2017/09/30(土) - 09:18
自社風洞実験施設「Win-Tunnel」から数々の名バイクを生み出してきたスペシャライズドが、同実験施設でエアロダイナミクスを追求したバックパック「Base Miles」をリリースする。どのようなシチュエーションにも似合う洗練されたルックスの2モデルを紹介しよう。
スペシャライズド Base Milesシリーズ
スペシャライズドが、世界最高峰のレーシングバイクを開発するために建造した自社風洞施設"Win-Tunnel"。エアロロードVengeシリーズや最新のTarmacの開発時はここでテストを繰り返し行い、エアロダイナミクスを煮詰めることで、世界の名だたるビッグレースを制覇するほどの優れた性能を実現させた。
そんなフラッグシップモデルの開発に用いられる風洞を、スペシャライズドはバックパックの開発にも使用し、世界最速のバックパックシリーズ「Base Miles」を生み出した。ラインアップはStormproofとFeatherweightという2種類だ。
クッション性に優れるフォームとメッシュによって快適性を確保した
マグネット式のバックルは長指グローブでも操作しやすい
Base Miles Stormproofのショルダーストラップには小型ポケットが備えられた
各モデルのフロントパネルには3点式のヘルメットストラップが設けられている
風洞を使用した数々のテストを経て得られた結果は、サイズの大きいStormproofはバッグを背負っていても空力的なディスアドバンテージが生じず、背負っていない状態と同じだということ。そして、Featherweightに関してはバッグを背負わないよりも、背負っていたほうがアドバンテージを得られるというのだ。
バックパックを背負うシチュエーションの殆どは1分1秒を争うレースではないが、空気抵抗によるパワーロスを低減することはサイクリングでの負担軽減に繋がるはずだ。通勤での疲労を少しでも軽くすることで、仕事でのパフォーマンスも向上するのではないだろうか。
防水性に優れる素材が採用された
各ジッパーは止水式となっている
ボトルの収納に最適なサイドポケットが設けられている
フロントポケットには鍵などを留めるフックが装備されている
それではプロダクトの紹介に移ろう。2種類のモデルいずれにも共通することは、3点式のヘルメットストラップ、リフレクターを装備していることと、防水性に優れる素材を採用していること。Stormproofは各パネルの縫合部分に止水テープが貼られているため、より優れた防水性を獲得している。まさにネーミング通り激しい風雨まで耐えてくれるはずだ。
ショルダーストラップも共通している。ライトグリーンのクッション素材とメッシュ生地により、肩への負担を減らしつつ通気性も実現した。チェストストラップをあわせて使用することで、胸部への荷重が分散するため、どんなポジションでも圧迫が少なくなるという。チェストストラップのバックルはマグネットで固定する仕様となっており、長指グローブを着用したままでも容易に操作が行える。
スペシャライズド Base Miles Stormproof
さて、各モデルの紹介に移ろう。Stormproofは容量23リットルの中型モデル。メインコンパートメント、フロントパネルのポケット、バックパネルの小型ポケットという3つの区画に分けた構造を採用する。前後のポケットは取り出す頻度の高い自宅の鍵や財布、携帯電話など小物の収納に最適だ。
メインコンパートメントには書類用、PC用スリーブが分けられていることに加え、ペンやメモ帳、手帳にピッタリな小物用のポケットが備えられている。もちろん、通勤後に着用するシャツやジャケット、ボトムス、タオルなど着替えなど必需品に加え、プラスアルファを入れることも可能だ。荷物が多少多くなってしまっても、ロールトップ式の開口部を調整すれば対応できるのは嬉しい。
着替えやノートPC、書類など必要なものを収納することが可能だ
ストラップを掛けた状態でも内部にアクセスすることができる
サイドのジッパーはダブルジップ仕様だ
Base Miles Stormproofの背面パネルにはポケットが装備されている
また、バッグの上部から下部まで開くことができるサイドジッパーが備えられており、バッグの底にアクセスしやすくなっている。片方の肩にバッグを掛けた状態でもパソコンや資料を取り出せることもメリットだ。価格は21,600円(税込)。
対して約15リットルという容量に設定されたFeatherweightは、名前通り軽量性を追求し450gという重量を実現したモデル。フロントポケットとメインコンパートメントという構造を採用しており、Stormproof同様に取り出す頻度が高いものを別にして収納することが可能となっている。ボトルや折りたたみ傘などにピッタリなサイドのメッシュポケットも備えられた。
メインコンパートメントは着替えなど大きな荷物用のスペースと、メモ帳や筆記用具を入れるのにピッタリな2分割メッシュポケットとやや大きなものを入れるポケット、ノートPC用スリーブに分けられている。通勤通学に必要な最低限な着替えなどを持ち運ぶことができるはずだ。もちろん輪行ツーリングなど荷物を運ばなければならないサイクリングにも最適だ。長距離であればあるほど優れたエアロダイナミクスの恩恵を受けられるだろう。価格は15,120円(税込)。
