”を”最高”の環境で”体験”することができる施設が、ここMERIDA X BASEなのだ。
ブランドの活性化を図る一大施設であるとともに、最高のライドロケーションが整った伊豆半島のサイクリング拠点として、宿泊・飲食・物販等が揃った総合的な自転車レジャー施設として展開される。あらゆるサイクリストにむけた充実のライド体験を提供するべく、様々なプランやイベントを構想中だという。
一角にはズイフトの体験コーナーも設けられる
ソファや椅子など休憩スペースも利用可能だ
タイヤやチューブなど消耗品やメリダの各種アクセサリーも販売される
サイクリング前後に補給できる飲食のサービスも用意される
例えばレンタサイクルとしてメリダのほぼ全車種を貸出可能に。有料のレンタルを利用した後、実際にメリダのバイクを購入した場合レンタル料金がキャッシュバックされるクーポンを発行するという。サイクリング時にはロッカーや温泉施設も利用可能な他、バイク洗車のサービス等も予定している。
施設内ではタイヤやチューブなどの消耗品、メリダブランドの各種アクセサリー類を販売しライドをサポート。休憩スペースやズイフトスペースも活用可能だ。またロード・MTBのサイクリングツアーやコーチングイベント、プロ選手のファンイベント、その他講習会も開かれる予定だ。
メリダブランドからは国内初となるE-BIKE「eBIG SEVEN」もリリース
レースジオメトリーを採用する新型シクロクロスバイク「MISSION CX」
剛性と耐久性を高めモデルチェンジしたオールマウンテン「ONE-TWENTY」
ライダーのレベルに合わせて伊豆半島一周から、半島縦断・横断ルートなど様々なコースが組めるサイクリングと親和性の高いロケーションが魅力で、かつよりライトなツーリング層にはE-BIKEによるライド体験も積極的に推し進めていきたい考えだ。温泉地や景勝地の多い観光に適した伊豆半島を巡るキッカケとなる施設を目指すことで、地域の活性化にも繋げていきたいという。
またこの日はメリダの2019モデル発表会も兼ねており、新作のシクロクロスバイク「MISSION CX」、モデルチェンジを果たしたオールマウンテン「ONE-TWENTY」、メリダブランドでは国内初となるE-BIKE「eBIG SEVEN」の3車種もお披露目となった。それぞれ詳しくは追ってプロダクツ記事にて紹介する。
「MTBパークを通して地域活性に繋げたい」と時之栖の庄司政史社長
E-BIKEを体験する御殿場市の若林洋平市長
御殿場MTBパークFUTAGOの発表会見を行った庄司社長、若林市長、地元地権者代表の高橋議員
さらに、自転車による地域振興を進めるべく御殿場市内のレジャー施設「御殿場高原 時之栖(ときのすみか)」と地元地権者、行政、森林組合の協力の元、約40ヘクタールにも及ぶ広大な面積を持つ「御殿場MTBパークFUTAGO」もオープンさせる。
森林保全のためのモデルフォレスト事業の一環としたもので、間伐材の運搬ルートを有効活用したパークを整備中とのこと。こちらも9月オープンを目処に作業が進行中だ。E-MTBのレンタルなども視野に入れ、幅広い層に利用される観光地を目指す。
MERIDA X BASEから御殿場市へと場所を移し、時之栖敷地内でMTBパーク新設の発表記者会見も行われた。会見に出席した時之栖の庄司政史代表取締役社長は「御殿場の観光価値をより高めるレジャー施設として、MTBを通して地域の活性化に繋げていきたい。将来的にMTBの大会を多数誘致し、関東からもアクセスのよいMTBパークとして多くの人に活用してほしい。またMTBだけでなくトレイルランニングやハイキング、ウォーキングなども利用できる場所として盛り上げていきたい」と語った。
9月オープン予定の「御殿場MTBパークFUTAGO」。E-MTBを用いたレジャーなども提供する構想だ
MERIDA X BASE
オープン予定日:2018年9月1日(土)
住所:〒410-2315 静岡県伊⾖の国市⽥京195-2 伊⾖ビレッジ
URL:http://www.merida.jp/x-base/
text&photo:Yuto.Murata
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富士山や駿河湾など山から海まで幅広い観光スポットを有し、国内外から多くの人々が赴く静岡県。こと自転車に関しては、国内唯一の板張りバンク”ベロドローム”や自転車サーキットを併設する日本サイクルスポーツセンターを擁していることは皆さんご存知の通り。2020年の東京オリンピックではトラックとMTB種目が日本CSCで開催されることが決まっている他、ロードレースにおいても国際ロードサーキットの富士スピードウェイがフィニッシュ地点に設定されている。
