2018/05/09(水) - 09:03
GWもラストスパートな5月5日と6日、マーチエキュート神田万世橋で行われた日本製ハンドメイド自転車&グッズの小さなお祭り『bespoked JP スーツのように仕立てた自転車展』。魅惑の手作り自転車の世界の入口を開く、このイベントの模様をお伝えします。
イベント名にある『bespoke(ビスポーク)』は、和製英語で言うところの「オーダーメイド」が近い意味だ(詳しくはWikiで)。今回の開催地であるマーチエキュート神田万世橋は、JR秋葉原駅/御茶ノ水駅/神田駅などの間にある、赤レンガ造りの万世橋駅を再生した建物の総称。秘密基地のような雰囲気が魅力。
本件のプロデューサーは自転車カルチャーにも造詣が深い澤隆志さん。5月5日、彼に「ぜひ自転車で」と言われたものの、「今日暑いし遠いし」といざ当日になって物怖じし、自宅の最寄り駅でランチを食べてから近くの駐輪場に向かった……はずが、シクロクロスに跨った私は、気づいたらペダリングを続け、そのまま現地へと向かっていた。
自転車を安心して停められる『サイクルクローク』
こういうことは自転車乗りにはよくある現象で、「ただ乗りたかったから」と言うだけなのだけど、今回に限っては「現地に駐輪場が確実に用意されている」という事も理由の一つ。それが『サイクルクローク』。名古屋のシムワークスが主催する自転車保管サービスだ。あのユルユルで楽しい自転車イベント『バイクロア』でも出現していたから、ご存知の方もいるはず。
東京都心では「少しの時間だから」とつい出来心で路上駐車などすると、地球ロックも虚しく切られ、愛車が簡単に盗まれてしまうこと多々。この日これがなかったら、自分もここまで自走で行こうなどとは思わなかった。受付で名前を書いて、番号札付きのゴムバンドをバイクのどこかに止めて、対となる番号札を受け取ったら手続き完了。あとは係の方がマイバイクを見守ってくれる。仕組みはシンプルだが、実際預けてみると、人の目があるだけで十分な抑止力を発揮することがわかる。
バイクを預けて中に入ると、すでに多くの人が行き交って、各ブースを覗いていた。そうして間もなくするとラウンジトークが始まり、澤さんと参加者の方とのマンツーマンの掛け合いによって、各ブースの紹介が行われていった。澤さんがそれぞれのキャラクターを理解した上で話を振るためか、非常にわかりやすく各ブースの内容が伝わってきた。
ラウンジトーク後、どこのブースに行っても長々と話しこんで情報を仕入れてしまったため、一つ一つ詳しく紹介していくとキリがないのだけれど、やっぱり一つ一つ紹介していこう。
チャリンコーヒー
ラウンジトークの後に訪れたのは外で出店していたチャリンコーヒー。メッセンジャーでバイクポロプレイヤーでもあるトミーさんが運営するそれは、その名の通り自転車でやってきて、そこでコーヒーを淹れてくれるサービス。しかし、この日は立派なキッチンカーの中にトミーさんが。「これは突然彼がお金持ちになったわけではなくて、この日たまたま用意出来たのでコスプレしちゃいました」とは澤さんの談。いつもの自転車は、キッチンカーの前でテーブルに。
Nobuhiko Tanabe aka nb
今年本格的にフォトグラファーとしての活動を開始した、NBこと田辺信彦さんのブースでは、シクロクロス世界選手権、ロンド・ファン・フラーンデレン&パリ〜ルーベの写真集と写真パネルを販売。自らも走ったロンドとルーベの市民レースの経験を話していただいたところ、シクロクロスよりもさらに太めのタイヤで走ったにも関わらず、非常に過酷だったとのこと。そんな石畳をトップスピードで駆け抜ける選手の凄さを改めて感じるとともに、彼らを写し取った田辺さんの写真集を購入。リスペクト。
