2015/12/17(木) - 09:08
GPSを搭載したサイクルコンピューターのリーディングブランド、ガーミンが、後方から接近する車両を検知するレーダーを搭載した新型テールライト「Varia J リアビューレーダー」をリリースする。
サイクリング中に後ろから車が接近していることに気が付かず、追い越される時にヒヤリとした経験があるライダーは少なくないはず。今回紹介する「Varia J リアビューレーダー」はレーダーを搭載することで、後ろから近づいてくる車両を検知しライダーに知らせてくれるという画期的なデバイスである。Varia Jはレーダー搭載のテールライトと専用のディスプレーユニットもしくはガーミンEdgeシリーズで構成される。
テールライトには8個の赤色LEDが配置される。レーダーによって車両の接近を検知し、距離が縮まるにつれてLEDの点灯する数が増えていく。車が近づけば近づくほど、アピールを強めていくことで後続車両に注意を促し、高い安全性を確保できる。点灯と点滅の2パターンが用意されており、状況によって使い分ける事が可能である。
加えて、ユニットディスプレーもしくは、Edge1000J、520J、25Jといったガーミンのサイクルコンピューターと同期させることで、車両の接近状況を把握できるようになる。ディスプレーでは接近する車両の台数と距離を簡易的に教えてくれるため、安全確認のために後ろを振り向く必要が減り、ライドの安全性を高めてくれるだろう。
ユニットディスプレーとリアビューレーダーはそれぞれの電源をオンにすると自動的にペアリングが行われる。ユニットディスプレーのみが起動し、レーダー本体と同期ができていない場合は、ディスプレーの赤色LEDが点灯するようになっている。現在、VariaJとの対応が確定しているEdgeシリーズの機種はEdge1000J、520J、25Jの3種類。Edge1000Jはソフトウェアを最新版(12/9現在)にすることで、Varia Jとのペアリングが可能となっている(520J用は近日公開予定だ)。
実際に、Edge520Jとペアリングして使用してみたところ、車両を検知するとまずはガーミンのサイクルコンピューターでお馴染みの「ピッ」という音で知らせてくれる。そして、画面の両脇がオレンジ色となることで危険度を示してくれる。同時に車両が白いドットが表示され、接近中の車両との距離を直感的に把握することができる。
ライドが終わった後にユニットディスプレー、サイクルコンピューターの電源を切ると、自動的にレーダーの電源もOFFになるため、電池の消耗も最低限に抑えることができる。
Varia Jの要となるレーダーには、自動車の衝突防止システムにも使用されているミリ波レーダーを採用。雨天・降雪時や霧などによって視界が悪い時であっても、Varia Jのレーダーは車両を捉えてくれるだけの性能を有している。
検知可能な範囲は左右40°、距離は自動車で最大140m、バイクなら最大100m、自転車であれば13m後方からとなっている。同時に8台までの車両を探知することができるようになっているため、車列の切れ目なども把握しやすい。
10km/hから160km/hまでの間で動く車両を捉えるが、自分との速度差が11km/h以上無い車両は検知しないことには注意が必要だ。また、一方で、接近する2台の車両それぞれの間隔が狭い際は、1台として検知する場合もある。
レーダー本体とディスプレイユニットはいずれも充電式のリチウムイオンバッテリーを使用している。レーダーはライトが常時点灯モードなら5時間、点滅ならば約8時間継続して使用可能。ディスプレイユニットは約10時間連続して稼働できる。ブルベなど、200kmを超えるような長距離ロングライドには足りないが、日帰りライドには十分なランタイムだろう。
本体の寸法は4.4×7.3×2.3cm。横長の直方体という、テールライトとしてはあまり見ない形状となっている。IPX7という優れた防滴性を備えているため、突然の降雨でも浸水による故障は少ないだろう。取り付けはゴムバンドにて行い、27~31.8mmという通常の丸断面ポストに加えて、付属のアタッチメントを使用すればエアロシートポストにも対応可能だ。
ディスプレイユニットは6.0×3.4×1.9cmというサイズ。幅は3.4cmと短いため、混み合いやすいハンドルバー周りにも無理なく装着することができるはずだ。ガーミンのEdgeシリーズと同様のマウントを使用するため、純正および、サードパーティ製のEdgeシリーズ対応のアウトフロントマウントなども利用可能。
既にEdge 1000JなどVaria Jに対応しているサイクルコンピューターを持っているユーザー用にテールライト単体での販売と、ディスプレーユニットとのセット販売の2種類が用意される。価格は単体で24,800円(税抜)ディスプレーユニットセットで36,800円(税抜)となる。
ガーミン Varia J リアビューレーダー
価 格:36,800円(税抜、セット)、24,800円(税抜、単体)
発売日:2015年12月17日(水)
本体仕様
サイズ:4.4×7.3×2.3cm
重 量:63.5g
バッテリー:リチウムイオン電池
ランタイム:約5時間(点灯)、約8時間(点滅)
防水仕様:日常生活防水(IPX7)
動作温度:-20°C~50°C
転送周波数/プロトコル: 2.4GHz/ANT+ワイヤレス
ディスプレーユニット仕様
サイズ:6.0×3.4×1.9 cm
重 量:28.5g
バッテリー:リチウムイオン電池
