2009/05/06(水) - 12:50
2009年2月にオープンした総合サイクリングステーション「シクロパビリオン」。関東圏のサイクリストに日帰りサイクリングや各種スクールを提案しているこの施設にお邪魔して、いったいどんな施設なのかを紹介しよう。
「エキップアサダ」が運営するシクロパビリオンは、関越自動車道東松山インターより3㎞、東武東上線森林公園駅南口より2.5㎞にある。道路沿いにあるが、周囲はのどかな風景がひろがる。
やや駅から遠いが、主催イベントへの参加の際などに事前にお願いしておけば駅までの送迎もお願いできるという。だから手ぶらでもOK。バイクをガレージに保管する人もいるので、ありがたいサービスだ。
受付棟の小奇麗な入り口を入ると、そこがリラックススペース「ル・サロン」だ。歓談、休憩スペースとなっており、ソファの設置してある一角ではビデオ映像を見ながらレア雑誌等の揃った自転車文庫で楽しめる、サイクリングの前後にリラックスして休めるスペースになっている。
自転車好きの私にとっては、思わず根が生えそう...。溜まり場になるのでは、との質問をすれば、「どうぞ溜まってください」と浅田さん(笑)。
脇にはさながらバーのようなカウンターがあり、ドリンクなどが用意される。注文に応じてだけど、梅酒カクテルなんかも楽しめるぞ。コーヒー等は常時無料。そのほか好みのドリンクも購入可能。もちろん梅丹本舗のサプリメントなんかも常備してある。
室内ミーティングスペースには机と椅子が設置されていて、ここで座学を中心とした講習会が開かれるようだ。イベント出走前の事前のレクチャーもここで受けることになる。
敷地奥のガレージ風の巨大な建造物が300平米の敷地面積を誇る屋内型多目的スペース「レスパス」だ。
「エスパス」はフランス語で“スペース”を意味するだけあって、2トントラック4台程度が余裕で収まってしまう広さ。ここでならローラー台を並べたスピニングや、コーンを並べてのスラローム走行も可能だろう。雨で屋外イベントが困難なら、ここを利用してのセミナーも可能だと感じた。
レスパス屋内の脇のスペースに設置されたコンテナボックスは、自分のバイクを預けることができるマイバイクストレージスペースだ。月3,000円の管理費で、自分のバイクを預かってくれる。都心に住む人でシクロパビリオンを拠点として自転車を楽しみたい人が自転車を預けて手ぶらでやってくるとに対応してくれる。
メカニック作業スペースも用意されてあり、もちろん本格的なセルフメンテナンスにも対応できそうだ。
レスパス内にはレンタサイクルも揃っている。マウンテンバイクやクロスバイク、子供車など、初心者向けの自転車も揃っているので、初心者の体験ライドにも対応してくれる。たとえば家族で来ても、パパは本格的なライディングツアーに参加して、同行したママと子供でこういった自転車を借りて周辺を散策するというのも良いだろう。もちろん初心者向けイベントメニューが併催されていればそちらに参加して家族全員で自転車を楽しむこともできそうだ。
受付棟の奥には更衣室、トイレ、ロッカーも用意されている。 女性の来場者も多く見込んでいる施設という事で、その清潔感ある雰囲気に細かな気遣いを感じる。イベントの後にサッパリして帰れるのはやっぱりうれしいものだ。
EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインのチーム本拠だけあって、もちろんチームウェアの類は常備してあって、ソックスやサコッシュ、応援グッズなんかもあり、購入可能だ。チームの応援の意味で購入、忘れ物ついでに購入と、シクロパビリオンに通ううちにエキップアサダの「レプリカ君」が出来上がる(笑)?