RESISTANT
次に向かったのは、国内外のメッセンジャー達からリスペクトを集める木村信一さんが率いるブランド『RESISTANT』。機能性とデザイン性を兼ね備えたバックバックや小物類は、筆者もいつか欲しいと思っているものばかり。この日は新作バックバック『ROGUE』を展示。「これからのバックバックはより軽量化が重視されてくると考えています」と話してくれた通りのライトウエイト。ロールトップに背面ジップ、両側面にも長物が収まるポケットが備えられ、現時点でも素材や縫製には一切の妥協がないように見えるが、まだこれから改良の余地があるのだとか。正式リリースが楽しみな逸品。minimal walletやEXTENSION HOOKなどの小物も気になるアイテム。
ripa
残念ながら私の訪れるタイミングがことごとく悪かったため、お話しを聞けず(申し訳ありません!)。しかし販売されていたバッグやポーチは、カラフルかつ機能的。特に超小型のCandy pouchは、小銭やカードを入れるのに丁度良さそうなサイズで、両端にストラップ通しもあり、目を引いた。近々手に入れることになりそうな予感。
SimWorks
レーシーな世界に目が向かいがちなスポーツバイシクルの世界で、ちょっと息を抜いた感じのプロダクツを提供してくれ続けているシムワークス。競わなくたって自転車は楽しいんだと言うことを教えてくれる愛すべきブランド。地元・名古屋在住の3人のアーティストとコラボレーションしたイラストレーションや、彼らの過去の作品群を前面に展示。シムワークスが、彼らを知らない人達に紹介したくなってしまうのもうなずけるハイセンス。
Shin・服部製作所
愛知県のビルダー・服部晋也さん。フレーム制作だけでなく、修理や改造も受け付けている。同じ愛知のシムワークスとも繋がりが深く、かつて販売されていたクリスキング製フレーム『CIELO』の修理も、こちらで受けているとか。この日持ち込んでいたのはアルミ製シクロクロス。アルミを扱う工房は国内では珍しい。カーボンやスチールとまたひと味違ったバイクが欲しくなったら、ここにお願いしてみては。
Yuji Yamada
シクロワイアードでも何度か紹介してきたペインター・山田裕司さんの新作『Switchback (Tour de France)』がお披露目。色彩豊かな彼の作品だけに、ここに限ってはムーディーなオレンジライティングがちょっぴり残念ではあったけれども、その作品性の高さまでは奪えない。まずは生で作品を拝めたことが何より。お値段はちょっと安すぎないかな?といつも心配になるレベル。今のうちかもしれないから、惚れちゃった人は急ぐべし。
Above Bike Store
二子新地駅近く、多摩川沿いに店を構えるAbove Bike Store。フレーム製作からペイント、組み上げに至るまでの全行程をこの店一つで行ってしまうと言う、その工程を知っている人なら驚きの店。新作の注目は、シートポストにカーボンパイプを使ったスチールバイク。持った感じも乗った感じも軽くてしなやか。スチールってこんな感じだよね?と言う個人的な既成概念を打ち破ってくれました。そして、ラウンジトークの中でコーヒー缶のテストペイントを出してきて紹介してくれたのは、猫好き獣医アシスタントさんのフレームの話。各チューブを胴体や脚に見立てて愛猫の模様をペイントしていったのだとか。デスクで開かれたフレーム塗り絵も子供たちに大好評!?