そんな観光地として人気が高くサイクルスポーツとも関わりの深い静岡県を、さらに自転車を通して盛り上げていこうと、メリダの国内代理店を務めるミヤタサイクルが立ち上げたのが、今回発表された「MERIDA X BASE(メリダ エックス ベース)」である。メリダの国内取扱全車種を揃えた世界最大級の展示・試乗施設として、伊豆の国市のレジャー施設「IZU VILLAGE(伊豆ビレッジ)」内に9月1日オープン(予定)する。
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一般公開に先立ち7月下旬には報道陣向けに発表会を開催。当日は自転車関係者のみならず、行政や新聞社といった各種メディアも集まり、メリダバイクのフルラインアップが展示された真新しい施設内がお披露目された。
新東名高速の長泉沼津IC、もしくは東名高速の沼津ICから伊豆縦貫道を通り、大仁中央ICで降りてすぐという立地のIZU VILLAGE。伊豆旅行の拠点として、ホテル・レストラン・植物園などの複合施設となっており、道の駅「伊豆のへそ」も敷地内に併設している。メリダゆかりのサイン入りプロチームジャージが随所に配置された植物園を抜けると、広々とした展示スペースと大型スクリーン、イベント用ステージを備えたMERIDA X BASEが現れる。
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ブランドの活性化を図る一大施設であるとともに、最高のライドロケーションが整った伊豆半島のサイクリング拠点として、宿泊・飲食・物販等が揃った総合的な自転車レジャー施設として展開される。あらゆるサイクリストにむけた充実のライド体験を提供するべく、様々なプランやイベントを構想中だという。
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施設内ではタイヤやチューブなどの消耗品、メリダブランドの各種アクセサリー類を販売しライドをサポート。休憩スペースやズイフトスペースも活用可能だ。またロード・MTBのサイクリングツアーやコーチングイベント、プロ選手のファンイベント、その他講習会も開かれる予定だ。
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またこの日はメリダの2019モデル発表会も兼ねており、新作のシクロクロスバイク「MISSION CX」、モデルチェンジを果たしたオールマウンテン「ONE-TWENTY」、メリダブランドでは国内初となるE-BIKE「eBIG SEVEN」の3車種もお披露目となった。それぞれ詳しくは追ってプロダクツ記事にて紹介する。
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森林保全のためのモデルフォレスト事業の一環としたもので、間伐材の運搬ルートを有効活用したパークを整備中とのこと。こちらも9月オープンを目処に作業が進行中だ。E-MTBのレンタルなども視野に入れ、幅広い層に利用される観光地を目指す。
MERIDA X BASEから御殿場市へと場所を移し、時之栖敷地内でMTBパーク新設の発表記者会見も行われた。会見に出席した時之栖の庄司政史代表取締役社長は「御殿場の観光価値をより高めるレジャー施設として、MTBを通して地域の活性化に繋げていきたい。将来的にMTBの大会を多数誘致し、関東からもアクセスのよいMTBパークとして多くの人に活用してほしい。またMTBだけでなくトレイルランニングやハイキング、ウォーキングなども利用できる場所として盛り上げていきたい」と語った。
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MERIDA X BASE
オープン予定日:2018年9月1日(土)
住所:〒410-2315 静岡県伊⾖の国市⽥京195-2 伊⾖ビレッジ
URL:http://www.merida.jp/x-base/
text&photo:Yuto.Murata
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