訪問した日は週末とあって、イベントに参加する人たち、そして地元のサイクルクラブの人たちが大勢やってきた。立地が自転車の練習コースとして人気のエリアにあるだけに、ここを通りかかった人たちが気軽に立ち寄っていくんだそうだ。こ~ぢ館長や浅田監督に会えるとあって、皆少しぐらいの遠回りをしてでも休憩がてらのぞいていくのだ。
この日勢ぞろいは地元のクラブBOSCHの人たち。とくにイベントに出るわけでなく、クラブランの途中だそうだった。そしてときどきクラブで参加しては楽しんでいるそうだ。
シクロパビリオンでは参加者へのケアが十分行き届くように少人数制でのイベントを心がけているそうで、いずれのイベントもこじんまりと開催されている。だからこ~ぢ館長や浅田監督ともゆっくりお話しする機会があるし、直接フォームを見てもらったり、テクニック向上の相談に十分のってもらえる。
イベントに参加してみて、その距離の近さに驚いた。そして、心のこもったレクチャーや一緒に走りながら教えてくれるイベントに、感動してしまった。もちろんためになったのは言うまでも無い。
イベント参加ごとにこ~ぢ館長からイラストシールももらえて、個人的にはこれを集めれるように頑張ろうと思ってしまった(笑)。
そのあたりの体験記は別ファイルで紹介していくので参考にして欲しい。
また、シクロパビリオンの概要についてはオープン時の紹介記事を参照して欲しい。
text:中曽佑一
photo:綾野 真
「エキップアサダ」が運営するシクロパビリオンは、関越自動車道東松山インターより3㎞、東武東上線森林公園駅南口より2.5㎞にある。道路沿いにあるが、周囲はのどかな風景がひろがる。
やや駅から遠いが、主催イベントへの参加の際などに事前にお願いしておけば駅までの送迎もお願いできるという。だから手ぶらでもOK。バイクをガレージに保管する人もいるので、ありがたいサービスだ。
受付棟の小奇麗な入り口を入ると、そこがリラックススペース「ル・サロン」だ。歓談、休憩スペースとなっており、ソファの設置してある一角ではビデオ映像を見ながらレア雑誌等の揃った自転車文庫で楽しめる、サイクリングの前後にリラックスして休めるスペースになっている。
自転車好きの私にとっては、思わず根が生えそう...。溜まり場になるのでは、との質問をすれば、「どうぞ溜まってください」と浅田さん(笑)。
脇にはさながらバーのようなカウンターがあり、ドリンクなどが用意される。注文に応じてだけど、梅酒カクテルなんかも楽しめるぞ。コーヒー等は常時無料。そのほか好みのドリンクも購入可能。もちろん梅丹本舗のサプリメントなんかも常備してある。
室内ミーティングスペースには机と椅子が設置されていて、ここで座学を中心とした講習会が開かれるようだ。イベント出走前の事前のレクチャーもここで受けることになる。
広くてびっくり! 多目的スペース”レスパス”
敷地奥のガレージ風の巨大な建造物が300平米の敷地面積を誇る屋内型多目的スペース「レスパス」だ。
「エスパス」はフランス語で“スペース”を意味するだけあって、2トントラック4台程度が余裕で収まってしまう広さ。ここでならローラー台を並べたスピニングや、コーンを並べてのスラローム走行も可能だろう。雨で屋外イベントが困難なら、ここを利用してのセミナーも可能だと感じた。
バイクを預かってくれる「マイバイクストレージ」
レスパス屋内の脇のスペースに設置されたコンテナボックスは、自分のバイクを預けることができるマイバイクストレージスペースだ。月3,000円の管理費で、自分のバイクを預かってくれる。都心に住む人でシクロパビリオンを拠点として自転車を楽しみたい人が自転車を預けて手ぶらでやってくるとに対応してくれる。
メカニック作業スペースも用意されてあり、もちろん本格的なセルフメンテナンスにも対応できそうだ。
子供車から揃ったレンタルバイク
レスパス内にはレンタサイクルも揃っている。マウンテンバイクやクロスバイク、子供車など、初心者向けの自転車も揃っているので、初心者の体験ライドにも対応してくれる。たとえば家族で来ても、パパは本格的なライディングツアーに参加して、同行したママと子供でこういった自転車を借りて周辺を散策するというのも良いだろう。もちろん初心者向けイベントメニューが併催されていればそちらに参加して家族全員で自転車を楽しむこともできそうだ。
シャワー&更衣室も完備
受付棟の奥には更衣室、トイレ、ロッカーも用意されている。 女性の来場者も多く見込んでいる施設という事で、その清潔感ある雰囲気に細かな気遣いを感じる。イベントの後にサッパリして帰れるのはやっぱりうれしいものだ。
ウェア等グッズも常備
EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインのチーム本拠だけあって、もちろんチームウェアの類は常備してあって、ソックスやサコッシュ、応援グッズなんかもあり、購入可能だ。チームの応援の意味で購入、忘れ物ついでに購入と、シクロパビリオンに通ううちにエキップアサダの「レプリカ君」が出来上がる(笑)?
少人数制でサポートバッチリのイベント
訪問した日は週末とあって、イベントに参加する人たち、そして地元のサイクルクラブの人たちが大勢やってきた。立地が自転車の練習コースとして人気のエリアにあるだけに、ここを通りかかった人たちが気軽に立ち寄っていくんだそうだ。こ~ぢ館長や浅田監督に会えるとあって、皆少しぐらいの遠回りをしてでも休憩がてらのぞいていくのだ。
この日勢ぞろいは地元のクラブBOSCHの人たち。とくにイベントに出るわけでなく、クラブランの途中だそうだった。そしてときどきクラブで参加しては楽しんでいるそうだ。
シクロパビリオンでは参加者へのケアが十分行き届くように少人数制でのイベントを心がけているそうで、いずれのイベントもこじんまりと開催されている。だからこ~ぢ館長や浅田監督ともゆっくりお話しする機会があるし、直接フォームを見てもらったり、テクニック向上の相談に十分のってもらえる。
イベントに参加してみて、その距離の近さに驚いた。そして、心のこもったレクチャーや一緒に走りながら教えてくれるイベントに、感動してしまった。もちろんためになったのは言うまでも無い。
イベント参加ごとにこ~ぢ館長からイラストシールももらえて、個人的にはこれを集めれるように頑張ろうと思ってしまった(笑)。
そのあたりの体験記は別ファイルで紹介していくので参考にして欲しい。
また、シクロパビリオンの概要についてはオープン時の紹介記事を参照して欲しい。
text:中曽佑一
photo:綾野 真