CORNER
きっと今回一番遠いところから来た、大阪は堺市の工房ソウカワガレージ。そのフレームブランド『CORNER』は、主にフィレット溶接で各パイプを繋いでいくのが特徴。その美しい繋ぎ目を実現するためのヤスリがけは、妥協を許すことなく行われ、ビルダーの寒川さんの手は腱鞘炎になりかけているらしい。フィレット溶接も相まって乗り味も柔らかく、デザイン性と快適性を求めたい人にはベストチョイスの一つとなりそう。
盆栽自転車店
ここからは2日目の5月6日。キッチンカーは、チャリンコーヒーに代わり盆栽自転車店が登場。吉田ナツキさんが淹れるコーヒーは2種類から選べ、さっぱり系とチョコ風味なもの。スイーツのレモンケーキは女性に人気。あと、ナツキさんの笑顔がステキでした。
屋外フリーマケット
入口すぐ横で展開された追加のフリーマケットスペースでは、市古さん所有のボトルやグッズを販売していたICHICO商店と、自転車をモチーフにしたアクセサリーを制作するトワイエ・トワイエが出店していた。トワイエはコミカルな動物が自転車に乗ったグッズももちろん良かったけれど、作者の春原純也さんがつけていたフルアクションなピストバイクのネックレスが猛烈に素晴らしかった(プロトタイプとのことで写真はなし!)。
『bespoked JP』の名称は、英国で毎年開催されているハンドメイドバイシクル展『bespoked UK』へのリスペクトから来ている。開催が決まったのは三ヶ月ほど前で、このスペースを併設するカフェ兼定食屋『フクモリ』のオーナーが、澤さんの友人の同級生と言う事から始まった縁だそうだ。「マスプロダクトとは違った自転車を作っている方を取り上げる意義にもなれば」と、この企画を考えたと言う。
「開催にあたってAboveの須崎さんとNBくんには本当にお世話になりました」と澤さんは語るも、「全然何もしてないですよ。彼に思いついたお題をどんどん投げたってくらいで。そしたら彼やっちゃうんで(笑)」と須崎さんは謙遜していた。
開催地のフリーマケットスペース『MANSEI BRIDGE』は『新しい何かを見つけたり、誰かに出会ったり。いろんなスタイルを持った“人”が集う場所』として4月28日にオープンしたばかり。短期間でピタリとピースをはめこんで、そのテーマ通りのイベントを作り上げた手腕はさすが。出展者の方々も、みな1聞いたら10答えてくれるエキスパート揃いで、会話の内容だけでも価値あり。
自転車とのリンクは今後ないかもと言う話ではあったが、また別の場所、別の機会であっても、こういうイベントを再び見せてもらいたいところ。たとえば『TRACK TOP TOKYO』だとか。
text&photo: Yuichiro Hosoda
イベント名にある『bespoke(ビスポーク)』は、和製英語で言うところの「オーダーメイド」が近い意味だ(詳しくはWikiで)。今回の開催地であるマーチエキュート神田万世橋は、JR秋葉原駅/御茶ノ水駅/神田駅などの間にある、赤レンガ造りの万世橋駅を再生した建物の総称。秘密基地のような雰囲気が魅力。
本件のプロデューサーは自転車カルチャーにも造詣が深い澤隆志さん。5月5日、彼に「ぜひ自転車で」と言われたものの、「今日暑いし遠いし」といざ当日になって物怖じし、自宅の最寄り駅でランチを食べてから近くの駐輪場に向かった……はずが、シクロクロスに跨った私は、気づいたらペダリングを続け、そのまま現地へと向かっていた。
自転車を安心して停められる『サイクルクローク』
こういうことは自転車乗りにはよくある現象で、「ただ乗りたかったから」と言うだけなのだけど、今回に限っては「現地に駐輪場が確実に用意されている」という事も理由の一つ。それが『サイクルクローク』。名古屋のシムワークスが主催する自転車保管サービスだ。あのユルユルで楽しい自転車イベント『バイクロア』でも出現していたから、ご存知の方もいるはず。
東京都心では「少しの時間だから」とつい出来心で路上駐車などすると、地球ロックも虚しく切られ、愛車が簡単に盗まれてしまうこと多々。この日これがなかったら、自分もここまで自走で行こうなどとは思わなかった。受付で名前を書いて、番号札付きのゴムバンドをバイクのどこかに止めて、対となる番号札を受け取ったら手続き完了。あとは係の方がマイバイクを見守ってくれる。仕組みはシンプルだが、実際預けてみると、人の目があるだけで十分な抑止力を発揮することがわかる。
バイクを預けて中に入ると、すでに多くの人が行き交って、各ブースを覗いていた。そうして間もなくするとラウンジトークが始まり、澤さんと参加者の方とのマンツーマンの掛け合いによって、各ブースの紹介が行われていった。澤さんがそれぞれのキャラクターを理解した上で話を振るためか、非常にわかりやすく各ブースの内容が伝わってきた。
