2017/06/27(火) - 09:15
アクションカメラという分野に割って入った、日本を代表するコンポーネントメーカーのシマノ。ハウジングを必要としないCM-1000がモデルチェンジを果たし、全くのニューモデルCM-2000とCM-1100がデビューした。
シマノが2014年にリリースしたアクションカメラのファーストプロダクト「CM-1000」。防水用のハウジングを必要とせず軽量に仕上がり、フルハイビジョンで撮影が可能なCM-1000の登場より3年。満を持してシマノはCM-1000の後継モデル「CM-1100」と全くのニューモデル「CM-2000」を発表した。
新モデルの特徴は、あらかじめ設定したスピードもしくはケイデンス、心拍数、パワー、Di2の段数の数値に達すると、録画を自動的に開始してくれる「データリンク撮影」機能が搭載されたこと。CM-2000のみGPS機能により地図上で録画開始場所と停止場所を指定できる機能を持つ。設定はスマートフォンアプリから行う。
データリンク撮影機能によって、ライディング中にカメラ操作を行わなくとも、狙ったシーンだけを切り取ることが可能となった。メリットは、ライドに集中できる、電池消耗を抑えることができる、録画時間が削減されデータの確認や編集を容易に行えるようになるといったことだと考えられる。
いずれも搭載されるイメージセンサーがサイズアップに伴い、有効画素数も20Mピクセルと向上。1440pのフルハイビジョン撮影も可能となっており、鮮明にライド中の様子を記録してくれる。イメージスタビライザーを搭載することで、走行時の振動補正をかけてくれるようになった。
また、レンズはF値が小さく、少し陽が陰りはじめた夕暮れの道や、木が生い茂る林道など、光量が足りない場所、時間でも美しい動画の撮影に貢献する。また、新モデル2機種ではホワイトバランスや露出の調整、感度(静止画)の調整を行い、理想の映像を記録することが可能となった。もちろん自動設定もあるため気軽に録画できることには変わりない。いずれの調整も専用アプリをダウンロードしたスマートフォンとの連携操作によって行う。
CM-2000とCM-1100はスペックに違いがあり、CM-2000の方がやや高スペックモデルとなっている。最も大きな差異はCM-1000の系譜を継ぐCM-1100は内蔵バッテリーであることに対し、CM-2000は着脱式バッテリーを採用したこと。
バッテリー容量700mAhのCM-2000は、ロングライド全てを記録するのにはやや短めの約1.2時間の連続撮影時間だが、予備バッテリーを用意しておくことで撮影できる時間の幅を広げられる。容量950mAhバッテリーのCM-1100は約1.5時間(Full HD)撮影可能というスペックだ。いずれもデータリンク撮影を使いこなせば、ロングライドでも十分に対応できるだろう。
また、ボディデザインも大きく異なり、CM-2000のほうが一回り大きく、ディスプレイ付き、4ボタン式となり操作性が高まっている。30m防水(IPX8)という耐水性と、1.2m落下しても耐えられる耐衝撃性が備えられている。CM-2000は画角を90°、120°、130°から選択可能。価格は35,000円(税抜)。
CM-1100は従来モデルとほぼ同等スペックだが、レンズプロテクターの形状が変更されていることがトピック。防水性能はIPX8(18防水)となっており、防塵はIP5X。画角は135°、180°。超ワイドな画角に対応するレンズプロテクターが付属する。価格は27,500円(税抜)。
また、シマノがプロデュースするPROブランドや、シマノブランドから各種マウントがリリースされている。PROに用意されたアルミマウントはシマノブルーに彩られたハンドルバー用、サドルレール用、トップキャップ用という3種類。ハンドルバー用の価格は2,800円(税抜)、トップキャップ用とサドルレール用は2,300円(税抜)だ。
シマノブランドから用意されたマウントは、ヘルメット用やチェスト用、キャップ用という3種類。バイクに直接取り付けでは処理しきれないブレなどにも対応でき、オフロードライドの様子を録画したい時に活躍するマウントたちだ。ヘルメット用は3,000円(税抜)、チェスト用は6,200円(税抜)、キャップ用は4,200円(税抜)。
