2016/08/16(火) - 09:15
サイクルイベントで出会ったライダー達の愛車を紹介する企画「あなたの自転車見せてください」。今回は7月18日(月、祝)に開催されたCSC5時間耐久チームサイクルロードレースで捕まえたライダーを紹介します。
中村龍太郎さん(イナーメ信濃山形)フェルト F FRD
2016年のツアー・オブ・ジャパンに日本代表チームのひとりとして出場・完走、2015年の全日本タイムトライアル選手権で優勝するなど、社会人ロードレーサーとは思えないほどの実力を持つ中村龍太郎さん。
なんとCSC5時間耐久の週末は、金曜日と土曜日に長野県松本市で開かれた国際トラックレースに出場し、日曜日に福島県で開催されたJBCF石川ロードに参加。月曜日にCSC5時間耐久に参加というハードスケジュールだったというから驚きだ。そして、ソロの部で見事優勝という成績を残したのだから、開いた口がふさがらない。
そんな中村さんの愛車は昨年のMt.富士ヒルクライムの時と変わらずフェルトのF FRD。様々な活躍を経て、昨年よりパーツが所々変更されている。ホイールはサポートを受けるヴィットリアのQurano 46で、タイヤはCorsaだ。サドルもヴィットリア・ジャパンが扱うアスチュートのSTARLITEが装着されていた。
加えて、ステムがPROのVIBEスプリントに変更されている。高い剛性が好みだという中村さんは、このステムを見た途端に注文を入れてしまったという。このステムにあわせるように、SRMのモニターを取り付けるブラケットはレックマウントの特別品に、シートポストも今まではWOODMANを使用していたが、ステムのデザインと合わせるためにPRO VIBEとしている。
この日中村さんはボトルを2本用意したが、2時間少々で飲みきってしまったという。その後はサポートを受けながら、走り続けたとのことだ。5時間をソロで走り切るためには、サポートもしくはあらかじめ大量の水を用意したほうが良さそうだ。
新松弘祥さん(Team Rueda Nagoya) メリダ Scultura TEAM
この日、総合で優勝することになる「ぜろ☆しき」チームで走っていた新松弘祥さん。普段活動しているTeam Rueda Nagoyaというチーム名の通り、名古屋を拠点に実業団レースに出場しているのだそう。愛車はメリダ Scultura TEAMだ。
自転車歴3年目で3台目となるScultura TEAMを選んだ決め手は「実業団レースで戦える走行性能を持ち、コストパフォーマンスが良い」からだという。ホイールのシャフトはDTスイスのスキュアーであったり、ボトルケージはアランデールのステンレスボトルケージであったりと、新松さんが選ぶパーツは信頼できる性能を持つものばかり。
足元にはエンヴィのリムにホワイトインダストリーのハブを合わせた手組ホイールが装着されており、戦闘的なフォルムに仕上がっている。手組の理由はロードレース全般で使えるリムはエンヴィというアドバイスを仲間たちから受けたため。レースで優勝を目指す新松さんのこだわりが見て取れるバイクであった。
雑賀大輔さん(雑なネコ家族)キャニオン AEROAD CF SLX
普段は実業団レースで活躍する雑賀大輔さんの愛車は、キャニオン AEROAD CF SLX。JBCFのE1カテゴリーを走る雑賀さんがこのバイクを選んだ理由はルックスで、パーツアッセンブルのこだわりは「黒と赤のコーディネート」だという。ホイールやボトルケージ、パイオニアのパワーメーターからそのこだわりが見て取れる。
セッティングでのこだわりはSTIレバーを内側に傾けていること。「よく落車したんじゃないかと心配されますが、ハンドルを狭く握りたいので、あえてブラケットを内側に入れ込んでいるんです。でも、この前の西日本ロードクラシックで落車してしまい、バーテープが破けてしまったんですよね」と雑賀さん。ホイールには「今日はこけない!」と書き入れ気合を注入。