スペシャライズド Base Miles Featherweight
メインのスペースに加え、ノートPC用のスリーブやメッシュポケットが備えられた
背面側のスリーブはノートPCや書類、ポケットは財布や名刺入れなどに最適だ
スペシャライズド Base Miles Stormproof Backpack
容量:23リットル
価格:21,600円(税込)
製品情報: http://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g41118-4110/
スペシャライズド Base Miles Featherweight
容量:15リットル
重量:450g
価格:15,120円(税込)
製品情報: http://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g41118-4100/
![スペシャライズド Base Milesシリーズ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/09/28/SP_BASEMILES_001.jpg)
スペシャライズドが、世界最高峰のレーシングバイクを開発するために建造した自社風洞施設"Win-Tunnel"。エアロロードVengeシリーズや最新のTarmacの開発時はここでテストを繰り返し行い、エアロダイナミクスを煮詰めることで、世界の名だたるビッグレースを制覇するほどの優れた性能を実現させた。
そんなフラッグシップモデルの開発に用いられる風洞を、スペシャライズドはバックパックの開発にも使用し、世界最速のバックパックシリーズ「Base Miles」を生み出した。ラインアップはStormproofとFeatherweightという2種類だ。
![クッション性に優れるフォームとメッシュによって快適性を確保した](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/09/28/SP_BASEMILES_007.jpg)
![マグネット式のバックルは長指グローブでも操作しやすい](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/09/28/SP_BASEMILES_009.jpg)
![Base Miles Stormproofのショルダーストラップには小型ポケットが備えられた](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/09/28/SP_BASEMILES_008.jpg)
![各モデルのフロントパネルには3点式のヘルメットストラップが設けられている](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/09/28/SP_BASEMILES_017.jpg)
風洞を使用した数々のテストを経て得られた結果は、サイズの大きいStormproofはバッグを背負っていても空力的なディスアドバンテージが生じず、背負っていない状態と同じだということ。そして、Featherweightに関してはバッグを背負わないよりも、背負っていたほうがアドバンテージを得られるというのだ。
バックパックを背負うシチュエーションの殆どは1分1秒を争うレースではないが、空気抵抗によるパワーロスを低減することはサイクリングでの負担軽減に繋がるはずだ。通勤での疲労を少しでも軽くすることで、仕事でのパフォーマンスも向上するのではないだろうか。
![防水性に優れる素材が採用された](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/09/28/SP_BASEMILES_005.jpg)
![各ジッパーは止水式となっている](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/09/28/SP_BASEMILES_015.jpg)
![ボトルの収納に最適なサイドポケットが設けられている](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/09/28/SP_BASEMILES_004.jpg)
![フロントポケットには鍵などを留めるフックが装備されている](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/09/28/SP_BASEMILES_014.jpg)
それではプロダクトの紹介に移ろう。2種類のモデルいずれにも共通することは、3点式のヘルメットストラップ、リフレクターを装備していることと、防水性に優れる素材を採用していること。Stormproofは各パネルの縫合部分に止水テープが貼られているため、より優れた防水性を獲得している。まさにネーミング通り激しい風雨まで耐えてくれるはずだ。
