2017/01/28(土) - 09:07
いちはやく3Dプリンターを活用したプロダクトを開発してきたイギリスのアクセサリーブランド、fabric(ファブリック)。洗練されたデザインが特徴の同社ラインアップにライトが追加された。メインのフロントライト、リアライトとしても活躍するモデルと、減速を検知しモードを切り替えるモデルが登場している。
ファブリック ライトラインアップ
3Dプリンターで作り上げるサドルや、スニーカーの衝撃吸収機構に着想を得たサドル、ボトルケージが不要のボトルなど革新的なサイクルアクセサリーを展開する「ファブリック」。ブランド誕生より毎年のようにプロダクトの種類を続々と増やし続けるファブリックが、2017年モデルではライトを市場に投入した。
ラインアップは前後どちらにも使える300ルーメンモデルと150ルーメンモデル、減速を検知し発光パターンを切り替える30ルーメンモデル(前後それぞれ用意される)という4種類。いずれもファブリックらしく洗練されたボディデザインが特徴だ。
ファブリック 300Lumens
ファブリック 300Lumens
ファブリックのライトラインアップはルーメン数がそのままモデル名とされており、ひと目見ただけでも明るさを想像可能となっている。最も明るい光を放つモデルの光量は300ルーメン。高輝度白色LEDを搭載した300ルーメンモデルは、街灯の多い町中から街灯の少ない郊外まで様々な状況をカバーでき、使用するシチュエーションが最も多い明るさだ。
300ルーメンの光を照射するメインLEDは、光量60ルーメンのローモードや2種類の点滅モードに切り替えることが可能となっている。ランタイムは30ルーメン(ハイ)モードが2時間、60ルーメン(ロー)、モードが3時間、点滅とストロボモードが7時間だ。
上下左右まんべんなく光を届ける丸型レンズを採用している
レンズサイドに切り欠きを設けることで、サイドからの被視認性を確保した
ダイヤルによって発光パターンを変更する
LEDの切り替えや電源のON/OFFを行える
また、300ルーメンモデルは赤色と白色のサブLEDが備えられており、フラッシュライトやリアライトとしても使える仕様だ。これらのLEDは8ルーメンという明るさで、発光モードはメインLEDと同様の4タイプ。消費電力もメインLEDよりも小さく、ランタイムが長くなっている。電池残量が少ないときや、長時間ライドといった状況でサブLEDは活躍してくれるだろう。
サブライトが搭載されているため、操作方法はやや独特だ。通常は電源ボタンのクリックですべての操作をまかなえるモデルが多いが、このモデルの電源ボタンに関してはLED切り替えに割り当てられている。電源ボタンをクリックするとメイン→赤色サブ→白色サブの順で切り替わっていく。発光パターンの切り替えは、ボディ後端部に設けられたダイヤルにて行う。購入後は操作方法を覚える必要がありそうだ。
リアライトとしても使用することができる
円筒状アルミボディから放たれるメインLEDの光は、視線の先を強く照射し、サイドはフラットな明るさで路面を照らす。円形状のレンズが備えられているため、上下方向にも万遍なく光を送り出しているため、足元の不安感も軽減してくれる。ボディ側方に切り欠きを設けることで、サイドからの被視認性を確保した。
300ルーメンモデルはシンプルな樹脂製マウントとシリコンバンドを使用しバイクに取り付ける。マウントは360°するため、ハンドルのフラット部はもちろんステムや、シートポスト、ヘルメットに取り付けても問題ない。下記で紹介する30ルーメンモデルと共通のマウントを使用するため、ファブリックライトで揃え、万が一に備えても良いだろう。
ファブリック 300Lumensは視線の先を強く、ワイドに照らし出してくれる
サイドに切り欠きが設けられているため、サイドからの被視認性も確保されている
ファブリック 300Lumensはリアライトとしても使用可能だ
ファブリック 300Lumens
光量:メインLED(300ルーメン/ハイ、60ルーメン/ロー)、サブLED(8ルーメン)
発光パターン:ハイ、ロー、点滅、ストロボ
ランタイム:メインLED(2時間/ハイ、3時間/ロー、6時間/点滅、ストロボ)
サブLED(6時間/ハイ、14時間/ロー、46時間/点滅、58時間/ストロボ)
ボディ:アルミ(幅23mm、長さ90mm)
防水機能:IPX5
価格:7,500円(税抜)
ファブリック 150Lumens
ファブリック 150Lumens
150ルーメンモデルは、300ルーメンモデル同様に白色メインLEDとサブとして白色と赤色LEDを搭載した前後兼用ライトだ。フロントとリアどちらかを日常使いしながら、前後どちらかのライトに不具合が生じた際に対応できることが特徴である。
150ルーメンという光量は街灯の少ない郊外でも安心してライドできる明るさ。視線の先を強く照らし出し、側方にも万遍なく光を届ける配光のレンズを採用することで、安心感をより向上させていることもポイントだ。300ルーメン同様、ボディ側部には切り欠きが設けられており、側方からの被視認性も確保されている。
丸型のレンズを採用する
ボディ後端部にUSBが備えられている
LEDも搭載されてる電源ボタンが採用される
X型のシリコンバンドが用いられる
発光パターンはハイとロー、点滅、ストロボという4種類が備えられた(サブLEDのローモードは省略された)。使用するLEDやモードによっては長時間の連続使用が可能となるため、通勤通学をはじめ週末のサイクリングなど柔軟に対応してくれるだろう。充電はボディ後端部に設けられたUSBにて行う。