そんな雑賀さんはソロで出場。「奥さんと一緒に来る予定だったのでチームで参加しようと思ったんですが、奥さんがソロでというので、あえなくソロにしました」という。普段実業団レースや練習で一緒に走るメンバーたちと闘い、目標の3位表彰台という結果を残していた。
阿久津健太郎さん(C.viento)ウィリエール GranTurismo R
C.vientoの阿久津健太郎さんが駆る愛車は、緑色のコーディネートで決まったウィリエールGranTurismo Rだ。このコーディネートの肝はFFWD F6Rのグリーンステッカー仕様だと阿久津さんは言う。日本で15セットしか流通しなかったこのホイールを探しに探し、苦労して手に入れたとのことだ。
もちろんバーテープやボトルケージ、シートポストリングもグリーンカラー。身に付けるヘルメットやアイウェアもグリーン系が基本だ。C.vientoのチームウェアに黄色のアクセントカラーが採用されており、蛍光グリーンのライダーギアとの相性も良さそう。
ボトルを2つとツールケース1つを持ち運べるように、サドルにボトルケージを装着。夏場の熱中症対策としてボトル2本は欠かせないそうだ。ホビーレースを主戦場に活躍する阿久津さんの愛車は、バッチリと決まったカラーコディネートが印象的であった。
渡邉洋輔さん(駿河モンテロッソ)グラファイトデザイン METEOR
静岡県や神奈川の湘南地域のレースで活躍する強豪チームの駿河モンテロッソ。剛脚が集まっているイメージのチームだが、チームで集まりシャカリキに練習することは少ないのだそうだ。今回、愛車を紹介してくれた渡邉さんは「週末はカフェに集まったりして、まったりしていますよ」という。
渡邉さんは静岡県の中でも東部、伊豆の周辺をメインに走られているそう。そんな渡邉さんが乗る愛車は、グラファイトデザイン METEOR。愛車のこだわりはピンクのカラーリング。駿河モンテロッソのチームカラーであること、もともとピンク色系のウェアを数多く持っていたこともあり、このカラーのバイクを選んだとのことだ。
また、METEORのマットブラックと合わせるためにホイールはフルクラム RACING ZERO NITEを選んだという。コーディネートを気にしながらも、実力のある機材を選んでいることが印象的なバイクであった。
中村龍太郎さん(イナーメ信濃山形)フェルト F FRD
2016年のツアー・オブ・ジャパンに日本代表チームのひとりとして出場・完走、2015年の全日本タイムトライアル選手権で優勝するなど、社会人ロードレーサーとは思えないほどの実力を持つ中村龍太郎さん。
なんとCSC5時間耐久の週末は、金曜日と土曜日に長野県松本市で開かれた国際トラックレースに出場し、日曜日に福島県で開催されたJBCF石川ロードに参加。月曜日にCSC5時間耐久に参加というハードスケジュールだったというから驚きだ。そして、ソロの部で見事優勝という成績を残したのだから、開いた口がふさがらない。
そんな中村さんの愛車は昨年のMt.富士ヒルクライムの時と変わらずフェルトのF FRD。様々な活躍を経て、昨年よりパーツが所々変更されている。ホイールはサポートを受けるヴィットリアのQurano 46で、タイヤはCorsaだ。サドルもヴィットリア・ジャパンが扱うアスチュートのSTARLITEが装着されていた。
加えて、ステムがPROのVIBEスプリントに変更されている。高い剛性が好みだという中村さんは、このステムを見た途端に注文を入れてしまったという。このステムにあわせるように、SRMのモニターを取り付けるブラケットはレックマウントの特別品に、シートポストも今まではWOODMANを使用していたが、ステムのデザインと合わせるためにPRO VIBEとしている。
この日中村さんはボトルを2本用意したが、2時間少々で飲みきってしまったという。その後はサポートを受けながら、走り続けたとのことだ。5時間をソロで走り切るためには、サポートもしくはあらかじめ大量の水を用意したほうが良さそうだ。
新松弘祥さん(Team Rueda Nagoya) メリダ Scultura TEAM