ランタイム:約10時間
防水仕様:日常生活防水(IPX7)
サイクリング中に後ろから車が接近していることに気が付かず、追い越される時にヒヤリとした経験があるライダーは少なくないはず。今回紹介する「Varia J リアビューレーダー」はレーダーを搭載することで、後ろから近づいてくる車両を検知しライダーに知らせてくれるという画期的なデバイスである。Varia Jはレーダー搭載のテールライトと専用のディスプレーユニットもしくはガーミンEdgeシリーズで構成される。
テールライトには8個の赤色LEDが配置される。レーダーによって車両の接近を検知し、距離が縮まるにつれてLEDの点灯する数が増えていく。車が近づけば近づくほど、アピールを強めていくことで後続車両に注意を促し、高い安全性を確保できる。点灯と点滅の2パターンが用意されており、状況によって使い分ける事が可能である。
加えて、ユニットディスプレーもしくは、Edge1000J、520J、25Jといったガーミンのサイクルコンピューターと同期させることで、車両の接近状況を把握できるようになる。ディスプレーでは接近する車両の台数と距離を簡易的に教えてくれるため、安全確認のために後ろを振り向く必要が減り、ライドの安全性を高めてくれるだろう。
ユニットディスプレーとリアビューレーダーはそれぞれの電源をオンにすると自動的にペアリングが行われる。ユニットディスプレーのみが起動し、レーダー本体と同期ができていない場合は、ディスプレーの赤色LEDが点灯するようになっている。現在、VariaJとの対応が確定しているEdgeシリーズの機種はEdge1000J、520J、25Jの3種類。Edge1000Jはソフトウェアを最新版(12/9現在)にすることで、Varia Jとのペアリングが可能となっている(520J用は近日公開予定だ)。
実際に、Edge520Jとペアリングして使用してみたところ、車両を検知するとまずはガーミンのサイクルコンピューターでお馴染みの「ピッ」という音で知らせてくれる。そして、画面の両脇がオレンジ色となることで危険度を示してくれる。同時に車両が白いドットが表示され、接近中の車両との距離を直感的に把握することができる。
ライドが終わった後にユニットディスプレー、サイクルコンピューターの電源を切ると、自動的にレーダーの電源もOFFになるため、電池の消耗も最低限に抑えることができる。
Varia Jの要となるレーダーには、自動車の衝突防止システムにも使用されているミリ波レーダーを採用。雨天・降雪時や霧などによって視界が悪い時であっても、Varia Jのレーダーは車両を捉えてくれるだけの性能を有している。
検知可能な範囲は左右40°、距離は自動車で最大140m、バイクなら最大100m、自転車であれば13m後方からとなっている。同時に8台までの車両を探知することができるようになっているため、車列の切れ目なども把握しやすい。
10km/hから160km/hまでの間で動く車両を捉えるが、自分との速度差が11km/h以上無い車両は検知しないことには注意が必要だ。また、一方で、接近する2台の車両それぞれの間隔が狭い際は、1台として検知する場合もある。
レーダー本体とディスプレイユニットはいずれも充電式のリチウムイオンバッテリーを使用している。レーダーはライトが常時点灯モードなら5時間、点滅ならば約8時間継続して使用可能。ディスプレイユニットは約10時間連続して稼働できる。ブルベなど、200kmを超えるような長距離ロングライドには足りないが、日帰りライドには十分なランタイムだろう。
本体の寸法は4.4×7.3×2.3cm。横長の直方体という、テールライトとしてはあまり見ない形状となっている。IPX7という優れた防滴性を備えているため、突然の降雨でも浸水による故障は少ないだろう。取り付けはゴムバンドにて行い、27~31.8mmという通常の丸断面ポストに加えて、付属のアタッチメントを使用すればエアロシートポストにも対応可能だ。
ディスプレイユニットは6.0×3.4×1.9cmというサイズ。幅は3.4cmと短いため、混み合いやすいハンドルバー周りにも無理なく装着することができるはずだ。ガーミンのEdgeシリーズと同様のマウントを使用するため、純正および、サードパーティ製のEdgeシリーズ対応のアウトフロントマウントなども利用可能。
既にEdge 1000JなどVaria Jに対応しているサイクルコンピューターを持っているユーザー用にテールライト単体での販売と、ディスプレーユニットとのセット販売の2種類が用意される。価格は単体で24,800円(税抜)ディスプレーユニットセットで36,800円(税抜)となる。
ガーミン Varia J リアビューレーダー
価 格:36,800円(税抜、セット)、24,800円(税抜、単体)
発売日:2015年12月17日(水)
本体仕様
サイズ:4.4×7.3×2.3cm
重 量:63.5g
バッテリー:リチウムイオン電池
ランタイム:約5時間(点灯)、約8時間(点滅)
防水仕様:日常生活防水(IPX7)
動作温度:-20°C~50°C
転送周波数/プロトコル: 2.4GHz/ANT+ワイヤレス
ディスプレーユニット仕様
サイズ:6.0×3.4×1.9 cm
重 量:28.5g
バッテリー:リチウムイオン電池
ランタイム:約10時間
防水仕様:日常生活防水(IPX7)
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