後日、インプレッションと撮影した動画をお届けする。
シマノが2014年にリリースしたアクションカメラのファーストプロダクト「CM-1000」。防水用のハウジングを必要とせず軽量に仕上がり、フルハイビジョンで撮影が可能なCM-1000の登場より3年。満を持してシマノはCM-1000の後継モデル「CM-1100」と全くのニューモデル「CM-2000」を発表した。
新モデルの特徴は、あらかじめ設定したスピードもしくはケイデンス、心拍数、パワー、Di2の段数の数値に達すると、録画を自動的に開始してくれる「データリンク撮影」機能が搭載されたこと。CM-2000のみGPS機能により地図上で録画開始場所と停止場所を指定できる機能を持つ。設定はスマートフォンアプリから行う。
データリンク撮影機能によって、ライディング中にカメラ操作を行わなくとも、狙ったシーンだけを切り取ることが可能となった。メリットは、ライドに集中できる、電池消耗を抑えることができる、録画時間が削減されデータの確認や編集を容易に行えるようになるといったことだと考えられる。
いずれも搭載されるイメージセンサーがサイズアップに伴い、有効画素数も20Mピクセルと向上。1440pのフルハイビジョン撮影も可能となっており、鮮明にライド中の様子を記録してくれる。イメージスタビライザーを搭載することで、走行時の振動補正をかけてくれるようになった。
また、レンズはF値が小さく、少し陽が陰りはじめた夕暮れの道や、木が生い茂る林道など、光量が足りない場所、時間でも美しい動画の撮影に貢献する。また、新モデル2機種ではホワイトバランスや露出の調整、感度(静止画)の調整を行い、理想の映像を記録することが可能となった。もちろん自動設定もあるため気軽に録画できることには変わりない。いずれの調整も専用アプリをダウンロードしたスマートフォンとの連携操作によって行う。
CM-2000とCM-1100はスペックに違いがあり、CM-2000の方がやや高スペックモデルとなっている。最も大きな差異はCM-1000の系譜を継ぐCM-1100は内蔵バッテリーであることに対し、CM-2000は着脱式バッテリーを採用したこと。
バッテリー容量700mAhのCM-2000は、ロングライド全てを記録するのにはやや短めの約1.2時間の連続撮影時間だが、予備バッテリーを用意しておくことで撮影できる時間の幅を広げられる。容量950mAhバッテリーのCM-1100は約1.5時間(Full HD)撮影可能というスペックだ。いずれもデータリンク撮影を使いこなせば、ロングライドでも十分に対応できるだろう。
また、ボディデザインも大きく異なり、CM-2000のほうが一回り大きく、ディスプレイ付き、4ボタン式となり操作性が高まっている。30m防水(IPX8)という耐水性と、1.2m落下しても耐えられる耐衝撃性が備えられている。CM-2000は画角を90°、120°、130°から選択可能。価格は35,000円(税抜)。
CM-1100は従来モデルとほぼ同等スペックだが、レンズプロテクターの形状が変更されていることがトピック。防水性能はIPX8(18防水)となっており、防塵はIP5X。画角は135°、180°。超ワイドな画角に対応するレンズプロテクターが付属する。価格は27,500円(税抜)。
また、シマノがプロデュースするPROブランドや、シマノブランドから各種マウントがリリースされている。PROに用意されたアルミマウントはシマノブルーに彩られたハンドルバー用、サドルレール用、トップキャップ用という3種類。ハンドルバー用の価格は2,800円(税抜)、トップキャップ用とサドルレール用は2,300円(税抜)だ。
シマノブランドから用意されたマウントは、ヘルメット用やチェスト用、キャップ用という3種類。バイクに直接取り付けでは処理しきれないブレなどにも対応でき、オフロードライドの様子を録画したい時に活躍するマウントたちだ。ヘルメット用は3,000円(税抜)、チェスト用は6,200円(税抜)、キャップ用は4,200円(税抜)。
後日、インプレッションと撮影した動画をお届けする。
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