USBカバーと一体型とされたマウントとシリコンバンドを組み合わせバイクに装着する。シリコンバンドがX字型とされているため、ハンドルバーのフラット部をはじめシートポストなどに取り付けることが可能となっている。価格は6,500円(税抜)。
ファブリック 150Lumens
ファブリック 150Lumensはフラットな配光とされている
ファブリック 150Lumensはリアライトとしても使用できる
ファブリック 150Lumens
光量:メインLED(150ルーメン/ハイ、30ルーメン/ロー)、サブLED(7ルーメン)
発光パターン:ハイ、ロー、点滅、ストロボ
ランタイム:メインLED(2時間/ハイ、3時間/ロー、7時間/点滅、ストロボ)
サブLED(4時間/ハイ、19時間/点滅、19時間/ストロボ)
ボディ:アルミ(幅20mm、長さ77mm)
防水機能:IPX5
価格:6,500円(税抜)
ファブリック 30Lumens
ファブリック 30Lumens(フロント)
ユーザー自身の存在を周囲にアピールするために最適な光量を持つ30ルーメンモデル。上記で紹介した2製品と同様にハイ、ロー、点滅、ストロボという4種類の発光パターンを備え、使用するシチュエーションに最適なパターンを選びやすくなっている。
また、30ルーメンモデルはフロント用の白色LED仕様と、リア用の赤色LED仕様という2種類が用意されていることもポイントだ。フロントはメインとして使用する前照灯のサブ機、リアは単体で、前後でライトのルックスを揃えることができる。
ボディの端部に設けられたボタンによって操作を行う
30ルーメンモデルのマウントは、300ルーメンモデルと同様の仕様だ
充電はMicroUSBによって行う
シリコンバンドを用いるため、様々な径のチューブに対応する
リアは加速度センサーが内蔵されており、減速を検知するとハイモードより明るい光を約3秒間放つ。まるでブレーキライトのように、後方にユーザーの存在を強くアピールしてくれるため、ライドの安全性が高まるはずだ。
マウントは300ルーメンモデルと同様の樹脂ブラケットとシリコンバンドの組み合わせ。工具を使用せずハンドルバーやシートポスト、ヘルメットに取り付けることができるのは嬉しい。また、300ルーメンモデルと30ルーメンモデル前後の3種類を装備すれば、不測の事態にも柔軟に対応することが可能となる。価格はいずれも4,500円(税抜)。
ファブリック 30Lumens(リア)
ファブリック 30Lumens
光量:30ルーメン
発光パターン:ハイ、ロー、点滅、ストロボ
ランタイム:フロント(8時間/ハイ、9時間/ロー、8時間/点滅、9時間/ストロボ)
リア(3.5時間/ハイ、6時間/ロー、8.5時間/点滅、10時間/ストロボ)
ボディ:幅23mm、長さ74mm
価格:4,500円(税抜)
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3Dプリンターで作り上げるサドルや、スニーカーの衝撃吸収機構に着想を得たサドル、ボトルケージが不要のボトルなど革新的なサイクルアクセサリーを展開する「ファブリック」。ブランド誕生より毎年のようにプロダクトの種類を続々と増やし続けるファブリックが、2017年モデルではライトを市場に投入した。
ラインアップは前後どちらにも使える300ルーメンモデルと150ルーメンモデル、減速を検知し発光パターンを切り替える30ルーメンモデル(前後それぞれ用意される)という4種類。いずれもファブリックらしく洗練されたボディデザインが特徴だ。
ファブリック 300Lumens
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ファブリックのライトラインアップはルーメン数がそのままモデル名とされており、ひと目見ただけでも明るさを想像可能となっている。最も明るい光を放つモデルの光量は300ルーメン。高輝度白色LEDを搭載した300ルーメンモデルは、街灯の多い町中から街灯の少ない郊外まで様々な状況をカバーでき、使用するシチュエーションが最も多い明るさだ。
300ルーメンの光を照射するメインLEDは、光量60ルーメンのローモードや2種類の点滅モードに切り替えることが可能となっている。ランタイムは30ルーメン(ハイ)モードが2時間、60ルーメン(ロー)、モードが3時間、点滅とストロボモードが7時間だ。
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また、300ルーメンモデルは赤色と白色のサブLEDが備えられており、フラッシュライトやリアライトとしても使える仕様だ。これらのLEDは8ルーメンという明るさで、発光モードはメインLEDと同様の4タイプ。消費電力もメインLEDよりも小さく、ランタイムが長くなっている。電池残量が少ないときや、長時間ライドといった状況でサブLEDは活躍してくれるだろう。
サブライトが搭載されているため、操作方法はやや独特だ。通常は電源ボタンのクリックですべての操作をまかなえるモデルが多いが、このモデルの電源ボタンに関してはLED切り替えに割り当てられている。電源ボタンをクリックするとメイン→赤色サブ→白色サブの順で切り替わっていく。発光パターンの切り替えは、ボディ後端部に設けられたダイヤルにて行う。購入後は操作方法を覚える必要がありそうだ。