この日、総合で優勝することになる「ぜろ☆しき」チームで走っていた新松弘祥さん。普段活動しているTeam Rueda Nagoyaというチーム名の通り、名古屋を拠点に実業団レースに出場しているのだそう。愛車はメリダ Scultura TEAMだ。
自転車歴3年目で3台目となるScultura TEAMを選んだ決め手は「実業団レースで戦える走行性能を持ち、コストパフォーマンスが良い」からだという。ホイールのシャフトはDTスイスのスキュアーであったり、ボトルケージはアランデールのステンレスボトルケージであったりと、新松さんが選ぶパーツは信頼できる性能を持つものばかり。
足元にはエンヴィのリムにホワイトインダストリーのハブを合わせた手組ホイールが装着されており、戦闘的なフォルムに仕上がっている。手組の理由はロードレース全般で使えるリムはエンヴィというアドバイスを仲間たちから受けたため。レースで優勝を目指す新松さんのこだわりが見て取れるバイクであった。
雑賀大輔さん(雑なネコ家族)キャニオン AEROAD CF SLX
普段は実業団レースで活躍する雑賀大輔さんの愛車は、キャニオン AEROAD CF SLX。JBCFのE1カテゴリーを走る雑賀さんがこのバイクを選んだ理由はルックスで、パーツアッセンブルのこだわりは「黒と赤のコーディネート」だという。ホイールやボトルケージ、パイオニアのパワーメーターからそのこだわりが見て取れる。
セッティングでのこだわりはSTIレバーを内側に傾けていること。「よく落車したんじゃないかと心配されますが、ハンドルを狭く握りたいので、あえてブラケットを内側に入れ込んでいるんです。でも、この前の西日本ロードクラシックで落車してしまい、バーテープが破けてしまったんですよね」と雑賀さん。ホイールには「今日はこけない!」と書き入れ気合を注入。
そんな雑賀さんはソロで出場。「奥さんと一緒に来る予定だったのでチームで参加しようと思ったんですが、奥さんがソロでというので、あえなくソロにしました」という。普段実業団レースや練習で一緒に走るメンバーたちと闘い、目標の3位表彰台という結果を残していた。
阿久津健太郎さん(C.viento)ウィリエール GranTurismo R
C.vientoの阿久津健太郎さんが駆る愛車は、緑色のコーディネートで決まったウィリエールGranTurismo Rだ。このコーディネートの肝はFFWD F6Rのグリーンステッカー仕様だと阿久津さんは言う。日本で15セットしか流通しなかったこのホイールを探しに探し、苦労して手に入れたとのことだ。
もちろんバーテープやボトルケージ、シートポストリングもグリーンカラー。身に付けるヘルメットやアイウェアもグリーン系が基本だ。C.vientoのチームウェアに黄色のアクセントカラーが採用されており、蛍光グリーンのライダーギアとの相性も良さそう。
ボトルを2つとツールケース1つを持ち運べるように、サドルにボトルケージを装着。夏場の熱中症対策としてボトル2本は欠かせないそうだ。ホビーレースを主戦場に活躍する阿久津さんの愛車は、バッチリと決まったカラーコディネートが印象的であった。
渡邉洋輔さん(駿河モンテロッソ)グラファイトデザイン METEOR
静岡県や神奈川の湘南地域のレースで活躍する強豪チームの駿河モンテロッソ。剛脚が集まっているイメージのチームだが、チームで集まりシャカリキに練習することは少ないのだそうだ。今回、愛車を紹介してくれた渡邉さんは「週末はカフェに集まったりして、まったりしていますよ」という。
渡邉さんは静岡県の中でも東部、伊豆の周辺をメインに走られているそう。そんな渡邉さんが乗る愛車は、グラファイトデザイン METEOR。愛車のこだわりはピンクのカラーリング。駿河モンテロッソのチームカラーであること、もともとピンク色系のウェアを数多く持っていたこともあり、このカラーのバイクを選んだとのことだ。
また、METEORのマットブラックと合わせるためにホイールはフルクラム RACING ZERO NITEを選んだという。コーディネートを気にしながらも、実力のある機材を選んでいることが印象的なバイクであった。