ショルダーストラップも共通している。ライトグリーンのクッション素材とメッシュ生地により、肩への負担を減らしつつ通気性も実現した。チェストストラップをあわせて使用することで、胸部への荷重が分散するため、どんなポジションでも圧迫が少なくなるという。チェストストラップのバックルはマグネットで固定する仕様となっており、長指グローブを着用したままでも容易に操作が行える。
![スペシャライズド Base Miles Stormproof](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/09/30/SP_BASEMILES_006-ret.jpg)
さて、各モデルの紹介に移ろう。Stormproofは容量23リットルの中型モデル。メインコンパートメント、フロントパネルのポケット、バックパネルの小型ポケットという3つの区画に分けた構造を採用する。前後のポケットは取り出す頻度の高い自宅の鍵や財布、携帯電話など小物の収納に最適だ。
メインコンパートメントには書類用、PC用スリーブが分けられていることに加え、ペンやメモ帳、手帳にピッタリな小物用のポケットが備えられている。もちろん、通勤後に着用するシャツやジャケット、ボトムス、タオルなど着替えなど必需品に加え、プラスアルファを入れることも可能だ。荷物が多少多くなってしまっても、ロールトップ式の開口部を調整すれば対応できるのは嬉しい。
![着替えやノートPC、書類など必要なものを収納することが可能だ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/09/28/SP_BASEMILES_021.jpg)
![ストラップを掛けた状態でも内部にアクセスすることができる](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/09/28/SP_BASEMILES_020.jpg)
![サイドのジッパーはダブルジップ仕様だ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/09/28/SP_BASEMILES_019.jpg)
![Base Miles Stormproofの背面パネルにはポケットが装備されている](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/09/28/SP_BASEMILES_016.jpg)
また、バッグの上部から下部まで開くことができるサイドジッパーが備えられており、バッグの底にアクセスしやすくなっている。片方の肩にバッグを掛けた状態でもパソコンや資料を取り出せることもメリットだ。価格は21,600円(税込)。
対して約15リットルという容量に設定されたFeatherweightは、名前通り軽量性を追求し450gという重量を実現したモデル。フロントポケットとメインコンパートメントという構造を採用しており、Stormproof同様に取り出す頻度が高いものを別にして収納することが可能となっている。ボトルや折りたたみ傘などにピッタリなサイドのメッシュポケットも備えられた。
メインコンパートメントは着替えなど大きな荷物用のスペースと、メモ帳や筆記用具を入れるのにピッタリな2分割メッシュポケットとやや大きなものを入れるポケット、ノートPC用スリーブに分けられている。通勤通学に必要な最低限な着替えなどを持ち運ぶことができるはずだ。もちろん輪行ツーリングなど荷物を運ばなければならないサイクリングにも最適だ。長距離であればあるほど優れたエアロダイナミクスの恩恵を受けられるだろう。価格は15,120円(税込)。
![スペシャライズド Base Miles Featherweight](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/09/28/SP_BASEMILES_010.jpg)
![メインのスペースに加え、ノートPC用のスリーブやメッシュポケットが備えられた](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/09/28/SP_BASEMILES_012.jpg)
![背面側のスリーブはノートPCや書類、ポケットは財布や名刺入れなどに最適だ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2017/09/28/SP_BASEMILES_013.jpg)
スペシャライズド Base Miles Stormproof Backpack
容量:23リットル
価格:21,600円(税込)
製品情報: http://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g41118-4110/
スペシャライズド Base Miles Featherweight
容量:15リットル
重量:450g
価格:15,120円(税込)
製品情報: http://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g41118-4100/
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