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円筒状アルミボディから放たれるメインLEDの光は、視線の先を強く照射し、サイドはフラットな明るさで路面を照らす。円形状のレンズが備えられているため、上下方向にも万遍なく光を送り出しているため、足元の不安感も軽減してくれる。ボディ側方に切り欠きを設けることで、サイドからの被視認性を確保した。
300ルーメンモデルはシンプルな樹脂製マウントとシリコンバンドを使用しバイクに取り付ける。マウントは360°するため、ハンドルのフラット部はもちろんステムや、シートポスト、ヘルメットに取り付けても問題ない。下記で紹介する30ルーメンモデルと共通のマウントを使用するため、ファブリックライトで揃え、万が一に備えても良いだろう。
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ファブリック 300Lumens
光量:メインLED(300ルーメン/ハイ、60ルーメン/ロー)、サブLED(8ルーメン)
発光パターン:ハイ、ロー、点滅、ストロボ
ランタイム:メインLED(2時間/ハイ、3時間/ロー、6時間/点滅、ストロボ)
サブLED(6時間/ハイ、14時間/ロー、46時間/点滅、58時間/ストロボ)
ボディ:アルミ(幅23mm、長さ90mm)
防水機能:IPX5
価格:7,500円(税抜)
ファブリック 150Lumens
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150ルーメンモデルは、300ルーメンモデル同様に白色メインLEDとサブとして白色と赤色LEDを搭載した前後兼用ライトだ。フロントとリアどちらかを日常使いしながら、前後どちらかのライトに不具合が生じた際に対応できることが特徴である。
150ルーメンという光量は街灯の少ない郊外でも安心してライドできる明るさ。視線の先を強く照らし出し、側方にも万遍なく光を届ける配光のレンズを採用することで、安心感をより向上させていることもポイントだ。300ルーメン同様、ボディ側部には切り欠きが設けられており、側方からの被視認性も確保されている。
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発光パターンはハイとロー、点滅、ストロボという4種類が備えられた(サブLEDのローモードは省略された)。使用するLEDやモードによっては長時間の連続使用が可能となるため、通勤通学をはじめ週末のサイクリングなど柔軟に対応してくれるだろう。充電はボディ後端部に設けられたUSBにて行う。
USBカバーと一体型とされたマウントとシリコンバンドを組み合わせバイクに装着する。シリコンバンドがX字型とされているため、ハンドルバーのフラット部をはじめシートポストなどに取り付けることが可能となっている。価格は6,500円(税抜)。
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ファブリック 150Lumens
光量:メインLED(150ルーメン/ハイ、30ルーメン/ロー)、サブLED(7ルーメン)
発光パターン:ハイ、ロー、点滅、ストロボ
ランタイム:メインLED(2時間/ハイ、3時間/ロー、7時間/点滅、ストロボ)
サブLED(4時間/ハイ、19時間/点滅、19時間/ストロボ)
ボディ:アルミ(幅20mm、長さ77mm)
防水機能:IPX5
価格:6,500円(税抜)
ファブリック 30Lumens
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ユーザー自身の存在を周囲にアピールするために最適な光量を持つ30ルーメンモデル。上記で紹介した2製品と同様にハイ、ロー、点滅、ストロボという4種類の発光パターンを備え、使用するシチュエーションに最適なパターンを選びやすくなっている。
また、30ルーメンモデルはフロント用の白色LED仕様と、リア用の赤色LED仕様という2種類が用意されていることもポイントだ。フロントはメインとして使用する前照灯のサブ機、リアは単体で、前後でライトのルックスを揃えることができる。
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リアは加速度センサーが内蔵されており、減速を検知するとハイモードより明るい光を約3秒間放つ。まるでブレーキライトのように、後方にユーザーの存在を強くアピールしてくれるため、ライドの安全性が高まるはずだ。
マウントは300ルーメンモデルと同様の樹脂ブラケットとシリコンバンドの組み合わせ。工具を使用せずハンドルバーやシートポスト、ヘルメットに取り付けることができるのは嬉しい。また、300ルーメンモデルと30ルーメンモデル前後の3種類を装備すれば、不測の事態にも柔軟に対応することが可能となる。価格はいずれも4,500円(税抜)。
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ファブリック 30Lumens
光量:30ルーメン
発光パターン:ハイ、ロー、点滅、ストロボ
ランタイム:フロント(8時間/ハイ、9時間/ロー、8時間/点滅、9時間/ストロボ)
リア(3.5時間/ハイ、6時間/ロー、8.5時間/点滅、10時間/ストロボ)
ボディ:幅23mm、長さ74mm
価格:4,500円(税抜)
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