2018/07/24(火) - 12:00
ジャイアントやメリダなど、世界に冠たる自転車ブランドが密集する台湾。スポーツサイクリングを楽しむ文化も根付くその島を一周する「環島」ライドへ、沖縄輪業の森会長がチャレンジ。その帯同レポートが届きました。前編はこちらから
5月19日(土) 環島 5日目 知本→瑞穂 121km
ツアーにも慣れてきた5日目のスタートは、森会長を先頭に走った。自分のペースで走れるので、ぐいぐい飛ばす。しかし、昨日のことがあったので、森会長を心配して「熱中症にならないように、水をたくさん飲んでください。」と応援メッセージが届き、まわりのみんなも森会長にこまめに水分を摂るよう声をかけ続けた。周りの心配をよそに、本人は平気な顔をしているが。
午後は、自転車の駅で皆でわいわい写真を撮ったり、サトウキビジュースのお茶割りを飲んだりと、たっぷり楽しんでから、そこから繋がっている自転車道路を走った。ユーラシアプレートとフィリピン海プレートがぶつかる地点が写真スポットになっており、反対側からも団体が走ってきた。ゴール前の北回帰線公園ではバイクで環島している若者達と出会った。「今度は自転車で環島します!」とも。若者達が公園を出発するとき、森会長が「加油~!」と手を振って見送っていた。
5月20日(日) 環島 6日目 瑞穂→羅東 72km
6日目、いつものように準備体操をしてからスタート。しばらくすると、レンタサイクルショップがたくさん見えてきた。タンデム自転車や4人乗り自転車(!)まである。周辺には自転車道路や公園があり、レンタサイクルを利用している人たちも多かった。自転車道路をしばらく走った後、一般道に出ると、森会長がスピードを上げる。またまた77歳とは思えない走りをみせる。
この日は70km走ったのち、この先は自転車で走るのはかなり危険とのことで花蓮駅から羅東駅まで100kmほど約1時間半の列車の旅。自転車もそのまま人間と一緒に車内へ。羅東駅について宿までの2kmを自転車で走り到着。いつものように走りゴールしたが、森会長は、なんとこの日が最終日。理由は、東京で開かれるとある授賞式に出席する為だ。
環島ツアーの手配も全部済んでいた4月下旬、国土交通省より「自転車推進活用功績者」に選ばれ、5月22日に授賞式を予定しているという連絡を受けた。大変めでたいことだが、ツアーに重なってしまった。仕方がない、とみんなには笑って話されていたが、やはり完走したかっただろうな、と思う。
この日は、森会長が走る最終日だったので、ホテルチェックイン前にジャージ姿でみんなで写真を撮った。夕食時は、俺の分まで頑張ってと一言。そして、みんなで乾杯をしておひらきした。
5月21日(月) 環島 7日目 羅東→新店 83km
7日目の朝、いつものように準備体操。そして、皆で写真を撮り、今日のコースを確認。森会長と離れるのを惜しみ、気持ちゆっくりな時間をすごす。少ししんみりした空気になるが、と同時に気分を盛り上げていこうと、皆同じ気持ちだったと思う。
そして森会長に見送られスタート。この日は、2つの大きな山越えがあるコースだった。森会長は坂が得意だ。どのくらいのスピードで走るのだろうか。この日の夜は、4人になったチームで森会長の分まで完走目指して頑張ろう!と、みんなで乾杯をした。
5月22日(火) 環島 8日目 新店→苗栗 101km & 5月23日(水) 環島 9日目 最終日 苗栗→台中 87km
そして、8日目と最終日も4人で無事走りきった。ゴールではお花の首飾りと音楽で迎えてくれた。そして、完走を祝いコーラで乾杯!最終日の夜は、なんと台中市主催で夕食会が開かれることに!ジャイアント旅行社と台中市から完走証が手渡され、一人ずつ旅の感想を話したり、森会長の話になったりと盛り上がった。
夕食会の最後には、ツアーでお世話になったジャイアント旅行社、台中市にあらためて感謝の辞をお伝えした。そして、事故や怪我なく無事完走出来た事にも感謝して、夕食会が終わった。
5月24日(木) 台中→沖縄
長い旅路を終え、沖縄へ戻る日もスタッフが空港まで送ってくれた。最後の最後までありがたい。那覇に到着すると、森会長が迎えてくれ、みんなの完走を喜んでくれた。森会長は、今回完走していないので、また挑戦するという。