ラウンジトーク後、どこのブースに行っても長々と話しこんで情報を仕入れてしまったため、一つ一つ詳しく紹介していくとキリがないのだけれど、やっぱり一つ一つ紹介していこう。
チャリンコーヒー
ラウンジトークの後に訪れたのは外で出店していたチャリンコーヒー。メッセンジャーでバイクポロプレイヤーでもあるトミーさんが運営するそれは、その名の通り自転車でやってきて、そこでコーヒーを淹れてくれるサービス。しかし、この日は立派なキッチンカーの中にトミーさんが。「これは突然彼がお金持ちになったわけではなくて、この日たまたま用意出来たのでコスプレしちゃいました」とは澤さんの談。いつもの自転車は、キッチンカーの前でテーブルに。
Nobuhiko Tanabe aka nb
今年本格的にフォトグラファーとしての活動を開始した、NBこと田辺信彦さんのブースでは、シクロクロス世界選手権、ロンド・ファン・フラーンデレン&パリ〜ルーベの写真集と写真パネルを販売。自らも走ったロンドとルーベの市民レースの経験を話していただいたところ、シクロクロスよりもさらに太めのタイヤで走ったにも関わらず、非常に過酷だったとのこと。そんな石畳をトップスピードで駆け抜ける選手の凄さを改めて感じるとともに、彼らを写し取った田辺さんの写真集を購入。リスペクト。
RESISTANT
次に向かったのは、国内外のメッセンジャー達からリスペクトを集める木村信一さんが率いるブランド『RESISTANT』。機能性とデザイン性を兼ね備えたバックバックや小物類は、筆者もいつか欲しいと思っているものばかり。この日は新作バックバック『ROGUE』を展示。「これからのバックバックはより軽量化が重視されてくると考えています」と話してくれた通りのライトウエイト。ロールトップに背面ジップ、両側面にも長物が収まるポケットが備えられ、現時点でも素材や縫製には一切の妥協がないように見えるが、まだこれから改良の余地があるのだとか。正式リリースが楽しみな逸品。minimal walletやEXTENSION HOOKなどの小物も気になるアイテム。
ripa
残念ながら私の訪れるタイミングがことごとく悪かったため、お話しを聞けず(申し訳ありません!)。しかし販売されていたバッグやポーチは、カラフルかつ機能的。特に超小型のCandy pouchは、小銭やカードを入れるのに丁度良さそうなサイズで、両端にストラップ通しもあり、目を引いた。近々手に入れることになりそうな予感。
SimWorks
レーシーな世界に目が向かいがちなスポーツバイシクルの世界で、ちょっと息を抜いた感じのプロダクツを提供してくれ続けているシムワークス。競わなくたって自転車は楽しいんだと言うことを教えてくれる愛すべきブランド。地元・名古屋在住の3人のアーティストとコラボレーションしたイラストレーションや、彼らの過去の作品群を前面に展示。シムワークスが、彼らを知らない人達に紹介したくなってしまうのもうなずけるハイセンス。
Shin・服部製作所
愛知県のビルダー・服部晋也さん。フレーム制作だけでなく、修理や改造も受け付けている。同じ愛知のシムワークスとも繋がりが深く、かつて販売されていたクリスキング製フレーム『CIELO』の修理も、こちらで受けているとか。この日持ち込んでいたのはアルミ製シクロクロス。アルミを扱う工房は国内では珍しい。カーボンやスチールとまたひと味違ったバイクが欲しくなったら、ここにお願いしてみては。
Yuji Yamada
シクロワイアードでも何度か紹介してきたペインター・山田裕司さんの新作『Switchback (Tour de France)』がお披露目。色彩豊かな彼の作品だけに、ここに限ってはムーディーなオレンジライティングがちょっぴり残念ではあったけれども、その作品性の高さまでは奪えない。まずは生で作品を拝めたことが何より。お値段はちょっと安すぎないかな?といつも心配になるレベル。今のうちかもしれないから、惚れちゃった人は急ぐべし。
Above Bike Store
二子新地駅近く、多摩川沿いに店を構えるAbove Bike Store。フレーム製作からペイント、組み上げに至るまでの全行程をこの店一つで行ってしまうと言う、その工程を知っている人なら驚きの店。新作の注目は、シートポストにカーボンパイプを使ったスチールバイク。持った感じも乗った感じも軽くてしなやか。スチールってこんな感じだよね?と言う個人的な既成概念を打ち破ってくれました。そして、ラウンジトークの中でコーヒー缶のテストペイントを出してきて紹介してくれたのは、猫好き獣医アシスタントさんのフレームの話。各チューブを胴体や脚に見立てて愛猫の模様をペイントしていったのだとか。デスクで開かれたフレーム塗り絵も子供たちに大好評!?