text&photo:Sayuri.Jahana
5月19日(土) 環島 5日目 知本→瑞穂 121km
ツアーにも慣れてきた5日目のスタートは、森会長を先頭に走った。自分のペースで走れるので、ぐいぐい飛ばす。しかし、昨日のことがあったので、森会長を心配して「熱中症にならないように、水をたくさん飲んでください。」と応援メッセージが届き、まわりのみんなも森会長にこまめに水分を摂るよう声をかけ続けた。周りの心配をよそに、本人は平気な顔をしているが。
午後は、自転車の駅で皆でわいわい写真を撮ったり、サトウキビジュースのお茶割りを飲んだりと、たっぷり楽しんでから、そこから繋がっている自転車道路を走った。ユーラシアプレートとフィリピン海プレートがぶつかる地点が写真スポットになっており、反対側からも団体が走ってきた。ゴール前の北回帰線公園ではバイクで環島している若者達と出会った。「今度は自転車で環島します!」とも。若者達が公園を出発するとき、森会長が「加油~!」と手を振って見送っていた。
5月20日(日) 環島 6日目 瑞穂→羅東 72km
6日目、いつものように準備体操をしてからスタート。しばらくすると、レンタサイクルショップがたくさん見えてきた。タンデム自転車や4人乗り自転車(!)まである。周辺には自転車道路や公園があり、レンタサイクルを利用している人たちも多かった。自転車道路をしばらく走った後、一般道に出ると、森会長がスピードを上げる。またまた77歳とは思えない走りをみせる。
この日は70km走ったのち、この先は自転車で走るのはかなり危険とのことで花蓮駅から羅東駅まで100kmほど約1時間半の列車の旅。自転車もそのまま人間と一緒に車内へ。羅東駅について宿までの2kmを自転車で走り到着。いつものように走りゴールしたが、森会長は、なんとこの日が最終日。理由は、東京で開かれるとある授賞式に出席する為だ。
環島ツアーの手配も全部済んでいた4月下旬、国土交通省より「自転車推進活用功績者」に選ばれ、5月22日に授賞式を予定しているという連絡を受けた。大変めでたいことだが、ツアーに重なってしまった。仕方がない、とみんなには笑って話されていたが、やはり完走したかっただろうな、と思う。
この日は、森会長が走る最終日だったので、ホテルチェックイン前にジャージ姿でみんなで写真を撮った。夕食時は、俺の分まで頑張ってと一言。そして、みんなで乾杯をしておひらきした。
5月21日(月) 環島 7日目 羅東→新店 83km
7日目の朝、いつものように準備体操。そして、皆で写真を撮り、今日のコースを確認。森会長と離れるのを惜しみ、気持ちゆっくりな時間をすごす。少ししんみりした空気になるが、と同時に気分を盛り上げていこうと、皆同じ気持ちだったと思う。
そして森会長に見送られスタート。この日は、2つの大きな山越えがあるコースだった。森会長は坂が得意だ。どのくらいのスピードで走るのだろうか。この日の夜は、4人になったチームで森会長の分まで完走目指して頑張ろう!と、みんなで乾杯をした。
5月22日(火) 環島 8日目 新店→苗栗 101km & 5月23日(水) 環島 9日目 最終日 苗栗→台中 87km
そして、8日目と最終日も4人で無事走りきった。ゴールではお花の首飾りと音楽で迎えてくれた。そして、完走を祝いコーラで乾杯!最終日の夜は、なんと台中市主催で夕食会が開かれることに!ジャイアント旅行社と台中市から完走証が手渡され、一人ずつ旅の感想を話したり、森会長の話になったりと盛り上がった。
夕食会の最後には、ツアーでお世話になったジャイアント旅行社、台中市にあらためて感謝の辞をお伝えした。そして、事故や怪我なく無事完走出来た事にも感謝して、夕食会が終わった。
5月24日(木) 台中→沖縄
長い旅路を終え、沖縄へ戻る日もスタッフが空港まで送ってくれた。最後の最後までありがたい。那覇に到着すると、森会長が迎えてくれ、みんなの完走を喜んでくれた。森会長は、今回完走していないので、また挑戦するという。
text&photo:Sayuri.Jahana
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