CORNER
きっと今回一番遠いところから来た、大阪は堺市の工房ソウカワガレージ。そのフレームブランド『CORNER』は、主にフィレット溶接で各パイプを繋いでいくのが特徴。その美しい繋ぎ目を実現するためのヤスリがけは、妥協を許すことなく行われ、ビルダーの寒川さんの手は腱鞘炎になりかけているらしい。フィレット溶接も相まって乗り味も柔らかく、デザイン性と快適性を求めたい人にはベストチョイスの一つとなりそう。
盆栽自転車店
ここからは2日目の5月6日。キッチンカーは、チャリンコーヒーに代わり盆栽自転車店が登場。吉田ナツキさんが淹れるコーヒーは2種類から選べ、さっぱり系とチョコ風味なもの。スイーツのレモンケーキは女性に人気。あと、ナツキさんの笑顔がステキでした。
屋外フリーマケット
入口すぐ横で展開された追加のフリーマケットスペースでは、市古さん所有のボトルやグッズを販売していたICHICO商店と、自転車をモチーフにしたアクセサリーを制作するトワイエ・トワイエが出店していた。トワイエはコミカルな動物が自転車に乗ったグッズももちろん良かったけれど、作者の春原純也さんがつけていたフルアクションなピストバイクのネックレスが猛烈に素晴らしかった(プロトタイプとのことで写真はなし!)。
『bespoked JP』の名称は、英国で毎年開催されているハンドメイドバイシクル展『bespoked UK』へのリスペクトから来ている。開催が決まったのは三ヶ月ほど前で、このスペースを併設するカフェ兼定食屋『フクモリ』のオーナーが、澤さんの友人の同級生と言う事から始まった縁だそうだ。「マスプロダクトとは違った自転車を作っている方を取り上げる意義にもなれば」と、この企画を考えたと言う。
「開催にあたってAboveの須崎さんとNBくんには本当にお世話になりました」と澤さんは語るも、「全然何もしてないですよ。彼に思いついたお題をどんどん投げたってくらいで。そしたら彼やっちゃうんで(笑)」と須崎さんは謙遜していた。
開催地のフリーマケットスペース『MANSEI BRIDGE』は『新しい何かを見つけたり、誰かに出会ったり。いろんなスタイルを持った“人”が集う場所』として4月28日にオープンしたばかり。短期間でピタリとピースをはめこんで、そのテーマ通りのイベントを作り上げた手腕はさすが。出展者の方々も、みな1聞いたら10答えてくれるエキスパート揃いで、会話の内容だけでも価値あり。
自転車とのリンクは今後ないかもと言う話ではあったが、また別の場所、別の機会であっても、こういうイベントを再び見せてもらいたいところ。たとえば『TRACK TOP TOKYO』だとか。
text&photo: Yuichiro Hosoda
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